不可解な言動 その1

ページ名:不可解な言動 その1

 

各CHAPTERにおいて、もし管理人がその場に居合わせた or 当の本人だったなら、以下のような疑問を持った & 相手に質問したであろう内容をまとめてみました。

ゲーム内の本文に誤訳 & 表現ミスがない(キャラの発言が正しい)という前提で、不可解な場面をいくつかピックアップしています → もちろん、その際は後に明らかとなる事実などを一切知らない状況下での話です(いわゆる『未来の情報をなぜか最初から知っている人物』ではありません)。

『会話を直接聞くのと文字として認識するのとでは、気付かなかった部分がよくわかる』&『ただでさえ死亡確率が高い地上任務において、最低でも常に鋼鉄製の橋を叩いて渡るくらいの用心深さがないとニケの戦闘訓練 or 慰安旅行になってしまう = 最初の緊張感はどこへ行った?』と思ったからこそ、あえて取り上げてみました。

『CHAPTER内容』で新規ページが公開 & 本記事に該当する内容が含まれていた場合、こちらも同時に更新します。

 

上記の目安にも当然個人差があるため、内容的に「特にそう思わない」or「判定基準が少し厳しいのでは?」といったものが含まれている可能性は否めません。

あまりにも極端な例(『マリアンの目が赤い原因を最初から見抜けなかったのはおかしい』など)にならぬよう注意を払っておりますが、もし何か気になる点などがございましたら、お気軽にコメントしていただければ幸いです。

ただし、ご指摘の際はそのように判断された根拠などをご提示くださいますよう、よろしくお願い致します → 特に理由も明示せず、「それは違う」と反論されるだけでは意見交換ができませんので何卒ご遠慮ください。

 

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CHAPTER.00:ラプチャーと遭遇 or 戦闘開始を告げる「エンカウンター」

・これ以降、ニケ達が各所で事あるごとに叫ぶようになります(意味は『遭遇』です)。

・先にラプチャーから攻撃され、その状況を仲間に知らせる目的(CHAPTER.13のトーカティブみたく、最初から相手が目の前にいる状態)で「エンカウンター」と叫ぶのは十分理解できますが、こちらが先にラプチャーを発見 & これから攻撃を仕掛ける際はすでに「エンカウンター」しています⋯⋯よね?

・例えば戦国時代の合戦で両軍が対峙した際、武将の「突撃!」という号令で敵陣になだれ込むシーンが「遭遇!」だったら、足軽達はどこから敵が襲撃(不意討ち)してきたのかと周囲を警戒 & パニック必至でしょう → 相手に「何か敵方が騒がしいけど、もしかして今って好機なんじゃ⋯⋯?」と判断され、短時間で敗北の憂き目に遭ってもおかしくありません。

・カウンターズの某黄色ニケなら、「⋯⋯あのね、もう(エンカウンター)してるし、そんなの見ればわかるから繰り返さなくていいわよ」とか言いそうです。

・せめてイベント『OVER ZONE』の某ピンクリーダーみたく「ゴッデス部隊、レディ」or そこまで真似なくてもラピ & D風に「殲滅(排除)開始」とか、ネオン & ヘルム風に「全火力集中(開放)」などの方が格好いいと思うのです。

・もしかすると、ニケ達は『エンカウンター病』なるもの(「戦闘前は必ずエンカウンターと叫べ」のような、NIMPHによる強制命令を忠実に実行しているだけ = もはや一種の侵食状態)に罹患しているのでしょうか?

・現代の戦場 or 軍隊でも同じことをしているのであれば話は別ですが、もしこの件に関して詳しい方がいらっしゃいましたらぜひ教えていただきたいです。

 

CHAPTER.01:主人公に任務内容 & 座標を教えていない疑惑

・通信回復後、ラピがシフティーとの会話中で「新しい指揮官と合流できた」と言っているため、「前指揮官が死亡したから代わりを送ってほしい」などの内容をアークに伝えていたことは間違いありません。

・いくら人手不足 or 緊急を要する状況だったかもしれないとはいえ、昨日士官学校を卒業したばかりの主人公に任務内容すら通知なし or 輸送機内で伝達予定だったという状況も考えにくいです。

・しかし、輸送機墜落後にラピ & アニスと合流してようやく理解したかのような印象があるため、何も知らされないまま地上任務に投入されたという流れの方が自然でしょう。

・「じゃあ、主人公は最初から自分で何もしなかった(誰かに任務内容を聞いたりしなかった)のか?」と問われれば返答に窮するところですが、ニケ管理部の上司から「適当に新人を向かわせて対処しろ & そいつからの質問は一切受け付けない」みたいな指示があったのかもしれません。

・もはやほぼ全て憶測でしか語れませんが、1つだけ明白な事実を挙げるとすれば、『こんな指揮系統ではいつまで経っても統率のとれたラプチャーに勝てるはずがない』ことです。

 

CHAPTER.02:『高圧電流』って一体何のこと?

・そもそも言葉自体がおかしい(物理学や電気工学では誤った表現 & 造語に近い)ため、当然話の内容も無茶苦茶 & 支離滅裂になっています → 管理人的には、S〇AP細胞に関する論文内で『NaCl(塩化ナトリウム)』の化学式を『NaC1』と記述 (コピペしているのが一目瞭然)するなど、一時期かなり話題になった某理系女性と同じレベルです。

・具体的にニケがどれだけの高電圧 & 高電流(おそらくこれを一言で表現したかったと推測)に耐えられるかは不明ですが、人間であれば電圧は42V(一般的に『42 = 死に』ボルトと言われる)& 電流はわずか100mA(ミリアンペア)ほどが限界です(詳細はこちら)。

・しかし、会話中でラピが「まず線路の電流を遮断しよう」と発言しており、一言も電圧の話は出てきません → となれば、上記の『高電圧 & 高電流』ではなく、単純に『高電流』という意味になってしまいます(この内容にもツッコミを入れたいのですが、あまりにも担当者が電気についての理解が浅い or 下調べしていないことは確実なため無視します)。

・さらにネオンのゴム長靴発言後、シフティーが「人間が近づくだけで(死にますから)⋯⋯!」と話している内容を加味すると、『人間が近づいただけでも危険な高電流』という意味になります。

・では一体どれほどの電流に相当するのかと言えば⋯⋯そんなものはワカリマセン(最初から電圧の話であればまだしも、話の内容が破綻しすぎて推測しようもない)→ 雷を基準にするのであれば最低でも1000Aですが、仮にニケが人間の100倍耐えられるとしてもわずか10A(たったの1%)ですので、数値的にも『高』いとは言えないでしょう。

・もし雷の電力を何らかの形で貯留可能だった場合、1回の落雷は『一般家庭約50日間の電力』に相当するそうです(詳細はこちら)→ 任務の途中でシフティーが「(人口1000万人が住む超巨大地下都市)アーク内の全施設を2ヶ月稼働させられる」と話しており、この時点で管理人が何を言わんとしているか、聡明な諸兄の方々はもうお分かりですよね⋯⋯?

・そう、ラプチャーを逃がさない目的だけのために、ただでさえ資源 & エネルギー不足なアークがこのような無駄遣いをするはずがないのです → 雷の電力が約1億V & 20万A(アウターリムの人間を除くアーク市民900万人 = 500万世帯)だと仮定して軽く計算しただけでも、60 × 500万 ÷ 50 = 雷600万発分のエネルギーを人類の敵に無償で献上しているわけです。

・『高圧電流』というたった一言で、これだけボロが出まくるストーリーを管理人は知りません(世の中は広いため、上には上がいると思いますが)→ とりあえず、少なくともニケは『人間であれば3mの距離を取らなければ危険』な25万Vの高電圧が流れている場所にも耐えられることだけは判明しました(最初のリンク先より)。

 

CHAPTER.03:ミハラの早計な判断

・追跡中にトーカティブの足跡が途切れた際、建物の壁を踏んで移動している痕跡を発見したにもかかわらず、ラプチャーに知能がない(「追いつかれたら逃げる」というアルゴリズムに過ぎない)と発言しています。

・トーカティブのものと断定できるほど特徴的な足跡を持つ = ラプチャーの常識から乖離していると知りながら、知能に関する部分は既存種同様と思い込んでいる時点で浅慮(頭が固い)と言わざるを得ません。

・『特殊個体』と呼称されるにはそれ相応の理由がある & 今までに発見した足跡から2足歩行と見抜けなかったのも謎です。

・両手も足跡と同じ形状をしているのであれば話は別ですが、トーカティブがゴリラのような移動方法だったとしても、4つのうち2つは『足跡』ではないとすぐに判別できるはず → しかも直接姿を確認 & 交戦したわけでもないのに、なぜそんなに自信満々なのか不思議で仕方ありません。

・熊で例えるならば、『近隣に出没する個体の大きさなどは熟知しているが、最近になって通常の習性と異なる行動をとりだした →「どうせあいつらは大した知能がないから大丈夫 or 単にそう見えるだけ」と思考停止している』ようなものです。

 

CHAPTER.04:シュエンの意味不明な情報隠蔽

・CHAPTER.03冒頭で、ワードレスにもトーカティブの情報を知らせず捕獲命令を出しているニュアンス発言はありましたが、管理人は「それでも必要最低限のことは教えているだろう」と思っていました → しかしミハラの話をよくよく聞いてみると、一切教えていないことが確実になりました。

・40人以上の指揮官 & 多数のニケを犠牲にして何らかの情報を得ておきながら、それを全て秘匿して味方の部下ですら死地に送り込むのですから失敗して当然 & ワードレスの能力(自社の製品)を過大評価しすぎな無能上司の典型です。

・最初からそれなりの下地(資金なり情報なり)を整えてやれば成功率が上がる & 失敗すればまた人員を確保し直して最初からやり直し = コストがかさむと思うのですが、なぜトップがそういう判断を下せないのか不思議でなりません。

・戦争で例えるならば、『敵戦力の配置を含む情報が一切不明 & 圧倒的な兵器を持つ敵陣のど真ん中に通信不可能な状態でお前たち6名を放り込むから、2日以内に顔 & 居場所すら判明していない敵指揮官を捕虜にして生還+失敗したら捏造した書類を公表 &( 口封じのため)お前たちは死刑』と命令しているようなものです。

 

CHAPTER.04:主人公のあり得ない行動

・いくら権力のあるシュエンから一方的に命令されたとはいえ、事前に上司を含む関係各所に連絡することなく地上へ赴くのは、擁護しようもない自分勝手な行為と言わざるを得ません。

・通信が繋がったシフティーから開口一番「いったいどういうおつもりなんですか!!」と怒られるのは当たり前で、「軍法会議にかけられますよ!」との言われて初めて事の重大さに気付いたのか、「シュエンが⋯⋯」としか弁明の言葉が出てこないのはあまりにも情けないです。

・ウンファの機嫌が悪い & 毒を吐かれるのも無理はなく、彼女の立場からすれば「士官学校卒 & ニケ管理部に在籍しながら超基本的なことすらできないバカのために、貴重な資源を消費 & エリシオン最強部隊の私達を動員してまで救助しに行く必要があるのか」と考えた可能性は高いでしょう。

・決して『士官学校は世間知らずが多い or 指揮官になったばかりだから仕方ない』で済むような話ではなく、新人指揮官と言えども許容可能なミスの一線(スキージャンプで言うところのK点)を軽く越えています。

・軍で例えるならば、『大きな影響力を持つ兵器開発メーカーのトップが突然無理難題を押し付けてきたので、上官に何の報連相もすることなく、自己判断で兵器を持ち出して行動した』ようなものです。

 

CHAPTER.04:自分の立場を全く理解していない主人公

・まだこの時点では『どういうわけか異常な戦果を挙げる新人指揮官』の立ち位置でしかないのに、なぜかワードレスに対して記憶消去の件を「何としてでも助ける」と約束しています。

・すでにシュエン以上の強大な権力を保持 or 確実な切り札があるならともかく、指揮官になって(CHAPTER.00の内容から計算すると)わずか3日の男ができることなど皆無です(『副司令官の息子』だったとしてもまず無理でしょう)。

・助けたい気持ちが本物であることは疑う余地もありませんが(マリアンの一件があったため)、具体的な方法を明示できないのは相手に『口先だけの気休め』と思われても仕方がないでしょう。

・ミハラから「何をどう助けてくれるのかしら?」と尋ねられても「何としてでも助ける」で終わっているため、端から見ればその場の勢いで答えたようにしか映りません(聡明な諸兄が彼女の立場なら、このような男に期待すらしないはず)。

・本来は最低でも懲戒免職(記憶消去)、下手をすれば命で償わされる(廃棄)かもしれない状況ですので、管理人ならこのような無責任な発言など口が裂けても言えません → もし声を掛けたとしても「俺の上司や周囲のみんなに掛け合って出来るだけのことはしてみるけど期待しないでくれ」程度です。

・会社で例えるならば、『入社数日の新入社員が、大損害を叩き出した同僚に対する最高責任者からの処罰命令を「俺が何とかしてやるから心配するな」と励ましている』ようなものです。

 

CHAPTER.06:トーカティブの『内部地図を捏造した』発言

・ラピが「ハッキングは人間技術の真髄」と言っているため、彼ではなくアーク内通者の犯行と考えるのが一般的です。

・しかし彼は「捏造した」と明言 =「自らの手で細工した」という意味になり、内通者からPWなどを教えてもらわない限り無理だと思われます → それならば、なぜ「(内通者に)捏造してもらった」と言わなかったのか。

・さらに彼はタイラント級の巨体 & あのようなゴツい腕にある指先で、人間用のキーボード(パネル)を操作できるのかすら怪しい → おまけにどうやって基地内部に入った(正確に言えば『そこまで広い基地なのか』)のかも不明。

・『ニケの骨(詳細はこちら)』同様、言葉のあやかもしれませんが、管理人的にはもう少し配慮してもらいたいです。

 

CHAPTER.07:ルドミラからの忠告を半日も経たずに忘れる主人公

・逃走したトーカティブを追うスノホワに「役に立たないからお前は帰れ」と言われるが、またも「きっと役に立つから一緒に行く」と何の根拠もない理由を挙げて無謀な行動に出ます。

・ニケの走る速度に追いつくだけでも大変 & 最悪な環境下(極寒+足場が雪)にありながら、なぜここまで自信満々な発言ができるのか理解できません(アークに住む子供でも、人間の能力がニケに遠く及ばないことなど常識のはず)。

・主人公的には「この機を逃したら次回スノホワに会えるかどうかすらわからない」という気持ちがあったのかもしれませんが、彼女を探している理由などを全く説明することなくこのような発言をするのは、空気を読めないにも程があります(そもそも彼女は急を要しているため、そんな時間など最初からありませんが)。

・100歩譲って「現在地が分からないから帰る方向を教えてくれ」ならまだしも、CHAPTER.06で雪崩の恐怖 & 寒さによる急激な体力の消耗などを経験済みでこの言動ですから、よほどの自信家 or 成り行き任せの超楽天家なのでしょう。

・適切な防寒装備 & 外骨格のおかげで走行に問題がなかったとしても、内部に熱がこもる or 汗をかく → 周囲の冷気により熱を奪われて体が冷える or 凍るため、激しい運動はもってのほかです(当然移動による体力の消耗も半端じゃない)。

・北部地域の気温 & 積雪量などの状況は不明ですが、北欧旅行中に凍死しかける &『寒さが限界突破すると急激な眠気に襲われる』現象も体験済な管理人に言わせれば自殺行為同然です(ラプチャーもその辺にうようよいますし)。

・もし主人公と全く同じ状況(現在地不明+ラプチャーに通用する火器さえ未所持+敵にモダニアが合流+カウンターズの位置も不明)に置かれた場合、管理人なら『手短に事情を説明して会う約束を取り付ける & 帰り道を教えてもらい、真っ先にカウンターズと合流(自分の命を優先)』します。

・『ニケは人間を守る』という大前提があるため殺されはしないでしょうが、未知のニケであるピルグリムが助けてくれるとは限りません(スノホワ視点では何かしらの理由でトラブルに巻き込まれているようにしか見えないため、主人公が人間とニケの関係を利用して、上手く立ち回った可能性も少なからずあるのかもしれません)。

・遭難事故で例えるならば、『雪山で迷子になり現在地が全く分からない状況で、偶然出会った素性もよく分からない相手(現実世界なら身ぐるみはがれて殺される可能性もあり)に「俺と一緒に行けば役に立つぞ?」と言う』ようなものです。

 

CHAPTER.07:意味不明な設定 & 用語連発

・スノホワがモダニアと戦闘状態に突入した際、謎の防御壁 & 担当者の変な和訳による文章 × 2が登場するため、前者の件に絡め、後者についても言及します。

こちらの内容と同様、この時モダニアがスノホワの5m手前にいた場合、彼女が展開した磁場?は少なくとも彼女だけを覆う形のはず → 本文で『モダニアに届くことなく爆破した』とありますが、正しくは『爆散(爆発)した』です。

・その理由は『例えばスノホワの1m手前まで磁場?を広げていたならば、発射した瞬間に弾丸が爆発するため、銃の暴発 or 他の原因なのか区別がつかない』ため → この時にモダニアが「単身でこの程度の武器とは、少し驚きました」と発言しており、正しくは『単身でこれほどの武器(の威力がある)とは~』です。

・ご存じのとおり、スノホワの対艦ライフルはトーカティブの自己修復が追い付かないほど身体に大穴を開ける威力を誇りますが、そんなものを磁場?ごときで『爆発』(弾く = 無力化などではないことに注意)させられる原理が全くワカリマセン(上述したCHAPTER.02の『高圧電流』も含め、ぜひ担当者に詳しく説明していただきたいものです)。

・さらにその後、主人公がカウンターズへの救援信号として空中に撃った弾丸が、なぜか『何かに命中した描写もないのに爆発』&『偶然近くにいたラピ達が気付く』という話になります。

・前者は元々そのような仕様だった可能性が十分考えられるため問題ありません → しかし、後者はカウンターズが絶妙のタイミングで登場しており、なぜすぐ近くにいたのかという疑問が発生します(その理由は不明ですが、もしかすると『主人公が位置情報発生装置なるものを最初から所持していた』のかもしれません)。

 

CHAPTER.07:ネオンの意味深(?)発言

・1ヶ月の休暇後、ネオンから弾丸についての調査報告を受けた際、「エクシアによれば物質に関するデータベースが消去されたそうです」と発言しています。

・しかし、最初から存在していなければ「~に関する情報がデータベースにも見当たりませんでした」& かなり以前に削除されたのであれば「~が消去されていました」のような受け答えになるはずです。

・つまり、ネオンの報告は「最近何者かが消した」という意味になり、その人物は『主人公がピルグリムから弾丸を受け取った事実 & その中身まで知っている』ことになります(彼女以外の全員が華麗にスルーしているため、ぼーっと話を聞いていた or 全く気が付かなかった、のどちらかでしょう)。

・一応彼女はスパイですから、調査対象であるカウンターズにこっそりヒントを与えていたと考えるのは話が飛躍しすぎでしょうか? → もしこの時彼女が『ブラックネオン』だったならば、「せっかくヒントをあげたのに、誰も気付かないなんてバカばっかり」と、某ピンク髪ピルグリムのような邪悪な笑みを浮かべていたに違いありません。

 

CHAPTER.08:エクシアが指定した箱をラピに開けさせる

・ラピが本当に記憶消去されたか否かが気になって確かめるための策略とはいえ、ラピが3年前爆発事故に遭ったものを使って検証するのは理解不能です。

・記憶消去前のラピがどのような人格だったかなどをエクシアが事前に調査した可能性もありますが、本編の内容的にそんなデータ(あるとすればエリシオンの機密レベルに相当する場所)をハッキングした上で試したとは思えません。

・彼女曰く「データベースにも爆発情報 & 開封方法は未記載のため、過去の知識 or 体験がなければ開けられない」代物だったとしても、以下のような疑問が出てきます。

 1:データセンター訪問は記憶消去後初めて = 周りをきょろきょろ見回すはずが無反応 → 一理ありますが、これはかなりこじつけに近い話 & たまたまエクシアの予想が当たっただけです(例えば『おもちゃに興味のない or 元々反応の薄い人がおもちゃ屋に行き、きょろきょろしなかったら怪しい人認定されてしまうのか』という話)。

 2:以前よりボディの強度が格段に向上 or 爆発してもニケには大したダメージがない代物という前提だったとしても、単に「気になった」という理由だけで二次災害の危険性を孕む行為をさせるのが信じられません(ラピの近くにいた主人公が爆死 or 開封途中で事故当時の記憶を思い出し、ラピが思考転換を起こすなど)。

 3:エクシアが開封作業を終始見守っていたとしても、「ストップ」などと指示しただけでラピがピタリと手を止める確証はない(実際にCHAPTER.12で、ネオンがシフティーの制止を振り切って箱を開けてしまうシーンがあるため)。

・これ以外にも決め手となる証拠を発見していたのかもしれませんが、結果的に全てエクシアの思惑どおりになっただけであり、本編中の会話内容だけで実行したのであれば頭のネジがぶっ飛んでいるレベルです。

・「100%の確証はないけど私の考えに間違いはないはず & ニケは壊れても替えが効く = 命に別状はないからいいよね?(作戦に支障をきたす恐れがあるためアウト)」的なノリでやったとしたら、爆発後にアニスが超激怒 & 下手したら指揮官爆殺の罪でカウンターズ含め厳罰が下る可能性は否定できません。

・知人から中身(爆発物)& 開封方法が不明な箱を「プレゼント買ってきたからあげる」と渡された場合、警戒しながら開ける人がどれだけいるのでしょうか? → さらに、自分 or 周囲が命を落としかねない大怪我を負っても、安全な場所で様子を見守っていた知人から「いや~ゴメンゴメン、私の思い違いだったわ」と言われても笑って許せます?

 

CHAPTER.08:エクシアがなぜかシフティーを疑っていない件

本編の内容的にこちらが上記よりも先ですが、以下の理由を説明しやすくするため順番を入れ替えて表記しています

・ラピのちょっとした行動から記憶消去が効かなかった秘密を簡単に突き止める観察眼 & 気になったことは率先して調査するエクシアが、なぜアニスの言うことを完全スルーしたのかが疑問です。

・「ファイナル・クエスト好きに悪人はいない」と明言していることから、最初から盲目的に『疑いの余地なし』としていた可能性もあります → 別に大したことを言っていないように聞こえるかもしれませんが、「日本人に悪い人はいない」と言っているのと同じです(今時こんなバカげた話など、小学生でも信じないでしょう)。

・エクシアエピソード3で「ニケになる前(人間だった頃)も状況把握 & 分析力が他人よりも優れている方だったが、私の考えを伝えたくても理解してくれる人間がいなかった」と自ら告白しています。

・現実世界でも『バカ相手に話が通じない』ことは多々ありますが、この話だけでは彼女が相手のレベルにまで会話難度を下げていたかどうかはわかりません。

・仮に『最善を尽くしてもダメだったから人付き合いが苦手になってしまった』のなら心情も理解できますが、この発言の前に「どうせ顔を合わせて話したって理解できないくせに」と愚痴を零しています。

・つまり、『すでに自分の話が理解できないと判明している人物(知人など)』ではなく、『初めて会った or あまり面識のない相手にもそのような偏見で対応している』ということです。

・違法行為を駆使した結果、警察署に連行(自業自得 & A.C.P.U.からすれば単なる職務の一環)されても自ら潔白を証明することもなく(したくても確実にアウト)、主人公の後ろに無言で40分隠れていただけでした。

・さらに取り調べ後「最悪の経験」と言い切っているため、管理人は「万引きして温情でどうにか許しをもらえたのに、外に出た途端悪態をつくようなやつと同じ思考の持ち主だったのか」とゲンナリしました。

・だからこそ、アニスの発言を「そんなわけないじゃん、プッ」みたいな感じでまともに取り合おうとせず、「ファイナルクエスト~」という言葉で一蹴(説明するのさえ面倒と判断)した可能性は否定できません。

・管理人も彼女は非常に頭の回転が速く有能なニケと思ってはいるものの、これまでの言動から鑑みるだけでもこのような人物像が浮かび上がってきます(彼女のファンには申し訳ないですが、『他人のことを一切知らないのに最初から自分以下だと軽視するような言動を行う人物』など、『暴力 & 権力にモノを言わせないシュエン』みたいなものです)。

・現実世界でも、優れた能力の持ち主が「何でこんな簡単なことができない(気付かない)の?」など、首を傾げるような思いもよらぬ行動を取ることがありますが、もしかするとこれに近いのかもしれません。

・もちろん該当する会話内容 & 説明が全てではない or 端折られた部分も多々ある(さらに言えば『全てにおいて完璧な人物などいない』)と思いますが、なまじ優秀であるがゆえに非常に残念です。

 

CHAPTER.08:その場で対応策を講じることなく問題を先送りする主人公

・冒頭でシフティーがいきなり合流したことについて、アニスが「私たちが地上に来ることはエクシアしか知らないよね?」と質問 →「ああ、誰にも話していない」と答えています。

・エクシアのオペレーター & ハッキング技術が優秀+「ファイナル・クエスト好きに悪人はいない」発言を除外しても、いまだに危機感(地上任務における死亡確率の高さを踏まえた慎重な行動)が欠如していると思わざるを得ません。

・この段階ではアニスの指摘が正しいと言えない & ネオンの言うとおり「疑心暗鬼になっている」ことも十分考えられますが、アニスなりの理由を述べた上で発言しているため、エクシアに急かされてもスルーしてよい理由にはなりません。

・アニスの肩を持つわけではないにせよ、この時点の主人公はニケの対応方法を熟知している状態のはずであり、そうでなくてもちょっとしたトラブルで部隊が崩壊 → 任務失敗 = 死に繋がることを甘く見ている節があります。

・その場で真偽を確かめる方法などいくらでもある & 時間もかからないはずなのに、ほぼ間違いなくトラブルに発展するであろう芽を早い段階で摘まなかったのは無能の極みです → シフティーへその場にいた人物にしか分からない内容を聞いてみる(例えば「マリアン処分『後』に、ブラックボックスの内容をどういう形で『私に』送ったのか答えてくれ」というフェイク込みの質問)など。

・さらにエクシアから「止めないんですか?」とblablaで連絡が来ても日和見対応(現実世界で言うところの『目の前で喧嘩している女子社員2人を前に、おろおろしているだけの上司男』に他なりません)。

・会社で例えるならば、『自分よりも内情を詳しく知っている年配の部下による忠告を聞かず、別部署の知人 & 若い部下の多数派意見を重視してその場から逃げた(思考を停止した)』ようなものです。

 

CHAPTER.08:特に明確な説明もせず、アニスに喧嘩を売る & 逆ギレするネオン

・ネオンがアニスに「疑心暗鬼では?」と言う理由も理解できますが、具体例などを挙げて説明していない(このあと発生する粒子砲発射未遂の際にようやく彼女の考えを述べていますが、なぜこの場ですぐそうしなかったのか不明)。

・いわゆる「自分はそう思わないから違う」のように、具体的な話 or 明確な根拠を提示しないため会話がかみ合わない & 特にアニスにとっては、真のスパイ行為などされようものならたまったものじゃないです(当然主人公も)。

・アニスはシフティーを『中央政府所属だから』と注意を促していたにもかかわらず、ネオンが「あ、じゃあスパイを公言している私も含まれてるんだ」と勘違いしたように見えます(この瞬間論点がすり替わり、自分 & エクシアも含んでいると思い込んだのかもしれません)。

・スパイという言葉 & 行為自体に特別な思い入れなどを持つのは個人の自由 & 一向に構いませんが、アニスにしてみれば軽く用心のつもりで言ったのに、何の理由も述べず喧嘩腰で反論されればどうなるかくらい容易に想像がつきます。

・『自分も本来の意味(相手の機密情報を横流しするなど)で警戒されている』と思い込んだのだとしても、それを言葉で伝えず黙っているだけでは、相手が理解できるはずもありません(そもそもアニスはエスパーじゃないですし)。

・一旦冷静になって「確かに私もスパイを連呼していますけど、それならイングリッド社長に連絡して、情報なり何なり気が済むまでお好きに調べてください」などと言えば、アニスも再考 & 主人公が何かしらの対策を取れたはずです。

・ネオンはこれまでの自身の行動を全て知っているからこそ何もしていないことを当然わかっていますが、アニスにしてみれば証拠がない限りそう判断できません(『自分が知っている知識は相手も知ってて当然』のような考えを無意識に押し付けた結果、ちょっとしたすれ違い or 思いやりの無さが口論にまで発展してしまったように思えます)。

・仮の話で例えるならば、『今まで命懸けで一緒に戦ってきた相手を疑うなんて信じられない(私の考えをわざわざ話さなくても理解できて当然なのに、それができないなんて最低)!』と言っているようなものです。

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