エピソード&イベント 2

ページ名:エピソード&イベント 2

 

各エピソード & イベントにおいて、もし管理人がその場に居合わせた or 当の本人だったなら、以下のような疑問を持った & 相手に質問したであろう内容をまとめてみました。

ゲーム内の本文に誤訳 & 表現ミスがない(キャラの発言が正しい)という前提で、不可解な場面をいくつかピックアップしています → もちろん、その際は後に明らかとなる事実などを一切知らない状況下での話です(いわゆる『未来の情報をなぜか最初から知っている人物』ではありません)。

『会話を直接聞くのと文字として認識するのとでは、気付かなかった部分がよくわかる』と思ったからこそ、あえて取り上げてみました(各関連項目で本記事に該当する内容が含まれていた場合、こちらも同時に更新します)。

 

上記の目安にも当然個人差があるため、内容的に「特にそう思わない」or「判断基準が少し厳しいのでは?」といったものが含まれている可能性は否めません。

あまりにも極端な例(『マリアンの目が赤い原因を最初から見抜けなかったのはおかしい』など)にならぬよう注意を払っておりますが、もし何か気になる点などがございましたら、お気軽にコメントしていただければ幸いです。

ただし、ご指摘の際はそのように判断された根拠などをご提示くださいますよう、よろしくお願い致します → 特に理由も明示せず、「それは違う」と反論されるだけでは意見交換ができませんので何卒ご遠慮ください。

 

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ニケに血管?(遺失物イベント『侵食治療記録 I』より)

・ラプンツェルPGが侵食の原理などを解明するため、レッドフードを説得して彼女の腕に注射 & 採血シーンが登場 → その際、どういうわけか『血管』と言う単語が出てきます

・『半永久的な動力源のコアが生み出すエネルギーを動力に変換するため、血の代替品である赤い液体が触媒として全身 or 特定部位に満たされている』という話であればまだ理解できるのですが⋯⋯

・いくら初期のニケ & フェアリーテールモデルだったとはいえ、管理人的には彼女に血管があったとしても『栄養吸収器官から脳にかけて』に限られると推測しています(詳細はこちら、『ニケ基本事項』の上から6番目参照)

・そもそも血管は『栄養を全身に行き渡らせるための輸送路』であり、基本的に食事をしなくても問題ないニケに張り巡らせる必要性は低いです → ルマニのような特定世代のボディを持つニケは別として

・その裏付けとなる話として、第一次地上奪還戦当時の量産型ニケが体内を緑色の液体で満たしている & 作戦中に片足を負傷したリオが、地上で自分のパーツ交換を行っています(イベント『FOOTSTEP, WALK, RUN』より)

・では『レッドフードを含むゴッデス部隊のメンバーは血が緑なのか?』という疑問も浮かんできますが、どういうわけか彼女達の血は最初から赤 → イベント『OVER ZONE』のアナキオールも、レッドフードの攻撃により口などから赤い液体を流すシーンが映し出されているため、担当者の辻褄合わせが上手くできていないようです(詳細はこちら

・さらにこちらでラプラスが触手に侵食された際、体内の一部が垣間見えるシーンから考えても、あながち間違った推論ではないと思うのですが、諸兄はどのようにお考えでしょうか?

 

ニケに虫歯?

・エピネルがサービス開始時から実装済みであったため、おそらく担当者がニケの設定ガン無視 & 何も考えずに書いたと思われます → 上述の『ニケの血管』& こちらの『ニケの骨』と似たような感じで、さらにライも虫歯になっています(突発イベント『病院』の『病気の時はメアリーと共に!』&『ネコと3年生』より)

・しかし、彼女同様に最初からいたはずのソリンが「虫歯になるわけがない」と発言しており、彼女の場合は担当者が設定を覚えていることも判明済みです(ソリンエピソード5より)

・現在も放置状態のため、運営は矛盾している部分などを把握 & 修正する気すらないようです → ボイス付きのイベントであれば、その部分だけ声優さんに録り直しの依頼をせねばならず、「じゃあ仕方ないね」と納得できますが、彼らにとってゲームプレイに影響を及ぼすようなプログラム以外は、何の害もないただの文字列に過ぎないのでしょう

 

ネイキッドキング時のクラウン(イベント『LAST KINGDOM』より)

・ネイキッドキングの正式名称は『エブラ粒子転換式拡張武装』で、製作者のナユタによれば、使用後は以下SSのようになるとのこと → エブラ粒子収集中もクラウンが苦しそうに咳き込んでおり、絶大な威力の代償として苦痛に耐えなければならない仕様(イベント『GODDESS FALL』第2部『母の心:B』&『双頭の火竜:A』より)

あちらの内容どおり、一体どれほどの熱量があれば、管理人の計算上700kgもある強化チタン製のラプチャー達を『一瞬で溶解 & 蒸発』できるのか⋯⋯ → すでに計算前の段階から、少し考えただけでも「⋯⋯あ、こりゃ無理だわ」と思う点がいくつか挙げられるため、それらを以下に記述 & 理由を述べておきます

 ①火球のような形状ではなく、ドーム状の衝撃波が周囲に拡散しているあちらのインディビリア & ピンポイント攻撃も可能なこちらのクラウンのように、彼女の思いどおり & 自由に攻撃形態を変更できると推測されます → しかし、どのような方法であれ『相手を殲滅可能』ということは、言い換えれば『対象に何らかの影響を及ぼしている』わけです

 ②つまり、こちらでチャイムが発言している内容を踏まえると、最初に述べたようなラプチャーをあのように消滅できるほどの衝撃波(熱波)が『周囲に拡散されている』ことになります → しかし、城壁などが灰燼と化した描写はなく、そうなると無理やり理由をこじつけるしかありません

 ③簡単 or 具体的な例を挙げるとすれば『上記の超熱量が異次元 & 意味不明な原理によって、他の対象物などに一切被害を与えることなく、使用者がターゲットした目標に対してのみ効果を発揮する』という感じでしょう

ちなみに、チタンの融点は1668℃ & 沸点は3287℃ですが、700kgという大量の塊が『蒸発』しているため、少なくとも沸点の数倍の温度であることは間違いないと思われます → 3倍と仮定した場合、なんと約1万度です(詳細はこちら

 ④となれば、使用者のクラウンもそのような熱を中和しなければなりませんが、チャイム(正確には担当者)もその原理について「詳しいことは分からない」と説明を避けています → ツッコもうかと思っていたのに、先手を打たれてしまいました

 ⑤しかし、ラプチャー達の残骸が全て跡形もなく消えるはずはなく、戦闘後はドロドロに溶けた大量のチタンが周辺に点在しているわけです → つまり、それらは冷えるまで放置せざるを得ず、王国周辺は当分の間異様な熱気に包まれていたことでしょう(もしかすると、パイオニア達もそれを見越してさっさと立ち去ったのかもしれません)

 

パーフェクトの原料(イベント『new Flavor』より)

・サービス開始時に、アニスがあちらで「大量生産するための原料は定期的に地上で入手しなければならない」と語っている一方、ブレッディはこちらにて「地上ではない場所に有り余っている & いくらでも安く入手可能なたった1種類の何か」と正反対の発言を展開 → 中央政府により『一般市民向け流布している内容』がアニス説で、地上奪還のいい理由(口実)& 真実の隠蔽にも一役買うよう、意図的に情報操作しているのかもしれません

 

ペッパーのデジャビュ(イベント『Blue Water Island』より)

・主人公達と浜辺で遊んでいる最中、メアリーを砂浜に突き飛ばしたことで過去のおぼろげな記憶が蘇ったあとの話です → 肝心な部分だけを順番に抜粋しましたので、まずは以下SSをご覧ください(詳細はこちら、第2部『デジャビュ:B』より)

・話をまとめると、「他者に怪我を負わせる行為全般は、ペッパーの性格上生理的に無理だから、もしかして人間だった記憶が何かのきっかけで蘇ったのかも?」という感じです → プリムの「白昼夢というのはかなりリアル & ニケ化の際は人間だった時の理想を具現化する」という話も理解できますが、諸兄はこちらの内容が『すでにこのイベント以前の設定として明記されている』ことを覚えていらっしゃるでしょうか?(特にアンカー & ポリエピソードの項目)

・つまり、アンカーエピソード『ほぼ全てのニケは~』の話は、イングリッドなど極一部の関係者しか知らない内容だったとしても、ポリの話はリペアセンターで働くペッパーにとって避けて通れません → ということは、『メアリー殺害』の記憶だけを消したとしても、メアリーも一目置く優秀な医者であるペッパーが上記アンカーエピソードの話を知らないなど、そちらの方が逆に不自然です(おまけに、アークでも有名なメアリーと一緒に勤務しているにもかかわらず)

・前置きは以上ですが、要するに『3枚目までの内容までは問題ない』ものの、おかしく?なるのは4枚目からです → 2段落目の「人間の理想を最適化して~」と言うのであれば、4 ~6段落目の発言は『過去に他者(メアリー)を傷つけたからこそ、余計「絶対に他人を傷つけたくない」と願ってニケ化した』はずです(考察は以下のとおり)

・ペッパーは人間時代も新人(医師見習い)だったことを覚えているため、その当時から上記のような考えを持っていたことでしょう → しかし、昔は知らなかったニケの脳 & NIMPHなどの専門的なメカニズムを熟知しているであろう現在、「⋯⋯あれ? もしかしてこのデジャビュって、ひょっとして深層記憶の可能性があるかも⋯⋯?」と疑問に思わないのは、管理人的に何か納得できません(知識が皆無な一般人 & ド素人ならともかく、これではただの『医者の不養生』)

・さらに言えば、『この時はプリムに話を聞いてもらい、大して疑問に思わなかった』としても、あとでメアリーに『あの時、実は〇〇のような内容のデジャビュが脳裏を過ったんですけど、先輩はどう思いますか(何か知りませんか)?』と質問すらしなかったのは謎です → 彼女的には「ただの記憶混濁だったのかも?」とあっさり自己解決したのかもしれませんが、そうなるとペッパーエピソードなどで『1%でも可能性があるなら諦めない(手術 & 原因究明などに全力を尽くす)』という彼女の言動にも若干違和感を覚えるのですが⋯⋯

・『メアリーがペッパーと一緒にリペアセンターへ帰るのを恐れていた』理由は、『過程がどうあれ & 一瞬だったとしても、一度蘇った記憶と同じ場所をペッパーが目の当たりにした際、鮮明に蘇ってしまう可能性が高い』とわかっていたからです → 担当者にとどめを刺すのであれば、これは『リペアセンター勤務の医師がアンカーエピソードの内容を知っている』証拠であり、だからこそ管理人はあえてこちらの項目で取り上げました

 

ベロータの雪玉(イベント『NEVERLAND』より)

・雪崩に巻き込まれたベロータが、ミカ達に自身の無事を知らせる目印として、温泉でイタズラに使っていた赤いハートが描かれた雪玉を木の陰に置いたことは十分理解できます(当時は激しい吹雪だったため、雪玉が雪で埋もれないよう、彼女なりに臨機応変な対応をしたと判断可能)

・しかし、ここで1つの疑問が生じます → ミカの発言「木の陰に置かれていた」とは、すなわち『地面 = 雪上』を指しており、枝の上などではありません(つまり、吹雪いても雪に埋もれることがなく、飛ばされる心配も少ない位置ということ)

・諸兄も容易に想像がつくと思いますが、木が1本ぽつんと立っている状態であれば、雪玉をどこに置いても埋もれてしまう可能性が高いです(ましてや、いつ誰が発見してくれるかも不明な状況であれば無意味に近い行動と言えます)

・となると、周辺の地形は『木の背後に岩のような崖(もしくはそれに近いもの)があり、幅の狭い分岐点が複数あるような山道』と推測されます

・では、仮にこのような地形だったとして、もし諸兄が途中で何度も分かれ道があるような見知らぬ土地に迷い込み、自分の居場所をわかりやすく相手(救助隊など)へ知らせるにはどのような手段を講じるでしょうか?

・これまでのストーリーをよく思い出していただきたいのですが、まずベロータは雪玉に『赤いハート』を描いています → これは彼女の血などではなく『激辛ソース』です(『雪見温泉:B』でミカが証言)

・状況を整理すると、ミカはハートの形をきちんと認識(雪で覆われたりしていない)& ベロータは激辛ソースを所持している → であるならば、「なぜ彼女は雪玉に方向を書かなかったのか?」という新たな疑問が生じます

・本編では詳細な状況が不明のためこれ以上の推測はできないものの、雪玉を木の陰に置くような機転を利かせたベロータが、むやみにあちこち動き回っているのも管理人的には不自然極まりないです

・おそらくニケはよほどのことがない限り凍死しない & 最初から分岐点手前の木の陰でじっとしていればよかったはずで、間違えた方向にミカ達が進んで怪我でもしようものなら、さらに救出が遅れることも想像すらできなかったのでしょうか?

 

ミカSBの空中ジャンプ(イベント『NEVERLAND』より)

・ミカ達もベロータの雪玉を目印に同じ道を通ってきたはずですが、怪我をしているベロータはどうやって崖の向こう側に移動できたのでしょう? → 迂回路があったとしても、総勢5名がすぐ見つけられないような場所にあるとは考えにくい

・イサベル or ニヒリスターのような飛行型ニケならまだしも、足首を負傷したベロータがいくら助走をつけて跳躍したところで到底無理 →『ミカが大声で叫んでも、遠すぎてベロータには届かない』ほどの距離と語られています

・となれば『ベロータが木の橋を慎重に渡った』と考えてしまいがちですが、それもあり得ません → いくらミカが人間より重いとはいえ(管理人の計算上約143kg)、木の橋の上を走っただけで木の板が落ちていくほど老朽化しているため

・ちなみにベロータは若干ミカよりも軽い(約127kg)ですが、俊敏に動けない彼女が橋を渡っていたならば、橋ごと崖下に消えていたはず → もちろん彼女が渡り切ったあと、橋が一気にボロボロになったという不可思議な現象も起こり得ません

・橋をゆっくり歩いた場合、橋全体が揺れる衝撃は抑えられるものの、その分1ヶ所(木の板)に留まる時間が長い → 走った場合はその逆ですが、本編では『ミカの重さに耐えられず木の板が落ちていった』と書かれているため、橋の揺れ以前の問題だったことがわかります

・次に『木の橋を繋いでいたロープがちぎれ始めた』とあり、これは内容的に『橋と平行な上下2本のロープ × ミカの左右にある2組(合計4本)』を指していると思われます

・その後『傾き始めた柱が完全に倒れ、ミカの体が絶壁の下に落ちかけた瞬間、彼女は超人的な力で木の板を踏みつけ、向かい側にいるベロータのもとへ飛び込んだ』らしく、その後なぜか『ザッ(地面に着地?)→ クルクル(空中で回転?)』の順で効果音が続いている → 管理人的にこの状況はかなり異常なため、1つずつ理由を述べていきます

・まず『傾き始めた柱が完全に倒れた』という部分ですが、これは『柱に固定されたロープがちぎれず、なおかつミカ(の重量)によって橋の中央方向に引っ張られて発生』する現象です

・つまり、柱が倒れるより前の段階で『木の橋を繋いでいたロープがちぎれ始め』ており、一番頑丈に作られている柱(倒れたとしても順番的に最後)が『完全に倒れた』時点で、ロープもとっくの昔にちぎれているはず

 

ミカの進行方向に対して右手部分のロープを①、右足近くのロープを②、同様に左手を③、左足を④として説明します

 A:もし①~④のうちどれか1本が切れた場合、まだ3本残っているため、まだ橋としての形は維持している

 B:足元の②④がちぎれた場合、木の板を支えるロープ自体が消滅(崖下へ真っ逆さま)= 話の展開的にも辻褄が合わない

 C:①② or ③④のペアでちぎれた場合、左右のどちらかに木の板がほぼ垂直に傾くため、柱が倒れる前にミカは崖下へ直行

 D:となれば、①④ or ②③の斜めという組み合わせに限定されますが、どちらのパターンでも柱が倒れた時点で C の状況になる → さらに付け加えると、この状況下で『傾き始めた柱が完全に倒れた』のであれば、柱も手前 or 奥側のどちらかに倒れるはずですが、橋の構造 & 力学的観点から考えても、根元からぽっきり折れた(= 奥側に倒れた)可能性は低い

・以上のことから、ミカは『左右どちらかの方向へ極端に傾いた木の橋上から、彼女の体重にも耐えられないほど朽ちた木の板 & それを支えるロープを思い切り踏み台にして空中ジャンプした』という話になるわけです

・漫画 & ゲームの世界では、登場キャラが頻繁に空中2段ジャンプ or 落下中の物体を踏み台として移動可能なため、彼らにとってはこの程度の芸当(超常現象)は朝飯前 or 出来て当然なのかもしれませんが、管理人的には非常に興醒めです

 

ラプチャーに関する謎

・人類初のニケであるリリーバイス誕生以前から、突如地球上に現れて破壊の限りを尽くしていましたが、以下のような疑問がいくつか生じます(サイドストーリー『EDEN SPEAR』より)

  1:人類が当時の最新鋭武器を投入しても連戦連敗 → 兵器が全く通用しないほどの新素材が極秘裏に開発されるなど、国家機密に相当するレベルですが、どこかの独裁国家が全世界を手中に収めるべく戦争を仕掛けたのでしょうか?(だとしても、国全体で徹底的に情報統制をしない限り、外部に漏れて計画が水の泡になってしまいます)

  2:わずか4年で地球総人口の99.9%が死滅するほどの猛威を振るう → 某社会主義国家の研究所で作られたと噂されるコ〇ナウイルスなど足元にも及びませんが、こちらの『ラプチャーカウント』の項目で述べたとおり、最低でも1000万単位で存在するラプチャーの素材は、一体どこで調達 & 誰がどのようにして作っていたのでしょうか?

  3:こちらの内容を踏まえれば、クイーンの存在が人類に認知されたのは『少なくともリリーバイス完成後』のため、逆に言えば『黒紅蓮を除くゴッデス部隊のメンバーが勢揃いするまでの約1年半~2年間、ラプチャーは世界各地で好き勝手に破壊 & 殺戮を繰り返していた』はずです → ですが、以下SSの1段落目でゴッデス指揮官が語っているとおり、「開戦初期に各地のシャトル発射台を破壊した」ような統率のとれた行動は、クイーンの指示があったからこそ可能だったと考えて差し支えないでしょう(イベント『RED ASH』第1部『最後の手段:B』より)

つまり、『リリス完成前からクイーン or 世界中のラプチャーに指示を出せた何者かがいた』という話になってしまい、内容が完全に矛盾しています → おい担当者、この致命的なミスを一体どう修正すんのよ⋯⋯?

 

ラプチャー製造数に関する疑問

・宇宙にいるクイーン討伐へ向かう途中、エイブが「奴らはステーションで製造され、軌道エレベーターで降下してくる」と確信 &「最悪の場合でもステーションを切り離せば(これ以上ラプチャーが増えることはない)」と発言しています → この話を基に関連する内容を1つずつ検証し、矛盾がないか徹底的に調査します(イベント『OLD TALES』より)

 ・製造時の材料については後述しますが、まずは『数』の問題についてメスを入れていきます → エレベーターの大きさなどから考えても、ラプチャー最小サイズのセルフレス級がせいぜい3~5機積載可能な広さしかありません(詳細はこちら

・この時点で諸兄もお気付きになられたと思いますが、『チンタラと輸送しようものなら、いつの間にか人類に地上を奪還されてしまう』ため、生産の効率面などを考えるならば、CHAPTER.13で実施した地下施設破壊作戦のように、どこかで秘密基地を建造 & 延々と製造し続けた方が圧倒的に優れています

・これらのことから、CHAPTER & イベント内容の辻褄合わせをした場合、『 サーヴァント級以下の(いわゆる小型)ラプチャーはステーション、マスター級以上の大型 & 特殊個体は地上 or 地下で製造している』のかもしれません(以下仮説 A)→ では、イベント『RED ASH』でゴッデス部隊のクイーン討伐作戦がアナキオールによって失敗後、軌道エレベーター周辺にラプチャーが集結した話(こちらの②)はどうなるのでしょうか?

・簡単に話をまとめると、『ラプチャーの襲撃開始~上記作戦失敗の2年間で、軌道エレベーターだけに注目しても100万匹存在していた』ことになります → もし地球全体を闊歩するラプチャーの5割に相当(当初の20万匹が1割だったと仮定)するならば、この時点で全世界に200万匹もいたわけです

・上述の仮説 A に基づき、ステーションでのラプチャー生産数を逆算してみましょう → ちなみに、ラプチャーの構成率をタイラント+ロード級3%、マスター級12%、サーヴァント+セルフレス級85%と仮定します

・軌道エレベーターがこちらの㉘にあるSS(ロザンナ下のリボルバー)のような6部屋構成だった場合、全体で一度に25機(1部屋平均約4機)輸送可能とします → これまで全くトラブルが発生せず、往復に最短で2時間(1日12往復)& 2年間稼働し続けたなら、25 × 12 × 365 × 2 = 21万機を地上に投入したことになr⋯⋯あれ、桁が1つ足りませんね??

・大型クラスを合わせても約25万機にしかならないため、残りの約175万機はどこから湧いて出てきたのでしょうか? → さらにエイブが開発したラプチャーカウントがどのような計算方法なのかも不明です(彼女は理論を確立していたものの、不明な要素などにより ∞ と仮表示していただけのはず)→ エクセルなどの『#VALUE!』みたいなもの

・以上の結果から、ステーションは全体のたった1割しか生産能力がなく、地球上で9割生産している(つまり、管理人の予想どおり話が破綻している)ことが判明しました → あの当時の全ラプチャーが100万匹だったとしても70万匹不足しており、担当者の無知無理無謀な『3無』設定がここでも遺憾なく発揮されています

・あえて救済措置?を設けるなら、レッドフードの20万匹発言自体が誤り(正しくは2万匹)& 全部彼女のせいにすれば一発で問題が解決します → これだと数字的にもぴったり当てはまり、担当者のメンツ?も保たれます

 

ラプチャー製造に関する疑問

 ・上述のとおり、なぜラプチャーを地上ではなく、あえてステーションで製作しているのかは甚だ疑問です → いくらモダニアと同等 or それ以上の異次元能力をクイーンが有していたとしても、材料が全くない状態からラプチャーを作ること(無から有を生み出すなど)はさすがにできないはず

・では、その材料はどこから調達しているのかと言えば⋯⋯やはり地球以外に考えられません → 月との距離は約38万km(単純に往復可能だったとしても約28時間)& そもそも月との直通エレベーターすら存在しないため

・さらにこの方法では、地球上で素材を発掘 → 加工 or 抽出後などに軌道エレベーターまで運搬 → 小一時間かけてステーションに輸送 → クイーン or 専用設備で製造 → 完成後再度小一時間かけて地上に輸送 → 各地に配置という、非効率極まりない工程を多数経ていることになります(どうやら担当者は、この程度の考えすら思い浮かばないようです)

・最初から超硬度の素材が地球上に転がっているわけがないことは、クイーンも十分理解しているはず → その結果、彼女が持つ特殊なナノマシン or 技術でしかラプチャーを強化できないという理由があるならば話は別です(各種イベントでも「以前よりラプチャーが強くなった」などの話が出てくるため)

・以下SSのとおり、シンデレラがかろうじて地上との遮断を成功させたわけですが、これは全体の1割しかないラプチャー生産拠点からの補充を絶っただけであり、クイーンを仕留めたわけではありません → もし倒していたならば、CHAPTER.20以降のニヒリスター発言(クイーンを倒してやる)が完全に矛盾してしまいます

・では、実際にどのくらいの材料が必要なのかを(当然仮定ありきで)計算してみましょう → 各種イベントなどでニケのボディに関する話が出てきた際、チタンの単語が多数散見されるため、とりあえずこの金属を基準に検証します

・ラプチリオンのボディがラプチャーの死体を改造したもの & こちらの計算結果から余計な重量を差し引くと、重量はアニス4.5名分(約686kg)となります → ラプチャーの大きさ的にサーヴァント or セルフレス級は確定なものの、正確な判断ができかねるため、とりあえず今回は『何らかの加工などによりさらに強度 & 重量がアップし、チタン700kgでサーヴァント級を1機作成可能』と仮定して計算してみました

・上述のラプチャー構成率をさらに細分化(タイラント級1%、ロード級2%、マスター級12%、サーヴァント級35%、セルフレス級50%)& サーヴァント級を1とした重量比(倍率)も決定します → つまりタイラント級6、ロード級3、マスター級2、セルフレス級0.75です

・『2年で200万匹生産可能なシステムが現在も稼働 & チタンは枯渇しない』という前提で計算した場合、(1 × 6+2 × 3+12 × 2+35 × 1+50 × 0.75)× 700 × 100万 = 年間約497億t もの量を消費していることになります

 

リトルマーメイドの水泡(後日内容を補足 or 修正)

・リトルマーメイドが以下SSのような経緯 & 考えの下、クイーンの目から仲間達を隠したのは理解可能 & 特におかしな部分はありません(イベント『UNBREAKABLE SPHERE』& 遺失物『イベント』の『忘れられた彼女の物語』より)

話をまとめると、『全世界に水泡の雲をバラまき、クイーンが宇宙のどこにいようとも地上を見られないようにした』ものの、『地上からもクイーンの正確な位置を観測不可能になった』わけです

・しかし、リバーレリオがエデンの槍を上空にぶっ放した際、以下SSのように発言しています → この時点で、管理人は「⋯⋯ちょっと待て、何かおかしくない?」と思いました(サイドストーリー『EDEN SPEAR』の『STAGE:13』より)

要するに、『地上某所から宇宙某所に向けてエデンの槍を発射しただけで、オゾン層のように地球全土を覆っていたはずの水泡の雲が霧散 & クイーンが活動を再開した』という話になります

・言い換えると『地球全体から見れば針の穴はおろか、ミクロの点に過ぎない部分を破壊しただけで、リトルマーメイドの努力が文字どおり「水の泡」になってしまった』のですが、順番に解説していきます

  A:上記のオゾン層を再度例に挙げれば、すぐ上の表現と同じ原理で作用する粒子砲を製作 & 発射した場合、まるで『地球サイズの風船に開けた穴から、超短時間で中の空気(水泡の雲)が全て抜けてしまった』ような感じでしょう → もちろん、全部抜ける必要はなく、クイーンにとっては『効果の薄くなった場所から中を覗けさえすれば』OKです

  B:しかし、それには『偶然その穴の開いた場所を察知可能な位置にクイーンがいた』という条件が整っていない限り無理⋯⋯ではなく、人智を超えた機械生命体である以上、不可能とは言い切れません → わかりやすく言えば、『相手の位置が不明なのに、気配を感じるニュータ〇プ』みたいなもの

「⋯⋯じゃあ、もしクイーンが地球の裏側にいたとしても全く問題ないじゃん」と思うかもしれませんが、諸兄の早漏 or 早イキ癖をここで披露してはダメです → 確かに『ここまでは』そのとおり、では管理人から質問させていただきましょう

「リバーレリオは、一体どうやってクイーンからの意思が途絶えた原因が水泡の雲にあると突き止め、さらにエデンの槍を使えば排除可能だとわかったのでしょうか?」

  C:彼女が某所を移動中、偶然上記5枚目SSの現象を目撃したとしても、それがなぜクイーンの目を覆う膜の役割を果たしているかは、比較対象するもの(いわゆる『実験材料』)がなければさすがに不可能なはずです → これさえも「何とかなる」と言ってしまえば、もはや「何でもあり」の全く面白みもないストーリーに成り下がりますが⋯⋯?

  D:さらに言えば、『エデンの槍がリバーレリオに直撃した際、自分の身を以て、エデンの槍に含まれる粒子砲の成分?を一瞬で解析していたとしても、それが水泡の雲に有効という確証』など、どこにもありません → 化学分野で言えば、「前人未踏の実験にもかかわらず、最初から成功結果が脳裏に浮かんでいる(未来予測可能)」というトンデモない話です

  E:A~Dを一蹴できる話として唯一考えられるのは、以下SSの内容が誤っていた場合です → つまり、ニヒリスターには聞こえなかったものの、リバーレリオには『クイーンから水泡の雲に関する情報 & エデンの槍で除去可能』という命令が伝わっており、それを基に行動していたならば、あっさりと話がまとまるでしょう(「⋯⋯何だ、じゃあこれで一件落着だね ♪ 」と思ったそこのアナタ、シュガーの黒砂糖たっぷりコーヒー並みに甘いです)

  F:「⋯⋯え? まだ何か問題があるの!?」と管理人に説明を急かす前に、まずは以下SS(特に2枚目の5 & 6段落目)をご覧いただきましょう → 何となくダメな理由がお分かりいただけたでしょうか?(つまり、『水泡の雲の分布状況 & クイーンの現在地に関係なく、ただエデンの槍をぶっ放せば解決可能』な内容は、担当者の設定次第でどうにでもこじつけられるものの、3枚目6段落目の『観測できた』という発言には首を傾げざるを得ません)

3枚目のヨハン発言を可能にする方法はいくつか考えられますが、挙げるとすれば『全世界の至る所に無人の観測所 or 観測機器を設置した』&『地球全体をカバーできるだけの偵察衛星を打ち上げた』程度でしょう → しかし、これまでの各種イベント内容などから考えても、これらの話は無理がありすぎるため、『アークとは比べ物にならない性能を持つ超広範囲レーダーを開発 & エデンのどこかに設置した』というのが妥当な線です

  G:ですが、これだとFで述べたとおり、『クイーンがエデンのレーダーにひっかかる位置にいなければ観測不可能』なわけで、もしリバーレリオがエデンに豪雨を降らせていた時期にクイーンと交信 & 軌道修正後、エデン上空付近に移動してもらったとしても、それは『エデンに、これまで一度も使ったことのないエデンの槍がある』という事実を、『クイーンが予め知っていた』という大前提ありきです → でなければ、リバーレリオに教えることもできないため

もっと突っ込めば、『リバーレリオがエデンの槍で一時的に消滅 & 復活後、申し合わせたかのようなタイミングでアトラスケージから出てきたニヒリスターにより、エデンの位置を特定 & 侵入してエデンの槍を操作 → そのわずかな時間内で、宇宙のどこにいるかわからないクイーンと交信 & 真上で待機してもらう』という、偶然に偶然が重なった出来事が立て続けに起こったことになります(あちらの㉒はおろか、こちらの量産型ラピに匹敵するほどの超低確率です)

  H:ただし、リバーレリオが以下SS2段目で発言している『ずっと探していた物』は、おそらく『上空にある水泡の雲を破壊可能な武器』のことと思われます → となると、彼女が阻害物質の特定に至っていたことは確実で、たまたまエデンの槍を撃たれたことにより、「⋯⋯あら、すごくいいものを持っているのね。まさにタナボタと言ったところかしら?」的なニュアンスで、ウキウキ気分 & スキップしながらエデンにお邪魔したのでしょう

ナユタの口調で語るならば、「⋯⋯はてさて、旦那 or お嬢(担当者)は一体これをどう説明するのでしょうかねぇ?」という感じでしょう → もし腑に落ちるようなご説明が可能な諸兄がいらっしゃいましたら、ぜひご解説をお願い致します

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