各エピソード & イベントにおいて、もし管理人がその場に居合わせた or 当の本人だったなら、以下のような疑問を持った & 相手に質問したであろう内容をまとめてみました。
ゲーム内の本文に誤訳 & 表現ミスがない(キャラの発言が正しい)という前提で、不可解な場面をいくつかピックアップしています → もちろん、その際は後に明らかとなる事実などを一切知らない状況下での話です(いわゆる『未来の情報をなぜか最初から知っている人物』ではありません)。
『会話を直接聞くのと文字として認識するのとでは、気付かなかった部分がよくわかる』と思ったからこそ、あえて取り上げてみました(各関連項目で本記事に該当する内容が含まれていた場合、こちらも同時に更新します)。
上記の目安にも当然個人差があるため、内容的に「特にそう思わない」or「判定基準が少し厳しいのでは?」といったものが含まれている可能性は否めません。
あまりにも極端な例(『マリアンの目が赤い原因を最初から見抜けなかったのはおかしい』など)にならぬよう注意を払っておりますが、もし何か気になる点などがございましたら、お気軽にコメントしていただければ幸いです。
ただし、ご指摘の際はそのように判断された根拠などをご提示くださいますよう、よろしくお願い致します → 特に理由も明示せず、「それは違う」と反論されるだけでは意見交換ができませんので何卒ご遠慮ください。
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遺失物イベント『侵食治療記録 I』:ニケに『血管』?
・初期ラプンツェルが侵食の原理などを解明するため、レッドフードを説得して彼女の腕に注射 & 採血シーンが登場 → その際、どういうわけか『血管』と言う単語が出てきます。
・『半永久的な動力源のコアが生み出すエネルギーを動力に変換するため、血の代替品である赤い液体が触媒として全身 or 特定部位に満たされている』という話であればまだ理解できるのですが⋯⋯。
・いくら初期のニケ & フェアリーテールモデルだったとはいえ、管理人的には彼女に血管があったとしても『栄養吸収器官から脳にかけて』に限られると推測されます(詳細はこちら、『ニケ基本事項』の上から6番目参照)。
・そもそも血管は『栄養を全身に行き渡らせるための輸送路』であり、基本的に食事をしなくても問題ないニケに張り巡らせる必要性は低いです(ルマニのような特定世代のボディを持つニケは別として)。
・その裏付けとなる話として、第一次地上奪還戦当時の量産型ニケが体内を緑色の液体で満たしている & 作戦中に片足を負傷したリオが、地上で自分のパーツ交換を行っています(イベント『FOOTSTEP, WALK, RUN』より)。
・では『レッドフードを含むゴッデス部隊のメンバーは血が緑なのか?』という疑問も浮かんできますが、どういうわけか彼女達の血は最初から赤 → 詳細はこちら(イベント『OVER ZONE』のアナキオールも、レッドフードの攻撃により口などから赤い液体を流すシーンが映し出されているため、担当者の辻褄合わせが上手くできていないようです)。
・さらにCHAPTER.12でラプラスが触手に侵食された際、体内の一部が垣間見えるシーンから考えても、あながち間違った推論ではないと思うのですが、諸兄はどのようにお考えでしょうか?
イベント『NEVERLAND』:ベロータの雪玉
・雪崩に巻き込まれたベロータが、ミカ達に自身の無事を知らせる目印として、温泉でイタズラに使っていた赤いハートが描かれた雪玉を木の陰に置いたことは十分理解できます(当時は激しい吹雪だったため、雪玉が雪で埋もれないよう、彼女なりに臨機応変な対応をしたと判断可能)。
・しかし、ここで1つの疑問が生じます → ミカの発言「木の陰に置かれていた」とは、すなわち『地面 = 雪上』を指しており、枝の上などではありません(つまり、吹雪いても雪に埋もれることがなく、飛ばされる心配も少ない位置ということ)。
・諸兄も容易に想像がつくと思いますが、木が1本ぽつんと立っている状態であれば、雪玉をどこに置いても埋もれてしまう可能性が高いです(ましてや、いつ誰が発見してくれるかも不明な状況であれば無意味に近い行動と言えます)。
・となると、周辺の地形は『木の背後に岩のような崖(もしくはそれに近いもの)があり、幅の狭い分岐点が複数あるような山道』と推測されます。
・では、仮にこのような地形だったとして、もし諸兄が途中で何度も分かれ道があるような見知らぬ土地に迷い込み、自分の居場所をわかりやすく相手(救助隊など)へ知らせるにはどのような手段を講じるでしょうか?
・これまでのストーリーをよく思い出していただきたいのですが、まずベロータは雪玉に『赤いハート』を描いています → これは彼女の血などではなく『激辛ソース』です(『雪見温泉:B』でミカが証言)。
・状況を整理すると、ミカはハートの形をきちんと認識(雪で覆われたりしていない)& ベロータは激辛ソースを所持している → であるならば、「なぜ彼女は雪玉に方向を書かなかったのか?」という新たな疑問が生じます。
・本編では詳細な状況が不明のためこれ以上の推測はできないものの、雪玉を木の陰に置くような機転を利かせたベロータが、むやみにあちこち動き回っているのも管理人的には不自然極まりないです。
・おそらくニケはよほどのことがない限り凍死しない & 最初から分岐点手前の木の陰でじっとしていればよかったはずで、間違えた方向にミカ達が進んで怪我でもしようものなら、さらに救出が遅れることも想像すらできなかったのでしょうか?
イベント『NEVERLAND』:ミカの空中ジャンプ
・ミカ達もベロータの雪玉を目印に同じ道を通ってきたはずですが、怪我をしているベロータはどうやって崖の向こう側に移動できたのでしょう? → 迂回路があったとしても、総勢5名がすぐ見つけられないような場所にあるとは考えにくい。
・イサベル or ニヒリスターのような飛行型ニケならまだしも、足首を負傷したベロータがいくら助走をつけて跳躍したところで到底無理 →『ミカが大声で叫んでも、遠すぎてベロータには届かない』ほどの距離と語られています。
・となれば『ベロータが木の橋を慎重に渡った』と考えてしまいがちですが、それもあり得ません → いくらミカが人間より重いとはいえ(管理人の計算上約143kg)、木の橋の上を走っただけで木の板が落ちていくほど老朽化しているため。
・ちなみにベロータは若干ミカよりも軽い(約127kg)ですが、俊敏に動けない彼女が橋を渡っていたならば、橋ごと崖下に消えていたはず → もちろん彼女が渡り切ったあと、橋が一気にボロボロになったという不可思議な現象も起こり得ません。
・橋をゆっくり歩いた場合、橋全体が揺れる衝撃は抑えられるものの、その分1ヶ所(木の板)に留まる時間が長い → 走った場合はその逆ですが、本編では『ミカの重さに耐えられず木の板が落ちていった』と書かれているため、橋の揺れ以前の問題だったことがわかります。
・次に『木の橋を繋いでいたロープがちぎれ始めた』とあり、これは内容的に『橋と平行な上下2本のロープ × ミカの左右にある2組(合計4本)』を指していると思われます。
・その後『傾き始めた柱が完全に倒れ、ミカの体が絶壁の下に落ちかけた瞬間、彼女は超人的な力で木の板を踏みつけ、向かい側にいるベロータのもとへ飛び込んだ』らしく、その後なぜか『ザッ(地面に着地?)→ クルクル(空中で回転?)』の順で効果音が続いている → 管理人的にこの状況はかなり異常なため、1つずつ理由を述べていきます。
・まず『傾き始めた柱が完全に倒れた』という部分ですが、これは『柱に固定されたロープがちぎれず、なおかつミカ(の重量)によって橋の中央方向に引っ張られて発生』する現象です。
・つまり、柱が倒れるより前の段階で『木の橋を繋いでいたロープがちぎれ始め』ており、一番頑丈に作られている柱(倒れたとしても順番的に最後)が『完全に倒れた』時点で、ロープもとっくの昔にちぎれているはず。
ミカの進行方向に対して右手部分のロープを①、右足近くのロープを②、同様に左手を③、左足を④として説明します
A:もし①~④のうちどれか1本が切れた場合、まだ3本残っているため、まだ橋としての形は維持している
B:足元の②④がちぎれた場合、木の板を支えるロープ自体が消滅(崖下へ真っ逆さま)= 話の展開的にも辻褄が合わない
C:①② or ③④のペアでちぎれた場合、左右のどちらかに木の板がほぼ垂直に傾くため、柱が倒れる前にミカは崖下へ直行
D:となれば、①④ or ②③の斜めという組み合わせに限定されますが、どちらのパターンでも柱が倒れた時点で C の状況になる → さらに付け加えると、この状況下で『傾き始めた柱が完全に倒れた』のであれば、柱も手前 or 奥側のどちらかに倒れるはずですが、橋の構造 & 力学的観点から考えても、根元からぽっきり折れた(= 奥側に倒れた)可能性は低い
・以上のことから、ミカは『左右どちらかの方向へ極端に傾いた木の橋上から、彼女の体重にも耐えられないほど朽ちた木の板 & それを支えるロープを思い切り踏み台にして空中ジャンプした』という話になるわけです。
・漫画 & ゲームの世界では、登場キャラが頻繁に空中2段ジャンプ or 落下中の物体を踏み台として移動可能なため、彼らにとってはこの程度の芸当(超常現象)は朝飯前 or 出来て当然なのかもしれませんが、管理人的には非常に興醒めです。
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