1.『クマルビ神話』
タシュミシュ、ヒッタイトの神話『クマルビ神話』に登場する神。
同神話において、アヌの精液を飲み込んでしまったクマルビは、自身の体内にテシュプ(天候神)、アランザヒ河(ティグリス河)の神、タシュミシュ神を宿してしまう。クマルビは直ぐに精液を吐き出し、アランザヒ河の神とタシュミシュ神の種を吐き出すことに成功する(※なお天候神については体内に残った)。
アランザヒ河の神については不鮮明であるが、タシュミシュ神については「山」が種を受け入れ無事生まれたようである。同神話後半(いわゆる『ウルリクムミの歌』)において、テシュプと行動を共にする。
(出典神話等)
『クマルビ神話』
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