1.治癒女神
『ハンムラビ法典碑』にその名が記される神。
法典においては、ハンムラビの言葉を守らぬものに病を与える存在とされるが、法典そのものの性格から考えると本来は治癒女神である。同じく治癒女神であるグラと同一の神格、あるいは集合されたと見なされることもある。
神話『アダパ物語』後半で、「治病の女神ニンカルラク」と触れられているものの、細かい点は欠損のため不明。
ガスター「世界最古の物語」では、 "アダパが生命の飲食物を拒んだのち、アヌは彼に対する施しとして快癒の女神ニンカルラクを彼に付き添わせ、病が迫っても去らしめるようにさせた" と解釈している。
(出典神話)
『アダパ物語』、『ハンムラビ法典碑』
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