1.火神、伝令神
火神、伝令神。ネルガル神、あるいはアヌ神の従者とされる。火神であるがゆえに、ヘンドゥルサグと同一視されることもある。慈悲深い側面として、夜景の守護神、人類の守護神とする解釈もあるが、この点はヘンドゥルサグに似ている。
2.戦闘性がある?
神話『エラ神話』において、「イシュム、すぐれた屠殺者、その両手は怖ろしい武器をもつのに適している」と書かれている。このくだりは、イシュム神とエラ神が会話しているため、イシュムをエラの異名と解するのには難がある。イシュム神の戦闘性を示したものとすれば、「屠殺者」とは、なかなか怖さがにじみ出る例えである。
(出典神話)
『エラ神話』
(参考文献)
「古代メソポタミアの神々」、「メソポタミアの神々と空想動物」
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧