1.ギルガメシュとエンキドゥに討たれた天牛
グガランナ、グガルアンナの名は「アヌの凶暴な牛」を意味する。同名の神格が存在するが、この項目では「牛」であるグガランナについて扱う。
グガランナは『ギルガメシュ叙事詩』に登場する大いなる牛。ギルガメシュに振られたことに腹を立てたイナンナは、父神であるアヌに頼み込んでグガランナを作らせ、ウルクに連れてくる。その破壊力は凄まじく、一度に数百人が落ちる大穴を開けてしまうほどだった。 最終的にギルガメシュとエンキドゥに討たれ、その心臓や立派な角は捧げ物として扱われた。
なお、同名の星座も伝えられており、のちの牡牛座となったという。
2.参考動画
以下、グガランナ(牛)についての参考動画です(拙作参考)。

ゆっくりギルガメシュ 第9話 聖牛グガランナ(https://www.nicovideo.jp/watch/sm23823001)
(出典神話等)
『ギルガメシュ叙事詩』、『ギルガメシュとエンキドゥと天牛』、『アガデの呪い』
(参考文献)
「星座神話の起源」
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