1.古代イスラエルにおける信仰
アシェラト、アシェラ。西セム系の女神、古バビロニア時代から豊穣女神とされ、アムル/マルドゥ神の配偶女神。シリア・パレスティナでも崇拝され、ウガリトではエルの配偶女神でバアルの母。
古代イスラエルにおけるアシェラ崇拝は、旧約聖書など諸資料において議論あるが、民間においてアシェラがヤハウェの配偶女神として、象徴である木柱・自然木が立つ聖所で崇拝されていたことは確実。メソポタミアにおいては、前2千年紀初頭から前1千年紀まで同名の女神に言及する資料が知られる
(参考文献)
「古代メソポタミアの神々」、「古代オリエント事典」
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧