1.『イナンナの冥界下り』
ガルラ霊。細身の悪霊で、武器を腰に下げている。
神話『イナンナの冥界下り』では二人組のガルラ霊が登場し、冥界から去ろうとするイナンナの身代わりを求め、彼女に同行して地上へ向かう。
ニンシュブル、シャラ、ラタラクを身代わりとすることはできなかったが、最終的に羊小屋でドゥムジを捕まえ冥界に連れていく。
『悪霊に対する呪文』においては「荒野で自由自在に(動き回って)いて泥棒を放免してしまう者」と称されている。やはり良くない存在として認識されている、悪霊。
(出典等)
『イナンナの冥界下り』、『エヌマ・エリシュ』、『ドゥムジの夢』、『ドゥムジ神とゲシュティンアンナ女神』、
『悪霊に対する呪文』
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