1.「シャハダードのスタンダード」
※出自を考慮し「ナツメヤシの王」とは別の神格としています。
この神格はエラムのシャハードで出土した、いわゆる「シャハダードのスタンダード」に図像された男女の神の内、男神を指す。詳しい神名は不明。
「シャハダードのスタンダード」に描かれた男女の神は、都市アラッタの守護神であった可能性が高い。スタンダードの中にはナツメヤシが描かれており、この男神がナツメヤシの神、あるいは農耕神という可能性もある。また、この神がディルムンのインサグ神の原型であるとの見方もある。(参考文献、p219あたりが参考)。
(参考文献)
「メソポタミアとインダスのあいだ」
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