1.人を作るために殺される神
神話『人間の創造』(「古代オリエント集」版)において、人を創る際にエンリル神が「あなた方(私たち)は二人のラムガ神を殺して、彼らの血でもって人間を造るのです。」と発言する。注釈で「この神名は木工、指物師をさすシュメール語で表されているが、何故かれらが殺される運命にあるのかは不明。「木工」という、ものを作り出すその機能に関係あるのか。」との考察。「シュメル神話の世界」版では、アルラ神と表記。
古代メソポタミア神話では、人を創造するために神を殺してその血を用いる話が複数知られているが、その一つである。
(出典神話)
『人間の創造』
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