1.ニンウルタの武器
神格化されたニンウルタ神の武器。シャルウルはシュメル語で「すべてのものを破壊するもの」の意味。神話では、武器ながら意思を持った存在として描かれており、『ズーの神話』では主を助ける信頼厚い使者となっている。
シャルウルは "棍棒" と考えられており、神話以外の碑文(グデア王の「円筒碑文」および「円筒碑文B」)でも言及されている。シャルウルは「ラガシュ市の右腕」、「戦闘の洪水」などと謳われており、武器らしくその戦闘性が強調されて調されている。
2.星座
さそり座の尾に見える二重星が、シャルガズとシャルウルと呼ばれていたという説がある。
(出典神話等)
『ルガル神話』、『ズー神話』
(参考文献)
「星座神話の起源」
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