1.イシュタル女神を振った男
イシュラヌ(イシュラーヌ)は、『ギルガメシュ叙事詩』の回想話で登場する男神(?)。
同物語において、ギルガメシュ王はイシュタル女神の恋愛遍歴を語るが、その中で最後に語られているのがイシュラヌとの顛末である。イシュラヌは、イシュタルの父であるアヌの "庭番" を務め、イシュタルのために「ナツメヤシの籠を絶えず運び込」む役目を負っていた。やがて、イシュタルがイシュラヌに関心を寄せ求愛したが、イシュラヌがこれを断ったために、その姿をモグラにされてしまった。
(出典神話等)
『ギルガメシュ叙事詩』
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