呉海軍工廠長郷地下工場跡
長郷は音戸の瀬戸と安芸阿賀の間にある瀬戸内海沿いの小さな集落
空襲が激しくなってきた太平洋戦争末期に呉海軍工廠の兵器生産を継続するため朝鮮人労働者を使って作られた地下工場です。呉海軍工廠と名前がついていますが呉海軍工廠とはかなり離れたところにあります。
太平洋戦争末期の昭和19年10月より、本土空襲に備えて日本各地の海軍工廠・軍需工場の分散疎開が始まりました。その一環として作られたのがこの長郷地下工場です。
戦争末期に作られた呉海軍工廠の地下工場としては最大規模で、山全体に全長約1kmの坑道が掘られており、中はかなり広く常時湿った風が吹くなど気持ち悪いそうです。
具体的にどのような兵器が製造されていたものは不明ですが、他の呉海軍工廠地下工場と同じく人間魚雷『回天』もしくは魚雷ではないかといわれています。
※私有地の中にあるため無断立入厳禁
備考 |
・私有地の中にあるため無断立入は厳禁 ・内部は真っ暗で水が溜まりあちこち落盤しているため絶対に入らないように ・同じ戦争末期の地下工場として第11海軍航空廠白石隧道地下工場跡がある |
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住所 |
広島県呉市警固屋9丁目7 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
竣工 | 不明 |
公開 | 非公開 |
登山難易度 | - |
サイト |
- |
分類 | 海軍工廠 |
アクセス |
・広島電鉄バス「見晴口」バス停から徒歩すぐ |
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