御手洗町簡易水道配水池跡
風待ち・潮待ちの港として栄えた大崎下島の御手洗
歴史的な街並みが残る御手洗町並み保存地区から歴史の見える丘公園に登る途中に、かつての御手洗簡易水道の配水池跡があります。
『簡易水道』とは農山漁村など小さな集落で101人以上5000人以下の人々へ給水することを目標にして建設された小規模な水道のことで、採算性が低くても国の補助で作られることがあります。
御手洗町簡易水道は昭和3年に建設され、昭和49年の安芸灘水道竣工まで実に46年間使われました。
廃止後は歴史の見える丘公園に登る道を作るため取り壊され広場になっていますが、切石敷きが旧ろ過池の石を使って作られています。
現在は水道技術の発達により本州から水道が通っていますがかつて大崎下島は本州から水道水を船で運んでいた時代もありました。
昔の離島の水道事情が偲ばれます。
備考 |
・御手洗町並み保存地区から歴史の見える丘公園に登る途中にある ・ルートは2つあるが南側から登るルートが最短 ・近くに御手洗町並み保存地区と歴史の見える丘があるのでついでに観光するといいかも ・少し距離があるが同じ大崎下島に沖友天満宮がある |
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住所 |
広島県呉市豊町御手洗 |
駐車場 | 御手洗町並み保存地区にあり |
トイレ |
御手洗町並み保存地区にあり 歴史の見える丘公園にあり |
竣工 | 昭和3年 |
公開 | 常時 |
登山難易度 | 易しい |
サイト | |
分類 | インフラ |
アクセス |
・さんようバス「住吉神社」バス停から徒歩10分 |
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