鍋山防空機銃砲台跡と鍋山防空砲台跡

ページ名:鍋山防空機銃砲台跡と鍋山防空砲台跡

鍋山防空機銃砲台跡

鍋山はかつて旧呉海軍工廠製鋼部(現日新製鋼呉製鉄所)の後ろにあった山

ここには太平洋戦争中に呉海軍工廠防衛のための防空機銃砲台が作られ、昭和17年8月に『40mm連装機銃』1基が配備されました。

その後、戦局の悪化と呉海軍工廠の後ろの山という位置的な重要性もあって、昭和19年6月に13mm機銃が8基、昭和19年11月に25mm連装機銃が3基追加され合計12基の防空機銃が配備されました。

太平洋戦争終戦後の開発により鍋山は切り拓かれ日新製鋼の一部と団地となりました。

鍋山応急防空砲台跡

鍋山防空砲台は太平洋戦争末期に作られた防空砲台

上記の通り鍋山にはすでに鍋山防空機銃砲台として12基の防空機銃が配備されていましたが、さらなる防空と火力強化のため昭和20年2月に『15.5cm単装砲』が1門が配備されました。

この砲台構築により高角砲を囲むように防空機銃が配置された形の防空砲台となりました。

現在、防空砲台があった部分は開発により山ごと無くなっており遺構は残っていません。

 

備考

・現在の鍋山と句碑警固屋線から北西の日新製鋼の敷地がかつての鍋山だった場所

・今は鍋山の東半分だけ地形として残っているが砲台跡の遺構はない

・呉海軍工廠防衛のための砲台として他にも串山公園(旧串山防空機銃砲台)海軍工廠西海岸応急防空砲台跡がある

・近くに殉国の塔がある

住所

広島県呉市昭和町11-1/広島県呉市警固屋1丁目3-1

駐車場 なし
トイレ なし
竣工 昭和17年/昭和20年
公開 常時
登山難易度
サイト

分類 砲台跡
アクセス

・広島電鉄バス「鍋山団地」バス停から徒歩8分


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