呉の名店

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三宅本店

江戸時代から続く酒造メーカーで有名な清酒『千福(せんぷく)』を製造する蔵元です。

当初は清酒の醸造していませんでしたが、明治36年に呉海軍工廠が建設されると酒需要の増加を見込んで清酒の醸造と販売を開始し海軍関係者に好評を博しました。

その後、高温環境での劣化が起きにくいなど品質に優れていることから海軍の艦艇に積まれ始め、海軍御用達の軍用酒となりやがて全国的な清酒メーカーに発展しました。

写真2枚目と3枚目は工房にある酒王センプク煙突といい、耐熱性のある特殊な白レンガを使ってイギリス式積みで造られた26mの酒造煙突で大正12年に建設されました。

太平洋戦争の空襲や火災を乗り切った貴重な遺構で終戦直後は焼け野原となった呉市に唯一残った千福の社屋でした。

現在はボイラー技術の進歩により小型の煙突でも製造が可能となったため、平成16年以降は使われていません。

昴珈琲呉本店

『海軍さんの珈琲』で有名なレンガ通りのお店です。

創業は戦後の昭和34年。老舗揃いの呉の名店の中では新しい部類に入りますが、戦艦大和の元乗組員の「戦艦大和で飲んだコーヒーがもう一度飲みたい」という声から生まれた商品です。

呉のお土産の中では結構有名で大抵の土産屋に古くから置いてあります。

余談ですが、海軍さんの珈琲が大当たりしたので雨後の筍のように『海軍さんの○○』という商品が出ています。

いせ屋

大正10年創業の洋食屋

軍艦浅間の料理長だった初代店主が開いたお店です。

大正時代のレシピを忠実に守っていて、デミグラスソースを使ったカツ丼などめずらしいメニューがあります。

森田食堂

呉駅前にある大正2年創業の大衆食堂です。

「安い・早い・美味い」の三拍子揃った食堂という感じです。

歴史について詳細不明ですが、大正2年といえば呉海軍工廠が建設されて10年経ったころで、ちょうど海軍工廠の労働者が増えたころに開業したのかもしれません。

間宮羊羹

特務艦間宮(まみや)は太平洋戦争で活躍した呉鎮守府所属の給糧艦で、艦艇の兵士に食料を供給する船でした。

一般的な食料だけでなく饅頭・アイスクリーム・最中・ケーキ・ラムネなどの甘味を艦内で製造可能で、それぞれ専属の職人が間宮に乗っていました。

海の上では新鮮な食料はもちろん、甘い物はとても貴重で艦隊勤務の兵士たちは間宮が来ると大喜びでした。

その間宮の船内で製造された羊羹は「間宮羊羹」と呼ばれ特に人気が高かったそうです。

当時は「日本で一番大きな羊羹を超える大きさ」を目指して作られたため重さが2kgもありました。現在、復刻販売されている間宮羊羹のサイズは最大で1kgですがレシピや作り方など昔のまま再現されており当時の味を知ることができます。

間宮羊羹は大和ミュージアムレンガ通りのお土産屋で買うことができます。

また、呉市街地の長迫公園に特務艦間宮の慰霊碑があります。

一心

昭和16年(太平洋戦争開戦の年)創業のうどん屋

忙しい海軍工廠の職人さんに早く出せるように麺を細切りにして茹で時間を短くしたうどん「呉麺」の元祖です。

昔は屋台で売って歩いたそうですが、最初は普通の太さだったうどんも職人さんに要望によりドンドン細くなっていき今の太さになったそうです。

広島市でも細切りうどんのことを「呉のうどん」「呉麺」などと言います。

※このお店は閉店しました

メロンパン

昭和11年と戦前の創業でその名も『メロンパン』というお店です。

メロンがまだ高級フルーツだった頃にあやかって付けたそうです。

このお店のメロンパンはラグビーボールのような流線型の形をしており、海軍の軍艦旗の放射状の線を真似て作ったという説があります。

セーラー万年筆

天応にある明治44創業の老舗文具会社

創業者がイギリス留学帰りの海軍技師からもらった万年筆に感動して興した会社です。社名も海軍の水兵(セーラー)が由来です。

戦後もボールペンやカードリッジ式万年筆を日本で初めて発売するなど筆記用具のパイオニアメーカーへ成長しました。

当初は呉市稲荷町に工場がありましたが、昭和14年からここ天応に移転し現在も万年筆を製造しています。

海軍さんの麦酒

平成8年創業の会社

灰ヶ峰の湧き水で作った呉の地ビールです。特に旧海軍に起源があるかどうかは不明です。

※このお店は閉店しました

福住

フライケーキ(他県では「あんドーナツ」というらしい)の老舗菓子屋

昭和22年と太平洋戦争が終戦してすぐの創業ですが現在でも呉の繁華街で人気のお店です。

高田帽子店

大正2年創業の帽子専門店

戦前は海軍御用達で現在も海上自衛隊の帽子を作っています。

かの連合艦隊司令長官山本五十六も中将時代にここで帽子を作られたという由緒あるお店です。

また、緒形拳主演のNHKドラマ『帽子』のモデルになったお店でもあります。

呉ポポロ(旧日英館)

呉市唯一の映画館ポポロですが、かつてここに広島県初の木造ビアホール『日英館』がありました。

日英館という名前は日英同盟から取ったそうで、幕末以降西洋列強に立ち遅れていた日本が「大英帝国と対等の同盟を結んだ」というニュースに当時の人がいかに大喜びしたかという風潮が伺えます。

日英館は明治末期に創業しましたが大正10年に閉館しました。

その後、跡地はいくつかの店舗に分かれたということですが地元の方に聞いた話ではこのポポロの場所にあったとのことでした。

 

備考

・残念ながら一心と海軍さんの麦酒は閉店したため現在はない

・セーラー万年筆は住所は天応だが最寄り駅は天応駅ではなく呉ポートピア駅から歩いた方が早い

・間宮羊羹や海軍さんの珈琲は呉のお土産屋なら大抵のところで買える

・セーラー万年筆以外は中心部のレンガ通り周辺にあるのでまとめて見ることができる

8項目写真2枚目と3枚目は呉市フォトバンクより引用

住所

三宅本店:広島県呉市本通7丁目9-10

昴珈琲店呉本店:広島県呉市中通2丁目5-3

いせ屋:広島県呉市中通4丁目12-16

森田食堂:広島県呉市中央1丁目9-3

メロンパン:広島県呉市本通7丁目14-1

セーラー万年筆:広島県呉市天応西条2丁目1-63

福住:広島県呉市中通4丁目12-20

高田帽子店:広島県呉市中通1丁目4-10

呉ポポロ:広島県呉市中通3丁目5-3

駐車場
トイレ
竣工
公開
サイト

分類 観光地
アクセス


三宅本店

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昴珈琲店呉本店

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いせ屋

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森田食堂

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メロンパン

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セーラー万年筆

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海軍さんの麦酒

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福住

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高田帽子店

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呉ポポロ

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