海は忘れない慰霊碑

海は忘れない慰霊碑

深江漁港にあります。

太平洋戦争終戦後の昭和23年と昭和25年に、米軍が長島沖に敷設した機雷によって犠牲となった民間人26名を慰霊する碑です。

慰霊碑にある26名の詳細は不明ですが、記録によると昭和25年7月に長島の北沖で大型機雷が爆発し、漁船6隻が巻き込まれ46名が死亡する事故がありました。太平洋戦争末期の瀬戸内海は米軍が敷設した機雷だらけで、江田島と本州の間の海でも民間船が触雷して爆発し死者が出る事故が発生するなど危険な海域でした。

近年、世界各地で戦争が終わっても地雷で民間人が死傷する事故が問題となっていますが、日本でも太平洋戦争終戦後に漁業中の漁師が機雷で死傷したり、海岸に流れ着いた機雷で民間人が死傷する事故が起こっています。

長島

長島は江田島南西約0.9kmにある無人島

右となりにあるのは同じ無人島の我島（わがしま）で、干潮時には陸続きになります。

 

備考	・バスで行く場合は小用港から出るコミュニティバスで終点で降りると近い ・バス停からは近いがコミュニティバスの便数がかなり少ない ・実は慰霊碑のある深江漁港から長島は見えない ・長島を見るためには最低でも新開集落まで行かないといけないが、ここより南は公共交通機関がないため片道25分ほど歩く必要あり ・近くにさとうみ自然科学館があるので興味があればついでに観光するといいかも
住所	広島県江田島市大柿町深江１４５２－５
駐車場	なし
トイレ	近くに公衆トイレあり
竣工	－
公開	常時
登山難易度	－
サイト	－
分類	記念碑
アクセス	・江田島バス「須野本」バス停から停徒すぐ

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