篠尾山防空監視哨跡
篠尾山防空監視哨は廿日市天満宮(篠尾山)にあったとされる防空監視監視哨
篠尾山防空監視哨は昭和8年の戦時防空計画によって計画されました。昭和8年の時点ではまだ日中戦争も開戦しておらず防空法も制定されていないため、地元自治体が自主的に計画したものと思われます。
有事の際は篠尾山にに防空監視哨を作り地元から警防団員を募って防空監視を行う計画でした。
篠尾山には廿日市天満宮と正覺院がありますが、立ち退き跡や遺構等が残っていない事から実際には篠尾山防空監視哨は建設されなかった可能性が高いです。
篠尾山から望む廿日市
篠尾山は標高28mと山としてはかなり低い山ですが、周囲に高い山が無く広島湾まで視界が開けているため防空監視哨が作られたものと思われます。
余談ですが、廿日市の木材港が建設されたのは太平洋戦争終戦後かなり経ってからで終戦までは住吉堤防が海岸線でした。
建物も現在よりも少なかったため見通しも良かったのではないかと思われます。
廿日市天満宮
篠尾山にある廿日市天満宮
鎌倉時代に建てられた神社で菅原道真を祭っています。
備考 |
・JR、広島電鉄いずれの駅からも近いためアクセスはなかなか良い ・街中にあってアクセスは良いが周辺にこれといった戦争遺構や観光地はない |
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住所 |
広島県廿日市市天神3-2 |
駐車場 | あり |
トイレ | 近くのJR廿日市駅にあり |
竣工 | 不明(計画のみ?) |
公開 | 常時 |
登山難易度 | - |
サイト | |
分類 | 砲台跡 |
アクセス |
・JR廿日市駅から徒歩5分 ・広島電鉄路面電車「広電廿日市」電停より徒歩3分 ・広島電鉄バス「廿日市」バス停より徒歩2分 |
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