明磯神社の鳥居
明磯(めいそ)神社は津久茂町にある神社
ここには太平洋戦争末期の昭和20年5月の旧広海軍工廠と旧第11海軍航空廠への空襲で折れてしまった鳥居があります。爆風か衝撃により鳥居の3か所に亀裂が入っておりカスガイや金具で補強された跡があります。
呉市街地の亀山神社にも焼夷弾で破損した狛犬がありますが、改めて空襲の凄まじさがわかります。
なお、明磯神社の御創建は不明ですが鳥居には天保13年の文字が入っているため、少なくともこの鳥居は江戸時代の建築と思われます。
明磯神社から望む津久茂集落
鳥居からの展望
写真でも見ても集落のかなり高い位置にあることがわかります。ここまで爆風が来たのかピンポイントでここに爆弾が投下されたのかは不明です。
集落の向こうは旧広海軍工廠会計部で現在は在日米軍基地になっています。奥に見えるのは呉海軍航空隊飛行場跡です。
備考 |
・鳥居は2つあるが空襲で折れた鳥居は境内近くの小型のもの ・自動車で行くことはできるが明磯神社境内は駐車禁止 ・地形的に下から鳥居全体の写真を撮ることができない ・近くに旧広海軍工廠と旧第11海軍航空廠と黄幡・山九郎山機銃砲台跡がある |
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住所 |
広島県呉市広津久茂町6 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
竣工 | 天保年間(?) |
公開 | 常時 |
登山難易度 | - |
サイト |
- |
分類 | 遺構 |
アクセス |
・呉市生活バス「津久茂」バス停から徒歩5分 ・広駅から徒歩30分 |
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