小用港(戦艦榛名終焉の地)

ページ名:小用港(戦艦榛名終焉の地)

小用港

「江田島の玄関」と呼ばれる江田島中部にある港

広島市から海上約7.5km、呉市からは海上約6kmと広島市と呉市の中間に位置する港です。

江田島は倉橋島にある音戸大橋と早瀬大橋を経由すれば本州と陸続きになりますが、広島市や呉市街地から見るとかなり遠回りになるため旅客船を利用する人が多くいます。

呉港とは旅客船で10分の近距離で桟橋からも呉市街地を見ることができます。

小用港(戦艦榛名・巡洋艦出雲終焉の地)

戦艦榛名は横須賀鎮守府所属の高速戦艦で金剛型戦艦最後の生き残りでした。太平洋戦争緒戦から活躍した古参艦で戦争末期の南方での激戦にも生き残り、昭和19年12月に呉に帰投しました。

当初は修理のため呉海軍工廠付近に停泊していましたが、昭和20年3月の第一次呉軍港空襲を受けてここ小用港の北に移動し、昭和20年7月の第二次呉軍港空襲を受け大破着底し終戦を迎えました。

巡洋艦出雲は明治33年に就役した佐世保鎮守府所属の出雲型装甲巡洋艦1番艦です。日露戦争中の明治38年にあの日本海海戦でロシア海軍のバルチック艦隊を破った武勲艦でもあります。

当時は装甲巡洋艦でしたが旧式化に伴い大正10年に海防艦となりました。

太平洋戦争前から中国上海に停泊しており昭和17年に再び巡洋艦となりますが、昭和18年に瀬戸内海へ帰還し海軍兵学校の練習艦となりました。

太平洋戦争末期は戦艦榛名と共にここ小用港に停泊中、同じく第二次呉軍港空襲を受け沈没し終戦を迎えました。

また、姉妹艦の巡洋艦磐手も対岸の狩留賀浜で空襲を受け沈没しています。

 

備考

・終焉の地は小用港の正面でなく少し北の海である

・海上自衛隊の艦艇や潜水艦がよく航行しているので運が良ければ見れるかもしれない

・戦艦榛名と練習艦出雲の慰霊碑が近くの江田島公園にある

・近くに小用町の防空壕跡江田島公園がある

住所

広島県江田島市江田島町小用2丁目1

駐車場 あり
トイレ あり
竣工 不明
公開 常時
登山難易度
サイト

https://www.pa.cgr.mlit.go.jp/

分類 艦艇終焉の地、インフラ
アクセス

・小用港から徒歩すぐ


小用港

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戦艦榛名終焉の地

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