第六潜水艇遭難之碑
鯛の宮神社の境内にあります。
第六潜水艇は改ホランド級潜水艇として潜水艦黎明期の明治39年に就役しました。初の国産潜水艦として建造されましたが、特殊潜航艇を除けば国産潜水艦としては最小でお世辞にも性能が良いとは言えない艦艇でした。
明治43年、岩国市装港沖で半潜航訓練中に事故で浮上できない状態のまま、乗組員14名全員が酸欠で死亡するという事故が起きました。
しかし、この時の乗組員の最後まで冷静かつ責任感のある行動が国内外で顕彰され、ここに慰霊碑が建立されました。
事故後、引き揚げられた船体は太平洋戦争終戦まで潜水学校に保存されていましたが、進駐軍による戦没者崇拝・戦争賛美禁止命令により解体されました。
殉難追悼式
毎年事故のあった4月15日に慰霊祭が行われます。
備考 |
・呉駅からは少し距離があるがバスに乗るよりは歩いた方が早いかも ・事故現場である山口県岩国市にも第六潜水艇殉難者記念碑がある ・大和ミュージアムに第六潜水艇の模型が展示されている 2項目の写真は呉市フォトバンクより引用 |
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住所 |
広島県呉市西三津田町1-1 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
竣工 | 昭和34年 |
公開 | 常時 |
登山難易度 | - |
サイト | - |
分類 | 記念碑 |
アクセス |
・呉駅から徒歩15分 ・広島電鉄バス「三条三丁目」バス停から徒歩5分 |
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