品覚寺
品覚寺(ほんかくじ)は津久茂にある海軍ゆかりのお寺
天正5年に竹林を切り開いて作られたお寺で元々は真言宗でしたが浄土真宗に改宗されています。
日露戦争中の明治37年5月、巡洋艦吉野と巡洋艦春日が濃霧の中で衝突する事故が起こり、巡洋艦吉野が沈没し乗組員300名以上が犠牲なりました。
その衝突事故で亡くなった乗組員の中に海軍学校の生徒がいたため、追悼法要がここ品覚寺で営まれました。
その縁があって以来、場所が近いこともあって海軍学校の生徒たちが休日に訪れるようになりました。
生徒たちは寺を訪れた時の心境を書き残すようになり帳簿は「津久茂帳」と名付けられました。津久茂帳は明治37年の法要から太平洋戦争終戦の昭和20年まで続きました。
太平洋戦争末期の記帳には、出撃を前に決意をしたためた生徒の一文もあり貴重な戦争資料として現在も保管されています。
備考 |
・地図ではバス停から近いように見えるが登り坂がかなりあるので時間がかかる ・津久茂帳は希望すれば見せてもらえる ・山の中腹にあるので景色は良く運が良ければ江田島湾にいる艦艇が見れる ・同じ津久茂に津久茂(標的艦摂津終焉の地)と青少年交流の家の防空壕跡がある |
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住所 |
広島県江田島市江田島町津久茂2-17-21 |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |
竣工 | 天正5年 |
公開 | 常時 |
登山難易度 | - |
サイト | |
分類 | 観光地 |
アクセス |
・江田島バス「津久茂」バス停から徒歩15分 |
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