海軍第四門跡

海軍第四門跡

海軍第四門は串山の裏にあった市街地と呉海軍工廠の境界の衛門

太平洋戦争終戦まで呉鎮守府や呉海軍工廠は軍用地であり市民は立入禁止でした。また、市街地と呉海軍工廠は塀で仕切られており今と違い自由に出入りすることはできませんでした。

この海軍第四門は串山の裏（山側）にあり呉海軍工廠地帯への入口となっていました。

衛門の門柱は呉の建築によくあるレンガ造りにモルタル塗りで作られており、高さは約2.5ｍありました。工員は門を通って調査場で身体検査を受けてから呉海軍工廠に通勤していました。

太平洋戦争終戦後は海上自衛隊の宿舎内にあったため門柱の片方だけ残っていましたが、残念ながら平成13年の宿舎解体の際に取り壊されました。

現在は海上自衛隊の敷地もなくなっており、かつての面影は残っていません。

 

備考	・現在は遺構は無く住宅地があるだけである ・海軍の作った衛門は海軍第一門から海軍第四門まであったがすべて現存しない ・同じ海軍が作った衛門跡として眼鏡橋（海軍第一門跡）と海軍第二門跡と海軍第三門跡がある ・近くに串山公園（旧串山防空機銃砲台）と旧呉海軍工廠と宮原11丁目の防空壕跡がある
住所	広島県呉市宮原１２丁目１－１
駐車場	なし
トイレ	近くの串山公園にあり
竣工	不明
公開	常時
登山難易度	－
サイト	－
分類	遺構、インフラ
アクセス	・広島電鉄バス「串山」バス停から徒歩2分 ・広島電鉄バス「宮原12丁目」バス停から徒歩5分

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