白岳山の境界標石

ページ名:白岳山の境界標石

白岳山登山口の境界標石

白岳山の登山口にあります。

境界標石とは民間地と軍用地の境界を示す石で日本各地に点在します。この標石には 「海軍省」「呉要塞第三區地帯標」「大正十五年八月」と書かれています。

第三區地帯とは「250間(約4km)先に国防に関する重要な防御営造物がある」という意味の注意書きです。白岳山には広海軍工廠の地下工場と思われる壕口がいくつか残っています。

また、戦前戦中は要塞地帯の中で測量・撮影・模写などを禁止する要塞地帯法という法律がありました。

太平洋戦争終戦後も白岳山には石灰岩の石切り場がありました。約50年前に閉鎖されましたが現在でも採石場の廃墟や遺構が残っています。

なお、白岳山は防空砲台のある螺山吉松山と稜線がつながっているため、ここからから登山して縦走すると防空砲台に行くこともできます。

 

備考

・住宅地の一番奥に白岳山への登山口がありそこにある

・境界標石を見たいだけなら登山は不要

・登山道を3分ほど登ると採石場入口の石垣や排水溝等の遺構があるので興味があれば見るといいかも

・採石場までの登山道は中上級者向けとされているため登る場合はしっかり準備を

住所

広島県呉市広白岳6丁目15-6

駐車場 なし
トイレ なし
竣工 大正15年(?)
公開 常時
登山難易度
サイト

分類 遺構、砲台跡
アクセス

・広島電鉄バス「白石」バス停から徒歩8分


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