地御前キラキラ公園(旧地御前村防空監視所)
地御前は日本三景の1つ安芸の宮島の北対岸にある街
宮島街道沿いの街として史跡も多い地御前ですが太平洋戦争中に海軍の防空監視所がありました。
地御前防空監視所は昭和17年4月に日本本土に初めて空襲があったことを受け、今後予想される大都市へを空襲に対し本土の防空態勢を強化する一環として海軍によって作られました。
防空監視所は地御前駅の西にあった山の上に作られ同年8月に着工し昭和19年3月に竣工しました。ここには聴音機・探照灯・探照灯電源用の発電機・兵舎・司令室が作られました。
また、この防空監視所から実際にB29爆撃機を発見し高射砲陣地へ連絡して攻撃を行ったという記録も残っています。
戦後、海外からの引揚者・復員者が一時的にこの防空監視所の兵舎を使ったことから「海軍山」と呼ばれるようになりました。
現在、かつての山は切り拓かれて団地となっており、防空監視所のあった場所は公園となっているため遺構は残っていません。
備考 |
・住宅地の中にあるので若干わかりにくい ・現在は山自体が無くなっているので登山をしなくても大丈夫 ・地御前駅はJR山陽本線の駅ではなく広島電鉄の駅なので注意 ・廿日市さくらバスは便数が少ないので地御前駅から歩いた方が早いかも |
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住所 |
広島県廿日市市地御前北3丁目22-24 |
駐車場 | あり |
トイレ | あり |
竣工 | 昭和19年 |
公開 | 常時 |
登山難易度 | - |
サイト | |
分類 | 砲台跡 |
アクセス |
・広島電鉄「地御前駅」から徒歩13分 ・廿日市さくらバス「キラキラ公園」バス停から徒歩すぐ |
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