九十九橋
九十九橋は海田市駅の近くにある瀬野川に架かるトラス橋
昭和20年9月の枕崎台風で流失してしまった元の橋の代わりに山口県光市の光海軍工廠の廃鉄材を利用して造られた橋です。
広島市の本川橋や呉の旧呉市交通局築地中央工場のように、終戦直後は鉄が貴重だったため海軍施設の鉄を再利用して作られたインフラや建物が各地にあります。
なお、本川橋とは同じ光海軍工廠の廃材を利用して造られた姉妹橋ですが、本川橋に比べてトラスの背が高くなっています。
空襲の弾痕
光海軍工廠への空襲の際に受けた弾痕
九十九橋のトラス部分にそのまま残っています。
備考 |
・九十九橋は自動車専用橋なので通行や撮影の際は注意 ・並行して歩道橋が付けられているため徒歩で通行する場合はこちらを通ること ・橋全体は南西にあるひまわり大橋の上から撮ると綺麗に撮れる ・近くに呉線の橋があり車内からも見ることができる ・同じ光海軍工廠の廃材を利用した作られた橋として広島市の本川橋がある ・呉市にも旧海軍飛行場の格納庫の廃材で作られた旧呉市交通局築地中央工場があった |
---|---|
住所 |
広島県安芸郡海田町大正町2-1 |
駐車場 | なし |
トイレ | 海田市駅にあり |
竣工 | 昭和25年 |
公開 | 常時 |
登山難易度 | - |
サイト | |
分類 | 海軍工廠、インフラ |
アクセス | ・海田市駅から徒歩5分 |
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧