楠田(空母鳳翔終焉の地)
楠田の瀬戸内海に面した湾の中が空母鳳翔の終焉の地です。
空母鳳翔は横須賀海軍工廠で建造された空母で、起工時から航空母艦として設計された「日本海軍最初の空母」でした。
昭和12年より呉鎮守府所属となりましたが、太平洋戦争開戦時にはすでに旧式化しており戦争中はほとんど瀬戸内海で過ごしました。
戦争末期は他の艦艇と同じく燃料不足で航海することができず、甲板に樹木等を置いて島に偽装していたためほぼ無傷で終戦を迎えました。また、戦後も復員船として活躍したので厳密にはここが終焉の地ではありません。
楠田から瀬戸内海を挟んで対岸の倉橋島に三ツ子島があり「日本海軍最後の空母」の空母葛城の終焉の地が見えます。(写真右奥にある白い島が三ツ子島)
「日本初の空母と日本最後の空母が同じ海で終焉を迎える」というのが何か運命を感じますね。
備考 |
・最寄りの港からはかなり遠いのでバスかレンタサイクルが現実的 ・県道44号線から少し海側に入ったところにある ・県道44号線の近くなのでバスもそこそこ便数がある ・南にある廃工場付近が眺めが良いが終焉の地ではない ・少し距離があるが北に飛渡瀬(巡洋艦大淀終焉の地)とさらに北に秋月(空母龍鳳終焉の地)があるので終焉の地めぐりをしたいなら一気に行くといいかも |
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住所 |
広島県江田島市大柿町柿浦174-8 |
駐車場 | なし |
トイレ | なし |
竣工 | - |
公開 | 常時 |
登山難易度 | - |
サイト |
- |
分類 | 艦艇終焉の地 |
アクセス |
・中町港から徒歩1時間20分 ・小用港から徒歩1時間50分 ・江田島バス「楠田」バス停から徒歩3分 |
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