このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。 各ストーリー情報を検索で探せるように作成したページなので、理解した上でご利用ください。 著作権者からの削除要請があった場合、このページは速やかに削除されます。 |
プロファイル
基礎情報
【コードネーム】チェン
【性別】女
【戦闘経験】四年
【出身地】龍門
【誕生日】7月7日
【種族】龍
【身長】168cm
【鉱石病感染状況】
非公開
能力測定
【物理強度】優秀
【戦場機動】標準
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】卓越
【アーツ適性】標準
個人履歴
龍門の上級警司であり、龍門近衛局の特別督察隊隊長でもある。ヴィクトリア王立前衛学校を飛び抜けて優秀な成績で卒業した。近衛局在職期間中は、龍門内で行われる違法行為、暴力犯罪、組織犯罪、武装逃走犯や国際犯罪の取り締まりなどに携わり、多大な成果を挙げている。
現在は特別人員としてロドスの行動に協力し、現場では戦術指揮の支援も行う。
健康診断
【龍門近衛局の要求により、非公開とする。】
確かに彼女はメディカルチェックを受けられましたが、結果の記録は持って行かれましたし、控えも残っていませんよ。えっ?なるほど、龍門からの要請だったんですね。
――医療オペレーターR.T.
第一資料
【アーツ概要】
チェンは人前でアーツを使わないから、多くの人は彼女はアーツが不得手だと思っている。実際、確かに彼女のアーツコントロールは酷いものだよ。アーツユニットがいきなり壊れたり、防爆壁を粉砕したり、書類を爆風で吹き飛ばしたり、それから実験対象外のものへの損害記録は数え切れない。アーツを放った後は、一度に大量の体力を込めるせいか、チェン本人もかなりの疲労状態に陥るらしい。術師オペレーターたちが討論した結果、チェンに足りないのは、自身のアーツをコントロールするのに相応しいアーツユニットとのことらしい。適切な装備がない状況で、彼女は自身のアーツを完成させることはできないんだ。
テストの結果は見たよ。アーツユニットが薄く鋭い形状であればあるほど適応度が高いんだね。そして、彼女はアーツで何かを生み出すよりも、アーツユニットに宿した源石を直接活性化させることの方が得意らしい。だけどそれに何の意味が!?もし剣の形をしたアーツユニットがあれば彼女に合うかもしれないけど、誰がそんな使いづらいものを……剣は人を切るためのものでしょ!余計な機能は必要ないよ。
――術師オペレーターD
第二資料
チェンは全科目オールAかつ教官全員からの推薦を受けるという優秀な成績でヴィクトリア王立前衛学校を卒業し、龍門に戻った後はすぐに龍門近衛局に入局した。
彼女の入学前の経歴を知る者はいなかったが、その高い能力、強い責任感と正義感を疑う者もいなかった。チェンの業務遂行にかける姿勢に関して、かつて近衛局の応援に向かった警官たちは一様に不満の声を上げたことがある――厳しすぎる、そして苛酷過ぎると。当時は皆、チェンは権力闘争の中に埋もれ、その鋭気も終わりのない紛糾により削り取られてしまうだろうと考えていた。
しかし、そんな者たちの考えとは裏腹に、犯罪率と死傷者発生率は二年間、減少の一途をたどっていた。若い世代の警官の昇進も早くなり、より実力の伴った抜擢がされる傾向にあるという。チェンもそれに漏れず着実にステップアップを重ね、そして近衛局で最も重要な部隊の一つである特別督察隊に名を連ねた。
特別督察隊隊員の任期は基本的に二年以内とされている。警官の生命を守るため、あるいは積み重なるストレスにより彼らがミスをする可能性を減らすためである。そもそもこの職位そのものが長居に向いていないのかもしれない。なぜなら、任務中に殉職することが、ほぼ全てのベテラン督察隊員の一貫した結末だからだ。
しかしそんな境遇においても、チェンは決して一歩も引かなかった。これまでも、そしてこれからも引くことのない彼女は、引き方すら知らないのだ。
かくして彼女は龍門警察の史上最も出世の早い警官となり、同時に最年少の特別督察隊隊長となった。彼女をあざ笑ったり陰口を叩いていた者たちは、その気迫と剛毅さに圧倒され、尊敬の念を抱くようになった。将来の計画を立てることは簡単だが、彼女のように毎日その計画を忠実に遂行していくことはそう簡単ではないからだ。
彼女がなぜそこまで尽力するのか、なぜそこまで身を削って前に進もうとするのか、それを理解する者も、理解できる者も存在しないのだろう。
チェンのゴミ箱の中には、いつもビリビリに破かれた、あるいはくしゃくしゃに丸められたノートの切れ端が入っている。そこには言い表せない怒りがぎっしり書き連ねられている。
第三資料
もちろん、チェンは仕事マニアでも警務マシンでもない。
チェンを知っている警官やオペレーターたちは、彼女をパーフェクトな人物だと評価している。合理的なスケジュールを決めており、食事や趣味も疎かにせず、一日の毎分毎秒を有意義に利用しているのだ。
しかしそんな彼女だからこそ、周りのものは心配するのだ。休暇を突然キャンセルすることも、休暇中に連絡がつかないことも日常の一コマである。深夜までの残業、山のように積まれていた書類が次の日には跡形もなく消えていること、新作映画を見終えたかと思えばその直後に緊急会議に出席していること、それらもいつもの光景だ。
全てのことを効率よくこなすチェンは、まるで停止することが出来ない機械のようだ。そんな彼女に人々はこう尋ねる。
「無理してませんか?」
「無論だ。」
誰に対しても彼女はそう答える。それ以外の答えを聞いた者はいない。
チェンは繰り返される自身の生活の中で、絶えず龍門の問題解決に尽力しているだけではなく、常に成長し続けている。日が経つにつれ身のこなしはスマートになり、頭の回転の早さにも磨きがかかっている。さらに完璧な人間に近づいていく彼女には、まるで限界が見えない。
しかし、いったい彼女は何を追い求めているのだろうか?
彼女の良き友人たちでさえ、チェンを理解しているとは言い難いだろう。彼女には自分一人で抱えていることが多すぎる。
第四資料
【権限記録】
「君の父親はもう君と絶縁した。私に関わることももうないだろう。私はそれで構わないが、彼も同じ気持ちだろう。
ここを離れたいか?
構わないとも。しかしその前に、いくつか君に話しておかなければならんことがある。
――実は私は、あの老人の正体を知っている。
ただ私はひどく忘れっぽくてね、色んなことを忘れてしまうんだよ。例えば――あの夜にあった、君と友人の小さな冒険のことなども簡単に忘れてしまうだろう。
あれは確かに私の過ちだ。違いない。私は許されざる過ちを犯してしまった。
だが、それでも私は忘れるだろう。
もし君がここを離れたいというのなら、君を安全で、裕福で、そして平穏な街まで送ろう。そこで静かに一生を過ごすのも、とても幸せだろう。
そう、ここにある全てとお別れできる。君が嫌いな家とも、嫌いな街とも、嫌いな人とも。
ただ、君は全ての真相を知る機会を失う。それらの事実は極秘にして危険なものだからだ。私は無関係な人間を巻き込むわけにはいかないのでね。
どうした?怒ったのか?私が嫌いか?
うむ、勿論構わない。もし私が君でも、このように無能な者は嫌いになるだろうからね。
もう一つの選択肢だ。いいかな。
ここに留まること。
そうすれば私が、今後君のことを鍛えよう。私を嫌い、憎み、攻撃しても、殺そうとしても構わない。
どうしてだめなことがある?もちろんいいとも。もし君にできるなら、そうすればいい。もし君にできるなら、そうすべきということだ。
君の体は君自身のもの、そして君の思想も同じだ。私は君に正誤を教えてあげることはできるが、善悪の判断は、今後自ら考えていきなさい。
忘れたくなければ、やりなさい。
正しく行動することは、一生努力していくに値する。しかし過ちを正すことは、命を懸けるに値する。
この街の進む先でいったい何が我々を待ち受けているのか、この私でさえわからない。ここはそこら中に偶然が潜む街、どんなことでも起こりうる。
私が何を言っているか、今はわからなくてもいい。君ならいずれ理解できるはずだ。
さあ、私が例の件を、そして君たちが最後に言ったことを覚えているうちに。
やめるか、それとも続けるか?
選びたまえ。
……シミュレーション終了……
……メイン画面に戻ります……
昇進記録
彼女は必ず戻ってくる。
ボイス
ボイス(デフォルト) | |
---|---|
秘書任命 |
ドクター、これよりキミの護衛を担当させてもらう。 |
会話1 |
ロドスの動向については、ずっと不審に感じているところがある。もちろん、今でもだ。 |
会話2 |
なぜこちらをじっと見ている?仕事はどうしたんだ? |
会話3 |
ふん……。 |
昇進後会話1 |
龍門の街じゅう、いたる所に足を運んだ。港、街中の看板や坂道……心に刻まれたこの街の風景を、私はいつまでも忘れることはないだろう。 |
昇進後会話2 |
最近は周辺地域の情勢が急変してる。こちらは常に警戒態勢を敷いているが、くれぐれも油断しないでくれ。 |
信頼上昇後会話1 |
いつかはあの人に認めてもらえるかもしれない。その時までは……。 |
信頼上昇後会話2 |
アーミヤはキミのことをとても信頼しているようだな。キミ達ふたりを見てると、私にもそんな人がいれば、などとつい考えてしまう……。 |
信頼上昇後会話3 |
私は……これまで誰にも背中を預けたことはない。あの人にさえ……。 |
放置 |
……ドクター?眠っているのか?ふん、緊張感のないやつだ。 |
入職会話 |
龍門近衛局、特別督察隊隊長のチェンだ。訳あってしばらくここに滞在させてもらう。以前の共闘でお互いのことはよく分かってるはずだ。今すぐ現場に連れて行ってもらおうか。 |
経験値上昇 |
全てはより周到な任務遂行のために。 |
昇進Ⅰ |
昇進?私にとっては、特に珍しいことではないな。 |
昇進Ⅱ |
了解。普通のオペレーターの手に負えない任務は、全て私に任せてくれ。 |
編成 |
モウマンタイ。 |
隊長任命 |
総員、互いに連携を取り、効率よく動いてくれ。 |
作戦準備 |
総員、戦闘準備。 |
戦闘開始 |
準備はいいか?では、作戦通りに。 |
選択時1 |
こちらチェン。 |
選択時2 |
いつでもいける。 |
配置1 |
行くぞ。 |
配置2 |
すぐに片付ける。 |
作戦中1 |
斬! |
作戦中2 |
閃! |
作戦中3 |
武器を降ろせ! |
作戦中4 |
なめるなよ。 |
高難度作戦クリア |
悪事は決して許さない。どんな手を使ってでも阻止してみせる。 |
★3で戦闘終了 |
私と対峙しようというその自信は、どこから湧いて出たのだ? |
★2以下戦闘終了 |
負傷者は待機して医療隊の救援を待て。その他のオペレーターは周囲の警戒を怠るな。 |
作戦失敗 |
焦らず順次撤退するんだ。決して隊列を崩すな! |
基地配属 |
ここがロドスの内部施設か。意外と広いな。 |
タッチ1 |
おい!何をする! |
信頼タッチ |
ドクター、機嫌が良いのは最近作戦が順調なおかげか?奇遇だな、私もだ。 |
タイトルコール |
アークナイツ。 |
挨拶 |
むっ、ドクターか。 |
逆理演算
一歩も引かない / チェルノボーグ・破壊後
いつ如何なる時も、チェンは最前線に立ち続ける。
仲間たちからは身の程知らずだと後ろ指を指され、実際にそのせいで代価を支払うこともあった。しかしチェンが徐々に赤霄の扱いを身に着けるに従い、仲間たちは自らチェンに最前線を譲るようになっていった。
理由は二つ。一つ目は、鞘から解き放たれた赤霄に巻き込まれないため。二つ目は、彼女が有言実行する人物であることを皆知っているからだ。チェンがそれを成せるのは、決して彼女が全能だからではなく、絶対にあきらめないからだ。
コーデ
デフォルト(昇進0)
オペレーターの普段着。
実用性は制服に劣る部分もあるが、オペレーターが最も着慣れているコーディネート。
デフォルト(昇進2)
昇進後調整された服装。
オペレーターの経験に基づき細部の改善が図られ、より作戦に特化したものとなっている。戦闘向きでありながら、オペレーターが着慣れている服装を極力再現した。
Test Collection/XI - 雨上がり
チェンの作業着。
テストコレクション/雲往きて晴れ。幕が降り人々が散れば、再び太陽が顔を覗かせ霜は融けていく。チェンは近衛局から支給された最初の制服を身に着け、ぐるりと街を巡りながら、この慣れ親しんだ見知らぬ都市をもう一度目に焼き付けようとした。
雲が切れ暖かな日が射して、融け残る霜は春の訪れを告げ、大地に息づく子らを潤す。
0011/II - 歳紅霞
チェンがイベントに出席する際の礼服。
0011ニューモデル/歳紅霞。龍門の職人の手縫い仕立て。体型に合わせた縫製で、着心地の良さとスタイルを生かした美しさを両立させた。顧客の強い要求のもと改良が進み、通常モデルに比べ運動性に優れた一着になった。
あの数時間はいつも、戦場にいる時よりも気が立って仕方がない。
モジュール
ORIGINAL / チェンの記章
チェンは近接戦闘において敵を多段攻撃で制圧することに秀でている。
外勤部門の決定に基づき
外勤任務においては前衛オペレーターとして区分し、剣豪の責務を担う。
特別に本記章を授与し、
その証明とする。
SWO-X / ロドス制式刀剣
7月7日、晴天。誕生日。彼女はウェイ・イェンウーに抜刀を見せようと意気込んでいたが、当のウェイは姿を見せなかった。それから三日も待ったが、それでも会うことは叶わなかった。
5月13日、曇天。涙鋒の技をもって樹齢30年の大木を切り倒すと、倒れた木で屋根が破壊された。しかしウェイ・イェンウーは姿を見せず、人を寄越して新しい木を植えさせただけだった。彼女はウェイに認められることを諦めた。
1月1日、大雨。元日。土砂降りの中スラム街に向かう途中、義憤に駆り立てられ15人の悪党を相手取る。生きるか死ぬかの瀬戸際、携帯していた剣で奔夜の技を放ち、7人を傷つけ、8人を退けた。騒ぎは上層部にまで届き、ウェイ・イェンウーが珍しく姿を現わした。剣の痕跡を見たウェイは、彼女を一瞥して去って行った。なぜ手を出してしまったかは覚えていないが、ウェイのあの失望した眼差しはいつまでも忘れられない。
12月25日、晴天。前衛学校からの帰り道、正義の名の下、然るべき時に揚眉の剣を放った。彼女は意気揚々と、この手で天下の不平を一掃できるのだと勇んでいた。
7月30日、曇天。5日間の昏睡状態を代償に絶影の剣を放ち、重要指名手配犯を切り伏せる。龍門のチェン・フェイゼがついにその名を轟かせた。彼女が目覚めると、赤霄が傍に置かれていた。ウェイ・イェンウーは一度も見舞いに来なかった。
8月13日、曇天。感染者である犯人の追跡中に赤霄の抜刀を試みたが、赤霄は一切反応を示さなかった。その後、窮地に追い込まれるも、心が通じ合ったのか赤霄の抜刀に成功し、地下駐車場の半分を切り崩した。彼女はウェイ・イェンウーに、「赤霄とは一体何なのか」と問いに行こうとしたが、ウェイは面会を許さなかった。
9月30日、晴天。再び赤霄を抜き、金庫の扉を切り崩して閉じ込められた人質を救出した。彼女はおぼろげに、赤霄とは意志の剣であることを悟り始めた。多くのことを成し遂げた気でいたが、それでもまだ遠く及ばない。より早く、より強くならねばならない。
7月7日、曇天。誕生日。十数年来初めてウェイ・イェンウーが彼女の剣を見たいと言いだした。彼女はこれまでに学んだ全てを、未完成の雲裂の剣に込めて放ち、それを回答とした。ウェイは一切評価を下さなかった。
1月11日、晴天。ロドスと共に龍門を後にした。後の旅路において、赤霄が抜かれることは滅多になかった。
印
チェンの潜在能力強化に用いられる。
長い時間の中で埃を被った品物。彼女は決して忘れたわけではない。単に錆びついた角を撫でるに忍びないだけだ。いつの日か、かつての熱をまた新たにみなぎらせる日が来るかもしれない。
指名券採用
怒ると怖い。普段も下手にちょっかいを出さない方がいい。
龍門近衛局特別督察隊隊長チェン、ロドスとの契約にのっとって任務に助太刀する。
紹介文
省略
登場ストーリー
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