aklib_story_起死回生_3-4_亀裂_戦闘前

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起死回生_3-4_亀裂_戦闘前

フランカはレユニオンの待ち伏せを容易く返り討ちにした。ロドスはそのまま勝機を掴むべく戦うが、敵方には手強い相手の姿もあった。


[エクシア] アーミヤ、どうだった? ペンギン急便ってすっごいでしょ~?

[アーミヤ] はい、とってもすごかったです!

[エクシア] おっ、おお~う……

[エクシア] 自分より若い子に直球で褒められると、なんかちょっぴり照れちゃうなあ。へへっ……

[テキサス] 彼女は依頼主だぞ。礼儀をわきまえろ。

[エクシア] おっと、ごめんなさ~い!

[アーミヤ] いえ、お気になさらず。お二人には、感謝してもしきれないほどですし!

[テキサス] そうか。ともあれ、これでロドスとは合流できたな。

[テキサス] 次はどう動く?

[アーミヤ] 今回は共同作戦ですし、まずは近衛局の判断を仰いでみましょう。

[テキサス] わかった。

[テキサス] ならば、彼らにも合流を呼びかけてみよう。

[ホシグマ] この地形を見るに……

[ホシグマ] レユニオンは、あえて我々を誘い込んだのかもしれませんね。

[フランカ] 荒れ地に広がる砂と岩……野外作戦にはうってつけの条件が揃ってるものね。

[フランカ] ここに足りないものなんて、あとは敵影くらいじゃない?

[チェン] ――ホシグマ、お前にはロドスのサポートを頼む。

[ホシグマ] なるほど? 了解です。

[チェン] 私は近衛局の部隊と共にポジションを移動する。

[チェン] このまま膠着状態が続けば、レユニオンを見失ってしまう可能性もあるからな。

[ホシグマ] わかりました。

[ホシグマ] では、どうかお気をつけて。

[エクシア] ――うんわあ~、それにしてもすっごい風!

[エクシア] あーあー、視界最悪、何も見えないでありま~す……

[フランカ] これ以上は進めそうにないわね。

[リスカム] レユニオンとしては、こっちが包囲網に入るのを待って仕掛けてくるつもりなのかも。

[リスカム] だけど、思い通りにはさせられないね。

[フランカ] それじゃ、こうしましょうか。――アーミヤ。

[フランカ] あたしとリスカムたちで迂回して、敵方を偵察しつつ、高台に陣取れないかやってみるわ。

[フランカ] だから、こっちから連絡を入れるまで、ほかのみんなにはここで待機しててほしいの。

[フランカ] もちろん、私たちがどんなに派手にやりあってようと、飛び出してきちゃダメよ?

[アーミヤ] わかりました。とはいえ、状況に合わせて判断しますね。

[フランカ] はいはい。ドクター、あなたもちゃ~んと見ててあげてね!

[リスカム] それでは、また後ほどご連絡します。

[フランカ] この辺りには誰もいないみたい。高台を守ってる様子もないし……

[フランカ] まったく、お笑いぐさね。レユニオンにはまともな指揮官がいないのかしら?

[アーミヤ] というと……?

[フランカ] ここはどう見ても、守りやすくて攻めにくい地形なのよ。

[フランカ] つまりあたしならここに伏兵を置くけど、あの連中ときたら――

[レユニオン構成員] ――かかったな! 死ねっ!

[フランカ] あ~あ、言ったそばから……恥かかせないでちょうだい。

[アーミヤ] ――フランカさんっ! 側面にも注意してください!

[アーミヤ] 建物の下に、レユニオンが――

[レユニオン構成員] ぐっ……た、太刀筋が、見えない……!?

[レユニオン構成員] どう……して……

[フランカ] ふふっ。

[フランカ] そこに隠れれば、足元から奇襲できるとでも思ってたの?

[フランカ] だとしたら、あたしをちょっと甘く見すぎじゃないかしら。

[レユニオン構成員] ……く、そっ……ブラック……スチール……

[レユニオン] っ、退却だ! 全員、撤退しろ!

[フランカ] やれやれね。レユニオンが大勢待ち構えてるだろうと思って、こっちも慎重に進んできたのに。

[フランカ] 待ってたのは小物のザコばっかりなんて、正直がっかりだわ。

[リスカム] がっかりしてる場合じゃないよ、フランカ!

[リスカム] そう簡単に逃がすわけにもいかないでしょ。追いかけないと!

[リスカム] アーミヤさん、追跡の許可をお願いできますか?

[アーミヤ] いえ、やはりここは堅実に。リスクは回避して動きましょう。

[アーミヤ] まずはペンギン急便のお二人にお願いして、態勢を整えてから行動すべきだと思います。

[アーミヤ] エクシアさん、高台の確保を優先してもらってもいいですか?

[エクシア] りょうか~い! 今すぐ行ってこよっか?

[アーミヤ] はい。できる限り、牽制もお願いできると嬉しいです。レユニオンに反撃の機会を与えないようにしたいので。

[テキサス] ――待った。

[テキサス] あの連中、一度退いた先で陣形を立て直しているようだ。

[テキサス] それに……先ほどは見なかった人員を連れている。

[アーミヤ] ――!

[アーミヤ] 注意してください。

[アーミヤ] あの人たちは……

[アーミヤ] 普通の戦闘員ではありません!

[アーミヤ] どうして、レユニオンに彼らの姿が……

[フランカ] ……あれって、もしかして……

[リスカム] もしかして、何?

[リスカム] ……あっ……

[リスカム] まさか……あの構成員たちは、サルカズ……?

[アーミヤ] 恐らく、そうかと……

[アーミヤ] (小声)リスカムさん。今は近衛局との共同作戦中ですから、こうしたデリケートな問題に触れることは避けておきましょう。

[リスカム] (小声)了解しました。

[アーミヤ] (小声)ありがとうございます。私の推測については、また改めてお話ししますので!

[テキサス] ……構えろ。来るぞ。

[アーミヤ] はい! みなさん、準備をお願いします!

[アーミヤ] 今回は……厳しい戦いになりそうですから!

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