aklib_story_急転直下_4-6_見聞少なく怪多し_戦闘前

このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。 各ストーリー情報を検索で探せるように作成したページなので、理解した上でご利用ください。 著作権者からの削除要請があった場合、このページは速やかに削除されます。

急転直下_4-6_見聞少なく怪多し_戦闘前

チェルノボーグの廃都市に到着した一行は、市内の状況を確認しながら進んでいく。 しかしその途中、チェンは何かに気付いて走り去ってしまう。咄嗟に彼女を追おうとする一行だったが、行く手をレユニオンに阻まれてしまった。

---

[アーミヤ] 到着しました。ここが、目的の都市です。

[アーミヤ] ……なんというか、薄暗い雰囲気の場所ですね。

[チェン] ホシグマ、外交用通信は繋がりそうか？

[ホシグマ] いえ。今のところ、反応はありません。

[ホシグマ] 恐らく、ウルサス政府はすでに、この都市を放棄しているのではないかと。

[チェン] なるほど、正真正銘の廃墟というわけか。

[チェン] しかし、この場所がレユニオンの拠点となっているのなら、龍門を取り巻く状況はより厳しいものとなるだろうな。

[ホシグマ] そうですね。ここは龍門からほど近いですし……

[ホシグマ] スカルシュレッダーがこの場所からの指示で動いていたと仮定すると……そんな拠点を放置すればどうなるかなんて、考えたくもありません。

[ホシグマ] それにしても――この都市に、一体何が起きているのでしょう？

[ホシグマ] 通常、天災の直撃を受けた街が、ウルサスからの長い距離をここまで進んでこられるとは思えません。

[ホシグマ] となれば、この廃都市はなぜここに？

[アーミヤ] こちらで観測結果を分析したところ、この都市が受けた被害は天災の余波程度のものだったようです。

[アーミヤ] さらに言えば、その被害を受けたのも、ここまで移動してからのことだったそうですしね。

[ホシグマ] ははあ……ロドスには優秀な天災トランスポーターまでいらっしゃるようですね。

[ホシグマ] まあ、何はともあれ、慎重に行動しましょう。

[ホシグマ] 道中、レユニオンの待ち伏せもあるでしょうし……

[ホシグマ] 奴らが、廃墟に住み着く野獣の如く、こちらを狙ってくることは想像に難くありません。

[ホシグマ] 心底気持ちの良くない話ですがね。

[アーミヤ] ……ところで、送られてきた座標によると、目標地点はもっと奥にあるようなのですが――

[アーミヤ] この地形を見るに、全軍で進むのは避けるべきかと思います。

[ホシグマ] ふむ。源石の群生地帯だから、ということですね。

[タルラ] ――――

[タルラ] （驚いたな。まさかお前が訪れるとは。）

[ホシグマ] チェン隊長、どう思われますか？

[チェン] ……

[ホシグマ] ……チェン隊長？

[チェン] っ……一体、なぜ――

[ホシグマ] ――！？

[ホシグマ] ちょっと、どこへ行くんですか！？

[ホシグマ] ああもう、速すぎるでしょう！ ……もしや、先ほどのあれは――

[アーミヤ] はっきりとは見えませんでしたが……

[アーミヤ] あの人影は、恐らく……

[アーミヤ] いえ、とにかく今は追いかけましょう！

[レユニオン構成員] ――！

[レユニオン構成員] 待て！！

[ホシグマ] っ、こんな時に……！

[ホシグマ] 見たところ、奴はほかのレユニオンとはどこか違うようですね。

[ホシグマ] それに、大量の源石生物まで……まったく、どこから湧いてきたのやら！

[アーミヤ] 源石生物……！？ 爆発の可能性もありますので、どうかお気をつけて！

[ホシグマ] ――Dr.{@nickname}！

[ホシグマ] ロドスのみなさんに、注意を呼びかけてください！