このページでは、ストーリー上のネタバレを扱っています。 各ストーリー情報を検索で探せるように作成したページなので、理解した上でご利用ください。 著作権者からの削除要請があった場合、このページは速やかに削除されます。 |
急転直下_4-7_それぞれの行動_戦闘後
ロドス一行は、進んでいった先でチェンと合流する。彼女は己の衝動的な行いを詫びると、アーミヤと言葉を交わし、近衛局の隊員たちの元へと戻っていった。 そうしてロドスは再び孤軍奮闘の状態となったが、仲間を助けるためには、進み続けるより道はない。
[アーミヤ] ふう……ここでは、観測用に場所を確保するだけでも一苦労ですね……まさか、あんなに大勢のレユニオンに対処することになるなんて……
[アーミヤ] ……あっ……
[アーミヤ] あそこにいるのは――
[アーミヤ] チェン隊長!
[アーミヤ] ――
[アーミヤ] (どうして……? レユニオンの死体が、こんなに……)
[アーミヤ] (……まさか、これは全部彼女が……!?)
[チェン] ――!
[チェン] キミたちか……
[チェン] すまない。衝動的に動いてしまった。
[チェン] これが罠だとすれば、まんまとはめられたな……
[アーミヤ] いえ、大丈夫です。現状、作戦から大きく逸脱したわけではありませんしね。……ただ、一つお聞きしたいのですが――
[アーミヤ] 先ほどの人影は……もしかして、タルラだったんでしょうか?
[チェン] ……
[チェン] ……いいや。気にすることはない。恐らく、私の見間違えだろう。奴がここにいるとは思えんしな。
[チェン] それに、物事には優先順位というものがある。
[チェン] ……私が指揮を務めなければ、近衛局の任務遂行が困難となってしまうだろう。
[チェン] 特に、このような状況では……
[チェン] ……しかし、思いのほか事態は複雑だな。
[チェン] この様子を見るに、一人で深入りするにはリスクが高すぎる。
[アーミヤ] 私もそう思います。ロドスとしても、チェン隊長には一度、近衛局のみなさんの元へ戻っていただけたらと。
[アーミヤ] この場所には、天災で残された源石が無数に広がっていますから……健康体の方には、よりリスクが高い場所ですし。
[アーミヤ] 感染防護用の道具は持ってきていますが、どれだけ持つかはわかりませんしね……
[チェン] ならば、キミたちはどうするんだ?
[アーミヤ] ロドスの作戦方針は変わりません。
[アーミヤ] 確かに、龍門を守り、脅威を排除することも私たちの任務ではありますが――
[アーミヤ] 我々がここを訪れた一番の目的は、ロドスの仲間を救出することですので。
[アーミヤ] 私たちロドスは、誰のことも諦めません。……諦めたく、ありませんから。
[チェン] ……
[チェン] では、私は一度隊員たちのもとへ戻り――状況が許せば、またキミたちと合流するとしよう。
[アーミヤ] わかりました。
[アーミヤ] あっ、チェン隊長! 警護のために、何人かオペレーターを――
[チェン] いいや、必要ない。
[アーミヤ] ……
[アーミヤ] あの人は、本当に強い人なんですね……
[アーミヤ] ――ドクター?
[アーミヤ] ……大丈夫ですよ。問題はありません。
[アーミヤ] 確かに、またロドスだけで行動することにはなってしまいましたが……
[アーミヤ] うつむいている場合ではありませんしね。
[アーミヤ] 何しろ、ジェシカさんたちは今も、助けを待っているんですから。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧