ルーンの伝承
⚠️ネタバレです
草原
伝説:猪
この地は荒れ果て、過酷である。 しかしここにもたらされた者たちは不屈だ。 旅人よ、楽にせよ。 そこにあるのは贈り物、森の良い木と石、果物と花だ。
また、この地を歩く野生の猪を見よ。 彼らは火と人間の手を恐れるが、服従を教えることができる。 静かに近づき、食べ物を与えよ。 植物の根が好物だ。
草原 1
足元に草が生え
空が青いところは
常に炉を切った家となる
草原 2
はるか昔、最高神たるオーディンはすべての世界をまとめ、ヴァン神族、巨人、さらに彼らよりも古い者たちを倒した。 中でも偉大な者たちは殺すことができず、彼らは見捨てられしものとなり、Valheimに永久に追放された。
彼らが地上を歩くと、卑しい生き物たちは太鼓の皮の上のごみくずのように飛び跳ねる。 見れば彼らとわかるであろう。
草原 3
雨と晴れにはフレイに感謝を
地の皮を突き抜ける若枝に
蔓に実る果実に
肉と骨にはオーディンに感謝を
竈の煙と温かい毛皮
そして汝の腕力
草原 4
旅人よ、待て。 忠告に耳を傾けよ。 我らは汝の前に、オーディンによってその仕事をするために送り込まれた多くの者。 行く手の道は険しく、危険は大きい。 命を大事と思うなら、草原から離れず、家は木々より遠くに建てよ。 角あるものを恐れ、その一族を殺すべからず。
草原 5
異国の地のあわれな居住者ウルフの言葉に留意せよ。 ここでは良き石と木が手に入る。 家を建てればよいだけだ。 雨を避ける屋根を作れ。 屋根が崩れぬよう、壁を作れ。 最後にドアを作るのだ。 ないと出入りに苦労する。
ウルフはこれらを独学で身につけた。 他の者たちの助けになるよう、この石に書いておく。 ウルフの魂のため、オーディンに祈りを。
草原 6
私はアストリッド、森の楯の乙女であった。 ここに来る前のことは何も知らないが、この腕が剣を、目が矢の軌跡を覚えていた。 今は鴉に導かれ、オーディンの名において、大きな獣たちと戦っている。
草原 7
泥にまみれた油断のならない奴ら。ネックはValheimに生息する青い目の小さなトカゲだ。怒りっぽく、悪意に満ちたこいつらは、こちらを見つけしだい襲ってくるので、害虫と同じように退治しなくてはならない。ただし、陸の生き物から忌み嫌われているため、水辺から離れようとはしない。
とはいえ、悪いところしかない生き物なんて存在しない。こいつらも尻尾がとても美味だ。
草原 8
盾の壁の同胞たちよ、歓喜せよ! 偉大なる戦士である君は、その勇気と武勇ゆえに最高神によって選ばれた! 今、君は死によって新たな戦場へと運ばれてきた。闘争と苦難の中でみずからを鍛え直し、神々の恩寵と栄誉を勝ち取るのだ! 君の罪と共に朽ち果てるよう、記憶はミズガルズに置いてゆけ。君の最も優れた部分のみをここに!
草原 9
ちょうどこの場で木が倒れてきた下敷きになりかけたもので、思わず神々に悪態をついてしまった。そこで私は、無礼な言葉を吐いたことへの許しを請うため、神々を讃えるこの石をここに残していくこととする。
草原 10
止まれ、旅人よ。十の世界の中でも最後にして最も無法なる地へよく来た。Valheimでは、空気は清らか、水は澄み渡り、森は恵みで溢れている。この地で冒険と喜び、そして栄光を己が物とするがよい!
草原 11
腹はふくれ
帆は風はらみ
手にはずしりと重き槍
唇は歌をくちずさむ
すべての山は崩れ去り
海は沸きて塩となれ
太陽の下、今日を生きれば悔いはなし。
黒い森
黒い森 1
深い森と真の闇に気をつけよ。 夜が来たら火のそばを離れるな。
黒い森 2
地面の下では森の木々の根が絡まり合い、大きな塊となっている。 一本を引き抜くと全体が動く。 一本の木を切り倒すとすべての森が知る。 歩く者に汝の存在を知らせよ。 そうすれば彼が汝を探し出す。
黒い森 3
私はかつて、海岸に住むハーラルであった。 ミズガルズでの暮らしは、戦士であったことしか覚えていない。 夢の中で、殺した者たちの顔を見る。 せめて我が名が忘れ去られぬよう、この石を残す。
黒い森 4
しばし休み、ウルフを思い出せ。 自分の手でこの石を彫ったが言うべきことを何も思いつかなかった者のことを。
黒い森 5
古き者に気をつけよ。 鴉たちによれば、その昔、彼は大いなるユグドラシルそのものの木の芽であり、人々と木々が友であった頃の知識の力であった。 今、彼は斧を嘲笑い、神々の創造物に敵対している。 オーディンはその自尊心のために彼を追放したが、その根は深い。
黒い森 6
ワルキューレに運ばれてきた我々は、この地の最初の人間ではない。 彼らが地下に作った広間の数々、彼らの都市の遺跡の数々を、私はこの目で見た。 我々にも同じ運命が待ち受けているのか?
黒い森 7
強きオーディンが王になって最初の日々、この世界に追放された生き物は七つであった。 七つの神々と怪物たちは、そのくびきに耐えられなかった。 私は古き者が森を歩く音を聞き、山の母が飛ぶ影にしゃがみ込んだ。 ほかのものについてはよく知らぬ。 ほかに見ることがあれば、この石に書き加えよう。
黒い森 8
ミズガルズのトロルは、君はもとより、すべての人間の記憶から消えつつあるかもしれない。今や彼らの数は少なく、群れることもなく、ジメジメしたほら穴にうずくまり、向こう見ずにも縄張りに入り込んだ獲物の骨をかじって過ごしている。オーディンの意志が、彼らをうす暗き場所へ追いやったのだ。
だがValheimでは、トロルは今も栄えている。巨大なトロルたちが地を蹂躙し、たわむれに木々をなぎ倒す姿がミズガルズで見られたのは、もう何百年も昔のことだが... 見よ、異邦のさまよい人よ。この畏怖すべき大いなる光景を! そして踵を返して逃げるがよい。
黒い森 9
森の老人によって罪の種から育てられた灰色ドワーフは、かつて見知った人間たちの出で立ちを真似ているが、その心にもはや温もりはない。今、彼らは長老に仕え、森を守るためにのみ生きている。たとえ彼らを憐れに思っても、それが故にためらってはならない。
黒い森 10
諸君の中に、人を殺し、親兄弟を亡き者とし、長に歯向かった者はいるか? 兄弟を背後から斬った者は? 母親の腕から赤子を引き離し、略奪した家に火を放った者は? 何も覚えていないことを祝福と思え。諸君は偉大な戦士だ。戦士に清らかな者などいるはずがない。
だが、オーディンは諸君に二度目の機会を与えた... 最高神に誉れあれ!
黒い森 11
大いなるユグドラシルが枝を広げる空を見よ。見捨てられしものたちが呼んでいる。この手に負えない世界に舞い戻ろうと。それは誇らしい光景だが、恐ろしい光景でもある。虚空を超えて大樹が伸びようとするとき、その枝は力に耐えかねて折れ、残る九つの世界でそれは大地の震え、巨大な嵐、聖なる炎として感じられるからだ。見捨てられしものたちは滅さねばならない。均衡を取り戻すために。
黒い森 12
アストリッドは二度と私を見ようとしないだろう。私はフレイヤを讃えるため、この石を残していく。おお、偉大なる女神よ、彼女の心を射止められるよう、私にビョルンのようなヒゲを授けたまえ!
黒い森 13
私はこの世界に何度も生まれ帰ってきた。何度も何度も、死んではまた我が家で目を覚ますのだ。しかし、あと何回こうして戻ってくることになるのだろう? フリーダは大蛇に連れていかれ、彼女のベッドは今も空っぽだ。ビャルニはトロルに真っ二つに噛みちぎられ、亡骸すら残っていない...
この辺りには先人たちの遺跡が至るところにあるが、それを作った者たちは今どこに?
戦士がここに残る意志を失えば、彼らが戻ることはもはや叶うまい...
伝説:灰色ドワーフ
我を読む者は皆、灰色ドワーフに気をつけよ、闇に潜む小人ども、魂なきかの者どもを。 奴らは腐った土と雨の中より生まれ、燻る土の中から茸のように生えてくる。 その舌の上にも両目の奥にも虚無のみがあり、恐れを知らぬ者もなお、奴らを恐れるべし。
人殺しや大罪人の魂が地の下にて腐ると、それは空ろな嚢胞を作り、石や木や苔を引き寄せる。 そして泥炭を集めてその肉とし、葦を編んで骨とし、ボロをまとって皮膚とするのだ。
歩けざるものでありながら、夜来たれば奴らは歩く。 これを読む者よ、剣を帯びている時に奴らを見たなら、突き刺して亡き者とせよ。 もしくは松明を用いよ、奴らは火を恐れるがゆえに。
沼
伝説:ドラウグル
遥かな昔、Valheimの世界には高貴で誇り高き種族が住んでいた。 彼らは雲に届くほど大きな建物を築き、貴金属を求めて地の底深くまで掘り下げた。 だが、その高慢さが彼らを破滅させた。 彼らは神々に挑み、アース神族とヴァン神族の両方と戦争して、完膚なきまでに滅ぼされた。 偉大なるオーディンは彼らの都市を破壊し、ロキは鉱山を焼き尽くした。 強きトールは彼らの建物を崩し、フレイアは彼らの畑に塩を蒔いた。
今や彼らは何百年も暗闇の底に沈んでいる。 彼らの物語を歌う歌はなく、大地は彼らの都市を覆い尽くした。 されど誇りを完全に殺すことはできず、かつて最後の戦いに挑んだ戦士たちは、体が塵となり、塵が消え去るまでは決して降伏しないだろう。 彼らはドラウグルとなって戻ってきた――古代の鎧を纏った不浄なる亡者、錆と絶望の怪物となって。
打ち倒し、埋葬し、彼らが既に死人であることを思い知らせてやるべし。
伝説:スルトリング
我を読む者は皆スルトリングについて知るべし、奴らの悪事の餌食とならざるべく。
遥かな太古、「始まりの人」と呼ばれし民がいた。 お前たちは彼らの矮小なる写し身に過ぎぬ。 その巨大なる戦士たちは大いなる魔物スルトを打ち倒して殺し、その身を剣と槌とで叩き続け、やがてスルトの炎の如き体は粉々に砕け、小さな破片となった。
火でできた彼の体はその身の全てが火である。 スルトはここが脳、ここが肝などと指差せるものにあらず、その身の全てがスルトなのである。 ゆえに砕けた破片の全てがなおもスルトなのだ、たとえその力と意志と記憶は総身に比べれば遥かに弱く、そして再び一にして完全になることは決してないとしても。
そして今、我らはこれらの断片をスルトリングと呼んでおり、それらを見つけたならば燃えさしの如く踏み消すか、水をかけてその火を確実に消し去るべし。 奴ら遠くから火を放ち、恐怖と破壊を引き起こすことを楽しむ。 バラバラの破片になってもなお、かの魔物は始まりの人の子々孫々への復讐を求めているのだ。
沼 1
あわれなウルフの言葉に耳を傾け、家を濁った水のそばに建てるべからず。 悪夢と湿気たベッドに悩まされることになろう。 この石を警告として残し、高き土地に家を建てるつもりである。
沼 2
旅人よ、ここに長くとどまるな。 空気には害があり、水は毒を含んでいる。 ここはドラウグルが歩き、水の中には名を呼べぬ、骨と罪の恐ろしい塊がうごめいている。 用心してすばやく歩き、再び顔に日の光を感じるまでは油断してはならない。
沼 3
この陰気な場所でも、光るものを見つけることはできる。 戦の肉、戦士の黄金、鍛冶場のパン... 光る鉄が、それを手にするもののためにここにあるのだ!
沼 4
通りすがる者よ、私を覚えておくがよい。 私はかつて、ミズガルズの山に住んでいた者。 休息の時を得たと思うまもなく連れ去られ、Valheimで死後の生を送ることになった。 灰色ドワーフが来る前、ここには我々七つのものがいた。 今やオーディンは我が言葉に耳を貸さず、海は我を拒絶する。 まもなく石だけが残ることになろう。
沼 5
スルトリング、はるか昔の大いなる火の熾が踏み潰されて灰になったものに気をつけよ。 彼らはまとまり沼に引き寄せられるが、その光は遠くからも見える。 高い土地から離れるな。
沼 6
何百年もの昔、ドラウグルたちは、今そなたが歩いているようにこの地を歩いていた。 哀れなるかな、かつて知っていた世界の影で生と死の間の捕囚となり。 彼らを倒すことは慈悲である。
沼 7
霧と濁りの下
骨が骨に語る
肉を思い出しつつ。 霧と濁りの下
骨が骨に語る
肉を思い出しつつ。
沼 8
長らくオーディンの目はValheimに向けられていなかった。だが、神々が無関心だった間に、この忘れられた世界に忍び込んだり迷い込んだりした者たちがいた。秘密の道を見つけたそうした者たちの中には、トロル、小鬼、そして人間もいた。いくつもの王国が興り、滅び、地中深く埋もれていった。
死者たちの中を歩む者よ、一歩進むたびに君は誰かの墓を踏みつけているのだ。
沼 9
ここでドラウグルを 7 人倒し、彼らの長き戦いと苦悩の日々に終止符を打ってやることができた。私の終止符は誰が打ってくれるのだろう?
沼 10
私はグドゥルン、誰かの妻ではなく、誰かの娘でもない。私に残されているのは名前だけ。だけど、目を覚ましたとき、たまに胸の上に赤ん坊の重さを感じ、涙が出てくる。偉大なるフレイヤよ、どうか私に憐れみを。
沼 11
神々に見捨てられたのでは、などと恐れることはない。Valheimは世界樹から分かたれ、ヴァン神族がこの世界に助力することは叶わないが、それでも遠くから見守ってくださっている。神々を常に心に留めておくのだ。諸君の信仰が強ければ、神々は何らかの御しるしを送ってくださることだろう。
沼 12
死は必ず新たな命をもたらす。戦場で蛆虫が屍を食らうように、オーディンの敵の大いなる亡骸もまたValheimに新たな命をもたらした。小さき生き物たちはその肉を食い、未だそれらにまとわりついていた古き魔法を養分として肥え太った。彼らの魂は、ある者は大地に染み込んで土壌を新たにし、ある者は宿るべき新たな体を探し求めた。
死者を軽んじるなかれ。軽んじるものこそ死者なのだ。
伝説:死霊
一休みせよ旅人よ、そして死霊について考えよ。
知っての通り、戦士が死ぬとその魂は割れて周囲の土に染み込み、それが新たな命を育んで、後に続く者たちに力を与える。
されど、然したる武勲も立てずに死んだ戦士の魂は空気のように軽く薄い。 それは土にしみ込むことなく、炉端の煙のごとく宙を漂う。 こういった魂が木の枝にしがみついたまま長く過ごすと、死霊となることがある――恨みと嫉妬だけしか持たない、惨めな影だ。 奴らは絶望のままにこの地を漂い、生きている者を餌食にしようとする。
死霊を見かけたら殺してやるがいい――それが慈悲というものだ。
山
伝説:ドレイク
我を読む者は皆、霜の竜について、ユミルの肉体より出でし最も古代なる一族のものについて知るべし。
竜の最もありふれた形はドレイクである。 小型の雄で、子供の世話をする。 多くの場合、岩場に巣をかけ、卵を守る。 雌は非常に大きく、見かけることはまれであるが、いったん怒ると危険な敵となる。
伝説:フェンリング
彼の者、月のもとに現れぬ。
夜をさまよう者。
足音は軽く
歯は鋭く
歩みは急がず
すばやく噛む。
山 1
これらの山に足を踏み入れる者は少なかった。 最初は二十人いたものが、今では二人だ。 アグダは死にかけている。 ドラウグルの矢が心臓の近くに刺さったのだ。 私はこの石の近くで彼女に別れを告げ、彼女の灰を風に飛ばすだろう。 その後、顔を最も高い頂に向けて翼ある者を探すのだ。 オーディンが私に死か栄光をたまわらんことを。
山 2
これは私、ウルフによって、Valheimで過ごす三度目の夏に初めて大いなるドレイクが目の当たりにされた場所を示すものである。 彼女はここに止まり、糞の山を残した。 その中には鹿や猪の骨、灰色ドワーフの頭蓋があった。 二度と私がこの場所に近づくことはないだろう。
山 3
旅人よ、立ち止まり、聞け。 Valheimの最も高い頂においては空気は薄く、はかない。 ここでは、ミズガルズの戦いの響き、ヴァルハラの宴の騒ぎ、世界の間を飛び回るワルキューレの叫びなど、他の場所の音が聞こえることがある。
山 4
これが立つ場所で、私は一度、大いなるドレイクが頭上を飛ぶのを見、彼女が去るまで茂みに隠れていた。 勇敢なるウルフがこの石に刻む。
山 5
我を読むものは心して、家の炉から、安全なる緑の森から離れたこの峰に、長くとどまるべからざることを知るべし。 山中の獣は気が荒く獰猛で肉に飢えている。 しかし最悪の獣は冷たい風それ自体である。 厚い毛皮を身にまとい、赤々と火を燃やし、命を大事と思うなら、ゆめ大いなるドレイクの卵に手を出すべからず。
山 6
大いなる都市は自然に作られるものにはあらず
異国の地に住まいを定めんとする者よ、心を強く持つべし
地面より高く目指し建物を建てよ
山 7
この石は、Valheimに住みて七年目、私、アストリッドによって置かれたものである。 ここで最高神より言葉をたまわった。 深い眠りより目覚めると、まわりの地面に神の言葉が深い寒さによって凍りつき、小石となって散らばっていた。 それを手で温めると、その言葉は溶け出し、ひとつひとつ、神の伝言となって語られた。
見捨てられしものを倒せ。 その頭に鎖をかけよ。 我は来たる。
山 8
Valheimで目覚めたとき、私はオーディンに姿を現すよう懇願した。彼はどこだ? なぜ私を見捨てた?
何ヶ月もの間、嵐と獰猛な野獣に立ち向かいながら、私は答えを探し求めた。神々はいずこに? これが私への褒美なのか? オーディンはどこにおられる?
だが、ようやくわかった。灰色ドワーフを畑に生えた雑草のように引きちぎった時も、スルトリングをくすぶる焚き木のように踏み潰した時も、私はオーディンの御業を成していたのだ。 大いなる飛竜との一騎打ちに臨み、一太刀でその首をはねた時、私は体の奥底でオーディンの喜びを感じ、誇らしい気持ちになった。
我々は一人一人がオーディンの手だ。そして彼の意志を成すことが我々の生きる価値なのだ。
山 9
この地にてオーソとビョルンは、どちらのヒゲがより見事か、雄々しく競い合った。この私、ビョルンは今、この石に刻まねばならない。オーソのヒゲは、夏のトウモロコシ畑のように眩く、美しかった、と。全能なるトールよ、もし私が嘘をついたなら、私のヒゲをこの顔から引きちぎりたまえ。
山 10
かつてミズガルズで人間の軍勢がドレイクを山から追い出したのと時を同じくして、彼らの母もまたヴァン神族によってValheimに放逐された。しかしこの地で彼らは勢力を取り戻し、今や山々の頂には彼らの力強い羽ばたきの音がこだましている。
ドレイクは獰猛で気高い。戦うに値する真の敵だ。もし彼らが君の剣を嘲り、正面から戦おうとしないなら、挨拶代わりに矢を見舞ってやるとよい。
山 11
この山で槍を投げれば、私を殺したがっている者に必ず当たるほどだ。だが、高台に立ってみると、陽光がふりそそぎ、ここより暮らしやすそうな平原が見えるではないか。あそこに居を移す。これはウルフの誓いだ。
山 12
Valheimには味方もいるが、敵の中から探し出さねばならない。古くからの友人、炎の眷属、月の歌い手... 何百年もの間、彼らは君と共に狩りをしてきた。今こそ彼らに、君との間に結んだ古き約定を思い出させる必要がある。肉は彼らの歓びであり、君はそれを捧げねばならない。
平地
平地 1
雨が降らず
作物が育たぬ場所
しかし宝はあるやもしれぬ。
平地 2
髭から雪を払うことに慣れた者、ウルフにこの地は暑すぎる。 この石を刻み、先に進む。
平地 3
旅人よ、心を落ち着けよ。 オーディンは耳を傾ける者に話す。 この不毛の地に見捨てられしものがひとり棲む。 苦痛にねじれし古き魔術師、うちひしがれし身体を引きずり、砂地をわたる。 この憎むべきものを破りし戦士には、必ずやオーディンが微笑むであろう。
平地 4
この近くで、ひとつの星が大いなる夜のとばりよりほどけ、砂の中に落ちるのを見た。 近づいた時は赤く光っていたが、朝には冷たくなっていた。 祝福されし剣の肉、炉の糧、神々からの鉄の賜り物!
平地 5
良き友よ、この石に手を当て、これを彫ったハーラルを思い出せ。 ミズガルズの戦場で命を失ったが、Valheimで取り戻された。 しかしまだ戦いは終わっていない。
緑の草原で大鹿エイクスュルと戦い、その角により片目を失った。
深い森の奥で、森の老人に盾持つ手を与え、あばらの下にドラウグルの矢を受けた。 その矢はまだ手で触れることができる。
山中で母なるドレイクと戦い、片脚の膝から下を食いちぎられた。 そのため杖がなくては歩けない。
最後の戦いが近そうだ。 今度眠りについたら、どこで目覚めるのであろうか?
平地 6
夢にオーディンが現れた。 彼はつばの広い旅人の帽子をかぶり、杖によりかかる老人の姿であった。 彼は、その言葉を伝える鴉を信じ、彼の意思を他の者に伝えるよう、この石にそれを彫れと命じた。 ヴァルハラのオーディンの間に迎えられるためには、見捨てられしものを倒さねばならない。
平地 7
地面の下には、はるか昔に滅びた男女の広間がある。 最高神がこの地に目を向けるよりも悠久の以前にValheimに住んでいた古代の部族の者たちである。 深く潜ればその宝が見つかるであろう。 しかし油断するな。 その中には、自分が死んだことをまだ知らぬ者がいる。
平地 8
山の頂から見ると、この平原は平和で歓びに満ちているように見えた。しかし実際には、ここはどこよりも酷い場所だった。反吐の出るほど忌々しい虫けらどもの羽音がひっきりなしに聞こえる。私のヒゲは雪のように真っ白になってしまった。舟を作るとしよう。
平地 9
船にて旅に出るは喜ばしきかな
風になびく髪
目前に広がる青空
喜ばしきかな
堂々と敵に立ち向かい
思いの丈を世に語らん
しかして旅から帰り
囲炉裏の火が赤く燃え続けているを見る
それもまた喜ばしきかな。
平地 10
この平原で生き残り、私の言葉を読み、私の忠告に耳を傾けることができるのは、真に強き者のみ。だからよく聞くがよい。
偉大なるオーディンは、親切で優しく、蜜のように甘い言葉を話す、愛情あふれる父親ではない。また、黄金の腕輪をつけ、下僕たちに苦痛に満ちた死を命じる無慈悲な王でもない。
オーディンが彼の敵と戦わせるべく君をここへ遣わしたのは、彼への愛や恐れのためにではない。彼の敵は君の敵だからだ。彼の喜びと名誉もまた君のものでもある。かつて彼がそうしたように、君も戦い、勝利するであろう。
オーディンの息子らよ、娘らよ、歓喜せよ!
平地 11
この平原では古き種族であるフューリングが暮らしている。かつて彼らは、人間のものに負けじと塔や都市を築いた。しかしその高慢さがオーディンの逆鱗に触れた。彼はフューリングの軍勢を踏みにじり、その鎧兜はカタツムリの殻のように割れ、都市も壊された。
しかし、偉大な魔術師であったヤグルスだけは、オーディンの怒りを前にしても屈せず、挫かれることもなかった。そこでオーディンは彼の体を二つに裂き、屍をValheimに投げ入れた。彼の血は大地に流れ、その体は塵となって崩れ落ち、残されたフューリングの民は嘆き悲しんだ。
今、Valheimの平原はフューリングが支配している。野蛮で荒々しい彼らの心にあるのは、憎しみと恐れのみ。しかし、フューリングのシャーマンがその歪な魔法を使う際に用いる見えざる力として、今もヤグルスは彼らと共にある。そしてフューリングが世界に広がるにつれ、彼の力も再び増しつつあるのだ。
平地 12
ロックスは大地を揺るがす強大な存在であり、見捨てられしものがこの世界に追放されるずっと以前からValheimの平原を闊歩していた。彼らは気が短く、無防備に近づこうとする愚か者は誰であろうと叩き潰されてしまう。ただし、彼らは今も人間に飼われていたことを覚えており、再び手なずけることも不可能ではない。
平地 13
よく聞くがいい、旅人よ。Valheimの世界で君が死ぬことはないが、生まれ帰りを止めることはできる。君の前にも多くの者がオーディンの意志を成すべくやって来たが、道半ばにしてあきらめる結果に終わったのだ...
霧の地
霧の地 1
オーディンの血に連なる者たちの中でも最も古く、オーディンの敵の中でも最も恐ろしかったヨトゥン、ここに眠る。生前は破滅をもたたしていた者たちが、死後は新たな生命を育んでいる。
生者必滅、死者必生
霧の地 2
空気に魔法満ち
生命が駆ける地
霧が驚異を産む
霧の地 3
霧の中では何も信じるな。7人の仲間でここを通るといつも8人目がいる。誰も正体を知らないその8人目は朝になると消えていた。
霧の地 4
ドヴェルグはかつて地下深くに財宝を求めた偉大な鍛冶師たちの子孫だ。
Valheimにおいてドヴェルグはヨトゥンの骨を掘り、魔法の物質エイトルを精製している。放っておけば他者の命になど気を払わずに自分たちの仕事を続けるが、こちらから手を出すと身を守ろうとする。
霧の地 5
鴉に教えられた杖を作ると、ひげに火がついてしまった。あんな物は二度と作るまい。
霧と魔術に飽きたりし者、ウルフがこの石を刻む。さて、もっと楽な土地を探そう。
霧の地 6
ウルフの言葉を肝に銘じよ。小さき者たちの帽子を取ってはならない。あの者たちには冗談が通じないし、侮辱に対する報いとしては殺すことしか知らない。それに、あの帽子は普通の人間の頭には合わない。
霧の地 7
霧の中のさまよい人よ
どこへ行くつもりだろう?
どこにいるかも知らないのに
どこへ行くかも知らないのに
灰の地
灰の地 1
まだ見ぬ子よ、ここはかつてヴァルヘイムで最も偉大な王国であった。翠炎の王を戴く地に住まうはその息子と娘たち。王は武力をもって平和を守り、その庇護の下、我らは緑が芽吹くがごとく生い育った。
今、我らは瓦礫の中にこの石を置き、生まれ故郷に背を向ける。我らの警告が未来へ届かんことを。
灰の地 2
遥か北の森で、斥候たちが一人の少年を見つけた。深々と積もる雪の中、背中を木に預けて眠る裸の少年を。斥候たちは少年を毛皮にくるみ、王のもとへ連れ帰った。少年はその道中も、わずかにまぶたを震わせるだけで、眠り続けた。
我らは少年を「冬の御子」と名付け、吉兆であるととらえた。愚か者どもに神々の慈悲のあらんことを。
灰の地 3
身を寄せ合って語り合うかのような二人の様子は、王国全土に広まっていた。王は眠り続ける少年のどんな呟きも聞き逃すまいと顔を近づけ、かたときもそばを離れようとしなかった。
二人の間でどんな言葉が交わされたのかを知る者はいないが、王の変わりようは誰の目にも明らかだった。燃えたぎった正義感は怒りとなり、深まった警戒心は恐怖となった。守られようもない法が次々と定められ、その度に違反者は厳しく罰せられた。
暴政が嵐のようにすべてを飲み込んでいった。
灰の地 4
翠炎の王がフューリングの賢者を訪ねて南へ旅立ったとき、族長たちが反旗を翻し、冬の御子がいる宮殿に火をつけた。その時あがった恐ろしい悲鳴は、当時生きていた国民全員が耳にしている。火の手が上がってから9日間響き渡り、その後も数週間に渡って街にこだました。
我らが穏やかな日々を過ごしたのはそれが最後だ。ほどなくして王が帰ってきた。
灰の地 5
大広間の焼け跡を見た王は、敵の起こした小さな火花をはるかに上回る業火を見せることを誓った。自ら指揮を執って都を破壊し尽くすと、王国全土を巻き込む戦争を起こした。民の一部は王への忠誠を貫いたが、多くの民は王の怒りを鎮めようとした。
血を分けた兄弟姉妹同士が争い、翠炎の王国は自ら引き裂かれていった。今は焼け落ちた廃墟が残るのみ。ここでは死者でさえ安らぎを得ることはできない。
灰の地 6
石は、何世紀も前にこの土地で起きた大きな悲劇を物語っている。この廃墟と化した街をうろつく生き物が、かつて高貴なる獣であり、賢明な王であったとは信じ難いが、だからといって手を緩めるつもりはない。殺してやることがせめてもの情けだ。
灰の地 7
ここに来てからというもの、1日も過ごせば不満の出てくる場所ばかりだが、ここはその中でも最悪だ。ほとんどのものが燃えているし、釣りもろくにできない。これはウルフの言葉だ。
灰の地 8
気高いドレイクの純粋な炎には、生命を与え、死んだ大地を生き返らせる力がある。かつて彼らは、その浄化の炎で大地と海を祝福し、行く先々に新たな生命をもたらした。
だが、ドレイクの炎に焼かれた者にとっては、その祝福は呪いとなる。殺されると同時に生き返らせられ、死と生に永遠に挟まれるのだ。この廃墟のような土地をさまよう不幸な魂は、肉体を永遠に焼かれ続ける苦痛に喘いでいる。彼らを救う方法はなく、ただ哀れむことしかできない。
灰の地 9
その話が本当なら、神々はとうの昔にこの世界を見捨てたことになる。翠炎の王は、我々が知る限り最も神に近い存在だったが、もはや我々が彼への祈りを口にすることはない。
ここが最後の砦だ。朝にはここを守って死ぬことになるだろう。もう祈ることもない。ただ、炎に焼かれることなく、清らかで自由な死を願うばかりだ。
灰の地 10
自由の民が神々は必要ないと口にするのは愚かだ。誰も神々を必要としていないし、神々も誰も必要としない。神々が人間から得るものなどない。
それでもなお、賢者は力ある存在を求める。蔓が登るべき大樹を求めるように。我らは翠炎の王に剣を捧げる。王なくしては死あるのみだからだ。
灰の地 11
戦争は火であり
人は燃料である。
心の炎が燃え上がるとき
体は乾いた薪となる。
灰の地 12
私は腕長のアストリッド。獣と戦い、私をここに閉じ込める呪いを解くため、苦難の末にここにたどり着いた。鴉によって呼び覚まされた記憶が、私を休ませてくれない。息子に再び会うためなら、何度だった死んでやる。
灰の地 13
多くの戦士たちが幾度となく獣に立ち向かい、その度に少しずつ意志を挫かれ、やがて死んで行く姿を見てきた。これが私の運命だというなら仕方がない。かつて農夫だったビョルンの言葉だ。
霜の洞窟
洞窟壁画 1
洞窟の深さは宝の存在を期待させるに十分だった。
下りは上りより簡単だった。
湖はできるかぎり頑張ったが、できることは限られていた。
君たちくたびれた旅人の分まで奪ってしまわないよう、いくらか残しておくのは気力が要った。
君が私よりしっかりと準備してきたことを祈る。
もしそうでないなら、私の隣に部屋があるから、そこで横になって... 休むといい。
洞窟壁画 2
頂上にたどり着けることを祈りながら私はこの崖を上った。
残念ながら、この洞窟は深すぎた。
...
ここでまたジャンプすることを考える。
だが私にそんな度胸はない。また上り返しだ。
祭壇のルーン石
大骨
ヤツらの残骸を料理せよ
モデル
彼女の子を犠牲とせよ
エイクスュル
彼の親族を狩れ
フェーダー
称賛する
長老
ヤツらの子を焼け
ヤグルス
そして彼の死につつある魂はその親族の間で分け与えられた
クイーン
扉は封印し、鍵は砕いた。奴には手を出すな。


コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧