セーブデータのクラウド同期とバックアップ
Steam版で「今のワールドを残しておきたい」「建物が消えたので以前の状態に戻したい」「別のPCでも続きを遊びたい」場合の手順を説明します。クラウド同期、バックアップの作成、過去のセーブの復元は、それぞれ別の操作となります。
最初に確認:セーブの形式と遊んでいる環境
ワールドの保存形式によって、コピーする対象が異なります。
従来の形式は「.dbと.fwlの2ファイル」ですが、公開テスト版0.221.13では、ワールドを複数のファイルに分割し、フォルダー単位で保存する方式が導入されました。以下の2ファイルを使う手動手順は、従来形式のワールドだけを対象とします。
公開テスト版で遊んだことがある場合や、フォルダー形式のセーブがある場合は、古い記事を参考に.db/.fwlだけを移動・改名しないでください。開発元も、テスト版と通常版を行き来する際の手動移動を勧めていません。
確認日:2026年9月8日。手順の対象はWindows版の従来形式です。
新形式の手動復元や1.0での画面操作は未検証です。形式変更:開発元「Patch 0.221.13 (Public Test)」(2026年5月6日)。
「クラウド」と「ローカル」とは
クラウド保存は、インターネット上の保管場所とセーブデータを同期する方法です。
iPhoneの「iCloud」などを思い浮かべると分かりやすいかもしれません。
Steam版ではSteam Cloudを利用します。同じSteamアカウントであれば、別のパソコンでも同期を終えてから続きを遊べます。また、パソコンが故障した場合も、クラウドに同期済みのデータを別のパソコンで利用できます。
ただし、Valheim用のクラウド保存容量は1アカウントにつき合計10GBです。
ローカル保存は、自分のパソコンの中にセーブデータを保存する方法です。
そのパソコンでは続きを遊べますが、別のパソコンには自動で届きません。
ローカル保存では空き容量の限りセーブを利用できます。
ゲームのダウンロードなどを済ませておけば、Steamのオフラインモードでネットに接続せずにソロプレイが楽しめます。
セーブの管理画面を開く
- Valheimのキャラクター選択画面で「セーブの管理」を開きます。
- ワールドなら「ワールド」、キャラクターなら「キャラクター」のタブを選びます。
- 雲のアイコンはクラウド、フロッピーディスクはローカル保存を示します。
Windows:現在のセーブをバックアップする
これは、問題が起きる前に現在の状態を保管する手順です。
すでに同期エラーや破損が疑われる場合は、移動を繰り返す前に「Steam Cloudの設定とトラブル」を確認します。
1.クラウドのセーブをローカルへ移す
セーブの管理で対象を選び、クラウド保存なら「ローカルへ移動」を押します。
ワールドとキャラクターは別々なので、両方を保管したい場合はそれぞれ操作します。すでにローカルなら移動は不要です。
画面上でローカルになったことを確認してから、Valheimを終了します。ここでSteam Cloudの設定を無効にする必要はありません。
2.保存フォルダーを開く
Windowsキー+Rを押し、次の文字列を貼り付けてEnterを押します。
%USERPROFILE%\AppData\LocalLow\IronGate\Valheim
| フォルダー | 従来形式で保管するファイル |
|---|---|
| worlds_local | 対象ワールドの名前.db と 名前.fwl。両方を保管します。 |
| characters_local | 対象キャラクターの名前.fch。 |
たとえば「MyWorld」というファイル名なら、MyWorld.db と MyWorld.fwl が一組になります。
3.別の場所へコピーして保管する
- 保存用の場所に、日付を付けたフォルダーを作ります。例:Valheim_2026-09-08_建築前
- worlds_local と characters_local を、フォルダーごとその中へコピーします。切り取りではなく、コピーです。
- コピー先を開き、対象ファイルが入っていることを確認します。保管用フォルダーをZIPにまとめても構いません。
- ゲームのバージョン、対象ワールド、キャラクター、MODの有無もメモします。
ミスを減らし自動バックアップもまとめて残すため、ここではフォルダー全体のコピーを勧めました。
詳しい方は個別に管理して問題ありません。
4.普段の保存先へ戻す
クラウド保存で遊び続けたい場合は、Valheimを起動し、同じ対象を選んで「クラウドへ移動」を使います。
ローカルで遊ぶ場合はそのままで構いません。別に作った保管用コピーは残してください。
ここでクラウドへ戻す操作は、ローカルにも残るようなので簡単なバックアップになるかもしれません。
ただしが確証ないので念のため上記の手順を行って下さい。
ゲーム内のバックアップから復元する
ゲームが残したバックアップが一覧にある場合は、まずこの方法を使います。ファイル名を手で変更する必要はありません。
- 念の為最新のセーブデータを含むバックアップ一覧をローカルにバックアップします
- セーブ管理を開き、ワールドかキャラクターを選びます。
- 対象の名前をダブルクリックし、バックアップ一覧を開きます。
- 問題が起きる前の日時のバックアップを選び、「バックアップを復元」を押します。確認画面で対象を読んでから実行します。
- 対象を読み込み、戻したかった建物・収納・装備などを確認します。正常だと分かるまで保管用コピーは削除しないでください。
新しいバックアップでも、すでに問題が起きた後の状態かもしれません。
ファイルの大きさだけで正常とは判断せず、問題が起きた時刻と照合します。
Windows:手動コピーから復元する(従来形式)
対象:上の手順で保管した通常の .db/.fwl/.fch ファイル。フォルダー形式の新しいワールドや、公開テスト版と通常版の間の変換には使用しないでください。
- 同名の対象がクラウドにある場合は、正常に操作できる状態ならゲーム内でローカルへ移し、ゲームを終了します。移動に失敗する場合は、この手順を中断してください。
- 現在の worlds_local/characters_local を、日付付きの「復元前」フォルダーへコピーします。
- 保管用コピーから、ワールドは同じバックアップ一式の .db と .fwlを worlds_local へコピーします。キャラクターを戻す場合は .fch を characters_local へコピーします。
- 同名ファイルを置き換える際は、対象と退避先を確認します。元の保管用コピーは移動・改名しないでください。
- Valheimを起動し、ローカル側の対象を読み込んで内容を確認します。問題がなければ、必要に応じてクラウドへ戻します。
ゲーム内復元で扱える日時付きバックアップは、そちらを優先します。手動で日時部分を消す場合も、ワールドの片方だけを改名したり、別々の世代を混ぜたりしないでください。エクスプローラーで拡張子を表示し、.db.db や .fwl.txt のような名前になっていないか確認します。
ローカルへの復元:開発元FAQを参照しました
Steam Cloudの設定とトラブル
同期を有効にする・別のPCで遊ぶ
SteamライブラリでValheimを右クリックし、「プロパティ」→「一般」からSteam Cloudの設定を確認します。
ゲーム内でローカル扱いのデータを同期したい場合は、別途「クラウドへ移動」で移動します。
別PCへ切り替える前には、最後に遊んだPCでゲームを正常終了し、Steamの同期完了を待ちます。
次のPCでも同期を終えてから起動します。
オフラインでそれぞれ別の進行を作ると、どちらを残すかの判断が必要になるので注意して下さい。
クラウドを切ったらデータが消えた
Cloudを無効化すると、クラウドのセーブが一覧に表示されなくなることがあります。
削除されたと限りませんので冷静に。正しいSteamアカウントでCloudを再び有効にして確認してください。
ローカル運用へ変える場合は、表示できた状態で「ローカルへ移動」を使います。
同期エラー・競合が表示された
まず起動を保留し、最後に正常に遊べた端末と日時を確認します。
競合画面で選ぶべきなのは、残したい進行を持つデータです。
「クラウド側」「新しい日時」のどちらかが常に正解とは限りません。
PC上のコピーを保管する場合は、ゲームを終了した状態で、該当するフォルダーを別の場所へコピーします。
Steam Cloud用フォルダーはコピーによる退避だけに使い、内部ファイルを直接上書きして同期を強制しないでください。
| 保存先 | Windowsの場所 |
|---|---|
| ローカル | %USERPROFILE%\AppData\LocalLow\IronGate\Valheim |
| Steam Cloud用のPC内データ | Steamのインストール先\userdata\数字のアカウントID\892970\remote |
複数アカウントのフォルダーがある場合は、別アカウントのものと混同しないようにしてください。
どちらが正常か判断できなければ、コピーを残し、競合画面・バージョン・最後に遊んだ端末を添えて問い合わせてください。
保存先とCloud設定:開発元FAQ。同期・競合の案内:Steamサポート:Steamクラウド。
ゲーム内にないバックアップをSteam側で探す
Steam側にファイルが残っていれば、Webから取り出せる場合があります。
Steam CloudのValheim保存ファイル一覧を、対象のSteamアカウントで開きます。ログインが必要です。
従来形式のワールドでは、残っている .db と対応する .fwl を確認し、まず別フォルダーへダウンロードして保管します。
これは「Steamが任意の過去日時を復元してくれる」という意味ではなく、一覧に実際に残っているファイルを探す方法です。
モデレーターの案内では、対応する日時付きバックアップを worlds_local にコピーしてから、ゲーム内のセーブの管理でその日時を選んで復元します。通常ファイルを戻す場合は上の手動コピー手順を使います。
同名のファイルがある場合は先に退避し、新形式のワールドへこの手順を流用しないでください。
参照:Steamフォーラム:missing dbへのモデレーター回答(2025年10月2日)。
Xbox/Microsoft Store版について
Steam CloudとXbox側の保存は別系統です。
公式FAQでは、XboxのセーブはPCのMicrosoft Store版からアクセスできるとされています(※未所持の為確認できていません)。
Steam版を起動するだけでXboxのデータを同期できるわけではありません。
PCのMicrosoft Store版で対象が表示され、「ローカルへ移動」が使える場合は、ローカルへ移して保管できます。
Windows上のXboxクライアントからローカルへ取り出す操作は、WinterNodeの案内でも説明されています。
Xbox本体では、Windowsのファイル操作を行いません。ゲーム内のセーブの管理で利用できるバックアップを確認します。
復元に失敗した場合は、表示されたエラーとバックアップ一覧を控えて問い合わせてください。
本体のセーブ削除や初期化を、バックアップ復元の代わりに実行しないでください。
参照:公式FAQ:Cross platform save progression/WinterNode:WindowsのSteam/Xboxクライアントからの取り出し
マルチプレイ・専用サーバーの場合
共有ワールドはホストまたはサーバー管理者が保管します。
参加者のキャラクターをバックアップしても、サーバーの建築物やチェストは保管されません。
キャラクターは各参加者が別途バックアップします。
- 全員に作業を知らせ、ログアウトしてもらいます。
- サーバーを正常停止します。公式のWindowsサーバーをコマンド画面で動かしている場合は、公式ガイドに従ってCtrl+Cで停止します。レンタルサーバーでは管理画面の停止操作を使います。
- 実際の保存先を確認します。起動引数 -savedir があればそちらが優先されます。保存フォルダーと起動設定、参加許可・管理者などの設定ファイルもコピーします。
- 復元前の状態を退避してから、サービスの復元機能または対応する保存形式の手順で戻します。
- 再起動後、管理者がワールドの内容を確認してから参加を再開してもらいます。
公式ガイドの専用サーバー設定では、自動バックアップは標準で4世代です。
保持数は -backups、短い間隔は -backupshort、長い間隔は -backuplong で設定されます。
これは専用サーバーの値であり、レンタルサービス独自のバックアップ設定では違うかも知れません。
参照:公式専用サーバーガイド/WinterNode:サーバーバックアップ。
復元できないとき
管理画面のバックアップがない、復元しても正常にならない、新旧形式が混在している場合は、削除や改名を重ねずコピーを残してください。問い合わせには次を添えると状況を説明しやすくなります。
- 機種・購入ストア、ゲームのバージョン、公開テスト版を使ったか。
- ワールドかキャラクターか、クラウドかローカルか。
- 最後に正常だった日時と、異常に気付いた日時。
- セーブの管理のバックアップ一覧、エラーの正確な文言。
- MODや専用サーバーの有無。
Valheim公式サポート/Steam:Valheim Bugs & Technical Issues






































コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧