船の種類と操船
船の種類
現在のところ3種類の船がゲーム内に用意されている。
作業台範囲内の水上に製作できるが、スナップオフ(PC版デフォでは左Shiftを押しながら)で陸上にも製作できる。
ハンマーで造船できるが、船はハンマーで解体できない。
水中から乗船するためには、船の側面に設けられたladder(はしご)を使う必要がある。
いかだは後方左側、バイキング船は進行方向左側、ロングシップは両側面に設置されている。
いかだ
必要材料 | 木x20 樹脂x6 革の切れ端x6 |
---|---|
ストレージ | なし |
耐久値(HP) | 300 |
座席 | 舵取り マスト部分 |
特徴 |
ヴァルヘイムに降り立ったばかりの最序盤から作れる。 |
バイキング船
必要材料 | 上質な木x30 樹脂x20 鹿皮x10 青銅の釘x80 |
---|---|
ストレージ | 4 |
耐久値(HP) | 500 |
座席 | 舵取り マスト部分 座席x2 |
特徴 |
黒い森を探索できるようになったら作れる。 |
ロングシップ
必要材料 | 上質な木x40 古代の樹皮x40 鹿皮x10 鉄の釘x100 |
---|---|
ストレージ | 18 |
耐久値(HP) | 1000 |
座席 | 舵取り マスト部分 舳先 座席x4 |
特徴 |
最高速度が速く、強度も十分、ストレージ容量も圧倒的に大きい。 |
ドラカール
必要材料 | 上質な木x50 ユグドラシルの枝x25 陶板x50 鉄の釘x100 |
---|---|
ストレージ | 32 |
耐久値(HP) | 3000 |
座席 | 舵取り マスト部分 座席8 |
特徴 |
ロングシップよりもさらに大型な船。ストレージサイズはプレイヤーのインベントリサイズと同等。 灰の地の赤い色の海に進入してもダメージを受けることなく航海可能な船。 耐久値はロングシップよりも更に増え、灰の地の海に出現する敵の攻撃にもある程度耐える。 操舵は船が大きいこともあって舵を切っても反応がやや鈍い。 ロングシップに比べ喫水が深いため浅瀬に浮かべようとすると船底が擦って出航出来ないこともある。 |
操船
操船を行うには、船の右側後方にある舵に対してEキーで操舵席に座る。
すると以下のような画面に切り替わる。
操作(操舵)の状態、マスト・帆の状態、船に対する風向きが表示される。
操舵中はマウスホイールで視野をズームアウトしておくとやりやすい。
速度・方向調整
操作の種類として、
手漕ぎ後進ーニュートラルー手漕ぎ前進ー縮帆ー展帆
があり、SキーWキーで切り替える。
操舵量に関しては、舵輪マーク上部のメーターで表示される。
AキーDキーで調整することができる。
手漕ぎ後進 | 手漕ぎ前進 | 縮帆 | 展帆 | |
---|---|---|---|---|
操舵量、前進後進の表示 | ||||
艪(ろ)・帆の表示 |
風向きに応じた操作
帆を展開してるのに、うまく前進できない時があるのはなぜか?
進行方向に対する風向きによって、帆を操作し、時には手漕ぎに切り替える必要がある。
追い風 | 向かい風 |
---|---|
帆展開で高速移動! |
手漕ぎ前進に切替え我慢... |
船のまわりのリングにかかる風の位置で、その切り替えタイミングがわかる。
リング上方の黒い位置に風がくると、向かい風となり前進することが出来ない。
その場合は手漕ぎ前進操作に切り替え、我慢してじっくり前進する。
なお、ある程度広い海域であれば、上手回し(「タッキング」とも言う)を繰り返すことで風上に向かって帆走可能。下図参照。
このゲームでは全ての船が風上に向かって45°まで帆走可能なため、ぎりぎり帆走可能な角度を保ち(①)、ある程度進んだら反対側で風を受けるように船を回す(②③)、ということを繰り返す(「間切る」「ビーティング」という)。
タッキングの回数(間隔)については、船の回頭時間を考慮すれば、なるべく少ない回数がよい。下図参照。
航程はA=B=Cで全く変わらないが、時間的効率はCが最良である。
なお、風が弱い場合は真っすぐ風上に向かって漕走してもそれほどかかる時間は変わらない。
また、バイキング船は漕走と帆走の速度差が少ないため強風でなければ得にならず、いかだはさらに速度差が小さいため、実質ロングシップ向けの航法である。
船を停めるには
船を停止させるには、手漕ぎからの操作停止で調整して停めることもできるが
一番手っ取り早いのは乗船している全員が船から降りること。
帆を展開して追い風にのって速度が出ている場合でも、
舵取り含め全員が船から降りることで、船はその場にピタッと停まる。
船の修理について
船に入るダメージについては後述するが、敵の攻撃はもちろん衝突などでもダメージを受けるため特に海上では焦りがち。
とりあえず落ち着いて、手にハンマーを持ち、船のHPを確認すること。
現在のバージョンでは船のHPはかなり多くそう簡単には沈まないものの、
HPが大きく減っていて不安な場合は近くの安全な陸地に上陸して、船近くに作業台を置いて修理する。
作業台の効果範囲からであれば、一瞬で修理できる(道具の修理などと違い、作業台に屋根や囲いは不要)。
より詳しい情報
船の速度について
※下記速度は推定。波の影響もあり正確な測定が難しいため。
船種 | 漕走速度 | 帆走速度(展帆時) |
---|---|---|
いかだ | 6km/h | 4-11km/h |
バイキング船 | 11km/h | 9-25km/h |
ロングシップ | 11km/h | 12-35km/h |
本来一本マストの横帆であれば真後ろからの風を受けた時が最も速度が速く、風方向が船正面に向かうにつれて
速度が遅くなるが、このゲームでは真後ろから真横までの風で速度がほぼ変わらず最高速となっている。
おおよそ、風向きが真後ろ~真横での速度を100%とすると、斜め45°からの向かい風で速度は2/3程度に落ちる。
また強風時と比較すると微風時にはおおよそ50~60%程度の速度になるようだ。
すなわち帆走速度の最低速は斜め45°からの向かい風、かつほとんど風が無い状態。非常に計測が不安定だったため数値は参考程度に。
また速度は安定したところで測定したが、漕走は加速が遅く、この速度に至るまで少々時間がかかる。
上で説明したビーティングによる風上への帆走は上手回しの時間を考慮しなかったとしても
帆走速度 > 漕走速度 x 1.41以上でないと得にならない。斜め45°からの向かい風でそこそこ以上の風が吹いている場合、
いかだで5.7~7.2km/h、バイキング船で13.5~16.5km/h、ロングシップで17.7~23.1km/h程度になる計算のため、
いかだではビーティングは完全に損、バイキング船で強風時ならギリギリ得、ロングシップはほぼ得と言える。
船の受けるダメージについて
プレイヤーや敵の攻撃でダメージを受ける他、船が受けるダメージには以下のようなものがある。
衝突 | 地形や敵に衝突した場合、速度に応じたダメージを受ける。衝突したのが敵の場合、同じダメージ(叩き属性)を敵にも与える。 |
---|---|
波浪 | ある程度の速度で海面にぶつかった場合に10ダメージ(固定)を受ける。大抵の場合は時化の際に波で持ち上げられて海面にぶつかって受けるダメージ。ただし誰も乗っていない場合にはダメージを受けない。 |
転覆 | 転覆している場合、秒間20ダメージ。ひっくり返すのは事実上不可能と思われるので、すぐに破壊されることになる。 |
船が破壊された場合、その場に船の材料は放り出され、ストレージの物は木箱として浮かびあがる。ただし鉄の釘等重い物は沈んでしまうので浅瀬でないと回収できない。
破壊時の船の材料は船の中央辺り…だいたいマストのあたりに出現する。
重量に十分な余裕があれば重い素材も沈む前に回収できる可能性が高いが、極力避けた方が良い。
操船について
漕走時に操舵席から立つと当然推進力がなくなるが、帆走時であれば展帆状態が維持されるのでそのまま前進できる。
またこの時舵の状態は漕走帆走問わず維持されてしまう。
誰も乗っていない場合には展帆していても全く動かない。
舵は波の影響でずれるため、針路を保つには時々修正してやる必要がある。しばらく直行だからといって放置は危険。
コメント
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霧の地の開発時に今後のアプデで実装バイオームが遠くになるためにギャルの素材を元にした気球を作る要素があったけど
風のコントロールが難しくやめたそうです。ちなみに釣りをしていて魚が突然流される謎の現象あれはプログラムがそのまま残ってるためだそうです。
>> 返信元
他ゲーの名前出して悪いけど、ff5みたいに陸海に着陸出来たらさらに便利そう!
>> 返信元
ええなそれ。
ゲームの仕様的に地形の起伏にそって高度は制限されそう
北極実装で飛空艇出ないかなあと妄想してる
>> 返信元
色々教えて下さりありがとうございます。
床を作って解体のアイディア良きですね、安全に回収する際に活用させてもらいます。
船の上陸頻度って結構高い気がするので、この辺もう少し便利に改善されてほしいところです
解体に対してのリスクとコストが高すぎる汗
>> 返信元
深すぎるなら、土を盛って上げるとか建築で床を作って上げるとかですかね
もしくは、陸地方向に縦に掘り進めてドック状にしてそこで解体するとかでしょうか
船が動かないように建築でせき止めたりとかもいいかもしれませんね
船を解体する時、霧の地のような海底がボコボコしていて深さがあったりするところが多くて、
船の素材が海底に沈んでしまうことがあるんですが、
簡単で確実に解体後の素材とり漏らしのない解体方法ってあるんでしょうか?
船は作れて設備も設けられるようにされたらこのゲームは神
>> 返信元
お疲れ様です
揉めそうなので該当の画像を差し替えました(詳しくないので見様見真似ですが……)
>> 返信元
wikipediaはGNUフリーでもパブリックドメインでもない
クリエイティブコモンズだから出典を出さないのは明確に著作権違反
このサイトは広告がある=営利目的だしね
削除されていた画像差し戻し。
そもそも無断で使うことが可能な、GNU フリーとパブリックドメインの画像。
タッキングの画像がwikipediaから無断で持ってきたもののようだったので削除して
ついでに現バージョンのゲームの情報と合わせるように修正し、おまけで情報も追加しました。
>> 返信元
タッキングは前から別の方が追加されてますね。
とても有用な記事ですよね。
タッキングまで追加されてる・・・
お疲れさまです
慣れの問題かも知れないけども、ロングシップで狭いところを通る時は視点を後方に向けて手漕ぎ後退とニュートラルを切り替えつつバックで移動するとなかなかスムーズに通って行ける気がする
情報ありがと!
>> 返信元
英語のwikiにあります
イカダ300バイキング船500ロングシップ1000です
>> 返信元
詳細な数値は聞いたことないです
ただ毎度壊して回収する個人的な感覚として、ヴァイキング船はだいたいHP450~600とかじゃないですかね…
船のHPってどこかに情報ありますか?
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