短刀デッキ
デッキ概要
「盗賊の短刀」で相手のスキルを奪っていくデッキ。
他のデッキとの大きな差別点は以下の通り。
- スキルを奪うことで段階的にこちらが有利になっていく
- 相手のスキルが枯渇した時点で実質勝利となる
=相手の体力を削りきらなくてよい
このあたりが他のデッキとの大きな差別点。
一方で以下のような弱点もある。
- 「盗賊の短刀」を何度も発動する必要がある(敵によるが最低でも4回)。
- 相手のデッキに攻撃スキルばかり残ると、かえって猶予ターンが短くなる。
特にナイトメアの強化が乗っていると危険。 - ダメージ制限がかかると「盗賊の短刀」の奪取効果が発動しない。
- 奪ったスキルにデメリットがあるとき、発動するとデメリットを受けてしまい、
発動しないと自分のデッキが膨らんでしまう。 うっかり「終わり無き恐怖」と併用すると自分で「怯え」を拾う可能性がある。
このうち上3つの対策としては以下のようなものが考えられる。
- 一度に2つのスキルを奪える強化版を使う。
- 「盗賊の短刀」をいくつかデッキに入れる、ドロースキルを入れるなどして
「盗賊の短刀」をサーチしやすくしておく。 - ループを完成させ、1ターンで相手のスキルを枯渇させる。
また、デイリーチャレンジでは「ウロボロス」下では敵のスキルが尽きないので使えない。
「召喚ポータル」「混沌嵐」でも、奪う数がかなり増えるので非推奨である。そもそも階層の少ないデイリーチャレンジでわざわざ短刀デッキを組む必要性が薄い。
「盗賊の短刀」のスキル奪取効果の条件は、与えるダメージ+5。
これを素早く達成するのはやや難しいが、永の異形の「永続混合」を利用し、
初手で奪いに行く手があるので、その混合例も紹介する。
メインスキル
- 「錬成」+「盗賊の短刀」
与えるダメージ+8。さらに複製効果が「錬成」+「盗賊の短刀」自体にかかり、
通常版では[除外]を持たないのと実質同じになる。また、多少手間は増えるが、
除外された「錬成」を戻すことで増殖させられる。
強化版なら無条件で増殖するが、それを狙うと15階層までは永混を1枠使えないため、
序盤がかなり厳しくなるだろう。
- 「怪力」+「盗賊の短刀」
与えるダメージ+6。「錬成」との違いは「怪力」のリンク先を参照。
交換所スキルの採用を抑えたい場合などは候補に挙がるかもしれない。
- 強化版「闇の侵食」+「盗賊の短刀」
与えるダメージ+5。通常版だと+3なので、2回使う必要がありやや効率が悪い。
名前に「闇」が入っているので他の「闇」シリーズとのシナジーがある。
通称「闇短刀」。一時期めっちゃ流行っていた。
「永続混合」を利用しない場合は必須。
永混を利用する場合でも「盗賊の短刀」を複数入れるケースなら、あって損は無い。
とにかくデッキを回転させたいので[即効]が付く「威圧」「力の祝福」あたりが便利か。
サブスキル
深層で勝つなら必須レベル。無条件[即効]3ドローの「吸い寄せ」が便利だが、
永の異形ならマナスキルと合わせた「魔力の導き」あたりもよく使われる。
ループしたいなら「臨機応変」も候補に上がる。
- 「オーバーヒート」
奪う数を増やして短期決戦を狙える。
- 「記憶のらせん」
「盗賊の短刀」には[除外]が無いので2つ目以降の短刀として運用できる。
- 「闇の刻印」
「闇の侵食」+「盗賊の短刀」などを複製する。強化版なら手札に持ってこられる。
おすすめ異形
- 永の異形
やはり「永続混合」を利用して初手から奪いに行けるのは大きな魅力。
他のスキルも混合次第で色々便利になるので、独自性を追求できる。
- 霜の異形
こちらはデッキからスキルを引き切る通称「引き切り短刀」構成で採用されることが多い。
「不気味な咆哮」であれば短刀を選択せずに発動できるのも魅力。
敵との相性考察
スキルを全て奪うのが勝利条件であるため、
敵のスキルの数がそのまま攻略難易度になりそうだが、
実際には考慮すべき要素が他にもある。
例えば[除外]持ちスキルは敵AIが早期に使いたがり、
発動すればデッキから無くなってくれるので、
[除外]持ちスキルの多い敵なら奪う数は少なくて済む可能性がある。
しかしそれをデッキに戻す手段のある敵は、その限りでない。
また、新たにスキルを生成する敵も、奪う数が増える可能性があり厄介である。
以下に折り畳んだ表も参考にしてほしい。重要事項のみ述べると、
まず「学習」で無尽蔵にデッキが膨らむ呪われし戦士とは決して戦ってはならない。
スキルが最多かつ、除外されたスキルを複製したり戻したりする剣豪も非推奨。
また、スキルを生成する手段を持つニンジャやサキュバスも、
ナイトメア強化で追加行動があるとデッキがみるみる増えるので、
こちらもできれば避けるべきだろう。
基本的に避けるべき敵を上の方に並べ、その他の敵については、
[除外]持ちスキルを除いた数(=奪うべきスキルの最低数)を降順にして並べている。
| 敵 | スキルの数 | [除外]持ちスキルを除いた数 | 備考 |
| 呪われし戦士 | - | - | 「学習」で無尽蔵にスキルを生成する |
| 剣豪 | 12 | 11 | 除外されたスキルを「鋳造術」や「撫で斬り」で 複製して戻す |
| サキュバス | 9 | 8 | 「破壊の腕輪」で新たにスキルを生成する |
| ニンジャ | 8 | 5 | 「手裏剣術」で新たにスキルを生成する |
| アーチャー | 10 | 5 | 除外されたスキルを「補充」で戻す |
| 敵 | スキルの数 | [除外]持ちスキルを除いた数 | 備考 |
| 影術師 | 10 | 10 | |
| 常闇の支配者 | 11 | 9 | |
| 魔導師 | 10 | 8 | |
| 風術師 | 9 | 8 | |
| 教皇 | 9 | 8 | |
| 司祭 | 9 | 7 | |
| 毒カマキリ | 9 | 7 | |
| ファイター | 10 | 7 | |
| クラッシャー | 8 | 7 | |
| 闇術師 | 7 | 7 | |
| 魔術師 | 9 | 7 | |
| 火焔竜 | 8 | 7 | |
| 水晶竜 | 9 | 7 | |
| 天空竜 | 9 | 7 | |
| 五星竜 | 10 | 7 | |
| 混沌竜 | 8 | 7 | 「混合」でスキルが減る可能性がある |
| いにしえの剣聖 | 10 | 7 | |
| ゾンビ | 6 | 6 | |
| ゴブリンメイジ | 7 | 6 | |
| トレント | 8 | 6 | |
| オーガ | 8 | 6 | |
| 炎の精霊 | 7 | 6 | |
| フェニックス | 7 | 6 | |
| 賢者 | 7 | 6 | |
| 時の大魔公 | 10 | 6 | |
| ガードマン | 6 | 5 | |
| ハンター | 8 | 5 | |
| 燃える怨霊 | 7 | 5 | |
| 火炎術師 | 9 | 5 | |
| サムライ | 8 | 5 | |
| パイロマンサー | 8 | 5 | |
| 血術師 | 10 | 5 | |
| 苦痛の精霊 | 9 | 5 | |
| 幻術士 | 8 | 5 | |
| メディック | 7 | 4 | |
| 破戒僧 | 7 | 4 |
階層ごとの立ち回り
浅層(0~竜階)
永の異形の場合は「永続混合」が8階層まで使えない。
とりあえず交換所で短刀やその他必要なスキルを探したいが……。
交換所は使うほどその後の出現率が低くなってしまうので、
強化版の短刀や「錬成」を狙うならまだ交換所を使えない。
そういうわけで短刀デッキで一番キツいのは実はここ。
耐久スキルの確保も検討してよい。
中層(竜階~14階ボス)
永混が使えるようになるので、短刀の枠は取っておくにしても、
ドロースキルとマナスキルを混合しておくなどしておきたい。
強化版を狙う場合はまだ交換所を使えないが、
厳しいと思ったら通常版で妥協するのも手。そこは駆け引きである。
深層(15階~)
交換所に強化版スキルが出現する一方、敵も強化され始める。
永混を使う場合、短刀に加え「錬成」「怪力」「闇の侵食」いずれかの確保が必須。
短刀頼りのデッキなので、20階層付近で構築が済んでいないとかなり厳しい。
一方で一度デッキが完成すれば、ひたすら短刀を使っていれば勝てる。
そのときはなかなか気持ち良く戦うことができるだろう。
ただしダメージ制限には注意。
デッキ評価
安定性:★★★⭐︎⭐︎~★★★★★(安定しない⇔安定する)
「永続混合」を使うかどうかでかなり変わる。
特に永混の組み合わせでは、混合した短刀を引くだけでよく、安定性バツグン。
組みやすさ:★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(組みにくい⇔組みやすい)
非常に組みにくい。特に「永続混合」を使う場合はスキルを厳選する必要がある。
深層を目指すなら上述通り強化版の短刀、「錬成」、「闇の侵食」あたりが欲しいが、
それを狙うと15階層まで短刀に頼れない。
何より序盤にリセマラポイントが無く、交換所や敵の出現運に振り回される。
総合的な強さ
★★★★⭐︎(20階層到達⇔30階層到達)
「奪って勝つ」という特性から、デッキが整えば深層でも十分に通用するポテンシャルあり。
ただし行動制限やダメージ制限に阻まれることも多い。

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