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地球連邦軍の艦船及びその他の兵器では、『機動戦士ガンダム』を初めとする「宇宙世紀 (U.C.)」作品に登場する、地球連邦軍やそれより派生した組織に所属する架空の戦艦やその他の兵器について解説する。
詳細はサラミス (ガンダムシリーズ)#サラミス級宇宙警備艇を参照
詳細はサラミス (ガンダムシリーズ)を参照
ペガサス級強襲揚陸艦[]ホワイトベース『機動戦士ガンダム』に登場。アムロ達が搭乗する母艦として登場する。詳細はホワイトベースを参照
ホワイトベースII 『モビルスーツバリエーション』、『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。形状はホワイトベースによく似ている。宇宙世紀0083年3月、サイド3宙域にて、デラーズ・フリートへモビルスーツを移送しようとするジオン公国残党を捕捉し交戦するが、G-3ガンダムを含む所属モビルスーツ6機を行動不能にされて追撃を断念する。サラブレッド 『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…』、『機動戦士ガンダム戦記』に登場。外装は宇宙空間で視認され難いブルーグレーで塗装され、レーザー攪乱幕の特殊弾頭を装備するなど、隠密行動に配慮され設計された。一年戦争時には第16独立戦隊の旗艦として活躍し、グラナダでの和平交渉へ向かうジオン公国首相ダルシア・バハロの護衛任務に就いた。宇宙世紀0081年にはジオン軍残党による「水天の涙作戦」の阻止任務に就いた「ファントムスイープ隊」の母艦として運用された。トロイホース 『モビルスーツバリエーション』に登場。また、グレイファントムも初期設定ではトロイホースと呼ばれていた。グレイファントム 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。詳細はグレイファントムを参照
ブランリヴァル 『GUNDAM THE RIDE』、『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』に登場。艦籍番号:SCV-73。ペガサス級第5番艦。形状や色はホワイトベースによく似ている。ジャブロー防衛戦では、停泊中に敵の攻撃を受け未完成のRX-78-6 マドロックを出撃させるも撃破され、艦自体も大破した。その後ア・バオア・クー戦に参戦。戦場を離脱してきた移民達が乗ったランチと護衛のジム2機を着艦させる。その際突っ込むようにデッキに進入したため、搭載機のG-3ガンダムに激突、同機は中破した。スレイプニール=改 『NIGHT=HAWKS!』に登場。艦籍番号:不明。強襲揚陸艦。カラー不明。全体的な形状はホワイトベースによく似ているが、船体左右前方のMSデッキ部分がサラミス級宇宙巡洋艦をそのまま取り付けた様な形状であり、MSのカタパルトはサラミス改同様の露天型の物が各MSデッキの下面側に2条づつ(合計4条)装備されている。MSデッキの外側側面と上面には単装砲、先端には固定型ミサイル発射管などサラミス級同様に確認出来る。中央船体の大型ハッチは残されており、艦橋前方の大型連装砲塔と側面のシャッター閉鎖式大型メガ粒子砲も連装仕様で装備されている。後部主エンジンブロックの形状はホワイトベース級と同等であるが、中央船体後部に長大なエンジンユニットが装着されている。劇中で戦闘を行う描写は無いがジャブロー発進後、地球低軌道でサラミス級を含む11隻の雁行隊形を採っており、その後のシーンで発艦したGM(RGM79A2)「GM=203号機」がア・バオア・クー戦に参加したとされている。マゼラン級戦艦[]詳細はマゼラン (ガンダムシリーズ)を参照
詳細はコア・ファイターを参照
コア・ブースター[]詳細はコア・ブースターを参照
Gファイター[]詳細はGファイターを参照
セイバーフィッシュ[]SHAVER FISH, SABERFISH (型式番号:FF-3、宇宙戦仕様はFF-S3、局地要撃機仕様はFF-S3DF)『モビルスーツバリエーション』内の「コアファイターバリエーション」にてアニメ『機動戦士ガンダム』製作時のコア・ファイターの没案に設定が付加され、『機動戦士Ζガンダム』に登場。ハービック社が開発し、宇宙世紀0070年代に採用された迎撃戦闘機。装備の変更によってあらゆる空域での運用が可能な設計になっている。宇宙用のセイバーフィッシュは、ベースとなる機体に4基のブースターパックを機体上下に2基ずつ装備され、機動性を高くする事でモビルスーツに対抗できる数少ない兵器として、一年戦争開戦当初は積極的に運用された(出版物でよく見る設定画はこちらの物である場合が多い)。武装は機首の25mm機関砲4基で、ブースターパック装着時はその先端に付けられている各3基ずつ計12基のミサイルランチャーも加わる。宇宙空間では拠点防衛の他、マゼラン級戦艦の艦載機とすることも計画されていたが、地球連邦軍の大艦巨砲主義によりマゼラン級に艦載能力は付加されなかった。結局、コロンブス級やサラミス級など一部の艦で運用されたにとどまっていた。一部のゲーム(PSのGGENERATION)においてはマゼラン級に艦載されている。核動力を所持していないため、出力や推力がMSに劣る。しかし同系統の兵器であり同じく核動力を所持していないガトルやジッコと比べればはるかに高性能であり、戦闘力ではガトルを圧倒できる性能を持っている。だが対艦ミサイルを装備し火力は高く巨砲主義であり、母艦の支援をする支援戦闘機として敵艦を攻撃して撃沈するという大艦巨砲主義を支援する性能も持ち合わせている。後に連邦軍もモビルスーツや核融合炉の戦闘機(コア・ファイター等)を開発、量産に着手してからは次第に第一線を退いている。
劇中での活躍『機動戦士Ζガンダム』では、エゥーゴによるジャブロー攻撃の際、ジャブローの防衛のため出撃するが、既に旧式化していた事や最新のモビルスーツとの性能差から敵にはならず、たやすく撃墜されている。トマホーク[]小説版『機動戦士ガンダム』に登場。恐らく生産配備の間に合わないMSの代わりとして、新造艦ペガサスJrへ配備された宇宙戦闘機。高い加速力を持つ。エンジン数、パイロット数、武装等のスペックは不明。ただ形状は本文によると「槍を思わせる」物らしい(ツクダのSLG『激戦ア・バオア・クー』のユニットに、シルエットのみだが形状が出た事がある)。地味ながらMS隊を良く支えて活躍したが、コレヒドール暗礁空域でシャアの独立第300戦隊と交戦した際、大部分が未帰還となった。トリアーエズ[]TORIARES(型式番号:FF-4)主力戦闘機。『機動戦士ガンダム』で設定が起こされたものの、劇中には登場していない。宇宙世紀に入り地球連邦軍は宇宙空間の軍備拡張のため宇宙戦艦と共に運用する戦闘機の開発に着手した。開発を担当したハービック社はこの運用を4つに分類しそれぞれの計画を進行させた。本機は防空小型戦闘機として完成し、地球連邦軍の宇宙軍の主力としてルナツーや各サイドの駐留軍に配備された。武装は機首に設けられた25mm機関砲2門のみである。同じくハービック社によって同時期に開発されたFF-X7コア・ファイターと似通ったデザインを有する。一年戦争が勃発すると、ミノフスキー粒子が散布された状況下での戦闘には対応していなかった上、戦闘機以上の機動性を誇るモビルスーツに対抗する事は叶わず、ジムにその座を譲ることとなる。劇中での活躍小説『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』では、主人公ユウ・カジマがルウム戦役時に当機に搭乗して出撃し、ザクに翻弄されたというくだりがある。パブリク[]一年戦争前から配備されていた「宇宙攻撃艇」をベースに開発された「突撃艇」。『モビルスーツバリエーション』ではサラミス級巡洋艦に搭載と設定された。後に、搭載母艦としてトラファルガー級全通甲板空母が設定された。しかし、劇中では母艦からの発艦シーンはなく、自力で戦場に到着するシーンしか描かれておらず、遠方の基地(ソロモン戦ではルナ・ツー基地、ア・バオア・クー戦ではコンペイトウ基地)から航行してきたことがはっきり解る。また、名称も母艦のある物は「戦闘機」と呼ばれるのに対して、はっきりジッコと同様の「突撃艇」と呼ばれているので、別ジャンルの兵器である。構造は、オレンジ色の機体の下に、主要武装かつ本機の最大の特徴であるビーム拡散用ミサイルを最大2発装備できるようになっている他、機首には機銃及び6連装小型ミサイルボッド2基、後部には大型のブースターを装備しており、ブースターは突入時及びミサイル発射後の退避時に高速を発揮できる推力を有していた。本機に装備されたビーム拡散用ミサイルは、ビームを曲げたり拡散させたりして無力化することができる粒子が充填されており、この粒子をばらまくことによってビーム撹乱幕を形成し、主に敵の要塞ビーム砲や敵艦などからのビーム攻撃を無力化するというものであるが、敵味方問わずにビーム兵器を無力化してしまうため、どちらも長距離ビーム射撃は封じられてしまう。なお、本機の主たる任務は宇宙の戦場にビーム撹乱幕を張ることであるが、その方法は、敵の防御砲火の中へ正面から突入して敵味方の中間にビーム撹乱幕を展開するという危険極まりないもので、ミサイル発射前に撃墜されるものも多く、また運良く発射できても帰還する前に撃墜される機体が続出するという、ほとんど特攻艇のような代物でもあった。漫画では、ビーム攪乱幕を張るミサイルを搭載することなく、三基の大型ミサイルを装備しソロモン戦でボールと共に肉迫攻撃し活躍した。ソロモン攻略戦(チェンバロ作戦)このときは、ビーム撹乱幕の展開に成功して長距離ビーム射撃を封じ、ソロモン要塞据え付けのビーム砲から地球連邦軍艦隊を守っただけでなく、ビーム撹乱幕の影響を受けない太陽の反射光を利用し、絶大な破壊力を持つが、巨大で敵の攻撃に脆いソーラ・システムをビーム撹乱幕で必要以上のジオン軍によるビーム攻撃にさらすことなく予定通り運用することにも貢献した。また、チェンバロ作戦でのドズル・ザビ中将を始めとするジオン軍ソロモン守備隊幹部の劇中での言動から察するに、ソーラ・システムの展開完了寸前まで地球連邦軍がソーラ・システムを戦場に持ち込んだことを察知できなかったため、地球連邦軍第三艦隊等の陽動作戦に乗じてビーム撹乱幕を展開するパブリクを「自殺的な行動によって、ビーム撹乱幕を展開する面倒で嫌な奴」程度にしか考えていなかった節がある。カイ・シデンは、本作戦開始前の整備中に見たパブリクのことを「ミサイルを抱えた不細工なの」と呼んでいる。ア・バオア・クー攻略戦このときは、ギレン・ザビの的確な指揮によって次々と撃墜され、十分なビーム撹乱幕を展張できなかったため、もともとソーラレイで打撃を受けていた連邦軍は、要塞ビーム砲の掃射でさらに大打撃を受けてしまった。詳細はガンペリーを参照
TINコッド[]TIN COD(型式番号:FF-6)『モビルスーツバリエーション』内の「コアファイターバリエーション」にて『機動戦士ガンダム』製作時のコア・ファイターの没案を元に、コア・ファイターの原型となった機体である等の設定が付加され、後に『機動戦士Ζガンダム』で登場。大気圏内での戦闘を想定し開発された小型制空戦闘機で、開発にはハービック社が携わった。対戦闘機の格闘戦能力を強化されているが、武装は25mm機関砲と機体に内蔵されたランチャーから発射される空対空ミサイルで、火力は決して高くはない。宇宙世紀0062年には試作型が完成したが、実用化は大幅に遅れ、宇宙世紀0079年に始まった一年戦争の頃になっても実戦配備は進んでいなかったようである。Ζプラスなどの可変MSの登場で航空産業が衰退していた宇宙世紀0096年時には、フライマンタの後継機として採用された本機の改良型であるTINコッドIIが、機種転換されないまま運用されている[4]。劇中での活躍『機動戦士Ζガンダム』では、エゥーゴによるジャブロー侵攻作戦時、ジャブロー防衛のため出撃するが、たやすく撃墜されている。デプ・ロック[]アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する重爆撃機。胴体内へ大量の爆弾を積み、鉱山基地や森林に潜むモビルスーツを空から絨毯爆撃する高々度水平爆撃機である。オデッサ作戦においては、航空兵器に乏しいジオン軍に対し投入され多大な戦果を上げたが、自衛用の火器を持たず、運動性も鈍いので運用には戦闘機の護衛が不可欠だった。後付け設定では底部にガトリング砲を搭載した地上掃射型。レーザー誘導爆弾で要地をピンポイント爆撃する拠点攻撃型等のバリエーションも存在したとされる。ドン・エスカルゴ[]対潜哨戒攻撃機。長大な航続距離、優れた索敵能力と高い対潜攻撃能力を持ち、対艦ミサイルや複合追尾式魚雷によってジオン公国軍の潜水部隊を苦しめた。とりわけ最初の水陸両用量産MSゴッグの被害が大きく、これはビーム砲による対空迎撃能力を持つズゴック導入のきっかけともなったテンプレート:要出典。自衛用に機体前後側面に1基ずつ、計4門の単装機関砲を設置している。後付けでは空母の他に、駆逐艦のヘリ甲板でも運用可能なVTOL機との説が出ている。TV版第27話に数機が登場し、ジオン軍のユーコン型潜水艦を攻撃するが対空砲火で1機が撃墜された。ユーコンを撃沈したのも本機ではなく、セイラ・マスが操縦するGファイターである。ファンファン[]『機動戦士ガンダム』および『機動戦士ガンダム第08MS小隊』に登場する戦闘用ホバークラフト。TV版『機動戦士ガンダム』では、ホワイトベースがジャブローに到着し、その後ジャブローがジオン公国軍部隊の大攻撃を受ける第29話、劇場版では、同様の場面が描かれる『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』後半に登場。両脇左右下部にファンを装備し、同じく両脇の左右上部に5連装ミサイルポッドを装備、そして中央にコックピット及び後方に向けられた推進器がある。左右のファンによってジャブロー内部のような不整地(鍾乳洞内部)でも自在にホバー走行を行い、有線式ミサイルによってミサイル発射後のコントロールを可能にし、命中率の高い攻撃を行う事ができる。ジャブローに配備されていた拠点防衛用の兵器の中では唯一飛行可能な兵器である。MS(モビルスーツ)が登場する前に開発された兵器でもあり、対MS戦では苦戦を強いられる事となる。本機に搭乗したウッディ大尉は、至近距離からミサイルを撃ち込めばMSにも効果があるかもしれないと発言し、決行した[5]。劇中での活躍ジャブローでホワイトベースの修理に関する責任者のウッディ・マルデン大尉が、本機に搭乗してホワイトベースの防衛に当たる。ジャブロー内にて、ガンダムとシャア・アズナブルの乗るズゴックが交戦している最中にガンダムの援護のため割って入り、ズゴックをミサイルで攻撃。直後にコックピットを腕で粉砕され、撃墜されてしまう。TV版ではズゴックのメインカメラを破壊して撤退に追い込んだ(シャアの台詞でも確認できる)。劇場版ではズゴックに損傷は見られず、シャアを撃退したのはガンダムの活躍である。この前後の映像では61式戦車も多数、ズゴックやアッガイに撃破されており、通常兵器ではモビルスーツに対抗する事が難しい様子が描かれている。ガンダムの腰あたりまで高く上昇し、アムロが制止のために行く手を遮ったシールドをすりぬけるなど、ホバークラフトというよりは攻撃ヘリコプターに近い描写をされていた(エンジンの効果音もヘリに近い)。また、ミサイルも「ミサイルなのか、ロケット弾なのか、曳光機銃弾なのか、とにかくビームではない光弾」としか描かれておらず、5連装という弾数制限も無視して弾幕を乱射していた。フライマンタ[]大気圏内で使用される、単座式の双発の戦闘爆撃機である。なお、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』では複座型の描写がある。機首の左右に3連装ミサイルランチャーを装備し、後付け設定では機関砲もあるとされる。対空、対地戦闘に使用される。機体は警戒色である黄色に塗られているが、理由は不明である。なお、薄い灰色に塗装された機体も確認されている。TV版29話のジオン軍によるジャブロー降下作戦時には、偽装カタパルトから次々とスクランブルし、上空でドップと空戦を繰り広げていた。降下するザクの頭部を機銃掃射で破壊し撃墜する描写もある。小説版『機動戦士ガンダム』では宇宙戦闘機として登場しているが、モビルスーツに対して十分に対抗することは出来なかったという旨の文面と「連邦軍のフライマンタなど目じゃない」というジオン兵の言葉が記述されていた。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、オデッサ作戦で詰めの絨毯爆撃を行うものの、ギャンのニードルミサイルに撃墜される機体があった。フライアロー[]連邦軍戦闘機。TV版第15話「ククルス・ドアンの島」に登場。ポイント305の島(ククルス・ドアンの島)に不時着していたところをアムロに救助されるが、2名の搭乗員は程なく死亡している。これ以外の登場回はない。3発エンジンの複座機であり、グレー系の塗装で機首部に左右各2門計4門の機銃口が確認できる。本放送から程なく出版された『ガンダムセンチュリー』には「フライアロー制空戦闘機」としてイラストが掲載されている[6]ものの、飛行や戦闘をする場面がなかったためか忘れられたメカになり、フライマンタやドン・エスカルゴそれに設定画のみで劇中に登場することがなかったトリアーエズがゲームや派生作品等に登場するのに対して、当機は関連書籍で紹介されることすら少ない。例えば、連邦軍メカを多数紹介している『僕たちの好きなガンダム 地球連邦軍大事典 (別冊宝島1674) 』(宝島社、2009年)でも未掲載。『機動戦士ガンダム艦船&航空機大全集』(アスキーメディアワークス、2010年)p56には掲載。なお同書にはジャブロー攻防戦で姿が確認できるとあるが、TV版第29話、第30話では当機は見当たらない。デッシュ[]もしくはディッシュ。アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する高速哨戒、もしくは偵察機。大型円盤型レーダードームに機首と左右2対の水平翼が付いた、名前通り皿のような機体形状が特徴。早期警戒機として開発されたがミノフスキー粒子散布下では性能を発揮できず、遠距離索敵性能を生かして要人用高速連絡機として使用された。TV版26話ではレビル将軍を欧州戦線からベルファストまで送迎している。『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』でも1カット登場した。ドラゴン・フライ[]機首左右に長方形状のカナード、後退翼先端に大き目の垂直尾翼、機体最後尾にプロペラを装備した小型飛行機。デザインのモチーフは西暦1976年初飛行のルータン社のロングイージーのような、プッシャー式のプロペラ機である。基地やビッグトレーなどに配備され、それらの間を行き来する連絡機として使われる。小型のため赤外線や聴音などの探査手法では発見されにくく、連絡機としての使用の他隠密行動にも使用されると思われる。武装は持たない。劇中での活躍『機動戦士ガンダム』では、地球連邦軍の反攻作戦、オデッサ作戦が展開する最中の第25話にて登場。ジュダックがドラゴン・フライに乗り、ジオン公国軍の基地から発進してエルラン中将の指揮するビッグトレーに着陸するが、この行動をGアーマーに乗って訓練を兼ねた偵察飛行に出ていたアムロ・レイとセイラ・マスに見られてしまい、ジュダッグ、エルラン両名がスパイであることが判明する。『MS IGLOO 2 重力戦線』第3話では、ビッグ・トレーから発進して偵察を行い、連邦軍を苦戦させたダブデ級陸戦艇の位置を報告する。直後、ダブデの対空砲火で撃墜された。コルベットブースター[]『MS-X』で設定された、一年戦争時に地球連邦軍の開発したモビルスーツ用の大気圏内飛行ブースター。サブフライトシステムに相当するが、機体がブースターを背負う様に装着するのが特徴となっている。完成時には既に主な戦場が宇宙に移行していたこともあって生産数は小数に留まったが、基礎設計は大気圏外用ユニットであるフェロウブースターのベースとなり、ジム・インターセプトカスタム等によって使用された。ミデア[]詳細はミデアを参照
詳細は61式戦車 (ガンダムシリーズ)を参照
ホバートラック[]型式番号:M353A4 全長:6.3m 全幅:3.3mOVA『第08MS小隊』、ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』、『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』などに登場。実際にはトラックというより軽装甲車である。OVA『MS IGLOO 2 重力戦線』に登場した際には「ブラッドハウンド」という通称で呼ばれている。MS1個小隊(3機)ごとに1両配属され、管制と索敵、哨戒を担当する。オデッサ作戦における独立混成第44旅団大隊指揮官ミケーレ・コレマッタ少佐のように、佐官級将校が乗車して指揮をとることもあった。車体底部に4基のホバーユニットを備えており、湿地帯や荒地、水上等あらゆる地形に対応が可能であり、MSの進軍速度にに追従できる走破性を持つ。車体後部は荷台となっており、歩兵用の携行兵器や予備人員を積載できる。部隊用指揮官車両は通信機能を強化するレドームを装備する。車体側面には地中に埋め込むことで周囲の振動を探知するアンダーグラウンド・ソナーが設置されている。車体をフロント及びリアに搭載されたアウトリガーによって固定し、杭状のソナーポッドを地面に打ち込むことで使用する。武装は本体上部のターレットに装備された20mmガトリング砲のみであり、砲手が手動で操作を行う。砲弾は対軽装甲用の徹甲弾と対人、対空用の榴弾を状況によって使い分ける。『第08MS小隊』第6話では、ゲリラのキキ・ロジータが臨時砲手として操作し、ドップを撃墜した。有線ミサイルカー、六輪ミサイルバギー[]コロニー内防衛用に8連装有線ミサイルを搭載したエレカタイプの軽戦闘車両。サイド7での防衛戦に用いられたが、ザクには歯が立たなかった。だが流れ弾になった搭載ミサイル威力から、命中すればザクとてタダでは済まない破壊力を発揮する物と考えられる。六輪ミサイルバギーは地上用。標準タイプのオフロード軍用バギー(ジャブローで時限爆弾を投棄するのに使用した物と同型)に、10連装ミサイルポッドを搭載している。劇中ではカイ・シデンがベルファストで使用。ミサイル発射シーンはない。M72 1/2トラック ラコタ[]OVA『MS IGLOO 2 重力戦線』に登場。現実のジープやハンヴィーにあたるエレカ式の高機動車両。定員4名の小型装輪車両。歩兵の足として戦場を移動する際に使われる。武装はM299 5.56mm軽機関銃を設置搭載可能な他、搭載可能なサイズなら対MS重誘導弾まであらゆる歩兵用火器を運用可能。劇中ではその機動力を活かしてザクを翻弄、後部に搭載したM101A3対MS重誘導弾リジーナで攻撃しようとするもSマインであっけなく撃破された。4 1/2t 6×6 カーゴトラック[]OVA『MS IGLOO 2 重力戦線』に登場。全長7mの6輪エレカ輸送トラック。積載量4.5tで乗員コンパートメント上に機銃用タレットリングを備えるとともに、後部カーゴスペースにアタッチメントを介して様々な武装も搭載可能。劇中では物資輸送中に味方陣内に誤降下したザクに弄ばれた。ザクマシンガンの至近弾で横転、その後対MS特技兵分隊に向かって放り投げられた。詳細はアルビオン (ガンダムシリーズ)を参照
バーミンガム[]BIRMINGHAMOVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。一年戦争後、大艦巨砲主義が色濃く残る地球連邦軍がその権威を示すために、バーミンガム級大型宇宙戦艦の1番艦として建造された。当時、地球連邦首脳部は大規模兵力による艦隊戦術に主眼を置いており、単艦・小規模戦闘で有用なモビルスーツ搭載能力を有した戦闘艦は希少であり、バーミンガムもその例に漏れず、モビルスーツ搭載能力は持たない。ただ、旗艦として艦隊の指揮を前提としているため、バーミンガムがモビルスーツ搭載能力を持つ必要が無かったとも言える。それに対し武装は大型メガ粒子砲連装5基10門、大型メガ粒子砲単装1基1門、メガ粒子砲単装8基8門、レーザー砲連装12基24門、12連装ミサイルランチャー2基と単艦戦闘能力に置いては当時最強を誇っていた。また、本艦は艦隊旗艦としての運用を前提として設計されており、艦制御の主艦橋とは別に、司令艦橋が設けられているのが大きな特徴。宇宙世紀0083年4月、ルナツー方面軍第2守備艦隊旗艦として進宙。同年11月、コンペイトウ宙域で開催された観艦式では観閲官グリーン・ワイアット大将を司令艦橋に迎え、同式典にて観閲旗艦を務めるも、式の最中にデラーズ・フリートの襲撃を受けた。大量に並んだ艦艇の真ん中であり、また大型で目立った事からガンダム試作2号機からの核攻撃の爆心点に設定され、核の直撃によりワイアット大将もろとも轟沈・蒸発した。コロンブス改級補給艦[]『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。アルビオンに補給を行ったエッジや、ソーラ・システムIIのコントロール艦がこれに属する。コロンブス級に比べて船体(貨物区画)長が約1.5倍に延長(ストレッチ)されており、搭載量も増大していると考えられる。コロンブス級同様、非武装。詳細はガンダム開発計画を参照
詳細はアレキサンドリア (ガンダムシリーズ)を参照
ロンバルディア級戦艦[]詳細はアレキサンドリア (ガンダムシリーズ)#ロンバルディア級を参照
ドゴス・ギア[]DOGOSSE GIAR『機動戦士Ζガンダム』に登場。サイド7、グリプス工廠でティターンズが建造した大型戦艦である。デラーズ紛争で戦没したバーミンガム級をモビルスーツの運用が可能なように再設計したもので外観も酷似している。バーミンガムと異なり14基ものMSカタパルトを持ち(艦橋後部のカタパルトは内火艇用)、短時間でMS隊の発艦を行えるようになっている。また双胴化により艦体規模は大型化し、艦全長の半分にも及ぶ長砲身単装メガ粒子砲3基を始め、連装副砲(これもサイズ的には超大型砲に属する)2基、その他無数の対空砲を備え、原型となったバーミンガムに比べて個艦火力は大幅に向上している。搭載MS数は不明だが、仮に艦首カタパルト1基に付きMS2個小隊(6機)×4。その他のカタパルト1基に付きMS1個小隊(3機)×10として計算するとMS6個中隊、計54機となる。設定では艦首下に開放型MSデッキがあるとされているので、実際の搭載機数はこれを上回る筈である。アクシズのグワダン級には及ばないが、惑星間をも航行可能な巡航性能を除けば、火力や機動性を含めて戦闘艦としての総合性能ではこちらが勝っている。就役後、直ちにアレキサンドリアに代わりティターンズの旗艦となった。火力やモビルスーツ搭載数はグリプス戦役当時の戦艦の中でも(歴代の地球連邦軍艦艇では)最大である。防御力にも秀い出ており、メガ・バズーカ・ランチャーの直撃にも耐えている。就航当時はパプテマス・シロッコに指揮権が与えられていたが、ゼダンの門崩壊前にバスク・オムに譲られた。グリプス戦役末期、ジャミトフ・ハイマンに反旗を翻したシロッコの部下であるレコア・ロンドが搭乗するパラス・アテネ(劇場版ではヤザン・ゲーブル率いるハンブラビ隊)の攻撃によって撃沈された。小説『機動戦士ガンダムUC』において、ドゴス・ギア級は全4隻の建造が計画されていたと記されているが、ティターンズの崩壊に伴い、グリプス戦役当時は1番艦(ネームシップ)1隻のみが建造されたにとどまっている。だが、宇宙世紀100年に予定されるサイド3の自治権返上と、連邦軍再編計画の実施という時代の流れの中で、新たな連邦軍の象徴を求める気運が高まり、ドゴス・ギア級にスポットが当てられる事となった。グリプス戦役中最大級の能力を誇る戦艦ながら、ゲーム作品に登場する際には能力値を低めに設定されることが多い。設定的にはドゴス・ギアがバーミンガムの改良型であるが、デザイン上はこちらがバーミンガムの元になっている。ゼネラル・レビル[]小説『機動戦士ガンダムUC』に登場。地球軌道艦隊の旗艦であるドゴス・ギア級宇宙戦艦(2番艦)。艦長はマセキ・ダンバエフ大佐。一年戦争を勝利に導いた英傑、レビル将軍の名を冠する。ネェル・アーガマの捜索、ユニコーン確保のために、参謀本部を通じてビスト財団に一時的に掌握され実戦任務に配置された。オブザーバーとしてアルベルトが乗り込んでいる。全長600m以上、最大幅200m以上に及ぶ桁外れの威容で、連邦宇宙軍史上最大級の戦艦に数えられる。巨大な艦橋構造部を聳えさせる船体と、モビルスーツ格納庫の役割を果たす4つのモジュールから構成され、前方に突き出した4本のカタパルト・デッキが艦首を形成している。MS搭載数は4個大隊計48機、兵装も単装大型メガ粒子砲はオミットされたもののネェル・アーガマと同様にラー・カイラム級機動戦艦と同型の連装メガ粒子砲塔を8基以上搭載しており、乗組員1,500人強。建造に2年の歳月を経て公試運転にこぎ着けているが、進宙式は未実施。コロンブス改級強襲揚陸艦[]『ガンダム・センチネル』に登場。船体後部にブースターを設け推力及び航続距離を強化した型。ブースター長は全長の半分を超えるほどの比率を占めている。ゲター[]詳細はベースジャバー#ゲターを参照
ベースジャバー[]詳細はベースジャバーを参照
詳細はラーディッシュを参照
アーガマ級強襲巡洋艦[]詳細はアーガマを参照
ペガサスIII[]詳細はアーガマ#ペガサスIIIを参照
ネェル・アーガマ[]詳細はネェル・アーガマを参照
ラビアンローズ[]『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士ガンダムΖΖ』、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。アナハイム・エレクトロニクス社が所有する研究開発施設兼自走ドック艦。名称は薔薇の花弁の様なその形状による。大型艦船を直接着艦しての補給にも対応し、宇宙空間における中継基地としての側面を持つ。OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』で描かれた宇宙世紀0083年の「ガンダム開発計画」では、ガンダム試作3号機の試験が行われており、連邦軍やアナハイム社の開発拠点としても重要な役割を担った。『機動戦士Ζガンダム』で描かれたグリプス戦役では、アナハイム・エレクトロニクス社が援助するエゥーゴに補給を行うなどの拠点として機能。第一次ネオ・ジオン抗争時には、エマリー・オンス艦長代理の指揮下、ネオ・ジオンのモビルスーツに対しビームによる砲撃を行っている様子が『機動戦士ガンダムΖΖ』第38話に登場している。同作第44話で、プルツーのクィン・マンサに対し艦を固定するレーンを射出し攻撃を行うも、逆に破壊された。ロサ・ギガンティア[]雑誌企画『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』に登場する、ラビアンローズ級自走ドック艦。コア・ファイター[]詳細はΖΖガンダムを参照
Gディフェンサー[]詳細はGディフェンサーを参照
シャクルズ[]詳細はシャクルズを参照
ドダイ改[]詳細はドダイ改を参照
フライングアーマー[]詳細はフライングアーマーを参照
メガライダー[]テンプレート:機動兵器
アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。第一次ネオ・ジオン抗争においてなかなか戦力の整わなかったアーガマに配備された。ベースジャバーとメガバズーカランチャーの両方の機能を併せ持ち、宇宙・大気圏内共に使用可能である。なお、第17話でのムッチャーは、「シャクルズとメガランチャー」と表現している。また、ある程度の居住性があり、MSの移動拠点としての能力も持つ。バイクの様な形状をしており、MSがまたがるように搭載する。テンプレート:要出典範囲が、さらに左右に箱乗りする形で合計4機搭載したこともある。本体コクピットと搭載したモビルスーツの双方から操縦が可能。劇中では、主にRX-178 ガンダムMk-IIが使用し、単独で運用する場合は主にモンド・アガケ、イーノ・アッバーブが搭乗した。詳細はサラミス (ガンダムシリーズ)#サラミス改級を参照
ジュピトリス[]JUPITRISアニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場。地球連邦軍の資源採掘艦。艦名は木星の英語名「ジュピター」に由来し、熱核反応炉の主燃料であるヘリウム3採取を目的に編成された木星船団の指揮艦となっている。2kmに及ぶ巨大な船体には、数ヶ月に及ぶ地球圏~木星間の航行のため居住区には重力ブロックを有し、中央部には工場ブロックが存在する。巨大なヘリウム3運搬用タンクを船外に20基設置されており、5基の核パルス推進エンジンによって航行する。また、途中で旧ジオン公国軍残党に襲われる可能性もあったことから高い戦闘能力を持ち、内部工場ではモビルスーツの開発・製造も可能。資源採取を目的とする本艦だが、宇宙世紀0087年のグリプス戦役開戦直後に木星より帰還し、艦長パプテマス・シロッコ大尉の一存で同戦役に参戦。劇場版『機動戦士Ζガンダム A New Translation』ではΖガンダムの攻撃に巻き込まれ、爆散した。ストーリー上の関係は無いが、『機動戦士ガンダムSEED』に、ジョージ・グレンの乗船として、ほとんど同じデザインの艦が登場している。ジュピトリスII[]アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場。 第一次ネオ・ジオン抗争終結後に完成。ジュドー・アーシタやルー・ルカらを乗せ、再び木星へ旅立つ。またその際、ジュドーの愛機のΖΖガンダムが搬入されたとも言われている。OVA『GUNDAM EVOLVE../10』は木星へ向かう本艦を舞台としている。ジュドーはΖΖ-GRで出撃し、亡命を希望したキュベレイMk-IIをネオ・ジオン残党軍から救出した。マゼラン改級戦艦[]詳細はマゼラン (ガンダムシリーズ)を参照
テンプテーション[]『機動戦士Ζガンダム』に登場する、地球とスペースコロニーの間を往復しているテンプレート:要出典範囲小型シャトル。TV版では第10話より連装砲を装備している。劇場版『Ζ』では射撃シーンはカットされている。キャプテンは一年戦争時にホワイトベースの艦長を務めたブライト・ノア。ジャブローからサイド7へティターンズのメンバーを輸送してきたが、その後ティターンズに反対する人々を乗せてサイド7を脱出した。メッサーラに襲撃を受け漂流中に、エゥーゴの旗艦アーガマによって救助される。ホウセンカ[]『機動戦士Ζガンダム』に登場する、一人乗りの大気圏突入カプセル。劇中では、TV版第6話でジャブロー侵入の任務に向かうレコア・ロンドが地球降下時に使用した。劇場版では地球降下時の描かれ方が違い、ホウセンカの呼称は登場しない。ワイバーン[]WIVERN(型式番号:FF-08GB)『ガンダム・センチネル』に登場する地球連邦軍の全領域戦闘機。高々度から低軌道を主とした制空用の機体である。ΖplusC4型のウェイブライダー(WR)形態にGコアの機種を付けたような外観が特徴。テール・スタビレーターを宇宙機で初めて採用しており、AMBACによって従来機以上の精密な制御を可能としている。ΖplusのWR形態などのTMSの練習機として用いられた。ガルダ級超大型輸送機[]詳細はガルダ (ガンダムシリーズ)を参照
詳細はクラップを参照
詳細はラー・カイラムを参照
詳細はクラップ#スペース・アーク級を参照
詳細はラー・カイラム#同型艦を参照
詳細はアレキサンドリア (ガンダムシリーズ)#ガウンランドを参照
サラミス改級巡洋艦[]詳細はサラミス (ガンダムシリーズ)#サラミス改級を参照
詳細はラー・カイラム#ジャンヌ・ダルクを参照
詳細はクラップ#リーンホースを参照
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en:List of Universal Century vehicles and craft#Earth Federation
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