魔装機神_THE_LORD_OF_ELEMENTALの登場人物

ページ名:魔装機神_THE_LORD_OF_ELEMENTALの登場人物

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTALの登場人物では、『スーパーロボット大戦』シリーズに登場するバンプレストオリジナルの架空のロボットアニメ『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』(まそうきしん ザ・ロード・オブ・エレメンタル)の登場人物について述べる。

本項では基本的に『スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』(『LOE』)に登場する人物について記述しているが、『スーパーロボット大戦EX』(『EX』)にのみ登場するラ・ギアス人についても記述する。なお、シリーズ中の人名表記において『スーパーロボット大戦α外伝』までは姓名の区切りに“=”を使用していたが、本項では『第2次スーパーロボット大戦α』以降の表記およびウィキペディアの表記慣習に従い“・”を用いるものとする。

目次

ラングラン王国[]

魔装機神操者[]

マサキ・アンドー[]

[安藤 正樹] (Masaki Ando[1])

声優:緑川光

シリーズの主人公。日本人。男性。17歳。『EX』以降は18歳。初出は『第2次スーパーロボット大戦』。魔装機神操者の中では一番多くの作品に登場している。身長176 cmに体重59 kgとやや痩せ形体型で、緑色の頭髪と瞳をもつ。髪は短髪だが、揉み上げと後ろ髪は長い。また、河野さち子によってリファインされる前は、現在の髪型よりボリュームが少なく、後ろ髪や揉み上げが短い髪型をしていた。さらに、ゲスト出演していた『ヒーロー戦記』では長髪を後ろで縛っているなど、今のものと髪型が違っていた。吊り目がちで大きな目が特徴。趣味はスポーツ全般。空手とボクシングにおいて全国大会に出場した経験もある。また『DW』では釣りをしている姿も見られた。服装は基本的に、ジーンズに袖を捲ったジャケット、革のグラブとブーツを身に付けている。また、『DW』ではジャケットの下には赤無地のTシャツを着ていた。使い魔としてクロとシロという二匹の猫型ファミリアを連れている。

15歳のとき[2]、魔装機操者候補として地上世界から地底世界ラ・ギアス神聖ラングラン王国に召喚され、風の魔装機神「サイバスター」の操者(パイロット)となる。サイバスター搭乗以前はジャオームで任務をこなしつつ修行に励んでいた。サフィーネに奪われたサイバスターの奪還に成功したことから、ラングラン国王、アルザールよりその功績を讃えられ「ランドール」の聖号(一種の名誉名)を賜与され、これを機に師である剣皇ゼオルートの養子となり、ランドール・ザン・ゼノサキスの名でラングラン国民となった。ラングランが崩壊した後はそれを止められなかった戒めからか、ランドールの名を棄てている。ただし、これはマサキの自主的な判断にすぎず、公的には国民のままであるため、戦士階級の権利は維持されており、例として複婚も可能。

魔装機神操者としては精神的に未熟な面が多く、一匹狼な性格ゆえに敬語を一切使わず、集団行動が苦手なため特に初期の頃は単独行動をとることが多かった。しかし幾度もの戦いを経て人間的に大きな成長を果たし、魔装機操者達の実質的なリーダーとして周囲を引っ張っていくようになる。激戦を潜り抜ける中で物事を大局的に見る視点を身に付け、『第4次』ではゲストとインスペクターの戦術の共通点を指摘し、『EX』や『LOE』「第2章」では作戦立案および陣頭指揮を執るようになった。また、戦闘シミュレーションの際にミオの教官役を務め(『EX』のチュートリアルシナリオ)、その後も魔装機神操者としての心構えを教えるなど、ミオの師匠役を務めた。

魔装機神操者としての使命には忠実だが、反面、親しい者と戦うことには心を痛めていたようだ。特にフェイルを自らの手で殺した件はマサキにとって少なからず、心の傷になっているが、同時にそれを乗り越える精神的な強さも持っている。ラングラン国民の支持も高いようで、フェイルの件では英断的に事件を解決させたことにより、国の治安維持に携わる要職である近衛騎士団の師団長に本人が立候補してもいないにもかかわらず推薦、当選するなど一種のカリスマ性を持つようになっている。なお、この一件は、本人が地上に出て不在の間の出来事だったため、当のマサキにその気がないだろうと思ったテュッティたちによって辞退され、無効になっている。

シュウとは強い因縁で結ばれており、その関係は『LOE』「第1章」の終盤において王都が壊滅した際にシュウが「地上で一仕事ある」と言い残して姿を消していたのを追いかけていったことから始まっている。普段の実力はシュウに及ばないが、彼との戦いの中、窮地に陥ったマサキの叫びが風の精霊サイフィスとの憑依(ポゼッション)を引き起こし、一時的にグランゾンを圧倒する力を発揮する。幾度かの戦いと共闘を経て(ヴォルクルスに操られていたという事情を知ったこともあり)シュウとの関係性はある程度改善され、第2章の終盤では彼に対する敵愾心はおおかた消え失せ、「邪神降臨」ルートのEDでは、ある種の友情に近い共感が芽生えていた。

比較的整った顔立ちをしており、黙っていれば二枚目だが、乗せられやすくお調子者な性格が災いし三枚目になることが多い。正義感は強いが、特別に正義に拘っているわけではなく、人それぞれの正義があることも理解している。やや皮肉屋で物事を斜に構えたところがあるが浪花節的な情に弱く、根は素直で、ウェンディは「ぶっきらぼうだけど優しいところがある」と評した。

両親は召喚される以前にテロに巻き込まれて死亡(『EX』では「事故で死亡」とのみされている)しており、天涯孤独の身の上であった。そのため、テロリズムのような理不尽な暴力に対しては嫌悪感を抱いている場面があった。一方で地上にいた頃はテロリストだったアハマドや地上での仲間で元テロリストのヒイロ・ユイに対しては特に反応は見られない。また、『OGS』では結果的にテロに荷担していたセルシア・ファームに当たってしまったことがある。

常識はずれの方向音痴であり、『スーパーロボット大戦F』では目的地であった日本に地球を10周しても辿り着けず、結局ジャブローにてロンド・ベル隊に合流。『α』でも合流するのに20周もかかる。また一条輝とリン・ミンメイを捜索中にマクロス艦内で行方不明となり、しまいには『スーパーロボット大戦α外伝』で哨戒にでたマサキ(このときは自動でアーガマに帰ってくる装置がついていたにもかかわらず迷子になった)を見つけるのに「ゼロシステム」を必要とするほど。『OG』でもハガネの中でリオが案内として付き添っているにもかかわらず迷子になる。サイバスターには未来予測が出来るはずのラプラスデモン・コンピューターが搭載されているが、『電視大百科』ではマサキの方向音痴はその機能をも上回っているという説が挙げられている。海でもその方向性は変わらず、泳ぐと見当違いの方向へ行ってしまうこともあった[3]。道に迷った末に何らかの出来事に遭遇することも多く、兜甲児からは「方向音痴の神様」と称されている。もっとも、地図が読めないわけではなく、『EX』では目的地への最短ルートの選定を行っている。また、彼が道に迷うのは大抵、ナビゲーションが故障したときなので、『LOE』「第1章」序盤の、ザボール州エミール市で行われた国際会議の警護任務の際には問題なく目的地に到着している。

女性に弱く恋愛ごとには鈍い。自分に恋愛感情を持っているリューネやウェンディの想いには全く気づいていない(ただし、ウェンディには憧れに似た感情を抱いている節がある)。『LOE』「第2章」ではかなりの進歩が見られ、テュッティのフェイルへの感情を看取するなど朴念仁ぶりが改善され、リューネとウェンディからの想いにも気づいてはいるが、答えを打ち出せないでいる。恋愛感情の希薄さについては、肉親を失っている場合が多い魔装機操者にある程度共通する一面なのではないかという推測も行っている。また、クロとシロによれば、マサキは兄弟がいないため、テュッティやプレシアのような家庭的なタイプに弱いという。

プレシアによれば、コブガチョウの包み焼きとほうれん草のソテーが好物とのことだが、本人が言うには単に好き嫌いがないだけとのこと。もっとも、『OG』や『DW』ではクスハ謹製の「クスハ汁」には辟易しており、『DW』では「飲むぐらいなら死んだ方がマシ」と言い放つなど、軽くトラウマになっていた。また、鍋奉行でもある。低血圧なため朝に弱く、寝起きが悪い。また、寝る時はパンツ一丁で寝ている。

地上で出会ったホワイトベース隊(後のロンド・ベル隊)の仲間の中では、特に兜甲児と縁が深い。出会った当初こそマサキ自身の態度のせいもあって反目していたが、共闘を重ねる内に親しくなり、地上人召喚事件の際には親友と呼べる間柄になっていた。またこの設定は『αシリーズ』にも受け継がれている。『OGシリーズ』では同じ高機動戦タイプの機体に乗っているせいかアイビス・ダグラスとの絡みが多く、『OG2』での初登場シナリオではインスペクターのアギーハを即興のコンビネーションで撃退している。また、機体のパーソナルカラーからスレイ・プレスティに「緋の彗星」を名付けたのも彼である。

意外にお茶目な一面もあり、『α外伝』の終了メッセージでは担当声優がマサキと同じ緑川光が演じる、ヒイロ・ユイの物真似を披露している。

乗機はサイバスター、その前はジャオーム 、ザイン(『LOE』の第1話の選択によって1話のみで搭乗)。

専用BGMは「熱風!疾風!サイバスター」。『F』(PS版を除く)以降は、「熱風!疾風!サイバスター」はサイバスターの専用BGMとして『LOE』準拠のアレンジ曲が多く使われている。

ホワン・ヤンロン[]

[黄 炎龍] (Huang Yanron)

声優:井上和彦

初出は『EX』。マサキなどと同じく地上から召喚された人間で、炎の魔装機神「グランヴェール」の操者。中国人。男性。24歳。元体育教師。身長178 cm、体重61 kg。短い黒髪に黒目、太めの眉毛が特徴。真っ赤な拳法着のような服を着ている。何かにつけて諺を絡めた難しい言い回しをするため、周囲からは少々煙たがられている。また、唐代の詩人李白に傾倒する故事成語マニアであり、孫子兵法に始まり、アメリカ科学ジャーナルの古い記事の記述に至る、幅広い見識を持った知識人でもある。趣味は史跡巡りなどの歴史探訪。また、作中そういった描写は見られないが、ナルシストで中華思想の持ち主でもある。マサキの行動を諫めることも多いが、内心では彼を深く信頼している。

一見、冷静沈着に見えるが、内には熱い闘志を秘める。中国拳法(特に北派少林拳を得意としている)ととてつもなく長い説教が得意技で、ファミリアのランシャオと同時、もしくは交互に行う説教は永遠と思えるほど続けられ、マサキが『LOE』では数日間ノイローゼ状態に、『F完結編』では「目が死ぬ」程の目になってしまうほど。

『EX』では、カークス軍に遊軍として加勢していたが、カークスが本格的にその野心を露わにしてからは離反し、魔装機神操者の使命に従いカークスを討った。

かつて、モニカ王女から兄フェイルロードの力になるように請われ、そのため、彼女に対し騎士道めいた忠誠心と共に思慕の情を抱いていたが、『第4次』で新宿でシュウと行動を共にするモニカと出会った際には、かつての想いを忘れようとしていた場面が見られた。『EX』では『聖戦士ダンバイン』のシーラ・ラパーナ女王を慕っていた。シモーヌ(後述)に想いを寄せられており、あるルートのEDでは「遊園地以外」という条件でデートに行くことになった。また、紅蓮のサフィーネとは『LOE』「第1章」以来何かと縁があり、『EX』では以前の貸し借りを帳消しにするという名目で情報交換をしたり、『LOE』「第2章」では修行の手伝いをさせている。『LOE』「第2章」ではルート分岐に関係なく必殺技を習得する。

乗機はグランヴェール、専用BGMは「炎の中華体育教師」。その前はディンフォース

テュッティ・ノールバック[]

(Tyitti Norrback)

声優:井上喜久子

初出は『EX』。水の魔装機神「ガッデス」の操者。フィンランド人。20歳の女性だが、自称17歳。身長170 cm、体重49 kgに、スリーサイズは85・58・84とかなりスレンダー。マサキがラ・ギアスに召喚されて初めて出会った人間で、血の気の多いマサキをたしなめるときは、「お姉さん」を自称して説教する。金髪碧眼の典型的北欧美人で芯が強いしっかり者だが、涙もろく人情話が絡むところっと騙されるようなお人好しな面がある。しかし、怒ると怖い人物でもあり、リカルドがマサキをそそのかして連れ出したと勘違いした時は、笑顔のままリカルドの首を絞め続けていたことがある。

『LOE』「第1章」終盤から数えて約2年前に両親と兄を快楽殺人鬼ルビッカに殺されたことがトラウマになっており、戦場で再びルビッカと対峙したときには、激情に駆られ憎悪の感情のみでルビッカと交戦するが、直後惨劇の記憶が蘇り行動不能に陥ってしまう場面も見られた。「第2章」で再びルビッカと対峙した際には、再び憎悪の感情に突き動かされそうになるが、マサキの叱責で踏みとどまる。以後は復讐という個人的感情ではなく、魔装機神操者の使命としてルビッカと戦うように努めた。

国際A級ライセンスを取得しており、F-1ドライバーに誘われたことがある。さらにスキーの腕もプロ級とスポーツ万能ではあるが、水の精霊を加護を受けた機体に搭乗しているにもかかわらずカナヅチであり、本人も気にしているらしく、ミオに突っ込まれたときには「マサキだって風の精霊の加護を受けているけど飛べない」と言い訳をしていた。反面、魔術の素養があり、サイコメトリーなどの特殊能力を有している。

趣味は料理。本人に自覚はないが味覚音痴な上に極度の甘党であり、味付けが度を越えて甘くなるため、料理をしようとする度に周囲から止められている。彼女を気遣ってかプレシアからは「味付けが独特」、ヤンロンから「万人向けではない」とフォローを入れられている。紅茶党でもあるが、大量の砂糖(マサキが確認しただけでスプーン5杯以上[4]投入してなお「薄い」というほど)をいれて飲む。フィンランド式のサウナ好きで1日2回の入浴が日課。美貌の秘訣もそこにあるとされる。

乗機はガッデス、専用BGMは「水と沼の国から」。その前はファルク

ミオ・サスガ[]

[貴家 澪] (Mio Sasuga)

声優:かないみか

初出は『EX』。地上世界から召喚された15歳の女子高生。身長は153 cm、体重40 kgに、スリーサイズは78・56・82。体格が小さいため、マサキやベッキーには当初は小学生と勘違いされた。赤いリボンで結んだ大きなツインテールが特徴。地上人召喚事件(『EX』)の際に自室で就寝中に日本からラ・ギアスに召喚され、マサキ達と行動を共にする。

誰も乗りこなすことができずルザック州で眠っていたディアブロをあっさりと乗りこなす。さらに、シュテドニアス軍に接収されていた大地の魔装機神「ザムジード」の心を読み取ることが出来たため、同機奪還後リカルドの死去後に不在となっていた2代目操者に選ばれた。機動兵器に携わっていなかったにもかかわらず地上人召喚事件で召喚されたのは、ザムジードに選ばれたからだとも考えられる。

『EX』初期では正義の味方という言葉の表層だけに魅力を感じ興味本位で戦っていた。だが、二度目の出撃で敵パイロットの命を奪い死を間近に感じたことでパニックに陥り一時は戦闘不可能となる。しかし間もなく立ち直り、その後は戦場での認識を改めるようになった。

2年前に飛行機事故で両親を亡くし天涯孤独の身であったが、それを全く感じさせない明るい性格。ひたすらマイペース、明朗快活で奇怪なギャグを連発するムードメーカー。『EX』の作中では、戦闘中でもギャグを飛ばし軽口を叩くのは、そうでもしていないと重圧に押しつぶされそうになるからと語っている。

常に周囲に笑いを振りまいているが、時折大人びた一面を覗かせることもあり、怒り出すと手がつけられない。また普段の振る舞いとは別に洞察力にも優れ、『F完結編』では、ヒイロを「優しすぎるだけ」「傷つくことの辛さを知っているから、その痛みを知っているから、自分から無口の無愛想を演じているだけで本当はガラスのような心の持ち主」と評している。また、『α外伝』では周囲に心を開き始めたティファを心配するマーベットに「自分の殻は自分で破らなければいけない」と諭し、ティファを応援した。

趣味は永谷園のお茶漬けに入っている東海道五十三次のカードのコレクションと音楽鑑賞だが、変な曲ばかり集めている。合気道の達人であり(段位は3段)気を操るのが得意。また一円玉を3枚重ねておでこにくっつけるなど珍妙な特技を持っている。

年齢に相応しくないマニアックなネタを得意としており、サイバネティクスで復活したメキボスに対し、破嵐万丈が『600万ドルの男』のスティーブ・オースティンを引き合いに出したときには、すかさず「スティーブ」という名前の繋がりだけで『世界の料理ショー』ネタをやってのけた。また、ゲームの進行に関してメタフィクション的な発言をすることが多い。

『第4次スーパーロボット大戦』から(『LOE』では「第2章」から)三匹のカモノハシをファミリアとして連れるようになる。『EX』にて「ダンバインを地上で目撃したことがある」という設定があり、『α』でもショウ・ザマとガラリア・ニャムヒーが新宿に放り出された場面の目撃役で特別出演を果たした。

魔装機神操者では唯一、ルートによって異なる必殺技を習得する(「五郎入道正宗」or「カッシーニの間隙」)。

乗機はディアブロザムジード。専用BGMは「正調 ミオのじょんがら節」。

リカルド・シルベイラ[]

大地の魔装機神「ザムジード」の初代操者。男性。36歳。元ブラジル空軍のミラージュ戦闘機(リメイクのOGサーガでは地球連邦軍の戦闘機乗りとなっており機種などは不明)のパイロットで、テンプレート:要出典範囲ラングランに召喚された。初出は『LOE』だが、登場に先駆けて『EX』でザムジード登場の際に名前が語られている。

豪快で陽気なラテン気質の持ち主で、兄貴肌な性格。実直な努力家であり、仲間からの信頼も篤かった。ロクな教育を受けていないと自嘲してはいたが、その経歴や年齢、性格などから魔装機神操者たちのリーダー的存在で、「第1章」の時点では最も優秀な魔装機神操者だったが、終盤、ルビッカ・ハッキネンの襲撃からテュッティを庇い凶弾の前に命を落とすことになる。

かつて戦友を見捨てて生き残った過去があり、それがトラウマになっている。そのため戦場で死に急ごうとする傾向があったが、マサキの叱責により目を覚ます。

子供の頃大事な所を引っかかれたことから、猫が苦手。かなりの酒豪の上(ベッキーとは飲み友達)ギャンブル好きで御前試合では自分たちをダシにトトカルチョの胴元を務めたりもしていた。

ファミリアは3匹の猿だが最後まで名前は語られず、ビジュアルも不明。また、肉はレアの方が好み。

地上人・魔装機操者[]

ラ・ギアス人の中にも魔装機操者はいるがここでは地上人の魔装機操者のみを取り扱う。なおリューネのみ魔装機操者ではないが地上人であるため併せて記載する。

リューネ・ゾルダーク[]

(Ryune Zoldark)

声優:日高奈留美

上述のサイバスター初登場の作品でボス格を務めた軍事結社DC(ディバイン・クルセイダーズ)の総帥、ビアン・ゾルダークの娘。16歳(『EX』以降は説明書の明記こそ「16歳」であるが、誕生日を迎えて17歳になっている)。シリーズ初登場は『第3次』。

セミロングの金髪に青い眼のポーランド系アメリカ人。タンクトップに擦れたジーンズ[5]、素足に赤いヴァンプローファーを履くといったラフなファッション。髪を纏めるのに鉢巻き状のバンダナを使っている。身長162 cm体重48 kg。スリーサイズは87・59・88。

お転婆なじゃじゃ馬娘であり、甘やかされて育ったせいかやや我侭な性格。男勝りで気も強いが、反面お世辞には弱い。快活で真っ直ぐな性質であり、陰湿な行動を嫌う。『LOE』「第2章」で出会うウェンディとは恋敵とも言える関係だが、間柄は決して険悪なものではなく、自らマサキに好意があることを宣言し、ウェンディも同様であると確認した上で、ライバルとしての勝負を約束しており、同時に彼女のことを姉のようにも慕っている。また、テューディが覚醒した際もマサキと共に彼女の「説得」を行っている。勉学は得意とは言えず、『EX』時ではヤンロンの難解でお堅い物言いに辟易していたが、『EX』冒頭では自分でヴァルシオーネの整備をしており、機械工学方面には明るいようだ。思慮深さよりも単純な思考を好み、さらにギャグのセンスもよくはない。とはいえ何も考えていないわけではなく、特に父ビアンのような「自らの力に溺れた人物」に対する感覚は鋭く、断固として否定の立場をとる。

父親からスポ根紛いの特訓を受け並外れた体力と超人的動体視力、反射神経を誇り、ロボットの操縦能力、運動神経ともに抜群。マサキが腕相撲で全く勝てなかったゲンナジーに圧勝するなど細い身体に反して腕力も強い。いつも身に着けているリストバンドは、片方5 kgもあるパワーリスト。このリストバンドはチタンワイヤーとケプラー繊維で出来ており、銃弾を受け止めることも可能になっている。

趣味は貯金で、少々ケチな所があり、『第3次』ではプルツーが乗っていたサイコガンダムMk-IIをアムロが捨てろというのを勿体がり、マサキに「ケチだな」と言われ、「ケチなのは親父譲り」と言い訳をしていた。大の時代劇マニア。『必殺シリーズ』や『大江戸捜査網』など、ややマイナー系を好む。またヴァルシオーネRの必殺技として、『眠狂四郎』の「円月殺法」を使っている。なお、好みのタイプは念仏の鉄と中村主水で、嫌いなタイプは順之助。[6]

DC戦争中は木星船団に同乗しており木星圏にいた。PS版『第2次』および『第2次G』ではDC戦争終結直後、木星圏では無い宇宙でシュウと会って父の死を伝えられたのち、異星人の襲来に備えて木星圏に再び戻った。地球圏に帰還後、マサキたちを父の仇としてつけ狙っていたが、その後和解。その際マサキが発した「意外とかわいい」という言葉を真に受け、彼に一方的な愛情を抱くようになるが、マサキ自身が女性の気持ちに鈍感なため、関係はなかなか進展していない。『EX』でラ・ギアスに召喚されヤンロンと行動を共にし、以降は、そのまま居着いてしまう。その後、ラ・ギアスの技術を用いて愛機を改造し、ヴァルシオーネRを完成させた。

愛機は父ビアンが開発したヴァルシオーネ。本来ヴァルシオンに搭乗するはずだったが、「カッコ悪い」と一蹴し、ヴァルシオーネを新造してもらった。その結果ヴァルシオンにはビアンが搭乗することになった。設定画ではホルスターを装備しているものの、作中一度も拳銃を使用したことはないが、その設定を受けてか、ほとんどのゲームでは射撃の能力値が伸びやすくなっている。

専用BGMは「フラッパーガール」。

ゲンナジー・イワノフテンプレート:要出典・コズイレフ[]

声優:石塚運昇

初出は『EX』。魔装機「ジャオーム」の2代目操者。ロシア人。男性。28歳。角刈りに筋骨隆々とした体躯だが、無口であるため影が薄い。元水泳のオリンピック選手(ゴールドメダリスト)という前歴があり、その頃の経験から「特訓」という事柄になると鬼コーチと化す。エリスに惚れていたようだが、エリスはロドニー一筋であるため、あっさり失恋した。後にミオの漫才の相方をすることになる。なお、芸術に関するセンスはシュメルと同レベル。ルートによってはシュメルと意気投合し、彼から不易久遠流の技を伝授されることになる。また、ロシア文学に造詣が深いらしく、必殺技の名前を『罪と罰』にしたり、『α外伝』ではプレシアが彼から聞いた話を元に『くるみ割り人形』を編み出している。

真面目な堅物で、言葉遣いに厳しく、「ら抜き言葉」などを彼の前で使用すると注意を受ける。このことから先述の容姿も手伝ってリューネからは「おっさん臭い」という苦言を漏らされている。しかし反面打ち解けると気さくな一面を見せることがある(『EX』ではリューネのことを「ちゃん付けで呼んだりしている)。下手なジョークを聞かせるのが趣味らしく、EDでは、ミオの漫才の相方になるが、迷惑そうな態度に反して、満更でもなかったようだ。また、ミオからは「ゲンちゃん」と呼ばれている。

アハマド・ハムディ[]

声優:玄田哲章

初出は『EX』。魔装機「ソルガディ」の操者。敬虔なムスリム。男性。34歳。頭に巻いたターバンと口の周りを覆う髭が特徴。戦いを好み、他の魔装機操者達と行動することは少ない。『EX』や『LOE』のSFC版が出た当時はパレスチナ出身で地上にいた頃はベドウィンのテロリストだったという設定があったが、DS版『LOE』でのリメイクに伴ってムスリムやテロリストという設定は無くなった。紛争地域の出身ゆえか、「力こそ正義」という信念を持っており、戦争を終わらせるためならば、その善悪にかかわらず力を持つものに味方することが多い[7]。その一方で、過激な戦闘狂としての側面も持ち合わせており、より強い敵との戦いを求める傾向があり、ヤンロン曰く「戦争屋」であり、マサキからは「難儀な体質」と評された。また、実力至上主義なのかカークスを簒奪者だというマサキに対して、「力を持った者がより正当な地位を望むのは当然の権利」と返している。『EX』時は傭兵としてカークス軍に属していた。己の信念に忠実な男で、『EX』では敵対することになった元仲間であるマサキ達に対して「口封じ」として殺そうとしたことがある。

いかなる時も礼拝は忘れないが、ラ・ギアスの地においてメッカの正確な方向がわからないのが悩みの種になっている。また、すき焼きに豚肉が入っていないかを心配する場面や、酒盛りに誘われても辞退する場面もある。普段はラングラン各地を放浪しているため、マサキ共々「風の魔装機操者はみんな似たところがある(=すぐどこかにいなくなる)」とセニアに評されている。

『EX』では基本的に敵として登場するが、「シュウの章」では「より強い敵(ヴォルクルス)と戦わせる」というシュウの説得に応じ仲間になり、エンディングでは「インシャラー」[8]の言葉で物語を閉める。『LOE』では出番が少なく、正式加入するのも条件を満たす必要があり、加入時期もゲームの終盤である。

DS版『LOE』においては、戦闘によって得た莫大な資金を仲間に提供する場面があるが、あまり金銭に執着する性格ではない模様。

シモーヌ・キュリアン[]

魔装機「ザイン」の操者。フランス人。女性。19歳テンプレート:要出典と若いが、大人びた雰囲気のためか実年齢より上に見られることが多い。前髪を真ん中で分け、揉み上げとえり足がやや長い金色の髪をしている。テンプレート:要出典範囲元バレリーナだけあって、長身細身で四肢がすらりと長い。スリーサイズは84・55・83。ガッデスの操者候補だったが、彼女はガッデスに認められなかった。特技はナイフ投げで、設定画ではナイフを構えたイラストがある。

『LOE』の最初から登場し、共に行動することも多いためかマサキと仲がよい。初対面の際、場合によっては負傷した彼女に代わり、マサキがザインに乗る展開になることもある。また、劇中でマサキ以外にラングランへ宣戦布告する前のシュウと対面した操者は彼女だけであり、どこかで見た憶えがあると気にしていた。

ラングラン崩壊の際、ザインごとシュテドニアス軍に捕獲され投獄されていたが、ラセツによって解放される。そしてラセツと男女の仲になるものの、ルートによってラセツの部下としてシュテドニアス軍に加わるが、マサキの説得に応じてラセツと戦う道を選ぶ。別ルートではロドニー救出の際やエリスも救出する場面などではラセツの罠に掛かったマサキ達を助けており(この際ラセツはシモーヌの行動を容認すらしていた)、その後の選択次第で再び仲間となり、ラセツとの戦いに挑む事になる。また、「邪神降臨」に続くルートでは一切登場しない。

以前はヤンロンに想いを寄せていたらしく、EDではヤンロンを追いかけている。また、ラセツと戦うことを説得したマサキにも惚れかけるなど、惚れっぽい性格のようだ。

乗機はザイン、ジンオウ。

レベッカ・ターナー[]

魔装機「ラ・ウェンター」の操者。インディアン(イロコイ族)とテンプレート:要出典範囲女性で、豪快で開放的な性格。愛称は「ベッキー」。スリーサイズは91・64・93。年齢は「第1章」当時26歳、「第2章」当時は28歳。マサキに「ウェンディは自分より年上」という描写もある。

かなりの酒豪で、好きな酒のバーボンをいつもストレートで飲んでいる。また、酒癖が悪くアルコールが入ると服を脱ぎだす癖がある。本人曰く、今までに1万回禁酒して1万回禁酒を破ったとのこと。サイバスターに単独で「ゲート」を開く機能があることを知ると、マサキが地上に出たときには、銘柄まで指定して酒を買ってくるよう頼んでいる(マサキはその約束を忘れていたため、買ってこなかったが)。ラングラン崩壊後は自らの実力不足を悟って修行をしていた。

手先が器用で工芸品やアクセサリーを作るのが得意らしく、展開によっては彼女が作ったオリハルコニウムのペンダントはマサキによってウェンディに渡されるのだが、「第2章」ではそれが重要な役割を果たすことになる。また、「第2章」ではマサキとの仲を進展させたいリューネに、マサキの部屋の合い鍵を作ってやろうとしたこともあった(本人が思っていた以上にリューネが初心だったために作られることはなかったが)。

マドック・マコーネル[]

魔装機「ディアブロ」の初代操者。アイルランド人テンプレート:要出典。男性。女性であれば誰にでも声を掛ける好色爺で、その守備範囲は子供のプレシアから20歳近く年上のイブンまでと幅広い。無類の酒好きで好きな酒はアイリッシュ・ウイスキー。ベッキーとは飲み友達のような関係でもあった。ゆるんだ目元とあごひげが特徴。

ラ・ギアスにはマサキ以前に召喚されており、ディアブロの操者となる。シュテドニアスによるラングラン王都急襲の際に出撃し重傷を負い、ルザック州まで落ち延びるが力尽きて死亡。ディアブロを遺した。後にラ・ギアスに帰還したマサキは、ルザック州軍国境警備隊員のトールスの口から彼の死を知ることとなった。

『LOE』での登場に先駆けて、『EX』でディアブロ登場の際に名前が語られている。

デメクサ・シーエ[]

魔装機「ファルク」の2代目操者。エチオピア人テンプレート:要出典。男性。争いを好まずとてものんびりとした温厚な性格で、設定画には彼が湯飲みで茶を飲んでいるものもある。趣味は読書と釣り。

ラ・ギアスにはマサキ以前に召喚されており、ドレント州のシュテドニアスとの国境付近で警備をしていた。テュッティがガッデスの操者に選ばれると、空席になったファルクの操者となる。ラングラン動乱時にはカークス軍に所属し諜報活動を行っており、リューネやヤンロンと顔を合わせることはなかった。そしてカークスとルオゾールが手を組んだ際に、ヴォルクルスの神殿の存在を知り、以後神殿の監視に着く。その後はゲーム中の分岐次第で、ゲンナジーの案内でやってきたマサキ達と再会し、合流するかそのまま監視を続けることになる。

通称はデメクサ。『SFC版』ではシーエ・デメクサという名前で姓名が逆だったが、エチオピアでは、父の名前を自分の名前の後ろにつけて名乗るのが通例なので、デメクサが通称なのは間違いである。テンプレート:要出典範囲。そのためか、リメイクのOGサーガではデメクサ・シーエになっている。

サナン・ティアンプラサート[]

魔装機「ディンフォース」の2代目操者。通称はティアン。男性。元ムエタイチャンプの坊主。しかし、他人の業を肩代わりしているという理由で、肉などの生臭物も平然と食し酒も呑む破戒僧である。自己中心的かつやや調子に乗りやすい性格をしており、趣味は昼寝。

ラ・ギアスに召喚された時期は不明。ヤンロンがグランヴェールの操者に選ばれると、空席になったディンフォースの操者となる。ラングラン王都壊滅後にバゴニアとの国境付近で山籠りしたため、その後の騒乱には一切気付いていなかった。その後はゲーム中の分岐次第で、マサキ達と再会し合流する。勝手な行動をとったマサキの弁護を買って出るも、テュッティが相手とわかるやなぜか閉口してしまった一幕があった。

マサキ達との再会時の年齢は25歳だが、スキンヘッドの上に老け顔のため、出会った当初はマサキからはおっさん、ミオからはおじさん呼ばわりされてしまう。

ファミリア[]

クロ / シロ[]

(Kuro & Shiro)

声優:クロ:佐久間レイ シロ:折笠愛

マサキの無意識を切り取って作られた使い魔(ファミリア)で、クロが金色の眼をした黒猫で、シロが青い眼をした白猫の姿をしている。初出は『ヒーロー戦記』。スパロボシリーズでは『第3次』でサイバスターの戦闘台詞で名前が挙げられ、その後『EX』で本編に初登場している。

クロは女性(アニマ)的、シロは男性(アニムス)的な性格をしている。なの発音がすべて“ニャ”になる言葉遣いをする。シロは子供っぽい性格のためか、マサキといっしょになってよく騒ぎ、そんな一人と一匹をクロは制止するような形になることが多い。マサキの性格がダイレクトに反映されているせいか、勝ち気なシロに対してクロは思慮深く、一人と二匹のトリオの中では比較的大人である。プレシアから贈られた赤いリボンをクロ、鈴付きの青い首輪をシロが着けている。猫のイメージを実体化しているため、猫としての本能を多分に持ち合わせており、魚やミルク[9]などが好物。「三味線にする」と言う言葉を異常に恐れ、怒ったマサキに言われたほか、『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』ではマサキの命令無視を楽観視したことを咎めたキョウスケにもこの言葉で脅されている。

サイバスターに搭乗時にはレーダーの管理などのほか、ハイファミリアに融合しマサキの意志通りに敵を攻撃する。また、猫の姿をしているもののかなり器用で、脚と口だけで配線を繋いでサイバスターの電子機器(INS)を修理している。さらには、キルリアン反応を探知することで残留したプラーナの痕跡を追うことも可能。基本的にマサキの記憶や知識などは受け継いでいるが、サボって勉強不足なマサキと違いラ・ギアスのことも学習しているため、マサキがラ・ギアスに来て間もない『LOE』「第1章」ではマサキの知らないことを知っていることもあった(以後の時系列ではそういう場面は見当たらない)。『F』や『α』では、大の猫好きである『新世紀エヴァンゲリオン』の赤木リツコ博士やオリジナルキャラのリン・マオの関心を強く買っていた。逆に猫嫌いのパトリシア・ハックマンからは嫌われている。また、2匹とも適当に付けられた名前には不満が残っている模様。

ランシャオ[]

声優:野田圭一

初出は『EX』。ヤンロンのファミリア。中国の「風生獣」という伝説の神獣がモデルだが、実際の風生獣と違い、外見が青みがかった豹にしか見えないため[10]、周囲からは黒豹扱いされている。『バビル2世』に登場するロデムのようだとリューネから評され、後に音声が付く際にはロデムと同じ声優が起用された。

ヤンロンに忠実で、口調は非常に丁寧。ヤンロンが説教を行う際には、ヤンロンが疲れた際の代わりを担当する。主人よりは気安い性格で、余計なお節介をかけることもある。他のファミリアも同様だが、主人であるヤンロンとは深層心理下で繋がっており、距離が離れていてもある程度のコミュニケーションをとることが可能になっている。グランヴェール搭乗時には、レーダー管理を担当している。

フレキ / ゲリ[]

初出は『EX』。テュッティのファミリア。狼の姿をしており、名前は北欧神話において主神オーディンが連れている二頭の狼からとられている。気高い意志の持ち主で、性格は性別ではなく性格の陰陽で設定されており、陽のフレキはお喋りな性格で毛色は青色、陰のゲリはおとなしい性格で毛色は黒みがかった灰色となっている。

テュッティに忠実で、フェイルと通信する際に、服装が乱れていないか気にするテュッティに対して、「相変わらずお美しいですよ」と愛想を言ったりもする。

マサキのファミリアであるクロとシロとは、初対面の頃から猫であることを馬鹿にして喧嘩になるなど仲が悪い。その際、猫好きであるテュッティの「自分のファミリアも猫にすればよかった」という発言には酷く動揺している。以後も猫を下等生物扱いし続けており、逆にシロからは「イヌっころ」と呼ばれている。それぞれの性格故か、クロとシロとの口喧嘩では、フレキが前面に出て、ゲリはフレキに追従する形になる事が多い。

ジュン / チョーサク / ショージ(SFC版) ゴクー / ハッカイ / ゴジョー(DS版)[]

初出は『第4次』。ミオのファミリア。カモノハシの姿をしており、ミオが存在を知らなかったため後ろ足の蹴爪の毒は無い。リーダー格のショージ・二番手で歌が得意なチョーサク・前二者の弟分でボケ役のジュンの三匹トリオになっている。主人のミオを(漫才の)師匠と呼び、漫才師同様にスーツに蝶ネクタイを着用し頭には髪の毛のような物もある。

ラングラン動乱後に誕生したファミリアで、地上世界で3匹の姿を初めて見たマサキは、そのふざけた言動に激怒していた。

元ネタはレツゴー三匹で、ことあるごとに元ネタ同様の掴みネタ「ジュンでーす、チョーサクでーす、三波春夫でございます」を披露しようとするが、著作権に抵触するためか最後まで言えた例がない。

DS版『LOE』では姿と名前が西遊記をモチーフにリニューアルされており、カモノハシのままではあるが、ゴクー、ハッカイ、ゴジョーと名乗り、ミオをおっしょさんと呼んでいる。マサキは違和感を持つものの、ミオにスルーさせられている。また、漫才トリオとしての設定も若干受け継がれており、『邪神降臨』のEDでぼやきネタを披露している。

リカルドのファミリア[]

作中には未登場。マサキの口から三匹の猿の姿をしていることが語られているのみで、名前や猿の種類などは不明。

王族[]

フェイルロード・グラン・ビルセイア[]

声優:置鮎龍太郎

初出は『EX』。ラングラン国王アルザールの長子にして治安局次長。25歳。長髪に整った顔立ちの美青年。王位継承順第1位。後に第288代神聖ラングラン王国国王。魔装機操者の便宜上、直属の上司にあたる。理想実現のために王位を望むが、生来さほど高い魔力を持っているわけではなく、一度は王位継承権を認められるための魔力テストに落ちている。再テストに合格するために無理な修行と薬物投与で魔力を高めたが、その代償として身体はボロボロになってしまう。それでも治療に努めて多少の回復はしていたが、王都がシュテドニアスに占領される際に負った傷が元で余命わずかとなってしまう。その後は侍従長の屋敷にて療養していたため、消息不明であったが、地上人召喚事件によって混乱するラングランの中で、サイツェット州のレッグ島にて残存兵力を集めて蜂起し王都奪還を目指す。やがてマサキと地上のスーパーロボット達と合流し、彼等の働きもあって見事にラングラン奪還を果たした。

しかし、実は地上人召喚は彼の手によって引き起こされた事件であった。本来はロンド・ベル隊のような部隊を呼び戦力とするためであったが、自作の召喚プログラムの暴走により大規模で無作為なものになってしまった。この事件によるラングランの混乱は大きく、さらにデュラクシールという強大な力を得たことで、余命の焦りと地上人召喚による混乱を引き起こしたという引け目から武力によるラ・ギアス全土の統一を計画し、即位と同時にシュテドニアスへの宣戦布告を宣言する。そして開戦を阻止しようとするマサキ達と対立することになり、命を落とす結果となった。死亡した場合の処理も全て決戦前にしており、デュラクシールから脱出装置を外すなど、敗北すれば死して王国の未来をあとに託すようしていた。

王族ではあるが、形式的な堅苦しさを苦手とし、誰にでも気さくな態度を崩さないため、マサキとは召喚以来の格式を超えた友人同士であった。対立することになってしまったものの、元はマサキ達魔装機操者の司令官的な存在であり、絶対の信頼を集めていた非の打ちどころのない人物だったが、ラングランのために自らを犠牲にした。その後のラングランの魔装機神操者に対する扱いはフェイルが指揮していた頃に比べて冷淡になっており、仲間に戻ってきたファングはそれを嘆いていた。

『LOE』ではマサキに倒されたことになっている。この経験はマサキにとっても心の傷となり、回想したときに落ち込んでいる様子を見せ、ファングを説得したときはこのことで涙を流していた。

乗機はデュラクシール

セニア・グラニア・ビルセイア[]

声優:皆口裕子

初出は『EX』。神聖ラングラン王国の第1王女でモニカの双子の姉。しかし、魔力テストに不合格であったため、王位継承権は持っていない。スリーサイズは82・57・82。妹のモニカは栗色の長い髪だが、彼女は青みがかった色をしたショートカットになっている。王族の責任から解放されているためか、明るくおおらかな性格。凄腕のメカニックかつハッカーであり、同時に極度のメカマニア。論理飛躍すら可能なスーパーコンピューター「デュカキス」の開発や、地上のメカを参考にした魔装機「デュラクシール」の設計で才能を発揮している。『LOE』「第1章」の時点では情報局と設計局の見習い。『EX』では情報局特別監査官に昇進しており、立場とデュカキスの性能を利用し、ありとあらゆる情報を握っている。ゴシップ好きな面もあり、マサキ・リューネ・ウェンディの三角関係にちょっかいを出して楽しんでいたこともある上、特定ルートのEDでは彼女の登場でマサキ・リューネ・ウェンディの三角関係が意外な形で治まることになる。

基本的に魔装機の整備担当だが、自らも水系(泉)の魔装機「ノルス」(ノルス・レイ)を駆って戦場に立つ。戦闘時には修理などの後方支援を行い、シナリオパートでは情報収集や機体整備などで活躍の場は多く、魔装機神操者達と並ぶ出番の多さである。『EX』でデュラクシールが結果的にフェイルの死を早めてしまったためか、「第2章」の頃には魔装機の設計は行っていない。「第1章」ではジャオームに、『α外伝』ではサイバスターに搭乗したこともあるが、サイバスターについてはオートパイロットで起動している上、操者ではないので戦闘時はまともに動けない。なお、弱点は壊滅的な料理下手であること。

モニカ・グラニア・ビルセイア[]

声優:皆口裕子

初出は『EX』。神聖ラングラン王国の第2王女でセニアの双子の妹。第2王位継承権を認められるほどの高い魔力の持ち主。姉のセニアとは対照的におっとり系で独特な喋り方をし、間違った文法で話すことが多々ある(その度にシュウやテリウスに突っ込まれる)が、慕っているシュウをめぐったサフィーネとの喧嘩ではヒートアップした姿もみられる。姉のセニアが青みがかった色の髪をしているのに対して、彼女は栗色の髪をしており、一房に纏めて大きな三つ編みにしている。

シュテドニアス軍侵攻の際、敵国の王女として捕縛、王都内の神殿にセニアと共に幽閉されていたが、ルオゾールが必要としていた「ヴォルクルス復活の為の生贄」としてシュウによって救出される。当初はモニカ自身も含め皆、シュウが彼女を求めたのが邪神への生贄であると思っていたが、実際はシュウの本当の目的を果たすための囮であり、純粋な協力者としてであった。そして、ヴォルクルスの復活と抹殺の以後は、シュウと行動を共にすることになり(『EX』)、『第4次』では地上世界の新宿などにシュウ達と共に出現し、火星でのゲストとの決戦にも参戦した(ただし、『F』および『F完結編』には登場していない)。『LOE』「第2章」では「邪神降臨」ルートにのみ登場するが、戦闘には参加しない。前述の通りのおっとり系であったが、シュウ達と行動する様になってからは精神的に強くなり、行動的になった。また、「第2章」ではサフィーネの嫌味を軽く受け流せる様にもなっていた。

特技は予言でその能力は王宮付きの未来見と比べても遜色がないほどである。王女ながら家事全般を得意とし、洗濯をしている場面もみられる。ちなみに『LOE』「第1章」ではサフィーネに人質にとられ緊縛されボールギャグをかけられたことがある。

乗機はノルス、ギルドーラ(『EX』のみで条件によって搭乗する)、ノルス・レイ。

テリウス・グラン・ビルセイア[]

声優:石田彰

初出は『EX』。アルザールの側室ナタリアの子供で、庶子。第4王位継承者(後にシュウが継承権を放棄したことにより第3位に繰り上げられる)。フェイルロードらとは異母兄弟にあたる。典型的な無気力、無感動、内向的な性格で、小さな頃はセニアにいじめられて泣かされていたらしい。紫掛かった色の髪をオールバックにしている。

カークスによって傀儡の王に仕立て上げられそうになるがシュウの説得により出奔、以後シュウと行動を共にするようになる。自分を認めてくれたシュウに同行する内に彼に興味を持ち、その行く末を見届けようと考えるようになる(『EX』)。

実は兄弟の中でも最も高い潜在的な魔力を持っており、人間が自力で解くことはまず不可能な「影縛り」を解除するという離れ業を見せたことがある。また、『EX』では直感の成長の値に補正がかかっており、かなり驚異的な伸びを発揮する。『第4次(S)』や『LOE』にも登場するが、戦闘する機会は『EX』しかない。

乗機はガディフォール

アルザール・グラン・ビルセイア[]

第287代神聖ラングラン王国国王。父は第286代神聖ラングラン王国国王サラニス・グラン・ビルセイア。母はティオリア。正室セローヌとの間にフェイル、モニカ、セニアの3子、側室ナタリアとの間にテリウスを儲けている。温厚で親しみやすい性格の人物であり、マサキらにも気さくに話しかけてきたり、セニアに「パパ」と呼んで貰えなくて寂しがる場面も。ラングランが立憲君主制ということもあり、政治にはあまり口出しはせず、議会に任せていたようであるが、反面外交的手腕に長けていたようだ。また、正体不明の「予言の脅威」に対し、「それに対処可能な戦力を生み出すことが賢明」との見解から、魔装機計画を提唱したのも彼である。シュテドニアスによるグランパレス急襲の際、議会に魔力弾の直撃を受け死亡。

その他の王族[]クリストフ・グラン・マクソードシュウ・シラカワの本名。 詳細は魔装機神 THE LORD OF ELEMENTALの登場人物#シュウ・シラカワを参照のこと。カイオン・グラン・マクソードアルザールの弟で大公。シュウの父親であることが語られているが、ゲームや関連書籍では詳細が語られていない。ミサキ・シラカワシュウの母。ゲームや関連書籍では詳細が語られておらず、阪田雅彦が同人誌に寄稿した小説『闇の記憶』で裏設定が色々と語られているのみであった。DS版では、詳細が明らかになるイベントが追加された。ナタリア・ゾラム・ラクシュミーテリウスの母。世間では貴族出身として認知されているが、実際にはれっきとした王族の出自。彼女は「呪われた一族」として知られるノーランザ家の出身であったが、そこには隠された真実があったようである。しかしその詳細は不明で真実を知るものはフェイルやシュウなどごくわずか。テリウスにとって隠れた王族である母親は誇りであり、温厚な彼が唯一暴れたのが、母親を侮辱されたときであった。カークスによってテリウスの戴冠が強行された際、大神官ザボト卿による即位宣言の中に彼女の名が登場しているのだが、ミドルネームが王族の「グラニア」ではなく貴族の「ゾラム」であったにもかかわらずテリウスが沈黙していたため、フェイルは戴冠式のテリウスが偽者であることに気がついた。第289代神聖ラングラン王国国王フェイル達兄弟の「またいとこ」に当たる人物。第288代国王であるフェイルが死亡し、王位継承権を持つモニカやテリウスはシュウについていったため、国王となった。魔装機計画の目的がラングランの国益とは限らない事への議会の反発もあって、マサキ達にアルザールやフェイルほどの支援はしていない様子。本編には未登場で、マサキが名前を覚えていないこともあり、詳細は不明である。

軍人・戦士階級[]

ゼオルート・ザン・ゼノサキス[]

プレシアの父であり、マサキの師匠であり養父。初代ランドール・ゼノサキスの子孫。「剣皇(けんおう)」と称される剣の達人であり、ラングラン王宮の武術指南役を務めている。元は軍人だったが、現在では予備役の大佐となっている。鼻の上にちょこんと乗せた鼻眼鏡が特徴。

剣の達人とは思えない穏やかで優しい性格で実子のプレシアに対しても丁寧な口調で話すが、生活能力が無いに等しく、嫌いな食べ物(作中で明らかになっているのは赤ピーマン、アスパラガス、ネギ)を事ある毎にマサキに押し付けてプレシアに怒られている。ピアという名の妻がいるが、現在は離婚してバゴニアにいる。

後にシュウが王都に宣戦布告に現れた際、彼に看過し得ない邪悪な気配を感じたため出撃し、シュウと戦い命を落とす。彼の死によってマサキとプレシアの兄妹関係は一時期険悪なものになってしまったが、彼が遺した遺言によって二人の絆はより深まることになる。プレシアにとっては大好きなお父さんであり、親のいないマサキにとっても、「ゼオルートのおっさん」もしくは「おっさん」と呼んではいたが、唯一「父」と呼べる存在である。非常に人間性豊かで温厚、だが芯の通った人物。

仲間にはならないものの、スポット参戦の中で圧倒的な強さを見せ付けている。プラーナが低いせいか、魔装機「ギオラスト」に搭乗しながらも、魔装機操者扱いを受けていない。ギオラストは情報収集に特化した魔装機であり、多少非力な機体なのだが、ゼオルートが最強に近い能力のため、驚異的な強さを誇る。

初登場時には、「サービスで自分の分をあげる」と言いながらとマサキに苦手な赤ピーマンを押し付けようとする茶目っ気ぶりを見せる。

プレシア・ゼノサキス[]

(Pulesia Zenosakis)

声優:こおろぎさとみ

初出は『EX』。ゼオルートの娘であり、マサキの義理の妹にあたる。大地系(森)の魔装機「ディアブロ」の3代目操者(初代は地上人のマドック、2代目はミオ)。12歳(『LOE』第1章の時点では10歳)。蜂蜜色の髪に左側に結わえたサイドテールが特徴。父ゼオルートはシュウとの戦いで亡くなり、その際マサキに詰めよって関係が悪化したこともあったがほどなく和解。現在はマサキだけが唯一、一緒に暮らす家族(母親は存命だが、家を出ている)である。ラングラン人であるがまだ成人していないので、ミドルネームは付いていない。明るいしっかり者であるが、少々わがまま。

『LOE』以降とそれ以前の作品では性格にかなり違いが見られ、顔グラフィックも河野さち子が原画を担当する以前と以後では他の魔装機神メンバーと比較してもかなり変わっている。『第4次』では「いつか兄よりも目立ちたい」という内容の終了メッセージで張り切っていた。家事全般を得意とし、生活能力に乏しいマサキやゼオルートにとっては生命線ともいえる存在。マサキから教わった日本料理も難なく習得している。また、花が好きで、食べられる草花にも詳しく、マサキからは「サバイバル能力が高い」と評されている。

マドックにディアブロに乗せて貰ったことが何度かあるらしく、まだ幼いながらも魔装機の操縦の腕はなかなかのものである。感性が鋭く敵の気配を察知することも出来る(逆にマサキは鈍感なせいか会敵直前まで気付かなかった)。父ゼオルートの剣技を間近で見ていたため、その技を無意識に身につけている。ルート次第で設定が変わるものの、ディアブロの必殺技「くるみ割り人形」はゼオルートから教わった技をうろ覚えで思い出しながらアレンジしたものである。

『LOE』「第2章」では序盤でマサキが彼女に戦力外通告を出すかどうか選択するイベントがあり、戦力外とした場合はマサキと喧嘩して家出してしまう。しかし、この家出は『LOE』「第2章」の分岐に大きく影響している(ちなみに最終的に必ず仲間になり、また家出させないと必殺技を覚えない)。

『LOE』「第2章」でシュウと共闘する際には特に話は無かったが、『α外伝』では戦闘前会話でのやりとりがあり、シュウを「父の仇」と呼んでいたが当のシュウからは「あなたの今の姿を見たら、ゼオルートはどう思うでしょう?」と斬り返されている。『第4次(S)』でリューネに連れられて地上に来た際、カロッゾ・ロナに誘拐され、リューネがロンド・ベルと戦う羽目になったが、『第4次』ではリューネ、テュッティ、ヤンロンによって救出、『第4次S』では救出に向かったマサキとリューネの前で人質にされるが、その場に居合わせたサフィーネに助け出される。

『α外伝』の戦闘アニメでは、ミニスカート姿で新体操のようにリボンを振り回すアニメーション・カットインが挿入された。

DS版『LOE』ではゼオルートの死後、バゴニアにいる母親のピアが引き取りの申請をしたが、「お兄ちゃんと一緒にいられなくなる」といって断るイベントが追加されている。

専用BGMは「春風のプレシア」。

ファング・ザン・ビシアス[]

神聖ラングラン王国の近衛騎士団の団員で、ゼオルートの弟子。男性。マサキにとっては兄弟子に当たる。右眼にドラゴンボールに登場したスカウターのようなスコープを付けている(設定画ではスコープのイラストも描かれている。また、ゲーム中ではスコープに隠れて確認し辛い右眼もスコープが透けてはっきり描かれている)。紫色の髪に赤いメッシュを入れている。

無愛想でプライドが高く好戦的な性格の持ち主。ゼオルートは「無骨で照れ屋」と、マサキは「頭に血が上ると何をするかわからない」と評しており、リューネに言わせればマサキとは「似たもの同士」。また、フェイルには盲信的な忠誠を誓っている。

好戦的な性格のせいか、ラ・ギアス人としては珍しくプラーナが高く、ゲーム中のプラーナ値はラ・ギアス人では敵味方含めてテューディ、シュウに次ぐ。魔装機「ガルガード」を試験的に操縦していたこともある。そのため、地上人が魔装機に乗ることをあまり快く思っておらず、また、ルビッカの一件もあって地上人に対して懐疑的なところがあった。御前試合では、炎系に対して相性がよい水系の魔装機「ラストール」に乗っていたとは言え、(それまでに通ったルート次第で)ヤンロンのグランヴェールを破ったこともあり、マサキも一目置くほどの実力者。どんな魔装機であろうと乗りこなしてみせると豪語し、作中でも数多くの魔装機に搭乗している。

当初は弟弟子のマサキのことも嫌っていたが、ゼオルートの計らいでマサキと実力比べをして敗れて以降は互いによきライバルとして認め合う関係となる。しかし、内心ではマサキに勝てない自分に苛立ってもいた。

『EX』当時はフェイル軍に所属していたが、マサキ達は別の戦場で戦っていたため、『EX』本編には登場していない。フェイルがマサキに殺されたことを知り、マサキ達に対して復讐を誓い、バゴニアの傭兵になる。何度もマサキと戦うがその最中、フェイルの真意と彼を討たなければならなかったマサキの真意を知り、自分がフェイルの名を汚していたことに絶望する。その後、マサキの叱咤激励に応じて再び魔装機操者として舞い戻る。なお、私情と勘違いから裏切りを行ってしまったことに後ろめたさを感じているらしく、「逆襲のラセツ」EDではマサキにそのことで再び謝っていた。

ルートによってEDの動向が大きく異なる人物で、「邪神降臨」EDでは自らの澱んだ心にケリを付けるべく旅に出ているが「逆襲のラセツ」および「悲しみをこえて」EDではラングランに残っている。「逆襲のラセツ」EDでは裏切り者の自分すら受け入れるマサキに対して、「マサキには勝てないかもしれない」と発言している。

「第1章」でガルガードを試験的に搭乗、元の乗機はラストール、「第2章」でバゴニアの傭兵になった時はギンシャス+アゲイド+、再び魔装機操者になった時はジェイファー

カークス・ザン・ヴァルハレビア[]

声優:玄田哲章

初出は『EX』。ラングランの将軍で、バゴニア方面軍の司令官でもある。階級は大将。男性。精悍的な顔つきに反して、気性が穏やかで昼行灯とまで言われ、平時においては家柄のみで将軍になったと揶揄されていた。しかし超魔装機計画を立案するなど、切れ者として資質をのぞかせていたため、フェイルは彼のことを買っていたようだ。度重なる邪信徒による王都襲撃と王都防衛計画の遅延に加え、シュウによる王都襲撃による責任を問われカラタミーフィ州に左遷される。

しかしラングランが崩壊した後は一変、軍人としての才能と野心を開花させ、テリウスを保護し、カラタミーフィ州を拠点に軍をまとめ、フェイル王子が決起するまでの間、対シュテドニアス戦の指揮を執りラングランを持ちこたえさせた。純粋にラングランを思っての行動ではあったが、後に武力によるラ・ギアス統一の野心を露にし、テリウスを擁立し偽物のテリウスによる戴冠式の強行は、リューネやヤンロンらに反旗を翻される結果に陥り、また王都でのフェイル軍との決戦に敗れた後は、状況打開のためにルオゾールと手を結んだことにより部下の忠義を失う。最終的に、一度は開発が中断されたが独自に開発を続行、完成させた超魔装機「エウリード」に自ら搭乗してリューネ達に挑むが敗れ去る。49歳没。エウリードはカークスが乗ったもののほかに2体が存在し、『LOE』「第2章」でシュテドニアスによって回収され、後々まで禍根を残すことになった。

なお、彼の姪はフェイルロードの乳母をしていたという裏設定が存在する[11]

『LOE』の回想ではヤンロンに倒されたことになっている。自身が負けた後のことも色々と考えていたようで、フェイルロードと共に地上人用の送還プログラムを設置にも尽力していた。

乗機はガルガード、エウリード

ザシュフォード・ザン・ヴァルハレビア[]

声優:阪口大助

初出は『EX』。通称ザッシュ。男性。18歳。カークスの息子で『EX』当時はカークス軍の士官(階級は少尉)だった。戦場で出会ったリューネに一目惚れをしてしまう。マサキやヤンロンとは、「第1章」の時点で出会っているが、この時点では魔装機神操者に憧れるただの少年だった。とても礼儀正しく、同い年のマサキや年下のリューネに対しても敬語で話す。少々気が弱いが、素直で正義感の強いまっすぐな性格で、そのため、『EX』でカークスのとった行動に疑問を抱き対立することになるが、カークスとの戦いでは、彼に撃墜されると死亡してしまう。レミアという姉がおり、母と共にカークスから後事を託されている。年の割に童顔で、さらにその性格もあって、頼りない印象を受けるせいか、初登場時にはリューネから坊や呼ばわりされたこともあった。

恋愛に関しては割りと積極的で、ことあるごとにリューネにアプローチを駆けているが、あまり成果はない。もっとも、『EX』ではデートの約束を取り付け、一度だけ「胞子の谷」でデートしている。また、カークス戦で死亡した場合、彼の墓は胞子の谷に作られることになる。リューネがマサキに惚れ込んでいるのは承知の上だが、「僕が誰を好きかは関係ないですよね」と意に介していない。

『EX』ではソルガディの量産型の魔装機ガディフォールに乗っていたが、『LOE』「第2章」では修業の末に念願だった魔装機操者となり、かつて父カークスが乗っていたガルガードに搭乗し、「黒き霹靂」などの必殺技を編み出している。

ケビン・オールト[]

声優:矢田耕司

『EX』にのみ登場。ラングランの将軍。階級は少将。男性。52歳。王国崩壊後はフェイルの下にいる。ブローウェルを異常に強化したブローウェルカスタムを駆る。防衛戦に粘りを発揮するが、マサキにはしばしば「足手まとい」呼ばわりされている。ラングランではなくフェイルに忠誠を誓っており、最期はフェイルに殉じ戦死した(撃墜しない場合は生き残るが、その後については不明)。付和雷同しがちな性癖がある。ゲーム中はファーストネームではなく「オールト」と表記されている。

ラシル・ザン・ノボス[]

『EX』にのみ登場。元々はラングラン軍の幕僚参謀の一人。フェイルロード軍の筆頭参謀を務めていた。男性。50歳。さほど戦乱が多くないラングランにおいて、戦争経験のある叩き上げの軍人で、愛国心が強い。フェイルの信頼が厚かったらしく、フェイルは自身の死後の後事を彼に託していた。また、セニアからは「優秀な参謀」と評されていた。

トールス・ゼテキネス[]

声優:堀内賢雄

『EX』にのみ登場。ルザック州軍国境警備隊所属。階級は中尉。男性。34歳。ゼオルートの士官学校時代の後輩でマサキとも面識がある。地上人召喚事件でルザック州にやってきたマサキと再会し、共に戦う。マサキの能力について尊敬しており、強く信頼し、「自分達には操縦できないから」とミオにディアブロをいさぎよく託すなど地上人に対して好意的。また、マサキにマドックの死を伝えた。妻子がいる。

選択肢次第で仲間になる。仲間にならなかった場合は貰える資金が増える。

ラテル・アクロス[]

声優:森功至

『EX』にのみ登場。カークス軍所属。男性。童顔だが、年齢は36歳。穏健な性格の美形だが、ずけずけとものを言う性格。ミラとレスリーの直属の上官で階級は少佐。カークスの元を出奔したテリウスを追って、ブルクセン州でマサキやテュッティ達に遭遇する。「いざとなったらを殺せ」という命令が下されていたにもかかわらず、テリウスを見逃している。カークスの失脚により敗走している所をシュウと遭遇し、選択次第では戦闘、あるいはミラと共に何処かへと落ち延びることになる。『EX』に登場したオリジナルキャラクターの中では唯一、モビルスーツ(ハンブラビ)に搭乗している。

ミラ・ライオネス[]

声優:潘恵子

『EX』にのみ登場。カークス軍所属の少尉。女性。26歳。テリウスの世話もしていたようで、シュウに同行したテリウスの変化に気付く。ラテルに想いを寄せている。同軍だったためか、ヤンロンと面識があった。

レスリー・ラシッド[]

声優:西尾徳

『EX』にのみ登場。カークス軍所属。魔術を使うことに長けた魔術士官で階級は中尉。男性。33歳。「マサキの章」では、テリウスを捕縛すべく「影縛り」を仕掛けるも、想像を超えたテリウスの魔力によって破られてしまっていた。自己陶酔・独善的な面が目立ち、初歩の術であり、しかも調和の結界が破れたゆえのデモンゴーレム召喚を己の実力と思い込んでチカらに呆れられたばかりか、背教者シュウの打倒を口実に軍規を破り、部下に術をかけて強引に戦闘を行わせるという暴挙におよんだ。最後はシュウと戦い戦死する。

国民[]

ウェンディ・ラスム・イクナート[]

(Wendy Lasm Ikunart)

初出は『LOE』。魔装機の設計に携わった練金学士(ラ・ギアスにおける科学者)の一人であり、中央管理議会から王室アカデミーへ派遣され、サイバスターとガルガードの設計を手がけた。次期練金学協会会長の最有力候補でもある。女性。『LOE』「第1章」の時点では27歳、「第2章」の時点では29歳。ウェーブがかった青い長髪が特徴で、肩にショールの様なものを掛けた青いスーツを着ている。

気品ある物腰と清らかな性格をした大人の女性だが、反面子供っぽい面も持ち、歳の割に少女趣味な所がある(ミオによればマスコット類を集めているようだ)。また、酔うと絡み酒になってしばらく説教した後、寝てしまう。マサキにとって憧れの人ともいえる存在で、成り行きとはいえ彼とのキス経験もある。物語の中で次第にマサキに恋心を抱くようになり、彼より10歳ほど年上なことを気にしながらも、徐々にアプローチをしかけるようになる。非常に容姿端麗で、テュッティには「ウェンディが美人でないのなら地球上の美人の8割はその範疇外になる」、リューネには「(テュッティの評を受けて)超がつくほどの美人」、「30歳目前のプロポーションではない」と言わしめた。好きな花は姫雪見草で、彼女が死亡した場合プレシアによって墓前に供えられることになる。

テューディという双子の姉を生まれて間もなく亡くしたが、彼女の精神はウェンディの中に存在し続けており、『LOE』「第1章」の終盤に重傷を負ったことが原因でプラーナ値が下がると姉の人格が表面化するようになり、次第に身体を乗っ取られるようになる。

『α』には名前のみ登場。『α外伝』では、地上にいるマサキにサイバスターを届けるためにプリベンターと合流する。ゲーム全体の演出として会話シーンが表情豊かな『LOE』と比べて、『α外伝』ではバストアップで表情数があまり用意されておらず印象が若干違う。

余談だが、彼女が額に巻いているバンダナ状の布は、キャラデザイナーの河野さち子が旅行パンフレットを見て気に入った、首長族の少女が身につけていた衣装をモチーフにしている[12]

テンプレート:要出典範囲。

テューディ・ラスム・イクナート[]

ウェンディの双子の姉。早世したが、精神体(幽霊のような存在)となることでウェンディの深層心理の中に潜んでいた。当初はウェンディに対して協力的だったが、やがて生まれてくることが出来なかった憎悪に突き動かされるようになり、世界に対する復讐を企て、彼女の肉体を乗っ取り、ラングランが密かに開発していた「17番目の魔装機」イスマイルを完成させたり、デュラクシールを再生産してラセツに横流ししたりするなどの悪行を行った。最終的にはその強烈な思念により実体化し自分の肉体を得るまでに至る。ただし、ルートによっては表立った行動に出ないまま、ウェンディと分離させられて消えてしまう。ウェンディが青い髪をしているのに対して、赤い髪の色をしており、彼女の人格が表面化している状態ではウェンディの髪も赤く染まる。また、彼女の着ている服もウェンディの色違いでやや薄い赤色をしている。

ウェンディによれば彼女とは感情や知識などを共有しており、そのため、マサキに対してだけは特別な感情を抱いていたようで、「私のものになるなら命は助けてやる」と言う言葉をマサキに投げ掛けていたが、マサキの「ウェンディなら考えてもいい」という返答に逆上し、彼に対し殺意を抱くようになる。

乗機はイスマイル。専用BGMは「迫りくる敵」。

イブン・ゼオラ・クラスール[]

初出は『EX』。ラングランの大神官で、現在のソラティス神殿の神官長。女性。86歳。ラ・ギアスでもトップレベルの魔力を誇り、召喚技術の権威でもあり、地上へのゲート(通り道)を開くことができる数少ない人物[13]。また、ファミリアの制作やウェンディへの治療(深層心理からテューディの人格を引き剥がす)など、精神世界(アストラル界)に干渉する術にも長けているようだ。マサキによれば潜在能力を引き出すことに関してはエキスパートでもあり、ヤンロンの修行に触発されたマサキ達は、彼女の元で修行を行っている。娘夫婦と孫を事故で失っているせいか、偏屈で天の邪鬼、サバサバした性格だが面倒見のよい老婆。ほとんどの人は様付けで呼ぶが、マサキは「イブンばあさん」、リューネやプレシアは「イブンおばあちゃん」と呼んでいる。

『EX』では展開次第で命を落としてしまうこともあるが、『LOE』「第2章」では彼女が生存した場合のシナリオとなっている。

その他の国民[]ピアゼオルートの妻だったが、現在は家を出ておりバゴニアで暮らしている。「母には母の事情があった」とプレシアは発言しており、単に愛想を尽かして出て行っただけではないようで、DS版『LOE』ではゼオルートの死後にプレシアの引き取り申請もしている。SFC版『LOE』に名前のみが登場。レミアカークスの長女でザシュフォードの姉[14]。『EX』(と『LOE』の回想)に名前のみ登場。母親と共にカークスによって後事をザッシュに託される。ザボト『EX』に登場。ラングランの大神官。男性。テリウスの戴冠式の儀式を執り行った。その際、テリウスの母ナタリアのミドルネームを「ゾラム」と呼んだことにテリウスが反応を示さなかったことが、影武者発覚の切っ掛けとなった。ルビット『EX』に名前のみが登場。マドリーラ州の軍人。地上人召喚事件でショウ・ザマらを助けた。マサキと面識があるらしく、「あのおっさん」と呼ばれていた。階級は大尉。レグ『EX』に名前のみが登場。トールスの部下。召喚されたばかりのミオの世話を任された。ミオに事情を説明したらしい。グラム外務卿 / ラフィット中将共に『LOE』に名前のみが登場。この二人がクリストフ(シュウ)が地上にいると話しているのを立ち聞きしたテリウスは、シュウが何らかの密命で地上に出ているのでは? と推測していた。ジーン・ラアス・ラッカー設定にのみ存在する人物。魔装機計画における設計の中心人物であり、ガッデスなどを設計した。また、練金学士であると同時に著名な芸術家でもある。彼はガッデスの開発に心血を注いでおり、同機の装甲ラインのデザインは彼自身の手による。キャンバー・ラアス・ルフラン設定にのみ存在する人物であり、上記のジーンの直弟子。師であるジーンと共にファルクを設計した。ランドール(初代)フルネームはランドール・ゼノサキス。当時のラングランは共和制であり、階級民主主義を施行していなかったためミドルネームはない。ゼオルートの先祖で「剣神」の異名をとるほどの剣の使い手だったらしい。また、現在の神聖ラングラン王国建国に関わった人物でもある。後にマサキがこの名を聖号として襲名する。ルオゾールによれば、かつてヴォルクルスと戦ったらしい。魔装機神の原作者、阪田雅彦のweb小説『ラングラン戦記』では16歳当時の彼の活躍が描かれており、それに依れば、方向音痴、女性の気持ちに鈍感などマサキとの共通点が多々ある。

邪信徒(ヴォルクルス)陣営[]

シュウ・シラカワ[]

[白河 愁](Shu Shirakawa)

声優:子安武人

『第2次』から登場。男性。『LOE』など旧シリーズでの設定では21歳だが、『OG』設定では22歳になっている。身長184 cm、体重61 kg。波打つ紫の髪と貴公子然とした雰囲気を持つ美男子。長身痩躯で、礼服のような服装と白いコートを着ている[15]

十指に渡る博士号を持つ天才科学者であり「メタ・ネクシャリスト」の異名を持つ。ラ・ギアスにいた頃は、魔装機の開発に関わり、そのテストパイロットも務めていた。軍部と外務省絡みの何らかの密命により地上に上がり、独自の目的を果たすため国連軍に参加し、自ら設計、武装のプランニング、OSの開発を行った強力無比な機動兵器「グランゾン」のパイロットをつとめている。『第2次』ではビアン・ゾルダークの側近的位置をつとめた。クールな二枚目で誰に対しても敬語で接するが少々慇懃無礼な所があり、気取った所が多々見られる。『第2次』では流竜馬から、『OG』ではイルムから「ハヤトorライより気障な奴がいるとは」といった感想を待たれている。

その冷静さとは裏腹に高い独立心を持ち、何よりも自由を愛し、自分を束縛する者や利用する者はたとえ神であろうとも容赦のない報復を与える。マサキとはただならぬ因縁があり、ときには乗り越えなければならない最大の敵として、ときには互いのことを最も理解しあう友として、幾度と無く彼と対峙する。敵対時のシュウはマサキを煙に巻いて、戦おうとはしないことが多い。

冷静沈着で考えの読めない性格だが冷酷ではなく、ヴォルクルスの支配から解放された後は、サフィーネやモニカ、テリウスらのことは仲間として認め、サフィーネがヴォルクルスに操られたときは自分がとどめを刺すことを約束したり、テリウスを叱咤したりと、彼らのことを気にかけ心を砕いている。また、フェイルの余命とそれによる焦りを結果的に利用していたが、彼の死後、グッドサンダーチームに「フェイルは苦しまずに死ねたか?」と言った内容の発言で訊ねており、従兄弟としての情ものぞかせている。幼い頃からの付き合いであるセニアやモニカ、ウェンディもシュウが本来、穏やかな心の持ち主であることを理解している。また、テュッティもガッデスの操者候補だった頃にシュウと面識があったようで、ラ・ギアスの元々の住民以外では唯一彼をクリストフの名で呼んでいる。シモーヌも「面識がないか」と尋ねたことがある。

本名は「クリストフ・グラン・マクソード」。純粋なラ・ギアス人に見えるが、実際にはアルザールの弟、大公カイオン・グラン・マクソードと、地上人のミサキ・シラカワとの間に生まれた混血であり、大公子に当たる。地上人との混血ゆえに高いプラーナを持ち、また、王族の血統に由来する高い魔力の持ち主であり、魔術にも長け、『EX』で彼の元にいた地上人を地上に送還している所を見ると、「ゲート」を開くことも出来るようである。また、練金学的な知識も多分に持ち合わせており、「咒文記憶素子」などのマジックアイテムの開発を行っている。ラ・ギアスの神聖ラングラン王国の王位継承権(順位は第3位)を持っていたがラングランを襲撃した際に「クリストフ・ゼオ・ヴォルクルス」と名乗り、王位継承権を捨てている。シュウ本人としては「シュウ・シラカワ」としての名前が気に入っているため、基本的にはその名前を名乗っている。「白河」は地上人である母の姓で、元々「愁(シュウ)」と言う名も母親がつけたプライベートネームである。現在では、「背教者のクリストフ」として方々から恐れられている。

邪神ヴォルクルスとの契約によって半ばヴォルクルスに操られているような状態となっていたシュウは、『LOE』「第1章」終盤にて王都ラングランに宣戦布告を行い、陽動作戦で王都の守備が手薄になった隙にシュテドニアス軍を導いて壊滅に追い込んだ。その後は『第2次』で地上世界で世界征服を目論むDCに加担し、『第3次』でインスペクターと呼称される異星人が襲来すると、ロンド・ベル隊に協力してこれを打倒している。しかしロンド・ベル隊が自らが戦うに値する存在と認めると突如反旗を翻し、地球に攻撃を仕掛けると宣言し戦いを挑む。その目的はヴォルクルスに支配されている自分を殺させるためで、ロンド・ベル隊に倒され死亡する。『EX』冒頭でルオゾールの蘇生術によって復活するが、この術が不完全で記憶の復元は不完全であったため、契約の記憶も失い結果的にヴォルクルスとの契約が消滅した。このお陰で自我を取り戻し、自らを利用していたヴォルクルスへの復讐のためにこれを復活させ倒すことに成功する。『第4次』および『F/F完結編』では、かつて南極事件の際にグランゾンを利用したティニクエット・ゼゼーナンに対して復讐するために暗躍、ロンド・ベルに協力する(『第4次(S)』では場合によっては敵に回ってバッドエンドになってしまうことも)。

『LOE』「第2章」では、ほとんどのルートに登場せず(サフィーネによれば、何かを研究をしているらしい)、「邪神降臨」ルートでのみ仲間にすることが可能で、マサキ達と協力し復活したルオゾールやヴォルクルスと戦うことになる。この際、欠けていた記憶の大部分が蘇っていたことにより、再びヴォルクルスに操られるが、マサキの「説得」によりシュウが自力で精神支配をはね除け、真ナグツァートを倒している。また、「邪神降臨」ルート以外では、シナリオ「非情の天使」にも登場し、こちらのルートでも復活したヴォルクルスと戦っていたようだが、マサキ達の協力を仰がずに、単独でヴォルクルスを倒している。前述の通り、今でも背教者として指名手配されているらしく、EDではモニカ、サフィーネと共に王都を去ることになる。「魔装機神」の関係者にとって最終的な時間軸となるこの場面では、人間的に大きな成長を遂げたマサキはシュウの真意を知って無闇に敵視することはせず、シュウもマサキを良き理解者でありライバルと認めている。

同人誌で発表された小説『闇の記憶』では、シュウの幼少期についてが語られている。父カイオンが多くの愛人を囲っていたために、孤独となり情緒不安定に陥っていた母親のミサキ・シラカワが、地上への帰還を望むあまり、ルオゾールらしき男の甘言に乗って、最愛の息子であるシュウを生贄にしてしまった過去が明らかとなっている。このとき、シュウは死への恐怖から絶対的な力が欲しいと心の底から望み、それが「類似の法則[16]」に従いヴォルクルスが召喚され、ヴォルクルスとの契約が結ばれることになった(実はこのとき、ミサキを誘惑した男の本当の目的は、利用価値のあるシュウをヴォルクルスの信者として引き込むことであった)。

『αシリーズ』においては『α外伝』において、月面の決戦で完全に死亡。ここまでのシナリオは旧シリーズの『第3次』までを踏襲しているが、以後『αシリーズ』では魔装機神が未登場となったため、旧シリーズ同様に復活できたかどうかは不明。

『OGシリーズ』においてはEOTI機関に所属、グランゾンのテストパイロットを務めていた。そしてゲストとの降伏交渉に攻撃を加えるという「南極事件」を引き起こし、DCの一員として反旗を翻す。ビアンの片腕的存在であったが、DC壊滅後はどの組織にも属さず陰で暗躍。しかし時折マサキに助言や情報をもたらすなど力を貸すことも。しかし『OG外伝』において、最終話に突如敵となる。ダークブレインを倒したハガネとヒリュウ改を自分が本気で戦うのにふさわしい相手とみなし、グランゾンをネオ・グランゾンに変貌させ立ちはだかった。倒される際に「これで全ての鎖から解放された」と言い残し、死亡。グランゾンの開発に関わったエリック・ワン曰く、シュウはどこか死に急いでいる様子であったと言う(エリック・ワンとはグランゾンを破壊できる兵器を開発して欲しいという約束も交わしていた)。

『αシリーズ』ではヒュッケバインの暴走事故がエアロゲイターによって仕組まれたものであることを看破していたが、阻止することで逆に地球へのエアロゲイターの侵略が早まることを避けるために傍観している。しかし、密かにヒュッケバインが暴走を起こしてもパイロットが助かるように細工していた(しかし、この暴走でテストパイロットのライディース・F・ブランシュタインは左手を失ったため、彼の相棒であるリュウセイ・ダテは暴走を阻止しなかったシュウに対して激怒していた)。なお、『OGシリーズ』ではヒュッケバインにシュウは関わっていない。

スパロボで(自分のLV+-のスパロボを含めない場合)唯一のLV99のラスボス(『第4次』)であり、ほかには『第2次Z 破界篇』においてガイオウの例があるのみ(クロウの選択でレベルが99になるパターンがある)。

専用BGMは「ダークプリズン」。

チカ[]

シュウのファミリア。一見、青い文鳥のように見えるがラングランに生息する鳥、「ローシェン」の姿を模している。シュウの性格に反してお喋りで、ときにかなりの暴言を吐くこともある。グランゾンのレーダー手を務めてはいるが、主人の勘が非常に鋭いため出番は少なく、もっぱらシュウ一行の賑やかし役となっていることが多い。

守銭奴で金銭に関しては意地汚く、蘇生したばかりのシュウが記憶がないことをよいことに、貸してもいない借金の返済を催促しているほか、「お金の匂い」を嗅ぎつけるなど言った特技を持っている。使い魔が主人の無意識から作られるという設定を考えると、シュウにも無意識とはいえそんな一面を持っていることになる。鳥なので、猫のファミリアのクロとシロを恐れている。シュウがファミリアを持っているのはある事情が原因。ゲーム中、通常では不可能なプレイを行うと、プレイヤーの改造行為を疑うツッコミを入れてくることがあり、ミオと並んでメタフィクション的な発言が多い。モデルは特撮番組『光速エスパー』に登場するサポートメカ「チカ」。

現在絶版となっている小説版では、幼いシュウがヴォルクルスと契約した際、母親に裏切られたショックで精神が不安定に陥り、それを安定させるためにルオゾールがシュウの無意識を切り離し、ファミリアとなったのがチカであることが明らかとなっている。

ルオゾール・ゾラン・ロイエル[]

声優:青野武

初出は『EX』。破壊神サーヴァ=ヴォルクルスに使える闇の神官で通称「魔神官」。男性。年齢不詳(設定上は40代後半程度とされる)。口調は丁寧だが、性格は冷酷非情であり目的のためならば手段を選ばない。ミドルネームが示す通り、元はラングランの貴族階級の出身らしく、自らを「闇の貴族」と称する。

死と破壊を求める狂信者。邪神ヴォルクルスの復活を目論み、シュウの手足としてラングラン王都を度々襲撃し混沌に落とし入れた。地上世界の戦闘でシュウが死亡すると、蘇生術でこれを蘇らせヴォルクルス復活のための本格的な行動を開始する。しかし、シュウ個人のために行動していたサフィーネと異なり、ヴォルクルスへの信仰心が深かった彼は、シュウによってヴォルクルス復活の生贄に捧げられて死亡した。

しかし、ヴォルクルスと融合した真ナグツァートと共に蘇り、シュウへの復讐を開始する。マサキ達の行動次第で、シュウ一派単独かマサキとシュウの連合軍により倒される。

乗機はナグツァート。専用BGMは「巨大な闇」。

サフィーネ・グレイス[]

(サフィーネ・ゼオラ・ヴォルクルス)

声優:小山茉美(『第4次S』)、深見梨加(『F完結編』以降)

初出は『EX』。代々ヴォルクルスに使える家系の出の女戦士。シュウにとっては仲間であるが、本人は部下あるいは「忠実なしもべ」と称している。通り名は「紅蓮のサフィーネ」であり、背教者としてラ・ギアスではかなり有名なようだ。赤みがかった色の髪に、ボンデージ風のレザードレスを纏い、非常に大人っぽい容姿をしているが、まだ21歳という若さであり、ヤンロンやテュッティよりも年下である。スリーサイズは92・60・91。戦闘時のセリフは卑猥な行為を連想させる内容となっている。モニカ曰く、下品で、タカビーで、サドで、マゾで、ニンフォマニア。ちょっぴり性格が悪くキケンな人物。マゾなので拷問などは意味がないが、さすがにヤンロンの説教だけは恐怖を覚えている。

常人離れした性格だが、明るく裏表がない上に間が抜けているためヴォルクルス信者ながら陰がなく、根っからの悪人ではない。一時的に共闘していたルビッカが催眠術でテュッティを操りリカルドと戦わせた場面では、多少の嫌悪感を示していた。また、『第4次S』ではカロッゾ・ロナによって拉致されたプレシアを救出するため奮闘するマサキとリューネを成り行きとはいえ助けている。

シュウのことを愛しており、深く崇拝している。シュウを巡ってモニカとはよく喧嘩をしている。『LOE』「第1章」から、シュウの手足としてヴォルクルス復活のためにマサキ達と何度となく小競り合いを繰り返す。魔装機神操者達とは長い付き合いで、特にヤンロンとは因縁があり、情報交換などで接触をすることもあり、『α外伝』ではヤンロンを茶化すこともある。展開にもよるが、必殺技・ダークネスボンテージをあみ出したのも、ヤンロンの修行に影響されたためである。

『EX』「シュウの章」でもシュウに付き従い、ヴォルクルス復活のため奔走する。手違いでヴォルクルスの分身が大量発生した際には、シュウと共にこれに立ち向かい、ヴォルクルス復活の際にルオゾールが生贄にされた場面では、分身に立ち向かっていなければ自分も生贄にされていただろうと推測している。復活したヴォルクルスには契約をもって支配されそうになるが、「シュウ様と○○○○する」といった趣旨の台詞を発してこれを跳ね除ける。この伏字の中身は不明だが、モニカは「下品」と評した。当のシュウにとっては、反応を見る限りサフィーネがヴォルクルスの支配を逃れたことの方が意外だったようである。この時点でレベル30以下だと死亡する展開となるが、『第4次』および『LOE』「第2章」では支配を跳ね除けた展開を踏襲し引き続き登場する。この件以降ヴォルクルスの名を棄て、苗字を本来のグレイスに戻したようだが、ミドルネームは名乗っていない。

シュウやルオゾールほどではないが魔術に長け、操者としても一流、さらにメカニックにも精通しており、愛機ウィーゾルを改造してウィーゾル改をつくり上げた。『EX』ではゴーショーグンの修理やズワァースの強化改造を行っている。

シュテドニアス連合[]

グレイヴ・ゾラウシャルド[]

シュテドニアス連合の大統領であり、また同連合を構成する国家の一つレスデン共和国の与党・共和改革党の党首でもある。男性。年齢は58歳[17]。ラングラン王国で推進されていた「魔装機計画」が近隣諸国への武力侵攻のための軍備増強ではないかという懸念を抱き、特殊工作隊のラセツを通し反ラングラン派のテロリストを支援し戦争工作を行っていた人物。

また巨大軍事産業複合体「トリニティ」をバックに持ち、その利益のために神聖ラングラン王国に戦争を仕掛ける。つまり、彼がラングラン動乱を引き起こした張本人である。

表向きは「国家のために」を強調し、それを体現するべく自らエウリードに乗り込んで戦うといった一幕もあった。ルートによっては死なないまでも失脚することとなる。また、ラセツに謀殺されてしまうこともある。

専用BGMは「巨大な闇」。

ラセツ・ノバステ[]

シュテドニアス連合軍大佐。男性。33歳[18]。特殊工作部隊「デオ=シュバイル」の隊長であり、「第1章」当時は神聖ラングラン王国に潜入、反政府ゲリラ「ラングラン解放戦線」を支援していた(この際、マスクを身に付けており、素顔が判明するのは「第2章」からである)。

智謀とカリスマ性に長け、士官学校を首席で卒業後同隊に配属され、工作活動等で大きな成果を挙げて4年で大佐にまで昇進している。特殊工作隊の性格上、功績を表沙汰に出来ないため10年以上階級が大佐止まりだが、軍内部での発言力は中将クラスであり、また職務上知り得た情報も利用し政財界にもコネクションを持つ。ゾラウシャルド大統領からも絶大な信頼を得ているらしく、白紙委任状を与えられていた。ルート次第ではクーデターを起こし軍部を掌握し、さらに別のルートではゾラウシャルドを暗殺し、シュテドニアスの覇権を完全に握り、トリニティを解体させるほどの手回しすら行う。

野心が強く冷徹で簡単に人を殺せる人間ながら、恵まれない子供や女性に対してはとても優しい一面も併せ持ち、慈善事業や基金設立などに対して積極的であり愛国心は強い。言うならば、「自分に従うものに対しては情け深いが、そうでないものに対しては非情な男」と言える。また、女性に対して紳士的であり、シュテドニアス軍の虜囚となっていたシモーヌを解放し、その行動を黙認すらしていた。

切れ者という印象が強いがその一方、人の顔を覚えるのが苦手なようで、ロドニーとの面識がないシモーヌを除きひょっとこ仮面の正体を見抜けなかった唯一の人物でもある。また、第1章で付けていたマスクだけでも完璧な変装だと思い込んでいた。

乗機はバフォームダイオンジンオウ、エウリード、デュラクシール、イスマイル、バイラヴァ

専用BGMは「巨大な闇」。

カンツォート・ジョグ[]

声優:目黒光祐

初出は『EX』。シュテドニアス連合軍少佐。男性。26歳。第102特殊工作小隊の隊長。上司同様、部隊の特性から少佐で小隊長を務める。『LOE』「第2章」当時はラセツの指揮下に入り、彼の副官的立場に就いていた(SFC版ではこの際、中佐に昇進しているが、DS版では少佐のままになっている)。プロ意識の強い根っからの職業軍人的気質の持ち主だが、血の気が多く、噛ませ犬的な敵役といった役まわりで、登場回数が多い。彼のフルネーム「カンツォート・ジョグ」は姓・名の順。これはラ・ギアス内でも珍しい彼の出身国だけの慣習で、これを疎ましがっている為、フルネームで呼ばれるのを極度に嫌う。

敗北続きだが処罰されずに前線の指揮官として登用を続けられ、共に行動することも多く、ラセツからは絶対の信頼を置かれていたようである。一方、ジョグはラセツの奸智に長けた部分については何処か冷めた視線で見ていた。もっとも戦闘好きの性格に加え、魔装機神打倒に躍起になっているために、結局はラセツの手駒として利用されている。最終的には後戻りの出来ない結末を迎えることとなったが、「逆襲のラセツ」「悲しみを越えて」での最後では、「楽しかった」と納得して散っていった。好みのタイプはテュッティらしい。SFC版『EX』と『LOE』で顔を比較するとかなり顔が細めになって美形になった。

乗機はバフォーム、移動要塞、ギルドーラ、ダイオン、ジンオウ、エウリード、デュラクシール。

ルビッカ・ハッキネン[]

テュッティと同時期に魔装機操者候補としてラングランに召喚された地上人。男性。銀縁の眼鏡をかけ頬の突き出たやや神経質そうな顔つきをしている。典型的な快楽殺人者であり、地上にいた頃テュッティの両親と兄を殺した張本人で、催眠術の使い手でもある。魔装機操者候補としてラングランに召喚されるものの、彼と面識のあるテュッティによって、彼の本性を暴露されたことで地上に強制送還されることになったが、警備兵2名を殺害し逃走後にシュテドニアスに流れ着き傭兵になった。

戦争をビジネスと割り切る冷血漢で、持ち前の催眠暗示を駆使した非道な策略も平然と実行する。「第1章」でリカルドを殺したのも彼で、大切な人をルビッカに奪われ続けたテュッティは「第2章」で彼と雌雄を決することとなる。ルートによっては決着が付かず行方不明に。別ルートではデュラクシールに脱出装置が付いていないことを知らずに乗り込んでしまい、脱出出来ずに死亡。テュッティの想い人であるリカルドを殺した彼が、テュッティのもう一人の想い人であるフェイルが脱出装置を取り外したデュラクシールによってトドメを刺されるというある意味皮肉的な結末を迎えた。前述の通り、快楽殺人鬼ではあるが、殺人行為に対し一種の美学のようなものを持ち合わせており、殺す対象は誰でも良いというわけではないようだ。また、ゲーム中ではテュッティに対して鬱屈した愛情を抱いている節が見られた。

乗機はダイオン、トゥルーク、エウリード、デュラクシール。

専用BGMは「巨大な闇」。

スヴァイク・ノボトニー[]

シュテドニアス連合軍元帥。男性。63歳[19]。穏健派であり、本質的には平和を望んでいる人物。そのために強硬派のゾラウシャルドやラセツとは対立関係にある。逃亡中であっても己の行動のまずさを自省し、あるいは敵の戦術を賞賛するなど肝の据わった性格である。ロドニー・ジェスハの師匠にあたる人物でもあり、ロドニーを優秀な生徒と評している。趣味は回想録の執筆。

ほとんどのルートで、軍部を掌握したラセツによって失脚し国落ち。その後の運命はルートによって大きく変わる。

額から頭頂部にかけて禿げ上がっており、また額にはフランケンシュタインの怪物のような横一文字に傷を縫った痕がある。

現在の魔装機神を含むバンプレストオリジナルキャラの軍人の中では、ノボトニーが最高位の階級(元帥)に就いている。

ロドニー・ジェスハ[]

声優:速水奨

初出は『EX』。シュテドニアス連合軍の准将。男性。37歳。若年ながら地上人召喚事件時時の肩書きはラングラン方面軍第2師団長であり、王都鎮圧部隊の将軍でもあった。『EX』では鹵獲していたザムジードで出撃したが、ラングラン側に奪還されてしまったために大佐に降格される。もっとも、昔から手柄と失敗を繰り返し、階級の上がり下がりが頻繁にあったようだ(だが、同じ失敗は二度としていないらしい)。元はラングランのトロイア州出身であるため、ヴォルクルスの分身が復活した際には、マサキ達に協力している。また、地上から召喚され、事情を知らずシュテドニアスの客分になったデューク・フリードと意気投合し、仲間と戦いたくないという彼の意志を尊重し、戦線から退けたり、シュテドニアス軍内部の急進派の台頭により地上人を排斥しようとする気運が高まると、脱走の手引きをしデュークを逃がしている。シュテドニアス軍人でありながら自軍の掲げる正義にやや懐疑的である。しかし、「自分たちはあくまで自分の国や家族を守るために戦っている」とリューネ達に主張している。

穏健派であり、ラセツやゾラウシャルドと対立していた。10歳頃までトロイアで暮らしていたためトロイア訛り(マサキやミオなど日本人には大阪弁として認識される)がきつく、戦場で出会うミオといいコンビになる。作中、バツイチと自称しているが、元妻とは離婚と結婚を2度繰り返している(子供も11歳の息子と8歳の娘が2人いる)ため、実際はバツニ。

『LOE』では、ルート次第でマサキらの誘いに応じて魔装機操者となるほか、別ルートでは政界に進出し、シュテドニアスの大統領になることもある。

ひょうきんなお調子者に見えて根はかなりしたたかで、仲間にならないルートではマサキ達を旨く使い、ラセツを始末させている。

乗機はバフォーム、ギルドーラ、ザムジード、ジンオウ、ダイオン、ルジャノール改、魔装機操者になった時はギオラスト。魔装機操者の中で唯一、全属性制覇を達成してます。

エリス・ラディウス[]

声優:富沢美智恵

初出は『EX』。ロドニーを慕うシュテドニアス連合軍の指揮官。女性。年齢は24歳。階級は中尉だったが、『LOE』「第2章」当時は理由は不明だが少尉に降格されていた。ラングラン動乱時(『EX』)、ロドニーと供にヴォルクルスとの戦いに手を貸す。『LOE』ではルートによっては失脚、幽閉されたロドニーを救うためにマサキ達と接触したことをきっかけに、魔装機操者となる。

SFC版『EX』では機動兵器の搭乗にかかわらず、血気盛んな女性士官として描かれていた(後のPS版『EX』リューネの章では捕虜になった際に、内気な性格を見せている)。『LOE』では、内気で恥かしがり屋な性格だが魔装機に乗ると豹変し、好戦的で激しい言動になるという設定が加えられた。ただし、『LOE』後半ではかなり落ち着いてきているように見える。『LOE』で仲間になった際はロドニーと恋仲になるのだが、既に尻に敷いている。

『EX』ではヤンロンとの対決イベントが多かったが、『LOE』ではそのことは全く触れられていない(デモでヤンロンと対決しているが)。多くの魔装機操者の例に漏れず、彼女もまた天涯孤独の身の上。

『EX』のグラフィックは、青い髪のショートカットに赤い目だが、『LOE』では青い目に変更されている。

乗機はギルドーラ、洗脳された時はトゥルーク、復讐鬼と化す時はジンオウ、魔装機操者になった時はフェンター

その他[]

リシェル・グレノール声優:塩沢兼人初出は『EX』。シュテドニアス軍所属。男性。22歳。階級は少尉。どことなく中性的な容貌をしており、口調や容姿が少々オカマっぽいが歴とした男性。しかし、その反面人質を取るなどの作戦を平気で執る卑劣漢でもある(そのため、エリスは彼を嫌っていたようだ)。『CB』ではより女性的なデザインにリファインされた。リッジ・グラスノフ声優:鈴木誠一初出は『EX』。シュテドニアス連合軍ラングラン方面第2師団の部隊長であり、『EX』当時のロドニーの副官だった人物。ロドニーに振り回されているところがある。階級は大尉。男性。31歳。リューネ達にシュテドニアス軍のラングラン侵攻を侵略と言われ、「魔装機神のような危険な兵器が存在しなければ自分たちもこんなことはしない」と、自軍の正当性を主張していた。『LOE』の「メモリアル・デイ」の回想場面では、「シュテドニアス兵」に置き換えられている。ザレス・クワイアー声優:飯塚昭三初出は『EX』。シュテドニアス軍第3機動部隊の司令官。階級は大佐。男性。49歳。蘇生したばかりのシュウと遭遇戦をおこない敗退したり、マサキらから占領していた王都ラングランから叩き出されたりなど失態が目立つ。降格前のロドニーを階級が上であるにもかかわらず、「ジェスハ」と呼び捨てにしている。ドクーガの三幹部ら地上人に不審の目を向けていた。ナセル・ザンボス声優:塩屋浩三初出は『EX』。シュテドニアス軍の特殊工作隊に所属する少佐。男性。34歳。「軍人は任務に絶対忠実であるべき」と頑なに信じており、任務のためであれば悪に徹しきれるタイプでもある。人質を取ることにも抵抗がなかったようで、実際、王位継承者であるモニカ(実際はセニアを使った替え玉)を盾に、撤退を迫ったことがある。ゴドル・ノーランド声優:鈴木清信初出は『EX』。シュテドニアス軍の士官(階級は少佐)のはずなのだが、なぜかカークスからフェイルへのテリウスの戴冠式参加中止の報を持ってくる。二重スパイだったのかもしれないが、真相は謎である。男性。41歳。軍内では部下からの信頼が厚い。ディック・シャイエール声優:野島健児初出は『EX』。シュテドニアス軍に所属する部隊長で階級は中尉。男性。27歳。ヌエット海上でのシュウと遭遇戦を行っているほか、ゴラオンの追撃任務に就いていた。ゴドルとは友人関係にあったようだ。レオ・ギボン初出は『EX』。シュテドニアス軍特殊工作隊に所属するザンボスの副官。男性。30歳。階級は中尉。ザンボスの命令でシュウを追いかけるが、その後どうなったのかは不明。SFC版『EX』では一般兵と同じ顔グラフィックだったが、『CB』に移植された際、かなりの美形キャラにリファインされた。出番も一度で台詞もたった一言「はっ!」のみである。ギザク少尉『EX』に名前だけ登場したジョグの部下。おそらくは特殊工作隊隊員。第2小隊の指揮官。ラウルス少尉こちらも『EX』に名前だけ登場したシュテドニアス軍人でこちらもジョグの指揮下にある。第3小隊隊長。

バゴニア連邦共和国[]

ゼツ・ラアス・ブラギオ[]

バゴニアの老練金学士。男性。力を追い求めて禁断の秘術に手を出し、30年ほど前に練金学協会を追放された。そのため、現在でもお尋ね者として指名手配されているが、放浪の末にバゴニアに流れ着き、バゴニア製魔装機の開発に携わり、その功績により国防責任者になっていた。練金学協会とラングランにひとかたならぬ憎悪を抱いており、議会を扇動しラングランとの戦端を開かせる。

道徳心の欠落したマッドサイエンティストであり、自国兵士を脳手術でロボット同然にしたり、シュメルを殺害しその脳をパーツとして利用するというガッツォーの設計思想にその残酷さが現れている。ルートによっては復讐心に囚われるあまり自分と他人を認識することすらできなくなり、マサキから同情されることになる。

乗機はアゲイドリブナニッカ+ガッツォー

専用BGMは「迫りくる敵」。

ジノ・バレンシア[]

家出したプレシアを保護したバゴニアの軍人で、国境警備隊隊長。男性。階級は少佐(「第1章」時点では大尉)。剣聖シュメル・ヒュールの弟子でロザリーの兄弟子にあたる。僅か2年で不易久遠流の免許皆伝まで到達した剣の達人で、プレシアやザッシュらに技を指導することもある。部下には「鬼のバレンシア隊長」として畏怖されながらも尊敬を集める優秀な軍人だが、実は極度のロリコンであり、プレシアを保護した際には、初めてそれを知った部下達がショックを受けている。また事ある毎に百合の花を持ち出して一句読む癖がある。

ルートによってはゼツがシュメルを誘拐した際にバゴニア軍と敵対する道を選び、再会したマサキやプレシアらの誘いに応じて魔装機操者となる。

気障な外見に反してかなりの酒豪であり、ベッキーに付き合って呑んでも潰れないほど。また「邪神降臨」のEDではバゴニアに帰郷する際、ヤンロンと別れの杯を酌み交わし、ティアンから銘酒「拳の誉れ」を送るように頼まれている。

乗機はルジャノール改、ギンシャス、ギンシャス+、アゲイド+、魔装機操者になった時はラストール

トーマス・プラット[]

(Thomas Bratt[20])

声優:宇垣秀成

元DCのパイロットで、地上人召喚事件で召喚された地上人の一人。アメリカ人で米語混じりの言葉使いをする。男性。誕生星座は蠍座。地上人召喚事件の終結後も、反逆者扱いされることを予測してか、地上に帰ろうとはせず、ラ・ギアスで傭兵をやっている(当人曰く「ラ・ギアスの方が水が会っている」とのこと)。戦争を「自分の命がチップ代わりのゲーム」と言い、どこまでも戦いのスリルを愛する人物であり、戦いの目的にはとくに関心を抱かない。ただし、単に不真面目な男とも言えず、冷静に戦況を見極めようとする観察眼の持ち主でもある。元DCということでリューネのことを知っているが、直接の面識があるわけではないらしく、リューネは彼のことを知らなかった。くわえタバコで、何かとゲンを担ぐ癖がある。結局最後までゼツと運命を共にするが、ルートによっては最後までゼツに付き合ったことを後悔しながら果てるが、別のルートでは、生き残ったようにも取れる台詞を残している。『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』では彼のDC時代の活躍が描かれている。

なお声優はアニメ(『DW』)とゲーム(『OGS』)での物。

乗機はガーリオン、ガーリオン・カスタム、ギンシャス、リブナニッカ+、ギンシャス+、アゲイド+。

シュメル・ヒュール[]

不易久遠流を操る剣の達人で、剣術世界大会三連覇を成し遂げ「剣聖」と呼ばれる人物。男性。共に剣の修行に打ち込んでいたラングランの「剣皇」ゼオルートとは兄弟同然に育った親友であり、互いに「実力は相手のほうが上」と評するほどよきライバル関係にあった。かつてはバゴニア軍の剣術師範も務めており、国内の声望も高く政界にも顔が利くが、いまは人里から離れた山奥に隠居して絵の創作に打ち込んでいる。しかし、そのシュールな芸術を理解してくれる者はなかなかおらず、ミオなどはシュールレアリズムと評していた。ジノやロザリーからも非常に慕われていたが、最終的には自らの能力に目を付けたゼツによって殺され、魔装機ガッツォーの制御装置として脳を移植されてしまう(ルートによっては生存する)。

NPCとして魔装機に搭乗することがあるが、その際にはルジャノール改でベンディットを破壊してみせた。シュメルの脳が移植されたガッツォーに搭乗するゼツの特殊能力(気配察知8、再攻撃8、切り返し8、分身7)の凄まじさを考えると、彼の強さは相当なものだったことがうかがえる。

ロザリー・セルエ[]

剣聖シュメルの押しかけ弟子で「シュメル先生のフィアンセ」を自称する少女。興奮するとお国言葉が出てくる。ジノの兄弟子を自称しているが、実際はジノの方が兄弟子に当たる。そばかすの痕とお下げにした赤毛が特徴。

本名はロザリー・ギムナス。父バリーをシュメルとの試合で負わされた傷のために失い、仇を取るために名前を偽って弟子入りしたが、シュメルと接する内に彼に好意を抱くようになる。しかし、シュメルはゼツによって殺されてしまう。またルート次第で自身もゼツに洗脳されてしまい、悲劇的な結末を迎えることもある。彼女を救いつつ、ファングが仲間にいない場合のみ魔装機操者となる(ファングが仲間になった場合もEDで魔装機操者候補に選ばれた旨が語られる)。

乗機はルジャノール改、アゲイド+、魔装機操者になった時はジェイファー

バリー・ギムナス[]

故人。ロザリーの実父。剣士として少しは名の知れた人物であったが、シュメルとの試合で負った傷が原因で逝去している。

国家に属さない人物[]

ゴルド・バゴルド[]

声優:秋元羊介

『EX』にのみ登場。マサキがラングランに帰還した際に遭遇した山賊の頭目(本人達はゲリラを自称)。男性。かつてはシュテドニアス軍に所属し国境警備隊の守備隊長をしていたが、妻がラングラン出身だったことから、内務部の査察にはめられ、あらぬスパイ嫌疑をかけられて脱走。その後、妻が病死したことを風の便りで聞き、そのまま身を持ち崩して山賊となる。見た目よりはたいぶ理知的な男であり、選択次第(資金との二択)で仲間になる。

仲間になるとマサキを慕うようになるが、マサキには「おっさんは数に入れてねぇ」と戦力に数えてもらえないなど、扱いが悪い。

ガテゼルク[]

声優:茶風林

『EX』にのみ登場。ソラティス神殿のコンピューターREBに取り憑いていた疑似人格。「高貴にして優雅、全世界の覇王」「全知全能のガテゼルク」などと自称するが実際のところは、ただの下級妖魔であり、ショウ・ザマやマーベル・フローズンらの機転で取り憑いていたREBから追い出され、REBに結界を張られたため戻るに戻れず、仕方なくデモンゴーレムに憑依し直したが、あえなくマサキ達によって倒されている。

ひょっとこ仮面[]

ひょっとこの仮面を被った正体不明の正義の味方。ロドニーを救出しようとしてラセツの罠にはまったマサキ、エリスらの危機を救う。

どう見ても正体は捕まっていたはずのロドニー・ジェスハその人なのだが、そう言われそうになると本人は強く否定する。人の顔を覚えるのが苦手なラセツだけはひょっとこ仮面がロドニーであることに気付かなかった。乗機はダイオン。

ガスパ・アルバレツ[]

『LOE』「第1章」にのみの登場。ラングラン王国内で活動する反政府テロリスト「ラングラン解放戦線」のリーダー。きわめて仲間思いで、決戦時にはマサキに倒された仲間についての恨み言を叫びながら襲ってきたが、歯が立たなかった上に脱出できず、死亡する(ルート次第では死亡しない事もある)。彼らの死はマサキに「戦争とそこで行われる殺人」の意味と深さを痛感させるきっかけとなった。なお、グラフィックは通常のテロリストの物と同じ。乗機はルジャノール改、バフォーム。

その他[]

レッカ反政府組織「ラングラン解放戦線」の構成員で、マサキと戦い撃墜時に脱出装置の故障により死亡した。マサキが(間接的にとは言え)初めて命を奪った人間。ガスパと違い個別の名前が設定してあるわけではなく、扱いは他のテロリストと変わらない。私生活では子供が出来たばかりだったらしい。ウィノ「ラングラン解放戦線」の一員だが、ガスパやレッカと違い特にドラマもなく、いつの間にかマサキに倒されていたらしく、ガスパとの決戦の際に名前が出てきただけである。ガスパによれば、5年越しに付き合っていた女性と近く結婚する予定だったらしい。カテキス『EX』に名前のみ登場した人物。召喚魔法の権威であるらしく、その分野ではイブンにも匹敵すると言われる。大規模な召喚を行える術者の一例として名前が挙げられた。「銀の魔法師」の異名を持つ。地上のパイロットマサキが『LOE』「第1章」でサイバスターで地上に出た際に遭遇した戦闘機のパイロット。自衛官か在日米軍かは不明。サイバスターを国籍不明機として警告を行ったが、あっさり逃げられてしまう。『LOE』においては、特別な設定もないモブキャラだが、『α』ではイルムガルト・カザハラがマサキと顔を合わせた際に、このパイロットがイルムであったことが明かされる。なお、「旧シリーズ」や「OGシリーズ」でもイルムとマサキが顔を合わせる場面があるが、パイロットについては触れられない[21]

脚注[]

  1. 以下、英字キャラクター名称は『OGサーガLOE』公式サイトにおける表記。
  2. 『OGクロニクル』では召喚される以前は高校生だったとされている。
  3. 『SECRET HANGAR』16頁。
  4. SECRET HANGARでは7杯と明記。
  5. カラーイラストでは左足部分をカットしたカッティングジーンズだが、設定画では前述のものと両足とも健在なジーンズの2種類ある。
  6. Digi Cube刊、スーパーロボット大戦α攻略本魂のキャラクター紹介
  7. 現にシャドウミラーのヴィンデル・マウザーのように戦争そのものの拡大と継続は望んでおらず、本人も「戦争は起こってしまった以上は、一刻も早く終結させるのが一番」と語っている。
  8. 「神(アッラー)の思し召しのままに」の意。
  9. ファミリアはともかく、本来の猫は乳糖不耐症といってミルクが飲めない。猫用のミルクは存在する。→ネコ#ネコに与えてはいけない食べ物
  10. 『LOE』「第1章」での初登場場面でセニアからも突っ込まれている。
  11. 『CB』DISC2のキャラクター辞典より
  12. ケイブンシャ刊「スーパーロボット大戦Fキャラクターズガイドブック156ページより。
  13. もっとも本人曰く、最近は大がかりな術を使う際にはコンピューターREBのサポートを必要としているようだ
  14. 『CB』ディスク2のキャラクター辞典。
  15. スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』では南極で防寒具を渡された時もそれを受け取らず、普段の格好で南極の大地を歩いていた。
  16. 類似の物、もしくはかつて繋がりがあった物は共感するという魔術における法則。この法則に従えば、負の想念の集合体であるヴォルクルスは、生け贄の絶望によって召喚可能である。
  17. ケイブンシャ刊『スーパーロボット大戦EXを一生楽しむ本』
  18. LOE第2章の時点での年齢。
  19. ケイブンシャ刊、『スーパーロボット大戦EX』を一生楽しむ本
  20. 北米版『OG1』における表記。
  21. ただし、「旧シリーズ」のイルムは『第4次』もしくは『F』開始時点で士官学校を卒業したばかりの新兵であるため、このパイロットとすると設定が合わない。

出典[]

ゲーム[]

  • ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス
  • 第2次スーパーロボット大戦
  • 第3次スーパーロボット大戦
  • スーパーロボット大戦EX
  • 第4次スーパーロボット大戦
  • スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
  • スーパーロボット大戦F / 完結編
  • スーパーロボット大戦コンプリートボックス
  • 全スーパーロボット大戦 電視大百科
  • スーパーロボット大戦α
  • スーパーロボット大戦α外伝
  • スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
  • スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
  • スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
  • スーパーロボット大戦OG外伝
  • Super Robot Taisen Original Generation

書籍[]

  • アスキー出版局 『スーパーロボット大戦EX 熱血・幸運・必中ガイド』 アスペクト、1994年。ISBN 978-4-89366-195-1。
  • 『電撃攻略王スペシャル スーパーロボット大戦大辞典』 発行:メディアワークス、発売:主婦の友、1996年。ISBN 978-4-07-304651-6。
  • 『スーパーロボット大戦Fキャラクターズガイドブック』 発行:ケイブンシャ、1997年。ISBN 978-4-7669-2843-3。
  • 『SUPER ROBOT WARS OG SECRET HANGAR』 ソフトバンククリエイティブ、2009年。ISBN 978-4-7973-5460-7。
  • バンプレスト 『Super Robot Wars Original Generation Official Book』2002年。(『OG1』購入特典)
  • バンプレスト 『SUPER ROBOT WARS ORIGINAL GENERATION 2 OFFICIAL BOOK』2005年。(『OG2』購入特典)
  • バンプレスト 『Super Robot Wars OG ORIGINAL GENERATIONS Official Perfect File』2007年。(『OGS』購入特典)

Webサイト[]

  • スーパーロボット大戦OGサーガ魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL バンダイナムコゲームス公式サイト

テンプレート:SuperRobotWars



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