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ムサイ級軽巡洋艦(ムサイきゅうけいじゅんようかん、Musai-class Light Cruiser)は、アニメ作品群「ガンダムシリーズ」のうち、宇宙世紀を舞台にした作品に登場する架空の兵器。ジオン公国軍所属の宇宙軽巡洋艦または宇宙巡洋艦である。
本項目ではネオ・ジオン等のジオン公国後継組織に所属する後継艦「ムサイ改級」「エンドラ級」「ムサカ級」についても記述する。
テンプレート:機動兵器モビルスーツ (MS) の運用を前提に開発された軽巡洋艦。多数の同型艦が建造された。艦の形状は主艦体後上方に支柱が伸び、その最上部に艦橋を備え、そこから左右下に伸びた板状の支柱の先にそれぞれ1基ずつの熱核融合ロケットエンジンを備える。艦橋の直下にはMSデッキが備えられ、艦後方に向けてMSを射出できる。またその側面には左右3ヶ所ずつの補給ハッチがあり、パプア級補給艦からコンベアパイプによる物資の直接搬入が可能である。艦首下部にはコムサイと呼ばれる宇宙往還機を搭載している。
標準的な艦はMSをデッキに4機、コムサイに2機の収納が可能。ただしコムサイは切り離さないと収納ハッチの開閉ができない為、通常こちら側には搭載されない。MSは戦闘空域近くまでムサイに運搬されることで推進剤を節約でき、また帰還後に(MSは宇宙空間では放熱が困難な為)艦内に設置された冷却装置によって、蓄熱した機体を強制冷却し、戦術兵器であるMSの円滑な運用を支援する。
『0083』に登場した艦は、艦橋直下のMSデッキを左右方向に拡張し、後方ではなく前方射出型のカタパルトを有している。MSは垂直ではなく水平に寝かされたまま、格納庫天井部分のカタパルトレールに載せられ、電磁リニア式に射出される[1]。
主砲である連装メガ粒子砲塔三基や各種ミサイルランチャー(コーダミサイル[2])を主艦体と艦橋の間に配置しており、単装の砲塔を前後に振り分けている連邦軍のサラミス級とは対照的な配置である。これは前方に全火力を集中できる反面、死角の多い設計である。特にTVシリーズに登場するムサイ級は対空砲を持たないため、ミノフスキー粒子散布下における敵MSの接近に対し、ほぼ無力であった[3]。『0083』に登場した後期生産型は、艦首底部・艦橋後部に連装主砲塔が増設され、計5基となって死角を減らしている。120㎜連装機関砲も10基増設している[1]。
艦首下部に搭載される宇宙往還機。大気圏突入カプセルと呼ばれるが、大気圏内でもそれなりの機動性を有するリフティングボディ機である。ムサイに収容されている段階では上下逆さまで、射出後に180度回転して姿勢を変更する[4]。ガイドレールをつかってムサイから射出されることで発射初速を得るため、姿勢制御以外の推進剤の消費無しで地球降下が可能である。ただ、気密キャビンは衝撃波の内側に入るよう上部中よりに取り付けられているため、着陸時に必要な前下方の直接視認ができない。宇宙へ帰還する方法には、「マスドライバー+ブースター」、「空中発射機+ブースター」[5]、「有翼ブースター」[6]などが挙げられる。
貨物室は、後部に気密通路付ハッチ、上部に片持ちハッチ、下部に観音開きハッチと3方向の開口部があり、空中での貨物投下[7]を含め、どのような姿勢でも荷物の搬出入ができる。ザクを2機搭載できる貨物室の左右に軌道エンジンと制御エンジンブロック、武装であるマシンガンブロックおよび小デルタ型の水平安定板と延長保持された垂直安定板がつく構造である。機能のわりにコンパクトで、ガウ攻撃空母に収容できるサイズである[8]。
機首には機関砲2門も搭載されており、単なる降下艇ではなく、重駆逐戦闘機としての運用も考慮されていた。TV版第7話ではシャア少佐が搭乗してアムロ・レイのコア・ファイターと空戦を繰り広げている他、ランバ・ラル隊の護衛機として、機動巡洋艦ザンジバルに2機のコムサイが随伴していた。
OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』[9]では機体形状が改良され、コクピットもポップアップ式に改良され下方視界が大きく向上している。また、自衛用に艇体上部左右に3銃身ガトリング砲を1門備えた引き込み式の旋回銃座が各1基設けられている。
漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、パプアからファルメルへの補給時、ザク4機を搭載可能な大型のコムサイ(W・コム)が引き渡される。これは3機のザクが出撃するにもかかわらず、2機しか収容できないコムサイでは木馬降下妨害作戦に参加するパイロットが納得しないだろうという理由によるものである。ムサイに接続した際の不釣合な外観からドレンには不評で、「ママコ(継子)ムサイ」と呼ばれていた。
メカニックデザインはTVシリーズ版が大河原邦男、『Ζガンダム』版が藤田一己、『0080』版が出渕裕、『0083』版が河森正治。
艦名について、旧大日本帝国海軍戦艦武蔵に由来するとの説、ギリシャ神話の神「ムーサイ」に由来するとの説等、諸説ある。
岡崎優の漫画『機動戦士ガンダム』においては、大気圏突入・大気圏での飛行も可能としていた(ただし本作においてはジオン・連邦を問わず、他の宇宙艦全て大気圏内での運用が可能にされており、マゼラン・サラミスがオデッサ作戦に参戦している描写もある)。
書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』では、ルウム戦役に投入された本級は、「78隻中22隻が撃沈、又は大破」(一方、同頁には「8隻が撃沈。14隻が大破」と記述に差異がある)[10]と記載されているが、巡洋艦とだけ述べられている為、この損害が全てムサイ級なのかは曖昧である。同書も含めてルウム戦役の模様はゲームを含めた映像作品や漫画でも見られるが、いずれも非公式扱いに近い。同書ではルウムでドズル・ザビが座乗した宇宙攻撃軍の旗艦はグワジン級戦艦「グワラン」ではなく、ムサイ級「ファルメル」であるとされていた。のちにOVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』第1話で初めてルウム戦役が映像化されたが、連邦軍宇宙艦隊との砲撃戦が描かれるのみで、ムサイ級の損害については言及されていない。
艦形設定の変遷デザインはホワイトベース同様に『無敵鋼人ダイターン3』で原案ができあがっており、基本レイアウトはアメリカのTVシリーズ『スタートレック』に登場する宇宙船「エンタープライズ」の翻案である。『機動戦士ガンダム記録全集』などに掲載されている準備稿では司令室が最下部にあったが、諸般の事情により上下反転させられ、細部の変更や武装の追加が行われている。エンタープライズのスワン型に対して逆スワン型宇宙船と呼ばれる。
ムック『ガンダムセンチュリー』では、エンジンブロックの間に巨大な降下カプセルであるHRSL(後に劇中にも登場するHLVに相当)を搭載することを前提に設計された、との非公式設定がある。
キャメル・パトロール艦隊所属艦は、どれも本来連装3基の主砲塔が2基しか描かれていない。ムサイがアップになるシーンを含めて全て2基砲塔である[11]。放映後に発行されたムック『ガンダムセンチュリー』では「大戦末期にはメガ粒子砲を2基に減らした簡略タイプの生産も行われた」との非公式設定が付け加えられた。
OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』には最終型[12]、OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』には後期型[12]と呼ばれる艦形が登場する。当初はデザインのリファインであったが、後に模型やゲームにおいてこのような扱いになったものであり、アニメの制作スタッフによる公式設定ではない。『0083』では公式サイトにて「ムサイ後期生産型」と設定された[1]。
漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、輸送船を改装した巡洋艦と設定され、MSの積載能力も問題ないとされている。ベースとなった輸送船型や客船型は、ムサイとは上下逆のレイアウトになっている。本作品のムサイは当初より艦後方への対空火器を備え、シャアのファルメルは1個小隊(2個分隊6機)とシャア専用機、計7機のザクを搭載している。また、キャメル・パトロール艦隊所属艦の3艦とも通常の砲塔3基型となり、旗艦キャメルのみ艦橋上部にアンテナが2本追加されている。
艦種設定の変遷ムサイそのものはTV版第1話から登場するが、艦種についての言及はTV版第4話までなかった。第4話では、ルナツー方面軍司令官ワッケイン少佐が「ムサイごとき軽巡洋艦」と発言している[13]。後年、制作された『機動戦士ガンダム MS IGLOO』シリーズでも、軽巡洋艦としている[14]。資料によっては、キャメル・パトロール艦隊の主砲2基型艦のみを「軽巡洋艦」とし他を軽重問わぬ「巡洋艦」するもの、同艦隊のものを含めて略称を「CC」つまり軽重問わぬ「巡洋艦」とするものがある。
2010年現在、ネームシップの“ムサイ”と特定できる艦は登場していない。以下は、劇中で名称の判明している艦である。これ以外にも、名称不明の艦が多数登場している。
劇中冒頭におけるシャアの乗艦。通常のムサイの艦橋が平たい箱型なのに対し、ヘルメット状の特異な形状で、その内装も大きく異なる。もともとはドズル・ザビの乗艦だったが、ルウム戦役での功績により、シャアが譲り受けた。漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、V作戦の本拠地探索の任務を与えたシャアのためにドズルが新規に用意させたとしている。
なおファルメルという艦名は、かなり後年になってからつけられたもので、TV版、劇場版当時は「シャア専用ムサイ」と呼ばれていた。劇中では、乗艦するシャアやドレン達ですら自艦のことを「ムサイ」としか言及しない。またTV版では、主砲が3連装に描かれているカットが存在する。
キャメル・パトロール艦隊所属艦[]いずれの艦もメガ粒子砲塔は2基である。3艦合計でリック・ドムを6機搭載する。
キャメルドレン指揮するキャメル・パトロール艦隊の旗艦。ドレンの元上官であるシャア・アズナブルの要請により、ホワイトベースに艦隊戦を挑む。ガンダムにより、スワメルに続いて沈められた。TV版では艦橋をビームサーベルに切断され、ドレンを含めた艦首脳が全滅。直後、ガンダムが投擲したビーム・ジャベリンがエンジンを直撃し、轟沈した。劇場版では艦橋、砲塔、エンジンをビーム・ライフルで射抜かれ、轟沈した。トクメルホワイトベースとの艦隊戦の際、砲塔に被弾。つづいて直撃により轟沈した。スワメルホワイトベースとの艦隊戦の際、ガンダムのビーム・ライフル攻撃により沈められた。クワメル[]コンスコン機動部隊に所属。中立区域のサイド6から出港する[15]ホワイトベースとの砲撃戦で真っ先に沈められた。ホワイトベースを包囲するために単艦で迂回行動をとったが、本隊が先走って戦火を開いてしまった。その結果、交戦の禁じられたサイド6の空域からまだ出ていないクワメルは絶好の標的になってしまい、反撃できずに撃沈された。この艦もキャメル艦隊と同じく砲塔が2つしかないタイプである。
バロメル[]マ・クベ指揮するソロモン救援艦隊(マ・クベ艦隊)に所属。テキサスコロニー宙域においてマ・クベがガンダムとの一騎討ちに出た後、旗艦艦長デラミン准将の指揮下で行動するが、ホワイトベースの砲撃により大破、後撃沈される。
リヒャルト・ワーグナーの楽劇中に、各艦と同じ名称が存在している[16]。
ワルキューレ[]ルビコン計画の一環としてサイド6リボー・コロニーへの核攻撃を行うフォン・ヘルシング大佐のグラーフ・ツェッペリンの護衛に就く。
漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に同名のムサイが登場している。ファルメル以上の改修をされており、ドズル・ザビの乗艦になっている。本艦との関連は不明。
ジークフリード[]ワルキューレと同じく、グラーフ・ツェッペリンを護衛。なお、ヘルシング艦隊は往路途上で連邦軍と遭遇して護衛艦1隻を失い、中立国への核攻撃という暴挙を行うことなく投降している。どちらが沈められたかは不明。
何隻かの後期生産型[1]がデラーズ・フリートやシーマ艦隊で確認されている。なお、シーマ艦隊の所属艦はムサイ伝統の緑ではなく、カーキ色で塗装されている。
ニーベルング[]シーマ艦隊所属。シーマ・ガラハウ中佐との裏取引を隠蔽したいグリーン・ワイアット大将により、戦艦バーミンガムで砲撃され、撃沈された[17]。
ペールギュント[]改装強化された後期型ムサイ。アナベル・ガトーの搭乗艦。星の屑作戦の終盤でコウ・ウラキの駆るGP03にビームサーベルで艦橋を破壊された。
艦名の由来はヘンリック・イプセンが1867年に作った戯曲(劇詩)『ペール・ギュント』から。
ドイツに、各艦と同じ名称を持つ州、都市が存在している。
シュレスヴィヒ[]『機動戦士ガンダム MS IGLOO』第1話に登場。ルウム戦役で第32戦隊に所属していた。本艦の爆沈により同戦隊の単縦陣が崩れている。また劇中、最初に連邦軍艦隊の砲撃による被撃沈が確認できるムサイ級巡洋艦である。
ケンプテン[]第91パトロール艦隊所属。僚艦1隻と共にア・バオア・クー戦においてEフィールドを横断するヨーツンヘイムを先導、護衛する任に就いた。Eフィールドの目標地点手前にて敵艦隊と遭遇、僚艦が艦橋右基部にメガ粒子砲の直撃を受け撃沈されるが、本艦と護衛目標であるヨーツンヘイムは共に敵艦隊の間隙をぬうことに成功し目標地点に到達、オッゴ10小隊のヨーツンヘイム発艦を見届けた。だが、その直後に現れた新たな敵艦隊からの2発のミサイルが直撃し、撃沈されている[18]。
ノルトハウゼン[]ア・バオア・クー戦においてEフィールドをヨーツンヘイムと共に防衛していたという説と、NフィールドからEフィールドを抜け、本国のサイド3へ撤退中の親衛艦隊の1隻もしくは別の所属の艦だったとする説がある。その際、損傷した熱核融合炉が臨界点を突破し暴走[19]、爆沈している[18]。
漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。宇宙世紀0083年3月11日、地球連邦軍艦隊が侵攻しようとしていたジオン公国残党のヴァールシカ基地へ救援に向かう。いずれの艦も、メガ粒子砲は2基である。
キンメル[]漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場。グワラン艦隊所属。同艦隊所属艦の多くはソロモン会戦時に沈没または消息不明となっており、本艦もデータ上は撃沈となっていた。副艦長:アンギラ・ロレンゾ少尉、パイロット:カース・コングレイ
ハボック、ホーカム[]小説『モビルスーツコレクション・ノベルスACT.7 閃光の源』に登場。MS-06R-3を使用した公国軍初のビームライフル試射実験を行った実験艦隊の所属艦。ハボックは実験中に連邦軍MS部隊の襲撃により撃沈される。
ウォルメル、スネイル[]漫画『ゼロの旧ザク』に登場。チベ級チェーホフを旗艦とするソロモン敗残艦隊の随伴艦。暗礁(デブリ)空域でミサイル攻撃を受け、旗艦を除き撃沈される。いずれも砲塔3基型。
他にヘクト艦長(階級不明)指揮下の砲塔2基型ムサイ(艦名不詳)が、主人公ニルス・テオレル軍曹が乗る最初の母艦として登場し、サラミスに撃沈されている。全艦宇宙攻撃軍所属。
ブレイブ[]雑誌企画『ガンダム・センチネル』に登場。
「ペズンの反乱」終盤、月面都市エアーズの攻防戦において連邦軍に破れ脱出したトッシュ・クレイらニューディサイズの生き残りに対し、トワニング提督率いるネオ・ジオン先遣艦隊から試作MAゾディ・アックと共に譲渡された。
ゾディ・アックの運用母艦として改造されており、武装は取り外されている。運搬の際は左右のエンジンブロックの間にゾディ・アックの機首を挟むような形で曳航する。
ネオ・ジオンにおける艦名は明らかでないが、ニューディサイズに譲渡された際に作戦上の識別のため、エアーズ攻防戦で戦死したかつての首領ブレイブ・コッドの名をとり命名された。
地球攻撃作戦を前にゾディ・アックの慣熱航宙を行っている途中、追撃してきた地球連邦軍α任務部隊旗艦ペガサスIIIに遭遇しゾディ・アックを発進させる。その後の戦いでニューディサイズ側の将兵は大半が戦死または投降しているが、本艦の消息は不明となっている。
『機動戦士Ζガンダム』に登場。一年戦争後、ジオン共和国の保有する主力艦艇としてムサイ級(ノーマル型)に近代化改修を施した物で、基本構造は大差は無く、単装対空砲が2基追加された他は、熱核反応炉や放熱機構に改良が成されている程度となっている。兵装は、連装メガ粒子砲×3、大型ミサイルランチャー×2、小型ミサイルランチャー×10、単装機関砲×2。グリプス戦役時には一時共和国軍がティターンズの指揮下に入った為、チベ改級などと共にアポロ作戦などに参加している。当時の艦載機はハイザック。
宇宙世紀0096年時にもジオン共和国軍の艦艇として使用され、艦載機はハイザック及びハイザック・カスタムである[20]。
同型艦[]グルトップ、ドローミがネオ・ジオン残党への援軍としてネェル・アーガマとの戦闘に参加した。北欧神話に、各艦と同じ名称を持つ人物が登場している。
ビフレストネェル・アーガマとの戦闘には参加せず。グルトップL1ジャンクション宙域でネェル・アーガマのハイパー・メガ粒子砲を受け、轟沈。艦長:ホーギーパイロット:ギリガン・ユースタス大尉艦載機:RMS-106ハイザック、RMS-106CSハイザック・カスタムドローミL1ジャンクション宙域でネェル・アーガマと衝突して大破、その後ネェル・アーガマのハイパー・メガ粒子砲を受け、轟沈。『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する、アクシズ(ネオ・ジオン)の宇宙巡洋艦。ムサイ級の発展型であるため、ムサイ級に分類されることもある。
艦体規模(サイコガンダムMk-IIすら後部デッキに搭載可能なサイズ)、MS運用能力、火力、巡航性能が大幅に向上している。ムサイ級同様、大気圏突入カプセル(コムサイ)を艦橋後部に備えているが、バリュートを用いた単独での大気圏突入も可能。またミノフスキークラフトにより大気圏内で浮遊航行している場面も見られる。
主兵装は単装メガ粒子砲×5基。砲配置は横腹を向けて、敵艦と併走しながら同航砲撃戦を行うのが前提となっている。全長等は設定されておらず不明であるが、雑誌『アニメディア』86年6月号付録の記述では、全長は410m。
2基のMSカタパルトが艦の前方内部にあり、加速に必要な有効長を最大限確保する為か、設定資料によると軌条がX字状に途中で交差する形になっている。MS搭載機数は不明。
同型艦[]TV版『機動戦士Ζガンダム』第46話、第47話でも同型艦が登場し、映画『機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-』にエンドラ級として登場している。
エンドラ(ENDRA)ネオ・ジオンのエンドラ級巡洋艦の1番艦にしてネームシップ。設定によると、艦橋形状が同型艦(量産型)とやや異なっている。マシュマー・セロが艦長を務める緑色の艦。サイド1シャングリラ以降の失態続きでマシュマーが更迭されると、キャラ・スーンが艦長を務めた。コロニー・ムーンムーン入港中にキャラがエゥーゴの捕虜となり、ZZと戦端を開いた結果、撃ち落とされたガザCとの激突等により破壊される。しかし、ゴットン・ゴーら乗組員はミンドラに救助されている。エンドラIIエンドラ喪失後、強化処理を施されて復帰したマシュマー・セロに与えられた艦。初代エンドラ同様緑色。第一次ネオ・ジオン抗争終局まで戦った。ミンドラグレミー・トト指揮のもとエンドラ援護のためにムーンムーンへ赴く黄色の艦。サダラーン地球降下の際には指揮官がラカン・ダカランに代わっている。第一次ネオ・ジオン抗争末期にはグレミーの指揮下に入って艦隊を組織しており、サンドラとともにハマーンに対する反乱に参加した。サンドラグレミー・トトが艦長を務める青色の艦。サダラーンを護衛してミンドラなどと共に地球に降下している。冷凍睡眠装置を搭載した特別仕様であり、プル・ツー他のクローン強化人間をコールドスリープさせている区画がある。途中サイコガンダムMk-IIを受け取り、アーガマ撃沈を狙って、コロニーが落ちたダブリンへ赴いた。第一次ネオ・ジオン抗争末期にはミンドラと艦隊を組織しアクシズ防衛の任務につくが、グレミーの指揮のもとハマーンに対し反乱を起こした。ランドラキャラ・スーンが艦長を務める艦。宇宙世紀0088年3月、サイド1「エルドラド」を攻略し19時間でコロニーを制圧している[21]レジェンドラガンダムエースで連載された松田未来の漫画『皇女陛下のレジェンドラ号』に登場。アクシズの騎士ベルグ・スレイが艦長を務める艦。サイド1のコロニー、エリュシオンに駐留する連邦軍ヴァルター少佐からエリュシオン市民を護り抜いた。インドラ漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』に登場。アクシズの騎士フェアトン・ラーフ・アルギスが艦長を務める艦。エゥーゴやティターンズから引き抜いた混成MS部隊を擁する。主にニューヤーク攻略やアクシズ防衛戦に参加した。名前の由来はバラモン教、ヒンドゥー教の神インドラから。なお、本作では同型艦の「パンドラ」「シンドラ」も登場している。テンプレート:機動兵器
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場。塗装はムサイ伝統の緑ではなく、レウルーラ同様の赤系で艦体側面には個艦識別用のラインが書かれている。
一年戦争当時、ジオン公国軍が用いた軽巡洋艦ムサイの流れを汲んでいるとも言われるが[22]、機関部はムサイ特有の支柱外装式ではなく、後部内装式であるティベ級重巡の艦体構造に酷似したレイアウトを持っている。特徴として巨大な放熱パネルを艦底に2枚装備しているが、これは宇宙空間へ効果的な放射廃熱を行い、核融合炉からの熱を効率的に管理することにより電撃的な作戦を遂行すべく取られた設計である[23]。こうした大型放熱板は被弾に弱くなるデメリットはあるが、大規模な冷却装置を設置するよりも艦内容積を圧迫せず、安価であるとの特長から、敵である、ロンド・ベル隊の各艦にも採用されている。
同型艦[]ネオ・ジオン艦隊の主力艦であり同型艦が13番艦まで建造された。作中で明確に判別できるのはネームシップのムサカの他、ルナツーの核兵器を搭載してアクシズに繋留されていた4番艦のみである。この艦は小惑星アクシズと一緒に降下し低高度で起爆して核の冬を起こすと同時に地球を放射能汚染する予定であったが、νガンダムによって撃沈されている。
小説『機動戦士ガンダムUC』では、宇宙世紀0096年までに数隻が就役しており9隻が「袖付き」所属のテニスン艦隊に編入され、2隻が「袖付き」旗艦レウルーラに随伴している。ほかにも1隻がパラオ攻略戦中に宇宙港内で沈んでいる。MSは最大6機搭載可能で、テニスン艦隊の艦載機はガザD、ガ・ゾウム、ズサ、ギラ・ドーガ、ギラ・ズール[24]。
ムサカルナツーに偽装投降する囮艦隊の旗艦であり、最終局面でアクシズに肉薄するロンド・ベル艦隊に突撃した以降の消息は不明(小説では最後の核ミサイルで轟沈)。ガロム、グスコー、シャルネいずれもテニスン大佐率いるテニスン艦隊所属。ガロムは同艦隊旗艦。艦長はテニスン大佐ではなく、別人が務める。グスコー艦長は、ガジュマル中佐。
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執筆の途中です | この項目「ムサイ」は、ガンダムシリーズに関する書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています(P:アニメ/PJガンダムシリーズ)。 |
en:Musai-Class_Light_Cruiser
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