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アッシマーは、アニメ『機動戦士Ζガンダム』、映画『ガンダム新体験-0087-グリーンダイバーズ』などに登場する架空の兵器。
地球連邦軍の可変モビルアーマーである(型式番号:NRX-044)。
当記事ではそのバリエーション機についても記述する。
テンプレート:ネタバレ
テンプレート:機動兵器地球連邦軍のニュータイプ研究所の一つであるオークランド研究所において「サブフライトシステムなしで大気圏内を飛行可能な機体」として開発された。
本機はモビルアーマー (MA) 形態での戦闘を主な目的とし、そこに可変機構を組み込むことでモビルスーツ (MS) にも変形可能な可変MAとして開発が進められた。これによりMAの機動性とMSの汎用性を両立することができた。ムーバブルフレームを採用していないため、可変機構により機体が大型化してしまうことも、機体スペースに余裕があるMAをベースにした理由の一つでもある。
この開発に際しては既存の技術が投入されているが、新たに複数のディスクを組み合わせたドラムフレームを採用している。活動範囲を大気圏内に限定したため、推進装置には熱核ジェットエンジンを選択した。これはジオン公国軍のドムの脚部やゲルググの腕部にも装備されているものであり、大気そのものを推進剤に利用出来るために低燃費で、大気存在下での大航続力を得るには非常に有効である。加えてMA形態では機体自体が空力的に優れたリフティングボディ機になるので、本機は極めて大きな長距離飛行能力を獲得している。
頭部にはモノアイシステムを採用。また、被弾時を考慮したサブ・モノアイを3基装備している[1]。コクピットハッチは左側頭部(及び背中)に設けられている。頭部アンテナはマルチプルロッド、ブレードアンテナ、差圧センサーとしての機能が備えられている。大腿部上部のエアインテークは熱核ジェット用のものであり、シャッターが設けられMS形態時には主に閉じられる。
本機は宇宙世紀0085年には完成していたとされる。サブフライトシステムが不要で、機動性・巡航能力に優れていた。MA形態で高高度まで上昇し、MS形態に変形し自由落下中に白兵戦を行い、再びMA形態で戦線を離脱するという運用が行われた。耐弾性、生産性が良かったため少数が量産され、指揮官機や防衛用機体としてジャブローの護衛やダカール防空などに使用された。
機体色はオレンジ&イエローとオリーブドラブ。本来は地球連邦軍所属機だが、オークランド研究所などがティターンズに参加するのに伴い一部の機体がティターンズに移る。
上記のビームライフル以外にも他の連邦軍MSのビームライフル、ビームサーベルも使用可能であり、実際ブラン機は右手に大型ビームライフル、左手にマラサイ用ビームライフルを持って戦っているほか、ガンダムMk-IIのビームサーベルを奪って使用している。
頭部を右に90°回転させ、胸部装甲を展開、腰部を90°前方に移動、腕部および脚部を収納することで円盤形のMA形態に変形する。この形状は空力特性を考慮したリフティングボディとなっている。可動部にマグネット・コーティングが施され、わずか0.5秒という短時間で変形を完了する。ただし、変形時に胸部フレームが露出するという弱点を抱えていた。
胸部装甲、脚部に各2基のランディングギアが設けられ、離着陸時には機体下面のホバリングノズルを併用する。また、下脚部のみを変形した形態をとり、母艦からの発艦も可能(ヒザアーマーのMA時収納は詳細不明)。ビームライフルは、背腰部マウントラッチに接続することで、使用可能となっている。
『機動戦士Ζガンダム』では、第13話で登場。ブラン・ブルターク少佐が駆るアッシマーはケネディ宇宙港を襲撃し、ロベルトのリック・ディアスを撃墜するなどした。その後も再三アウドムラを襲撃し、高い機動力でカミーユたちを苦しめたが、アムロ・レイの駆るリック・ディアスに撃墜された。第37話では、アジス・アジバ中尉らが搭乗。ダカール演説でジェリド・メサのバイアランに立ちはだかり、撃墜されている。劇場版でも登場し、TV版以上の活躍を見せている。
『ガンダム新体験-0087-グリーンダイバーズ』では、ティターンズ所属機として青を基調としたカラーリングの機体が登場。プロスペローの救命艇の救護活動を行っている。
雑誌企画『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』では、エゥーゴが鹵獲した機体にガブリエル・ゾラが搭乗し、カムチャッカ基地でギャプランTR-5[ファイバー]と戦った。その際のカラーリングは通常機と同じもの(左肩に「ジオン・アライブ!!」のマーキング入り)であった。
近藤和久の漫画『サイドストーリー・オブ・ガンダム・ゼータ』では、カミ-ユ・ビダンの乗機として登場。大気圏突入可能で、2機のMSを搭載したまま飛行できる。
『機動戦士ガンダムΖΖ』では、第45話でグレミー・トト軍のグレーのカラーが施され、クィン・マンサやドーベンウルフなどと一緒に宇宙空間を飛行する姿が確認できる。
漫画『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』では、地球連邦軍の地球でのパトロール機として2機登場。タクナ・S・アンダースンたちと共にヌーベル・エゥーゴ、ネオ・ジオン共同軍と戦った。
名前の由来については2種類の説明がある。一つは「あっ、しまった!」という台詞のもじりという説[2]で、第16話で本機を味方機を誤認したエゥーゴのパイロットが同じ台詞を発するシーンがある。もう一つはヒンドゥー教の神・ガネーシャの乗る戦車が由来という説で、後継機であるアンクシャは、ガネーシャの持つ杖が名前の由来となっている。
劇場版アニメ『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』では、ケロロたちの乗る輸送機として登場する。
一部のゲームなどでは格闘能力が高く(ツクダSLG『ガンダム戦史』等)、パンチがザクのヒートホーク並の威力を持つ。
雑誌企画『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』にて設定上存在する地球連邦軍の試作可変MA(型式番号:NRX-044)。
重力下では当初困難であった可変機構のテストを無重力下で行うために建造された機体である。試作機の内1機がティターンズに接収され、プロトタイプアッシマーTR-3[キハール]に改修される。
雑誌企画『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』に登場するティターンズの試作可変MA(型式番号:NRX-044(R))。
宇宙仕様アッシマーの試作機のうち可変機構のテストのために建造された機体を、ティターンズが半ば強引に徴用して戦闘用に改修したものである。宇宙空間での使用を前提にしているために脚部は廃されており、代わりにプロペラントタンクを装備する。また、可変機構としてドラムフレーム構造が採用されているが、技術が未成熟のためフレームが大幅に露出した構造となっている。本機のフレームはムーバブルフレームの開発の基礎となった。後に量産機の部品を組み込み重力下仕様に改装されている。兵装としてはロングビームライフル、索敵用装備として頭部に折りたたみ式のレドームを装備する。重力下仕様キハールを地上に持ち込んだ際の重力下テスト用に改修が施された機体。制式採用されたアッシマーのデータ及び脚部を中心として各種部品を流用しており、全体的なシルエットが量産機に近いものとなっている。キハールが地上テストを開始した時点で連邦軍内では通常型のアッシマーが制式採用されていたが、ティターンズにおける用兵思想の違いから別個にテストが行われた。通常のアッシマーとの違いとしては、脚部エンジンユニットの換装、腰部ブースターユニットの追加装備、ビームアックス兼大型ビームライフルの装備、各部装甲に整流板を設置、胸部装甲にスプレッドビームガンが取り付けられていることなどである。劇中の活躍宇宙仕様には主にマーフィーが搭乗し、ゲルググ[シュトゥッツァー]にプロペラントタンクを直接ぶつけて撃破した。重力下仕様にはエリアルドが搭乗し、ハルツーム基地でテストを行った。テスト中にジオン軍残党と戦闘が発生し、大気圏を単体降下してきたカール搭乗のダンディライアンとともに対峙した。戦闘終了後、基地司令の横柄な態度に怒りを感じたエリアルドは基地に低空で接近、司令室のガラス窓を破壊した後ライフルを突きつけて警告を行った。この行為によりエリアルドは一時営倉入りとなった。テンプレート:機動兵器
小説『機動戦士ガンダムUC』に登場する地球連邦軍の可変MS。
地球連邦軍においてNRX-044 アッシマーの後継機として開発された機体。整備の効率化と生産性を高めるべく、カメラアイがゴーグルタイプになっている等、ジム系MSと共通規格の部品を多く使用しているのが特徴。また、これらの変更により、機体分類もMAからMSへと変更されている。また、前腕部に設置されたビーム兵器などギャプランの影響も色濃く見られる。
MA形態となった本機は、機体上部に他のMSを乗せて重力下飛行を行う事ができ、サブフライトシステムとして運用する事が可能である。
名前はヒンドゥー教の神「ガネーシャ」の持つ杖が由来。
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執筆の途中です | この項目「アッシマー」は、ガンダムシリーズに関する書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています(P:アニメ/PJガンダムシリーズ)。 |
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