ブルータス【ババリアの戦神】
概要
呼称 |
・ババリアの戦神 ・ガマーノ ・恩師(カーソスの彼に対する呼称) |
陣営 | ババリア部族 |
年齢 | 35歳 |
身長 | 201㎝ |
趣味 | 強い相手と戦うこと |
好きなもの | ブラッディ・ファイア |
嫌いなもの |
・弱者 ・意気地なし |
故郷 | タスタン砂漠 |
現在地 | 茨の断崖にある戦神の峰 |
現在の身分 | ババリア部族公認のババリアの戦神 |
関連人物 |
【宿敵】 ・セイン 【殺害】 ・バートン 【師匠】 【弟子】 ・カーソス 【好敵手】 ・エルロン |
ストーリー
ババリア部族の中でも武勇の誉れ高く、
最強の孤高の戦士と謳われている戦神ーー
その名もブルータス。
戦士として誰よりも誇りを貫いていて、
敵を前にすれば躊躇うことなく殺し、
決して憐憫を与えることはなかった。
大胆不敵で人並み外れた腕力を持つ
ブルータスは、巨剣を軽々しく扱う。
ひとたびその剣を振るえば、
敵は次々になぎ倒され、
まるで嵐が巻き起こったかのようだと
言われている。
しかし、ブルータスは
一度も満足したことがなかったという……。
どんなに輝かしい戦績を残しても、
名誉を得て戦神とまで上り詰めても、
ブルータスの心は満たされず
虚しいままだったのだ。
「弱き者に用は無い!
我を勝る者はいないのか!」
いつしか彼は、己に匹敵する優れた強者を
探し求めるようになり、
孤高の戦士とも呼ばれるようになった。
そんなある日ーー
ババリア部族とブライト王国が
互いに最強の部隊を繰り出し、
熾烈な戦いをしている最中……。
ブルータスは一人の剣士に出逢った。
いつものように、巨剣を振り回し、
敵という敵をなぎ払っている
ブルータスだったが、ふとその手が止まった。
彼の視線の先には、
剣を片手に華麗に舞っているかのように
敵を倒していく剣士が一人。
決して勢いがあるわけでもないのに、
その剣士が剣を振るったその瞬間、
立っていられる者は誰もいなかった。
ブルータスの心は激しく揺れ、
全身に流れる血がドクドクと湧き上がり、
衝動に駆られるまま思いっきり地面を蹴った。
「あの人間の剣士こそ、
我が探し求めていた相手!」
「そこの剣士!
我が渾身の一撃を受けよ!」
戦神と呼ばれる
ブルータスの不意打ちだったにも関わらず、
人間の剣士は美しく舞うように
受け流したのだった。
ほんの一瞬、切り結んだだけで
互いの実力を感じ取った二人は、
それを皮切りに決闘が始まった。
前のめりに剣士の懐に飛び込むも、
優雅に交わされ舞うように反撃を食らう。
それは、今までブルータスが
受けたことがないくらい重い一撃だった。
しかし、そこで怯むブルータスではなかった。
こんなにも自分と対等に闘ってくれる
相手がいるのだと、
心が震えるほど喜びに満ち溢れ、
夢中で巨剣を振るっていた。
この剣士の力をもっと知りたい、
もっと闘いたい……
そう考えている内に、
ブルータスの口元は緩んでいったのだった。
だが、残酷にもブライト王国から
撤退命令の音が響き、
二人の動きはピタリと止まる。
「認めてやろう、お前は強い!」
ブルータスは剣士に勇士の敬礼をして
戦場を去った。
深い穴に沈むように
戦う意味を見失っていたブルータスだったが、
ついにそれを見つけたのだ。
そして、いつかきっとその剣士と
また戦える日が来ると
心の中でずっと熱望している。
「真の戦士として、
強者に勝利するためにすべきことはただ一つ。
完璧になるまで精進を重ねることだ」
ドリーのコーナー
自制心が強く、決断力があり、孤高、典型的な戦士の考え方を持っている。
決して敵に慈悲を与えず、弱者(ここでは心の弱さを指す)を排斥し、臆病者を見くびり、自分の部下に対しては逃走を決して許さない。
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