霊付与の魔人形

ページ名:霊付与の魔人形

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ストーリー

人形はいつの間にか、意識を持つようになっていた。

人形は人間になりたいと思う一方、自分と人間の違いを理解していなかった。

 

自分の体の部品をすべて「人間のパーツ」に変えれば、人間の心臓を取り込めば、本当の人間になれる。

人形はそう考えた。

 

歪な人形は歪な心臓を入手できないまま、歪な舞台で歪な踊りを披露する。

そして観客たちは歪な形で次々と倒れ、人形は観客たちの腕や足をもぎ取る。

色んなパーツを身に着けた人形は、歪な魔の人形になった。

 

「本当の人間になりたいな」

 

魔の人形は死骸の山を見ながら考えた。

あとどれだけのパーツを集めたら、人間になれるのだろうか?

 

人間の命が尽きるたびに、自分は人間に一歩近づくのだろうか?

 

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