ストーリー
人形はいつの間にか、意識を持つようになっていた。
人形は人間になりたいと思う一方、自分と人間の違いを理解していなかった。
自分の体の部品をすべて「人間のパーツ」に変えれば、人間の心臓を取り込めば、本当の人間になれる。
人形はそう考えた。
歪な人形は歪な心臓を入手できないまま、歪な舞台で歪な踊りを披露する。
そして観客たちは歪な形で次々と倒れ、人形は観客たちの腕や足をもぎ取る。
色んなパーツを身に着けた人形は、歪な魔の人形になった。
「本当の人間になりたいな」
魔の人形は死骸の山を見ながら考えた。
あとどれだけのパーツを集めたら、人間になれるのだろうか?
人間の命が尽きるたびに、自分は人間に一歩近づくのだろうか?
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