ストーリー
エスペリアの伝説において、鏡は人間の本性や存在しないものを映し出すと言われているが、この伝説を子供じみた冗談としか思っていない無知な人々は、日々の暮らしの中でいたるところに存在する鏡を気にも留めていない。
そして、明鏡にそれが記されることがないにも関わらず、鏡の前で嬉しそうに自身の大事な秘密を口にする。
明鏡が邪悪な思考をのぞき見た時、世界中の罪が鏡に収束し、そこに悪魔が宿る。
虚実の悪魔は人々が鏡に向かって打ち明けた醜い心情、そして邪念から生まれ、鏡の中に映る影から別の鏡に映る影へと自由に移動することができる。
鏡に宿る悪魔は、常に鏡の中から人間の醜さをのぞき見ており、人々に卑劣な言葉を言わせるように仕向け、その時がおとずれると鏡の中の影を喰らい、鏡の前の人と入れ替わる。
そして入れ替わった人間は、鏡の中の虚無の世界に閉じ込められ@、二度と現実世界に戻ることはできない。
もしなにか悪い秘密を抱えているならば、それを鏡の前で打ち明けることは止めておいたほうがよい。
でなければ、知らぬ間に鏡の中の「自分」と入れ替わることになるだろう。
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