星食いの使者

ストーリー

生命力あふれる星が闇と混沌の悪意に包まれる光景、それこそが星食いの使者が降臨する予兆。

暗黒星界の力の化身の一つとして、宇宙の混沌と破壊を支配する力を持っている。

あらゆる負の感情がそれを養う糧となるため、その出現は必ず深淵の静寂と、滅亡する星の悲鳴を伴う。

 

星食いの使者はかつてソラ星雲とミラー星雲を破壊した。

そして今、エスペリアに目を付けている。

暗黒星界から来た星食いの使者は、生まれながらにしてエスペリアに散らばっているカタストロフを操る絶対的な力を持つ。

その統率力により、これまでバラバラだったカタストロフたちは瞬く間に集結し、途方もない破壊の波を引き起こした。

 

宇宙の究極の法則とは、すべての生命が最後、不可逆的に滅亡を迎えることだと、星食いの使者は信じている。

その行動全てが、絶対的な力で惑星を征服するためのものではなく、最後の安息をもたらすためである。

運命など取るに足らないもの。

抵抗する者も追随する者も、彼から見れば塵にすぎない。

その視線を注がれた、宇宙そのものを含むすべてのものが、最終的には虚無に帰るのだ。