ストーリー
遥か昔に生まれたカタストロフ・アスモルゴ。
彼の名前には世界の始まりの悪意が込められており、その名自体が禁忌である。
アスモルゴは影に潜み、生き物たちの運命を紐解き、弱みに付けこんで扇動することで、彼らを自分の信者にする。
そして信者が行う生贄の儀式を通じて、アスモルゴは実体を得て、大陸に降臨するのである。
信者が捧げた生贄を口にする前に、アスモルゴはいつも生贄を弄び、彼らが虚しく足掻く姿を愉しむ。
アスモルゴの信者たちは信じている。
生贄を捧げ続ければ、アスモルゴから永遠の命を与えられ、運命を自分の手で変えられるようになると。
しかし、アスモルゴは運命を支配するカタストロフでありながら、彼自身も運命に支配されている。
噂によれば、アスモルゴの生贄が玉座に座るアスモルゴを殺すことができれば、アスモルゴは巨大な手に掴まれ、深淵に引きずり込まれるという。
果たして、そのような生贄は現れるのだろうか?
この噂に興味がないように見えるアスモルゴだが、その実、彼は自分を殺せる者が現れるのを心待ちにしている。
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