バートン【オーメンナイト】
概要
呼称 |
・ライアン家の未来の星(生前の呼称) ・類まれなる天才(生前の呼称) ・オーメンナイト ・レアコレクション(『操偶師』サンチノの彼に対する呼称) |
陣営 | グレイヴボーン |
外見年齢 | 21歳 |
身長 | 182㎝ |
趣味 |
【生前】 ・軍生活 ・チェス 【死後】 ・生前の趣味は忘れている |
好きなもの |
【生前】 ・生ハム ・黒ビール 【死後】 グレイヴボーンになってからは何も食べていない |
嫌いなもの | 『操偶師』サンチノ |
故郷 | 帝都ーサバンナ |
現在地 | 影の谷 |
関連人物 |
【戦友】 ・セイン 【姪】 ・セリス 【親友】 ・ネオファ |
ストーリー
闇の力に呪われたランサー、バートンーー
かつてはブライト王国屈指の将軍家系である、
ライアン家の将校として活躍していた。
だが、ネクロマンサーに狙われてしまった
バートンは……。
その昔ーー
バートンは才気煥発な青年だった。
士官学校卒業後、
家族から多くの期待を集めた彼は、
自分の意思を磨くため、
敢えて士官への直接進級を断り、
兵士から始めることを決めたのだった。
時が経ち……。
軍隊生活を送る中で、
バートンは剣を操る天才青年である
セインと知り合い、すぐに意気投合した。
親友でもあり、ライバルでもある二人の若者は、
互いに切磋琢磨しながら過ごしていった。
絶え間ない努力と天賦の才が相まって、
バートンの槍術とセインの剣術は、
軍の中でも屈指の強さになっていったのだ。
どんなに変則的な攻撃を仕掛けようとも、
一心同体であるかのように息が合っている
二人の前ではまるで意味がなかった。
そうして……。
向かうところ敵なしと言っても過言ではない
バートンたちは慢心してしまったのである。
二人はとある任務を受け、
少数精鋭の部隊を率いて出陣した。
しかし、そこで待っていたのは大勢の伏兵と、
それを率いる戦神と呼ばれる最強の男だった。
二人は命を掛けて戦ったが、
困難な局面は変えようがなかった。
負傷者の兵は増えていき、
陣形を立て直すことができなくなる。
その時だったーー
悲痛な叫び声を上げるセインを見れば、
片腕を切り落とされていたのだ。
「親友を無事に帰すまで、オレは死ねない」
「この命、尽きるまで戦い抜いてみせる」
バートンは撤退を指示し、
自らの命と引き換えに足止めをしたのだ……。
だが彼の人生は、これで終わりではなかった。
グレイヴボーンのネクロマンサーが
有能な戦士であるバートンの遺体を見つけ出し、
不死者として蘇らせてしまったのだ。
古の儀式によって蘇生されたバートンは
自我を失い、術士の命令を忠実にこなす
殺戮マシーンと化したのだ。
しかし彼の心の奥に深く刻み込まれた
正義の信念が、そんな悪行を許さなかった。
強靭な心が奇跡を起こし、
既に失ったはずの善の人格が再び身体に宿り、
闇の力に染まり切った魂を追い出して、
バートンは主導権を取り戻した。
そして……。
二度と操られないために、
バートンは自分をこんな姿に堕した
ネクロマンサーを斬り殺した。
ようやく自由を取り戻したと思った次の瞬間、
身体から追い出したはずの邪悪な力が
再び現れはじめて……。
徐々に一つの影を作り出していき、
バートンを闇に引きずり込もうと
まとわりついたのだった。
必死に振りほどこうとしても、
払うことができない自分そっくりな影……。
その悪しき一面も、
また自分の一部なのだとバートンは悟った。
彼はその影を受け止め、
共存していくことを決めたのだった。
影の囁きに惑わされないよう、
バートンは常に自身と戦い続けているのだーー
「この影こそがオレの罪の化身だ」
ドリーのコーナー
【過去】
オープンマインドで明るく、栄誉を重要視し、リーダー気質があった。
【現在】
死の影響を受け、バートンの心奥深くにあった憎悪が膨張し、恨みに駆られた悪霊となった。
しかし、彼はまだ心のどこかに善良さと正気の痕跡が残っている。
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