ピッパー【ドジっ子魔女】
概要
呼称 |
・ドジっ子魔女 ・無鉄砲なドジっ子 ・破壊大魔王 ・ピッピ(ラークの彼女に対する呼称) |
陣営 | ヴェルディア連盟 |
種族 | リス亜人 |
年齢 | 11歳 |
身長 | 110㎝ |
趣味 | 変な魔法を使っていたずらすること |
好きなもの | クルミのパイ |
嫌いなもの | キノコ |
故郷 | ユグドラシル |
現在地 | ユグドラシル |
現在の身分 |
・初めて星界学院を退学させられたヴェルディア生徒 ・ドジっ子の天才魔法使い |
関連人物 |
【一番のお友達】 ・ラーク 【学校で唯一評価してくれるクラスメイト】 ・ミレイル 【ユグドラシルに戻ってからの仲間】 ・アルドン ・タシー ・ネモラ |
ストーリー
星界学院とはーー
ブライト王国の最高権威を持つ
魔法学院であると同時に、
ヴェルディア連盟と合同で魔法研究を
行っている王国有数の学術機構でもある。
ブライト王国の人間の魔導士たちは星界魔法、
ルーン魔法に長けていて、
ユグドラシル出身のヴェルディア連盟の者は
自然魔法に精通しているため、
それぞれの長短を補い合っていた。
しかし、ヴェルディア連盟の者達は、
外界とあまり関わりを持たないため、
王国との合同研究には
あまり積極的ではなかった。
とはいえ、王国の最高権威を持つ機関と
合同研究をおこなっている建前上、
いざこざを起こすわけにもいかず、
生徒を定期的に派遣だけは
していたのだったーー
星界学院は風紀がとても厳しく、
学院のルールに従わない生徒には
厳しく取り締まっていた。
それでも従わない生徒は、
問答無用で『追放』になる。
記憶に新しいのは、
いつも勝手に動き、火遊びが好きな女魔導士。
彼女は学院から追放されたうちのひとりである。
星界学院にやってくる
ヴェルディア連盟の生徒のほとんどは、
みんな優秀で、学院の環境にも慣れ親しみ、
問題を起こさない。
だが……ピッパーだけは例外だったーー
『寝ぼけ顔』、『ドジっ子』、『破壊大魔王』
これらは全てピッパーが学院で呼ばれていた
ニックネームである。
彼女は星界学院から
ユグドラシルに強制送還された
唯一のヴェルディア連盟の者……。
その理由も呆れて物が言えないほどだったーー
他人の目から見たピッパーは、
いつも寝ぼけ眼で、
半分夢の中にいるのではないかと思うほど
ぼんやりしていた。
しかし、魔法に対してだけは貪欲で、
類稀な才能を持っていた。
多くの魔導士たちが一生をかけて
1つの分野の魔法を習得するのに対し、
ピッパーは全分野の魔法に精通していて、
様々な魔法をマスターしていたのだ。
彼女は全く知らない魔法でも、
他人が唱える姿を一目見るだけで、
それを真似して発動することができる。
ただ、彼女自身どうやってそれを
なし得ているのかはわかっていない。
もちろん魔法を唱えることができても、
それを完璧に制御しているとは
言えないのはここだけの話である……。
ピッパーはよく自分だけの世界に浸っていた。
何よりも魔法の研究を優先する彼女は、
どんなに危険なものだろうと実験する癖がある。
そのため、授業中であっても、
気になった魔法があるとすぐ手を出し、
教室中をめちゃくちゃにしていて、
学院の先生達は手を焼いていた。
彼女の思考パターンは、
他人とはまったく異なるもので、
誰もが彼女の行動を
予測することができなかった。
そのため、ピッパーをよく知らない生徒からは、
失敗ばかりする才能がない奴と言われている。
天才のする行動は、
常人に理解できないというのはよくあることだ。
とある魔法理論の授業で、
どうしてテレポート魔法を勉強するのか
と先生に問われたピッパーは……。
「ドングリを運ぶのに便利だから」
真面目な顔をして答えるのだ。
クラスメイトは笑っていたが、
先生は顔を真っ赤にして怒っていたという。
あの、問題児であり、
同じく追放されたミレイルに
彼女のことを聞くと……。
「ピッパー? ああ、思い出したわ。
よく授業をメチャクチャにしていた
おてんば娘のことね!
彼女はどんな魔法も操れる、
本物の天才だったわ!」
『授業をめちゃくちゃに』というのは、
ミレイルにだけは言われたくなかったであろう。
ピッパーは学院から追放され、
ユグドラシルに戻った。
誰も彼女を咎めることのない
自由の身となったのだ。
ユグドラシルは束縛がない
自由気ままな世界……。
そこにはピッパーの仲間達がたくさんいた。
優しいヤギや温厚な羊達、色鮮やかな蝶……。
そして、ピッパーのいたずら仲間であるラーク。
彼女はこうした仲間達と遊び、
好きな魔法を自由に研究することが
退屈な授業よりも
ずっと楽しかったのだったーー
ドリーのコーナー
天然、お茶目な魔法の天才で、魔法の習得や理解が一般人と異なるため、常識を超えた方法で魔法を使おうとすることが多い。
自由奔放な生活が大好きで、ラークと共に過ごした時間は最高に幸せな思い出だと思っている。
他人の目を気にせず、自分の世界にのめり込み、未知の魔法に興味を持っている。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧