ミレイル【ブレイズウィッチ】
概要
呼称 |
・怪しい魔女 ・賞金稼ぎの魔術師 ・ブレイズウィッチ |
陣営 | ブライト王国 |
種族 | ヒューマン |
年齢 | 23歳 |
身長 | 165㎝ |
趣味 | 全てを燃やし尽くすこと |
好きなもの |
・魔法がもたらす力 ・強い者 ・酒 |
嫌いなもの | 臆病で卑怯な人 |
故郷 | ブライト王国の魔法学院 |
現在地 | ブライト王国 |
現在の身分 | 賞金稼ぎの魔術師 |
関連人物 |
【喧嘩仲間】 ・レイン 【喧嘩仲間のお連れ】 【学院内で唯一認めている魔術師】 ・ピッパー |
ストーリー
気まぐれな炎の魔女、ミレイルーー
彼女がこのように言われたのは、
今に始まったことではない。
ミレイルは幼い頃から、
ずっと変わらなかったのだ……。
子どもの頃から
燃え盛る炎が大好きなミレイルは、
魔法学校の専攻科目を火魔法にするぐらい
のめり込んでいた。
様々な魔法の中で、
火魔法は最も攻撃的で
破壊力に優れているものの一つであり、
ミレイルは自分にピッタリだと思っていた。
見た目は小柄で愛嬌のある女の子だが、
かなりの気分屋で地雷だらけ。
一度その地雷を踏んでしまえば最後……。
得意の火魔法で
彼女が飽きるまで攻撃を続けるという。
そのため、いつしかミレイルは
魔法学校ではほとんどの人から避けられることに。
誰だって自分のマントや髪を
燃やされたくないという思いからの行動だった。
性格に難あれど、
素晴らしい魔法の才能を持っていることから、
魔法学校も目を瞑ってきたが、
数々の放火事件と
ミレイルの自分勝手な性格によって、
魔法学校の先生たちが耐えられなくなり、
結果的にミレイルは退学処分となってしまった。
しかし、こんなことで落ち込まないのが
ミレイルである。
彼女は、学校というルールの束縛から解放され、
自由に魔法を使えるようになったと
喜んだのだった。
時は経ちーー
カタストロフが世界中に
蔓延るようになり……。
ブライト王国内の正規軍がいないエリアでは、
警備と防衛のために傭兵を雇ったり、
悪魔に懸賞をかけ賞金稼ぎを募ったりしていた。
ミレイルはここで、
賞金稼ぎとしてカタストロフと戦いながら
気ままに暮らしていた。
だが、
彼女はいつも余計な損害を出していたのである。
力の加減を知らないミレイルは、
カタストロフを倒すと同時に、
近くの民家や農家まで灰にしてしまう。
そんなことが日常茶飯事だった。
豪快で大雑把で気分屋で迷惑なミレイルだが、
人でなしではない。
いつも賞金の半分は自分で出した損害の補償に
あてていたようで……。
だったら最初から
コントロールすればよいものの、
それができないのがミレイルなのだ。
強大な火魔法と、気まぐれな性格のおかげで
ミレイルはすぐに
注目を集めるようになったのだった。
賞金稼ぎたちの間にこんな噂が広まっている。
ーー焦げ臭いてっぺんハゲに
なりたくなかったら、
あの赤毛の魔女の仕事には関わるな!ーー
「フフフ。派手な花火大会はいかが?」
ドリーのコーナー
ミレイルは王国のとある普通の家庭で生まれ、生まれた時から火の魔法に対して才能を持っていた。この様な危なっかしい才能を家族たちは恐れており、少しでも自分の持っている力を制御できるように、まだ幼い彼女を魔法学院に送った。
しかし彼女は魔法の力を制御するより思い切り解放させることを好み、その性格と才能が合わさって、学院内でも危険な人物となっていた。
幼い頃に家族と離れ離れになった彼女は、学院内でも友達を作ることが苦手だった。
皆は彼女のとてつもない破壊力を恐れ、彼女から距離を置くようになった。
学院を退学後、ミレイルは家に戻らず、自分がいるべき場所を探して旅を続けている。
ーーそれはカタストロフがいる所。
戦場では自分の能力を思い切り解放することができ、破壊力の強い魔法も気にすること無く使用できる。
学院とは違い、戦場で彼女は恐れと叱責の代わりに拍手と讃美を受けることができる。
これにミレイルは大変満足していた。
レインとの出会いは偶然の出来事であった。
二人の性格は極めて似ており、観点や考え方、さらには趣味も同じだった。
そのため二人はピッタリ呼吸が合い、戦闘では無敵を誇っていた。
もちろんこれはなだめ役のフォークスがいたからこそ実現できたことである。
レインとフォークスはミレイルにとっては数少ない家族の存在である。
今度彼女がどう行動するかはまだわからないが、これだけは言える。
その時になってもレインとフォークスはきっとミレイルと共に旅を続けていることだろう。
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