ネモラ

ページ名:ネモラ

ネモラ【大自然に愛されし者】

概要

呼称 大自然に愛されし者
陣営 ヴェルディア連盟

ストーリー

森の医者、大自然に愛されしもの……

その名もネモラ。

 

優秀な森の癒し手である彼女は、

草木の生命力を根源としている

治癒の力を持っていた。

幼い頃から、病気や怪我で苦しんでいる

生きものを放っておけない優しい心の持ち主で、

常に癒すことを第一に考えていた。

そんな彼女は、『癒し手』という仕事を

天職だと感じている。

 

ネモラは森の賢者アルドンの

最も優秀な生徒であり、

教わった知識のすべてをあっという間に

自分のものとすることができた。

しかし、彼女の知識に対する向上心は

それだけに留まらず、

森と森に生きるものたちから魔法を学び続け、

ついにはユグドラシルの自然魔法を応用した

幻術まで編み出すまでに至ったのだ。

 

ネモラが扱う幻術は、

幻を見せて敵を惑わすだけでなく、

精神操作することもできる。

それは心を操り思い通りに

コントロールするという恐ろしい幻術だった。

 

「フフ、安心して。森のために戦うの。

あなた達の敵はあっちよ~」

 

ネモラが幻術を使えば、

次々に敵は寝返っていく……。

カタストロフとの戦争においても

彼女の幻術は圧倒的な威力を発揮したのだった。

 

しかし、ネモラが強大な威力をもってしてでも、

ユグドラシルがカタストロフにより

蹂躙されそうになってしまう。

それでもヴェルディア連盟の人々は、

領土を守るため、

どんなに苛烈を極める戦闘であろうと

諦めることはなかった。

しかし、何度も立ち向かっているうちに、

ヴェルディア連盟の前線勇士たちは、

心も身体も傷つき、疲弊していくのだった。

 

そんな彼らを見過ごせず、

助けたい一心のネモラは

全身全霊で治療を施すと……。

 

「癒しの力で仲間を助けるの」

 

傷だけでなく心までも癒やしていき、

生ける屍のような者たちさえも、

たちまち生命力溢れるまで回復させたのだ。

 

ネモラの慈愛の心は

生きとし生ける罪なき者のみに向けられる。

しかし、残虐な悪魔に対しては、

その手に握った聖なるスピアを向け、

容赦なく貫くのであった。

ネモラは決して仲間を見捨てない。

しかし、森を侵し仲間を踏みにじる

カタストロフは絶対に赦しはしなかった。

 

「森の生命力が

木々のすべてを満たしているように、

私の全身を駆け巡っているの」

 

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