ロワン

ページ名:ロワン

ロワン【旅の商人】

概要

呼称

・旅の商人

・チビ助(ペギーの彼に対する呼称)

陣営 ブライト王国
種族 ヒューマン
年齢 14歳
身長 155㎝(厚底込みのもの)
趣味 金稼ぎ
好きなもの

・世界を旅すること

・様々なビジネスチャンス

嫌いなもの

・世俗に縛られること

・自由を失うこと

故郷 ブライト王国
現在地 世界各地を旅している
現在の身分 世界をまたにかける旅の商人
関連人物

【兄】

アンジェロ

【元許嫁】

ペギー

【仲間】

クイン

リグビー

ストーリー

ブライト王国一の豪商レグニッツ家ーー

裸一貫から一代で富を築き、

わずか十数年で財界の大物となったという。

そして、エスペリア大陸全土で商売をするため

ミスリル商会を創設した。

鉱業や銀行業まで様々な業界で

取引を行っているミスリル商会は、

王国の舵を握っていると言っても過言ではない。

そんな大商人には、

二人の息子がいたのだった……。

 

レグニッツ家の次男として生まれたロワン。

幼い頃から、

父親に商売の世界で鍛えられてきた彼は、

まだ子どもであるにもかかわらず、

すでに父親の手伝いで経営の補佐をしている。

その才能が認められた証として、

ロワンは12歳の誕生日に、

金の卵を産めることで

商売人に縁起物とされているオシドリを

父親からプレゼントされた。

そして、プレゼントを渡されるたびに、

どのようにして莫大な財産を築き上げたのか

という話を聞かされていたのだ。

 

これほどの財力を持っていれば、

平民に留まらず、名門や王家ですら

レグニッツにへつらうようになるのは

言うまでもない。

王室は日常的に発生する

莫大な経費を維持するために、

ミスリル商会の援助に頼らなければならない。

さらに戦争中ともなると、

王国は軍事費としてレグニッツに

巨額な寄付をしてもらう必要がある。

王家はレグニッツ家と安定した協力関係を

結ぶために、政略結婚することを決意した。

ロワンのほか、レグニッツ家には

アンジェロという長男がいる。

だが、アンジェロは芸術を愛し、

吟遊詩人となり世界中を旅している。

王家にとって理想的な結婚相手とは

当然考えられない。

一方、次男のロワンは

経営者としての才能を親から受け継ぎ、

若くして商売事にもとても熱心である。

レグニッツの事業と財産を受け継ぐのは、

ロワンに違いない。

国王は末娘のペギーの結婚相手として、

ロワンを指名した。

そうしてロワンとペギーは婚約関係に

なったのだが……。

 

ロワンは兄と全く違う人生を選んだが、

一つだけ兄と似たところがある。

それは他人に縛られることを嫌う、

根っからの自由奔放なところだった。

婚約の話を父親から聞いたロワンは、

まだ結婚の意味を理解できる歳ではないが、

人生を共に歩む相手は

自分で選ぶべきだと思っている。

しかもそのペギー姫は、

ブライト王国の人間なら誰しもが知る、

横暴で、わがままで、最強の小悪魔だと聞く。

ロワンは、そんな人と婚約なんて

ありえないと父親に抗議したが、

聞き入れてもらえなかった。

そうなれば、彼が取る行動は一つ……。

家を出ることだった。

彼はこっそりと荷物をまとめ、

経営の手伝いをした時に貯めたお金を持って、

未知なる世界へと旅に出かけたのだ……。

 

若い頃の父はただのしがない商人で、

売り物をたくさん積んだおんぼろ馬車で

各地を巡り商売したことをよく聞かされていた。

ロワンは父親と同じように、

少しずつ売り歩いていけば、

いつか自分の商業王国を

作り上げることができると信じていた。

そうすれば、自分の人生を誰かに

支配されることもなくなるだろうと……。

 

息子の家出を聞いたレグニッツは、

怒りを示すどころか、

商人の息子は商人、

小さなところに収まるような人間ではないと

ホッとしていた。

 

しかしペギー姫は許さなかったのだ。

甘やかされて育った傲慢な姫は

自分の婚約者が逃げたと知った瞬間、

大恥をかかされたと憤慨し、

衛兵を連れて王宮を後にしたのだった……。

あの憎たらしいやつを捕まえて、

ひどい目にあわせてやろうと、

ペギーはロワンを追い回し始めた。

 

ロワンの旅は平穏に終わることは

なさそうだーー

 

「損得勘定をしっかり計算できてこそ商売人さ。

一銭たりとも損してはならないよ」

 

ドリーのコーナー

幼い頃から商人としての才能があり、そのことで心の成長も同年代の子供より早くて、父親ともに家族の事業に携わっている。

そのため、一般の子供のように好奇心いっぱいなうえに、とても大人っぽい一面もある。

レグニッツ家の男たちは皆、自由で奔放な魂が宿っており、ロワンも例外ではない。

世俗に縛られるのが嫌で、固定観念に囚われずに物事を考え、大胆に決断する。

そのため、結婚から逃げたのもペギー姫が嫌いだからではなく、自分の理想とする自由なビジネス王国を築く前に、立ちはだかるすべてのものに抗っている。

 

スキン【裕福な身なり】

 

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